堕ちてきた存在、美闘の世界へ。
月が照らす薄暗い森の中、ボロボロの衣服を着た特徴的な耳の少女がトボトボと歩いていると、ぐぅ~っと腹が鳴り、お腹を抑える。
彼女は小さな村で暮らしていたが、追い出され、居場所を無くして森をさ迷っていた。
「お腹……空いた。」
虚ろな目をしたまま夜の森を進んでいくと、森の奥に光が見えて、その光に釣られる様に進んでいくと、彼女は河の近くに出るも、限界が来てそのまま意識を失い倒れてしまう。
そんな彼女の前に、1人の人間が現れた……。
◆◆◆
???Side
『この役立たず!!さっさと出ていきな!!』
『疫病神!!出ていけ!!』
『変な耳~っ!!!?』
なんで?なんでみんな、そんなこと言うの?
みんなと違うから……?
どうして……?どうして……?
「ぅ………ぅ……ん………ここは………?」
目が覚めると、ベッドで寝ていた。
服も綺麗で、とても良い匂いがする……。
「ここ、どこ……?」
「あ、気が付かれましたか?」
「やっと目が覚めた?」
「っ!!?」
声のした方向を見ると、ドアの所に綺麗なヒラヒラした服を着た女の子が2人いた。
1人は優しげな紫の髪の女の子で、もう1人は眼鏡を掛けていて、美味しそうなご飯を運んできている。
「ここ、どこ……?ノワ、なんでここにいるの?」
「ノワさん、っていうんですね?ここは淫っていう国です。あ、私は月っていいます。」
「ボクは詠、ここの侍女兼軍師をしてるわ。取り合えずあの馬鹿皇帝呼んでくるから、ご飯食べて待ってて。」
「詠ちゃん、そんな事言ったらダメだよ。」
「ふんっ!下半身でモノ考えてるのは合ってるじゃない。まぁ悪い奴じゃないけど、あいつは馬鹿皇帝よ馬鹿皇帝!」
それだけ言うとエイさんは何処かに歩いていき、ユエさんは微笑みながら台に乗せた美味しそうな料理をノワの近くに置く。
「どうぞ。熱いからゆっくり食べてくださいね。」
「あ、ありがとう……。」
ノワの前に並べられた湯気が見える美味しそうなお肉の入った料理、白いほかほかの食べ物、キラキラ光るスープ……どれもが美味しそうで月さんにスープを渡されると、フーフーしながらゆっくり呑んでいく。
「っ!!!」
美味しい……凄く美味しいスープで、具材も沢山入ってて、お腹が満たされていく。
そして、スプーンを持つとほかほかの白い食べ物を掬って食べる。その食感はもちもちしているけど、温かくて噛んでいると安心できる。
おかずもお肉だけじゃなくて、お野菜も沢山入ってて、温かくて……
「ぅ………ふぇぇぇ……!美味しい……!美味しいよぉぉ………!ふえええええええんっ!!」
「の、ノワさん?大丈夫ですか?」
「うん……凄く美味しくて、凄く温かくて……!幸せだよぉぉぉっ!!」
泣きながらご飯を食べていき、綺麗に食べ終わった後は月さんに甘えながら泣いちゃった。
月さんは優しく抱き締めてくれて、ずっと泣きっぱなしだったけど、とても優しい人だっていうのが分かって安心したら、意識が抜けちゃった……。
そして、しばらくして起きると、そこには月さんと詠さん、それに銀髪の綺麗な男の人もいた。
「(綺麗な人……この人がコウテイって人なのかな?)」
「ノワ、と言うそうだな。お前は……
「え……!!?う、うん。」
「マルス様、“えるふ”って何なんですか?」
月の質問にマルスが答える。
「エルフとは妖精に近い種族だが、サイズは拳並みの者もいれば、俺達位の大きさの者もいる。あと特徴としては耳が長く尖っていて、長寿の種族だな。」
「ほえ~。な、長生きなんですか。」
「本来は、な。だがこの子は“ハーフ”エルフ、謂わば混血……親はどうした?」
「分からない……ノワのお母さんもお父さんも、生まれた時にはいなかった。でも、何とか生きてたの……!でも、村のみんなから、出てけって言われちゃって……でも、行く宛てなくて、ノワ、どうしたら良いのか分からなくて……。」
「ノワさん……。」
「ならここに住めば良い。」
「なっ!?」「ほえ?」
マルスの発言に詠は驚き、月は呆然としてしまうが、言われたノワ本人が一番驚いていた。
「い、良いん……ですか?」
「ちょっとマルス!いくらなんでも「ただし、
「いや、いきなりやらせるわけないだろ。まずは学校に通って学び、愛紗達に鍛えてもらう。それで実力を付けてもらう。働き口については……最初は月と詠、あとは美花から教えてもらうように。分かったか?」
「は、はい!」
ノワは淫の一員となった……。
◆◆◆
その後、ノワは淫の面々に紹介され、月と詠、美花の住む寮で暮らすことになった。
その中でマルスはノワの記憶を読み、それによって新たな世界“クイーンズブレイド”の事を知ったのであった。
「クイーンズブレイド……美闘士の世界か。悪くはないな。」
「えるえるっ❤じゅるるるっ❤❤ぢゅぞぞぞぞっ❤❤ぷはぁ……ご主人様の、チンポぉ❤熱くって硬くて、長くて美味しい……❤❤」
「ふふっ桃香はどんどんスケベになってくな。店でも評判イイらしいな?」
「えへへっ❤みんなが気持ちよくなってくれるの、凄く嬉しいの❤❤それよりご主人様、また女の子が増えるの?」
「まぁな……これからは桃香が先輩だ。指導を頼むぞ。」
「うん!任せて❤あぁむ……❤」
マルスに頭を撫でられて、嬉しそうに微笑む桃香。
その中でマルスはノワのいた世界……クイーンズブレイドに侵攻する計画を立てるのであった……。
黒獣編、エロはどんな感じにする?
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