イベント バレンタイン(エロなし)
牛金Side
俺は牛金!中華の大国、淫の将軍をしている者だ。
突然だが、俺には大勢の“嫁”がいるんだが、みんながまた美人で可愛い上に抱くと淫らに鳴いてたまんないんだ。
華侖は溌剌としていて、愛嬌もある。
栄華は生意気だが、最近ではこっそり甘えてくる。
柳琳は真面目で、しっかり者で美人だ。
梨晏は華侖と同じで、溌剌としていて楽しい。
亞莎と穏は軍師として俺を支えてくれている。穏は甘やかしてくれるし、亞莎は優しい。
そして最近迎えた黒歌、白音という猫みたいな存在の姉妹なんだが、黒歌は穏に勝るとも劣らない爆乳で美人、妹の白音は真面目で普段は物静かなんだが頭や顎を撫でると甘えてくる。
自慢の嫁達……。しかし、俺には“ある悩み”がある……。
俺の悩み、それは……嫁達がよそよそしいって事なんだ!!?
「(みんな、いったいどうしたんだ……?)」
穏達は、“なにか”を隠している……。
何やらそわそわしているし、買い物に行く時なんかも1人で行くし、何より台所で何かを作っていて入ろうとした時には穏に止められた。
「あ!旦那様。ここから先は行けませんよぉ。」
「何でだ穏、亞莎?軽く昼くらい」
「お、お昼だったら外で食べてきてください!」
「今は私達が使ってるんです~。だから駄目ですよ~。あ、でも軽くにしてくださいね?」
そう言われて追い出され、訳がわからずに困りながら豊の定食屋で食事をしていたが、気持ちはどうしても落ち込んだままであった……が、よく見ると店に俺以外にも黒や高翔、他にも沢山の男達がいたが、皆落ち込んでいて、すぐに察する事が出来た。
「お前達もか?」
「あ、牛金さん……ということは、牛金さんも?」
「あぁ、何か訳分からずに追い出された……。何か作ってたみたいなんだが、見せてはもらえなかった。」
「僕も紫苑ママ達に“今日は軽く外で食べてきて”って言われました。」
黒の言葉にその場にいた全員が同意するように頷く。
何なんだ?いったい何が起きてるんだ?……まさか、みんな誰かに寝盗られた!!!!?
「(だとしたら、いったい誰が……!?んなこと、いくら旦那が許しても俺らはそいつを殺すぞ!!?)」
この国の男達にはそれぞれの女がおり、もし俺達から女を寝盗った場合、そいつにはある“罰”を送られる。
それは“決闘”だ。
決闘には2種類あり、女を堕とす手管を競う“性”の決闘か、力による“武”を競う。
前に他所から来た男が俺の部隊の女を無理矢理犯そうとして半殺しの目にあってたが、それを見たマルスの旦那に止められた。あろうことかそいつは反省すらしなかったので、“決闘”で決めることになった。
そいつは自分の武を誇っていたが、俺の部下はみんな鍛え上げられた屈指の実力者達だ。ちょっと力がある程度で調子に乗ってる奴が勝てるわけがなく、その男は俺の部下に容赦なくぶちのめされていた。
それ以降、淫では女を寝盗るという事は“死”を意味するのだ。
「どこの誰が、どこの誰がこの国の女たちを……!見つけたら「どうしたみんな?」っ!?だ、旦那……!?」
焦りと不安で殺気立っていたら、マルスの旦那に声を掛けられた。
「旦那……!穏達の様子が変なんです!何か隠してるみたいで……!?」
「紫苑ママ達もです!マルス様、みんなはどうしたんですか!?」
俺や黒を皮切りに男達も騒ぎ出していた。
そんな俺達に旦那は手で制した。
「みんな落ち着け。……その事なんだが、今日の夜に城の大広間に来い。そこで“祭”が待っている。」
「「「「???“祭り”?」」」」
席に着いた旦那は俺達の反応に笑みを浮かべていたが、特に何も言う事もなく食事を始めて、食事を終えたらそのまま帰っていった。
祭り?いったい何の祭なんだ?
その後、俺達はモヤモヤした気持ちになりながらも言われたとおりに城の大広間に向かうと、そこには天国が広がっていた。
愛紗達やモルガン達はほとんど水着のような格好であるが、彼女達は全員テキパキと料理を並べたり、飾り付けをしたりしていた。
わけもわからず俺達は困惑していると、こっちに気付いたマルスの旦那。
「お、来たか。」
「旦那様~❤」むにゅうぅぅっ!!
「むがっ!?の、穏!?く、苦しっ!?苦しいいいぃいいっ!!?」
虎柄の水着を来た穏の爆乳に顔を包まれると、その柔らかさに頬が緩みかけるが気を取り直して穏を離れさせると旦那に話し掛けた。
「はぁ、はぁっ!!?だ、旦那!これは、いったい?」
「朱乃とソーナ、晃一の案でな?女が大切な男に贈り物をする、“バレンタイン”っていう祭りがあるんだ。贈り物は人によって変わる。物だったり、甘味だったりな。それを話したらみんなが甘味やら料理を造り始めたんだ。」
「え……?女が大切な相手に……そそ、それってまさか!!?」
「俺に聞くより自分達で確かめてみろ。その方が早い。」
旦那はそう言うと愛紗達の方へと向かっていき、戸惑っていると俺の手を白音と亞莎が握ってきたが、その手には手当てした痕が有った。
「旦那様、お昼はごめんなさい。その、喜んでもらいたくて。」
「亞莎……!」
「私も、頑張りました……。喜んでくれると嬉しいです!」
「白音……!みんな、ありがとう!!」
俺は亞莎達に手を引っ張られて嫁達の下へと連れて行かれる。
他のみんなも感動して泣いてたり、笑って嫁に抱きしめたりしていた……。
「(あぁ、俺は幸せだなぁ……。)」
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