※この作品はR-18です。

淫魔の異世界淫滅   作:ボルボロックス

122 / 124
やっと黒獣編書けました。


黒獣編では黒獣(無印+外伝+2)と言った感じで繋がっています。


マルス、領土を得る。

 マルスが大雅という青年を取り込んでから数日後、マルスは桃香、愛紗、白蓮、明命、メリュジーヌを連れて異世界へと翔んだ。

 

 

 マルス達が降り立った地では、痩せこけた民達がおり、男の子が目の前で倒れた。

 

 

「大丈夫!?しっかりして!」

 

 

 桃香と白蓮が駆け寄り、抱き寄せる。その子は栄養失調のようでマルスは生命力を分け、水を飲ませる。

 

 

「大丈夫か?親はどうした?」

 

 

「お母さん、家にいるの……でも、起きないの。」

 

 

「案内してくれ。」

 

 

 マルスはその子に家に案内させると、母親と父親らしい人物がいたが、痩せ細って動けずにいたらしく、マルスは台所を使って、お粥を作ると両親に食べさせた。

 

 

「ありがとう、ございます。」

 

 

「ゆっくり食べろ。それで話を聞かせてくれ。何があった?」

 

 

 両親と男の子はマルスのお粥を食べて回復し、その後、一家は何があったのかを話し始めた。

 

 

 一家の暮らしている領地の主である貴族の領主が、過剰な重税をしてきたのだが、それに逆らえば雇っている兵士から見せしめに痛めつけられるので、抵抗する事なく従っているが、餓死した者が大勢いるらしい。

 

 

 苦しそうに話す母と父を見て、少年も悔しそうに俯く。そんな様子を見ていた桃香と明命がマルスに詰め寄る。

 

 

「ご主人様!私、民を蔑ろにしてる人、許せない。」

 

 

「私もです!民をここまで苦しめる王など許せません!」

 

 

「だがやるにしても行動を起こすにしても、兵がいないんだ。騒ぎを起こしたら、それこそ狙われるからな。」

 

 

「なら、殺るのは俺と愛紗で暴れる。明命、お前には情報収集を頼みたい。出来るか?」

 

 

「はい!お任せ下さい!」

 

 

「桃香と白蓮にはメリュジーヌが護衛に付いてくれ。早速今夜暴れるぞ。」

 

 

 マルスは愛紗を連れて、ターゲットの屋敷へと向かっていく。

 

 

「愛紗、殺れ。」

 

 

「はっ、はあああっ!!」ズバンっ!!

 

 

「ぐああああああああっ!!?」

 

 

「侵入者だ!若い男と女で武器を持ってる!男の方は殺しても構わねぇが女の方は残しておけよ。尋問に使えるからな!」

 

 

「退けぇ!!!我が名は関羽雲長!!淫の皇帝マルス様が右腕なり!!邪魔する者は斬り伏せる!」

 

 

「こ、この女ぁ、化け物かよ!?こんなの抑え込めねぇよ!」

 

 

「愛紗、任せていいか?」

 

 

「はい、何の問題もございません。ご主人様は先をお急ぎ下さい。」

 

 

「すぐに終わらせてくる。頼んだぞ。」

 

 

 愛紗にそう言い残し、マルスはそのまま屋敷の中へ侵入し、この領地の長である貴族の老人、サー・ジョン・マンデヴィルの部屋へと突入した。

 

 

 その先には、マンデヴィルが敵意と警戒心を顕にしながら、睥睨の眼差しでマルスに吐き捨てた。

 

 

「貴様か。いきなりわしの屋敷に土足で踏み入った無礼者は。」

 

 

「まさか民を殺すような事を平気でしでかす耄碌爺に、無礼者呼ばわりされるとは思わなんだ。まあいい、過剰な重税までして民を苦しめる事はやめるんだな。」

 

 

「ふん。ここはわしの領地、愚民どもは住まわせてやっている以上、全てわしの所有物だ。例え愚民どもが死のうが感謝こそすれ恨まれる筋合いなど一切ないだろうが。理解出来たならさっさと失せ」

 

 

スパッ!

 

 

ゴロン……。

 

 

「なら俺の領地なら何しようが問題ない、という事だな。……お前の定義に則って俺の好きにやらせてもらおう」

 

 

「マルス様〜!」

 

 

「明命か。何か収穫はあったか?」

 

 

「はい!着いてきてください!」

 

 

 マルスが明命に連れられて付いていくと、屋敷の地下牢らしき場所があり、そこには2人のダークエルフの少女が身を寄せ合っていた。

 

 

「奴隷か。……お前ら、名前は言えそうか?」

 

 

「クロ、エ……。」

 

 

「ルカ……。」

 

 

「クロエとルカか。マンデヴィルはもう死んだ。俺が殺した。」

 

 

「「え!?」」

 

 

「今日からここを含めたマンデヴィルの領地は、全部俺らの領地になる。そこでなんだが、お前ら行く宛はあるか?」

 

 

「「無い……。」」

 

 

「無いならウチに来い。食うには困らないように仕事もさせてやる。どうする?」

 

 

「「……一緒に行く。」」

 

 

 クロエとルカの言葉に頷いたマルスは、2人の入っている牢屋の鍵を壊すと、明命と共に2人を外へと連れ出し、愛紗の下へと向かった。

 

 

 そこでは愛紗の黒龍偃月刀によって斬殺された兵士の肉塊がゴロゴロと転がっていた。

 

 

「愛紗、そっちは終わったみたいだな。」

 

 

「ご主人様もお済みになられたようで。そちらの少女達は?」

 

 

「クロエとルカだ。ウチに連れて行く。話は桃香達と合流してからだ。」

 

 

 マルスは分身を1体屋敷に残して、村に残した桃香達と合流したのだが、そこでは桃香、白蓮、メリュジーヌが炊き出しを行っていた。

 

 

 マルスはそれを見て微笑むと、桃香達と共に炊き出しを振る舞った。炊き出しと共に来る彼らの温かさに、受け取った民達は涙するのであった。

 

 

 その後マルスは防護柵と岩の居城で、マンデヴィルの領地に自身が住むための城を造った……。




コメント待ってます。

黒獣編、エロはどんな感じにする?

  • 甘い純愛系
  • ピリッとした陵辱系
  • ハーフ&ハーフ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。