もし、あのとき、あのあと少女たちの身に悲劇が√ 作:クラーク・マッケンジー
仄暗い室内で、アロマキャンドルの灯りがゆらゆらと揺れていた。部屋には豪華なベッドと水差しとコップの置かれた小さなテーブルだけ。キャンドルの灯は、部屋の中央を陣取るベッドに寝そべる一人の美しい女性の裸体を妖しく照らしていた。
「ふほぉぉお、まさかあのイヴ=イグナイトを抱ける日が来るとは思ってなかたっ!」
彼はいろいろな意味で有名な男。魔術師としては彼は天才であった。男性貴族の中でも魔力濃度が非常に高く、どんな魔術でも彼が使えば災害になるとまで言われた才能の持ち主。
しかし、神は彼に二物を与えなかった。社交の場に彼が現れれば、その醜悪な容姿に誰もが顔を顰めるほど醜い容姿。若くして薄くなった頭皮には脂汗が浮かび、ニキビだらけの顔は吹き出物ができている。腹もだらしなく突き出し、手足はまるで丸太のように太いく毛むくじゃら。
そして何より、彼の放つ体臭は他の誰よりも強烈だった。まるで何日も風呂に入っていないかのような酸っぱい臭いを放ち、アロマキャンドルの匂いでも誤魔化せない程の異臭を放っていた。
「イヴちゃん! 僕の愛を受け取ってくれっ!」
そんな男が今、ベッドの上で才色兼備な美女を組み敷いていた。男は鼻息荒く、目の前の女性──イヴの体を舐め回すように見つめている。
しかし、それを責められる男はこの世にいないだろう。イヴは真っ赤なベービードールに身を包んでいた。上半身は臍まで見えるほどの大きく開き、イヴの傷ひとつない白い肌を、優美な曲線を描く身体を、何より豊かな双丘をこれでもかと見せつけている。下半身もまた同じように大胆に切れ込みが入っており、秘所のあたりで結ばれたリボンが彼女の大事な部分を隠しているだけだった。
それはイヴを男の劣情を煽るための道具にするためだけの服であり、そんな煽情的な格好をした美女を前にして、欲情しない男などいるはずがない。
「さあ、僕と一緒に気持ちよくなろうね、イヴちゃぁん……!」
そう言って男は蛆虫のような指を伸ばし、イヴの胸に触れようとする。
「…………」
血走った目で、半開きの口から涎を垂らす男とは裏腹にイヴの心は冷え切っていた。
……バカみたい、と。
イヴは男の奥の天蓋を見つめーー先週の記憶に思いを馳せた。
◇◆◇◆◇
それはフェジテ騒乱の後のこと。
イヴは父親であるイグナイト卿から、拷問のような叱責を受けていた。
「次こそは、イグナイト家の栄光のために……イグナイトのために……ッ! この命に変えても……ッ! だ、だから父上……ッ!」
「次などない」
イグナイト卿は、実の娘であるイヴへ無慈悲に告げた。
「貴様はクビだ。今回限りで、貴様の特務分室の室長の座と《魔術師》のナンバーは返上してもらう」
床に座り込み、言葉を失うイヴにイグナイト卿は続けて、
「流石に今回の不手際は目に余る、ゆえに貴様を切らせてもらう事にした」
「…………」
「穢らわしい平民の血混じりとはいえ、貴様もイグナイトの血を継ぐ者、いつかは使い物になるかと今日まで目をかけてやったが……」
イグナイト卿はそこで言葉を切り、侮蔑を込めた瞳でイヴを見た。
「もういい。貴様の今後については、貴様のような、身体しか取り柄のない無能にふさわしい役目を用意しておいた」
イグナイト卿は呆然とする娘の身体をひとしきり眺め、吐き捨てるように言った。
「一族の者に充てがった女がしばらく前に死んでしまったらしくてな。新しく健康な魔術師の女を探していていたのだ。相手は優れた才能を持った男だ。その母親譲りの美貌と肢体で寵愛を受け、優れた魔術師の子を孕んでこい」
それだけ言うと、イグナイト卿は踵を返して部屋から出ていった。残されたイヴはしばらく呆然としていたが、やがて力なく床に崩れ落ちると、大粒の涙を零した。
「そんな……私はただ……父上に認めてもらいたくて……、一族で認めてもらいたくて……、そのために、ずっと……、ずっと……イグナイトのために……っ」
嗚咽を漏らしながら、イヴは自分の存在意義について考えていた。自分は何のために生まれてきたのか? 何を成すために生きてきたのか? その答えが出ないまま、彼女は一人泣き続けたのだった……。
それから数日、部屋に軟禁されていたイヴの元に屋敷の使用人達が現れて、あれよあれよと湯浴みさせられ、扇情的なベービードールに着替えさせられた。そしてそのまま馬車に乗せられ、帝都にあるとある貴族の館へと連れてこられそしてーー。
「ぐふふぅ。イヴちゃんのおっぱい柔らかかねぇ〜」
現在、こうしてベッドに押し倒されていた。
ため息すら出ない状況だった。こんな男に抱かれるなんて死んでもごめんだったが、イヴは父親に逆らうことはできない。
それに自分がここで我慢して、もし父親の望むように優れた魔術師を産むことができたら。もしかしたら、もう一度だけでもチャンスをもらえるかもしれない。そんな淡い希望を支えに男の行為に耐えていた。。
「ほら、もっと力を抜いて、リラックスしてぇ〜。大丈夫、僕が優しくリードしてあげるからねっ! 僕は何人も抱いてるんだ! いっつも気持ちいって言わせてるから、イヴちゃんもきっと満足してくれると思うよ!」
「……そう、それはどうも」
男の拙い愛撫に抵抗する気もない、イヴが適当に相槌を打つと、男は嬉しそうに笑った後、再びイヴの乳房をぐにゃぐにゃと揉みしだいていく。
(気持ち悪い……)
嫌悪感を覚えながらも、イヴはそれを表情に出さないように努めた。今は耐える時なのだ。父親が自分を切り捨てた以上、この男を利用するしかない。自分の価値を示す必要があるのだからーー。
「んほぉおおぉぉお!! イ、イヴちゃんのおっぱいすごいよぉお!!」
男が獣のように叫びながら、イヴの胸に顔を埋める。
「はぁ、はぁ、柔らかい! いい匂い! 気持ちいい! 最高だよイヴちゃん!」
男は鼻息荒く、イヴの胸の感触を味わうかのように顔を左右に振る。その度に男の脂ぎった髪がイヴの胸をくすぐり、不快感を加速させた。
「んちゅーうぅううぃぃぃい!」
「ひゃーー」
男はイヴの胸に吸い付き、むしゃぶりついてくる。男の唾液がべっとりと胸にまとわりつき、不快な感触が伝わってくる。
一瞬悲鳴をあげそうになったが必死に飲み込んで、イヴは表情を歪めることなく、淡々と行為を受け入れた。
まるで赤ん坊のように一心不乱に胸にしゃぶりつく男を見下ろしながら、イヴは内心呆れ果てていた。
(本当に男ってバカね……こんなのただの脂肪の塊じゃない……何がそんなに良いのかしら……?)
そんなことを考えているうちにも、男は夢中でイヴの胸を堪能し続ける。イヴは無表情のままそれを眺めていたが、ふとあることに気がついた。
「ねぇ、何か魔術を使ってる?」
「へぇ、気がついたんだ。うん、使ってるよ」
男がニヤリと笑う。
「スペル・シールの魔術だよ。魔術師の女の子って気をやると、魔術を撃ったりして危ないから毎回使うようにしてるんだよねー」
そう言って、男はさらに強く胸を吸い始めた。イヴの穢れを知らない新雪のような肌にべっとりと男の唾液をキスマークが刻まれて行く。しかし、そんな性交の跡よりも、男の施したスペル・シールの方がイヴの心を揺らした。
イヴは優れた魔術師であり軍人だ。する気はなかったが、いざというときは魔術で男の意識を奪おうと思っていた。
内心で舌打ちしながら、それでも表面上は平静を装って男に話しかける。
「ふーん、そう……」
「僕の魔力濃度なら、一晩以上は持つからねっ! 安心してイキ狂っていいんだよぉ」
そう言って、男は再びイヴの乳首を口に含み、今度は舌で転がし始める。先程とは違い、歯を立てたり執拗にねちっこく舌先でほじくるように刺激したりする。男の執拗なまでの乳首責めに流石のイヴも口から吐息を漏す。
「んっ……くっ……」
「おっ!? 感じてくれてるんだね! 嬉しいよっ!」
男はますます調子に乗って、激しくイヴの胸を貪っていく。そして、ついに耐えきれなくなったのか、
「むほぉぉお! もう、我慢できなぁいっ!」
「きゃっ!?」
男は突然立ち上がると、ズボンを脱ぎ捨てる。そこから現れたのは、パンツを突き破らんばかりにいきり立った剛直だった。
(はぁ!? これ、人間についていていいサイズじゃ無いでしょ。馬についてるのと同じくらいーーいや、それより大きいーー)
イヴは化け物のような男の肉棒を見て絶句する。
「おちんぽは大きい方が女の子は気持ちいいからね、セルフ・ポリモルフとか、フィジカル・ブーストとかの魔術で強化改造したんだ」
「大きい方がって……、大きいにも程が」
「さあ、いくよイヴちゃぁん……!」
男は息を荒げながら、イヴの上に覆い被さってくる。
「ちょ、ちょっと待ちなさい……ッ!」
「待てないよぉ」
「きゃぁあっ!」
イヴの脚を掴み、無理やり股を広げさせる。リボンが解けーー元々ほとんど隠せていなかったがーー露わになったは誰にも触れたことのないピッタリと閉じた一本筋だ。薄い陰毛の下に見えるそれは彼女自身の妖艶な雰囲気に反してとても幼く見えた。
「あはっ、可愛いおまんこだねっ」
「やだっ! 見ないでッ!」
「そんなこと言って、本当は見られて興奮してるんでしょぉ?」
「そんなわけ……」
否定しようとするイヴの言葉を遮って、男は彼女の秘所に顔を近づける。
「すんすん……、くふふふ。甘い匂いがするよぉ、イヴちゃぁん」
「やめて! 嗅がないでぇえ!」
「それじゃあ、いただきまぁーすっ」
「いやぁあああぁあ!! !」
じゅるるるるぅぅう!! ! 下品な音を立てて、イヴの股間に男の顔が埋もれる。生暖かい感触と強烈な吸引感に、イヴの口から悲鳴が上がる。
「いやッ! やめてなさい! やめてぇええ!!」
「れろ、ぴちゅぅう、ちゅっ、ぢゅううう」
イヴの陰裂は男の唾液に塗れ、ドロドロになっていた。そして、男の鼻先で包皮を被ったクリトリスが顔を覗かせている。それを逃さないとばかりに、男は舌を尖らせて器用に剥きあげる。すると中からピンク色の肉芽が現れた。そこに狙いを定めて、思いっきり吸い上げた。
「ひぐぅう、何ッ、いやぁあああぁあああ!! !」
今まで感じたことの無い感覚にイヴは思わず仰け反る。だが、男は構わずに、更に強い力でイヴを責め立てる。
「ひっ、だめっ、そこは、吸わないでっ、やっ、やめっ、ひぃいん」
「ぷはぁ、イヴちゃんのクリちゃん、とっても敏感さんなんだね〜♪」
「ちがっ、これはっ」
「もう十分濡れたかな? じゃあそろそろ挿れるよぉ〜」
そう言うと男は、自らの剛直をイヴの秘所に宛てがおうとしーー寸前で動きを止めた。
「はぁ、はぁ……? どうしたの? ヤルなら、早く済ませて欲しいんだけど……?」
訝しげに問いかけるイヴに対し、男はニヤニヤと笑うだけで何も答えない。その態度に苛立ちを覚えた瞬間、ようやく男が口を開いた。
「ねえ、イヴちゃん。大事なこと忘れてたよ」
「……えっ?」
突然のことに戸惑うイヴに構うことなく、男は言葉を続ける。
「誓いのチューだよ。僕のお嫁さんになるんだから、ちゃんとしないとねぇ」
「なっ……!」
「ほら、やっぱり一つになるなら、上も下もだよねぇ?」
「……」
「あれあれぇ? もしかして恥ずかしいのかなぁー?」
(このクズ野郎……!)
怒りのあまり言葉を失うイヴだったが、ここで拒否すれば、男の機嫌を損ねるだろう、それは父親の命令に反すること。
イヴは仕方なく、男に言われるままに唇を近づけていく。
「そうそう、それでいいんだよねぇ〜! んん〜んっーー」
「……ーーーー」
唇が触れ合うだけ。ただそれだけのことだと自分の言い聞かせながら、男との距離を自ら埋めていくイヴ。しかし、後ほんの数センチというところで、不意に彼女の脳裏に二人の人物が浮かぶ。
一人は自分と同じ赤髪の女性、彼女は悲しそうにこちらを見ていて。
もう一人は、ボロボロになった男。彼はイヴを一瞥すると、背を向けて歩き出す。
「ーーーーーっ」
イヴの瞳に涙が浮かんだ。
そしてーー
「ーー嫌っ!」
「ぐほぉおおぉおお!!」
イヴは男の腹に蹴りを叩き込んだ。不意をつかれた男がベッドから転げ落ちる。
「や、やっぱり無理! こんなこと、私、私……」
「ぐふぅ……ぐふぅ……ぐふぅ……ぐふぅ……!!」
腹を押さえて蹲りながらも、男は憎悪に満ちた目でイヴを睨みつける。
「こ、この、結局お前も僕のこと馬鹿にすんのかよぉおお!」
「ーーッ、きゃぁあ!」
イヴはベッドに押し倒された。そのまま、男はイヴの腹に跨っりマウントポジションを取ると、腕を振りかぶった。
ぱぁんっ! 頬を派手に張る音が部屋中に響き渡る。イヴはあまりの衝撃に一瞬意識を失いかけるが何とか持ち堪えることが出来た。遅れて焼かれたような痛みがイヴの頬を襲う。それは、先週彼女が父親から折檻を受けたのと同じ場所であった。
続けて、イヴの反対の頬にも同様の衝撃がはしる。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……!」
何度も何度も執拗にイヴの頬を張った男は肩で息をしながら、血走った眼でイヴを見下ろしていた。その瞳には狂気の色が宿っている。
「もう、お前は僕のものだ……、今度こそ、絶対に、絶対、孕ませてやる……。前の女は、勝手に首を吊ってあの世に行ったけど、お前にはそんなこと、絶対にさせないからなぁあ!」
男の馬以上のペニスがイヴの眼前に突きつけられる。
自分より優れた美女を暴力で組み敷く興奮からか、彼のモノの先端から透明な汁が溢れていた。それがポタポタとイヴの谷間に落ちていく。
「さぁ、行くよイヴちゃぁん……、僕と君の愛の結晶を作るんだぁ……」
ビンタによって意識が揺れるイヴの秘所に握り拳程の鬼頭をゆっくりと押し込んでいく。
「い、いやぁっ、やめてっ。いや、いやなのッ!」
「うるさいぃい! 僕に逆らうなぁぁあああ!!」
ずぶぶっ、と鈍い音を立てながら男の巨大な肉棒がイヴの中に侵入していく。
「いぎぃぃいいい!!」
処女膜を破り、膣壁を押し広げながら進んでいく異物の感触にイヴの口から絶叫が上がる。
(痛い! 苦しい! 抜いて!)
痛みと苦しみで涙を流すイヴに対して男は、
「熱い! しかも、処女の癖にもう、僕のちんぽにひだが絡みついてくるぅ!」「うぅぅっ……、ぐっ、くぅうっ! お願いだから動かないで、もう抜いて」
しかし、そんな願いとは裏腹に、男は激しくピストン運動を開始する。その度にイヴの子宮口が突き上げられ、内臓が圧迫される。
「あぁあ、最高だよぉお、イヴちゃんの中、熱くて、トロトロで、キツキツだよぉおおおお!! こんなのすぐ出ちゃうよぉおおおおおお!! !」
ぱんっぱんっぱんっと激しく腰を打ち付ける音が響くたびに、イヴの口から苦悶の声が上がる。
「ひっぐぅ、ーーうぅぐぇ、ーーおごぉ!」
そしてついに限界が訪れたのか、男の動きが激しくなると同時に膣内に入っているものが一回り大きくなるのをイヴは感じた。
「うっ、射精するよぉ。量も強化してるから覚悟してねっ!」
「出すって、いや、それだけは、ダメっ、いやっ、いやぁあああ!」
必死に暴れて抵抗するが、男はみっちりとイヴに覆いかぶさっていて、体重差から逃れることは出来なかった。
そしてーー、
「イクゥウウッ!! !」
ドピュッドピュールルルーー!! っと水瓶をひっくり返したような勢いで男の精液がイヴの中を満たしていく。
「いやぁぁああああ! 出てるっ! 出されてるっ! いやぁぁぁあ!」
大量の精液がイヴの胎内へと注がれていき、極太ペニスで蓋をされているせいで逃げ場のない精液は全てイヴの子宮に溜め込まれていく。
「はぁはぁ……、これで、イヴちゃんは、完全に、僕のもの、だね」
「あ、あ、あああ」
夥しい量の精液が詰め込まれ、妊婦のように膨らんだイヴの腹。
あまりのショックに放心状態のイヴだが、不意に奇妙な脱力感を覚える。
それは魔術行使の後に感じる魔力を消費した感覚に似ていて、しかしイヴは魔術を使っていない。
となれば、
「……貴方、私の身体に何をしたの?」
「言ったでしょ、いろいろ僕はおちんぽを強化改造してるって。大きさだけじゃなくて、精子も改造していてね、僕の精子は常に母体の魔力を消費して回復するんだ。だから、受精するまでイヴちゃんの中でイヴちゃんの魔力を使って永遠に生き続けるんだ」
「なっ……それって、嘘でしょ……」
イヴはその聡明な頭脳で、男の行為が自分にどのような影響を与えるか瞬時に理解してしまった。
「まあ、母体の魔力を吸いすぎちゃって慢性的な魔力欠乏症になっちゃうんだけど、まあイヴちゃんは僕のお嫁さんになるんだから、もう魔術を使えなくても問題ないよね」
彼女がどれほどの魔力容量を誇ろうが、常に魔力を消費させられ続ければいずれは底を尽きる。そして回復する側から消費されれば、それは魔術が使えないのと同義である。
この時、魔術師イヴ=イグナイトは死んだ。
「いや、嘘、うそよ」
ポロポロと涙を流しながら、うわ言の様に呟く彼女に構わず、男は再び腰を動かし始める。
「ひぃい! いや、いやぁあ!」
「まだまだ終わらないよ! これから毎日、ずっと繋がりっぱなしだよ、イヴのちゃんが孕むまでーーいや、孕んでもずっとそばにいるからね」
「いやぁあ!」
イヴはベッドを蹴って男から距離をとる。イヴのおまんこからズルズルっと男の肉棒が抜け、ぶりゅるると下品な音を立てて精液が噴き出す。
「はぁ……、うぁあああ!」
秘所から精液を噴き出しながら、イヴは必死に男から逃げようと、震える脚でドアへ向かう。
何とかドアノブを掴んで回そうとするがびくともしない。それならと、ドアをぶち破ろうとして体当たりするがビクともしなかった。
「無駄無駄、この部屋は僕が許可しない限り誰も出入りできないように結界を張っているからねぇ」
「そ、んな……」
絶望に打ちひしがれるイヴ。そんな彼女を嘲笑うかのように男が後ろから覆い被さる。
「さあ、続きを始めようかぁ〜」
「ひっ……!」
イヴは恐怖のあまり前のめりに倒れてしまう。お尻を突き出すような格好は男を誘っているようにしか見えず、当然一度の性交ですっかりガバガバになった淫唇に男は鬼頭を押し当てる。
「ま、待って、もうダメ! 中に入れないで! 出さないで!」
「ダメだよ、ほら、いくよっ!」
「ひゃぁああ!」
ズブブッと音を立てて再度挿入されたペニスに悲鳴を上げるイヴ。男の巨根はイヴの膣内を余すことなく味わい尽くす。
「ほんと、イヴちゃんのおまんこ気持ちいいなぁ〜、名器ってやつかな? それとも相性がいいのかな〜?」
そんな下らないことを言いながら男は容赦なくピストン運動を再開する。先ほど出されたばかりの精液のおかげで滑りが良くなり、さらにスムーズに動くことが出来るようになったことで激しさを増す一方だった。
パンッパンッという肉同士がぶつかり合う音とじゅぼっずぽっという水音が混じり合う。
「やだぁあっ! もう許してぇっえ!」
イヴは子供のように泣き叫び、助けを呼ぶ。
「父上ぇ、次はちゃんと出来ますッ! だから許して、助けてくださいッ!!」
しかし、その願いが届くことはない。それどころかより一層強く腰を打ち付けられる始末だ。
「嫌だぁ、姉さん! リィエル! アルベルト! バーナード! クリストフ! 誰か来てよぉ、助けてっ!」
いくら叫んでも返事は返ってこない。それでも叫ばずにはいられなかった。それほどまでに彼女は追い詰められていたのだ。
「やぁあああッ! また、おっきくなってる、また出すのいやぁ! 助けてーーセラ!」
そしてとうとう生涯で唯一の友人であり故人のセラの名を呼ぶほどにまでになり、ついにはーー、
「たすけてっ、グレン……」
「うっ、出るぅぅぅぅうぅうううう!」
「いやぁぁあぁぁあああ!!」
男は2度目の射精を迎えた。今度は1度目と全く変わらない勢いと量でイヴの胎内にぶちまけられた。そして、男は射精途中の怒張をイヴの中から引き抜くと、
「ぐへへっ、イヴちゃんの赤い髪には絶対に白い精液が似合うと思ってたんだぁ。やっぱり似合ってるよ、イヴちゃん。可愛いなぁ、本当に君は最高のお嫁さんだよ!」
そう言って男はイヴの髪に何度も精液を浴びせかける。
「う、うぅう、ぐすっ、ぐすん」
2度にわたる大量射精によってお腹はまるで臨月のように膨らみ上がり、顔は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになっていた。
男はしゃがみ込むとイヴの顎を掴んで、
「ねえ、イヴちゃん。助けを呼んでも誰も来なかったでしょ?」
「っ……う、ぅ……」
「イヴちゃん。もう、イヴちゃんには僕しかいないんだよ。僕だけが君の味方なんだ」
「う……ぅう」
「だからね、僕を愛してよ。そしたら僕もイヴちゃんを愛してあげるからさ」
「う……ぅう」
イヴの瞳からは光が消え、ただ涙を流すだけとなっていた。
「愛してるよ、イヴちゃん」
「……私も、です」
ゆっくりと二人の唇が近づいていき、そしてーー、
「んっ、ーーん! んちゅぅ、ちゅっ、れろっ、んっ、んっ」
二人は貪るような口づけを交わす。互いの唾液を交換し合い、舌を絡め合わせる。内臓が腐っているのでは思うほどの悪臭と苦味に耐えながら、イヴは男の動きに合わせて懸命に舌を動かす。
「じぇろぉ、んっ……、ごくん、んっ、れろぉーーんちゅ」
長いキスを終えて、唇を離すと二人の間に銀色の橋がかかる。それを舌で絡め取り飲み込むと、そのまま男の唇を奪うようにして再びキスをする。
イヴは、もはや自分が何をしているのかすら分からなくなっていた。だがそれでいいと思っていた。どうせ自分にはもう何もないのだからせめてこの男を満足させてあげようと思ったのだ。
「はぁ、はぁ。イヴちゃん、ベッドに戻ろうか」
すっかり、大きくなった肉棒をイヴに握らせながら言う男にイヴは黙って頷いた。
男はイヴを横抱きにするとベッドに寝かせて覆いかぶさるようにして襲いかかった。
「あっ……」
◇◆◇◆◇
「どう? 私もなかなか上手くなったと思わない?」
ベッドに仰向けに寝転ぶ男。彼の馬以上の肉棒に舌を這わせる、イヴは
得意げな顔でそう言った。
「うん、すごく上手になったね」
「そうでしょ?」
褒められたことが嬉しいのかイヴは満面の笑みを浮かべると、もう一度竿にキスをした。
あれから数ヶ月が経った。男は宣言したとおり、あれから毎日食事も風呂も排泄のときもイヴと一緒に過ごした。もちろん性行為も欠かすことはなかった。
最初は嫌がっていたイヴも今では自ら進んで男の性器に奉仕するほどにまでなっていた。
「ちゅっ、ちゅっ、れろぉおーー」
瑞々しい唇でリップ音を鳴らしつつ亀頭を舐め回す姿はとても淫靡で落ちた戦女神とでも呼べるような姿だった。
男はうっとりとした表情で自分のモノに口付ける彼女を見て思う。あのプライドの高い女がここまで従順になるなんて誰が予想できただろうか。
「んっ、ぐぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅるるっ、ぷはっ……ピクピクってしてきたわね。ねぇ今日はどうする? 顔にぶっかける? それとも喉奥でぐびぐびってする?」
上目遣いで聞いてくる彼女に男は「顔にぃ」と告げると、イヴは数ヶ月前よりもさらに大きくなった胸を使って挟み込むようにして上下に動かす。その度に柔らかな感触が伝わってきて心地良い気分になる。
「ふふっ……私のおっぱい気持ちいいのね? ……もっと激しくしてあげる……んっ……ふっ……ふぅ……んっ……んぅ」
谷間から顔を出した先端を口に含み、舌先でチロチロと刺激してくる。鬼頭を舐めるときは舌を突き出して裏筋をなぞるようにしたり、尿道口に吸い付いてきたりとバリエーション豊かに攻め立ててくる。
「うっ、もう出るぅぅう」
「出していいわよ。全部受け止めてあげるから。んーーちゅっ」
鈴口に落としたキス。瞬間、どぴゅるるるーー!! っと勢いよく飛び出した白濁液がイヴの顔にかかる。粘り気のあるそれは彼女の美しい顔を汚していく。しかし、当の本人はそれを気にする様子もなく、むしろ恍惚とした表情を浮かべていた。
「はぁ……はぁ……、いっぱい出たわね」
「あぁ、すっごく気持ちよかったよ」
「ふふ、それは良かったわ」
そう言うと彼女は自分の顔にかかった精子を指で掬い取るとその指を自らの口に入れた。そしてまるでキャンディを味わうかのように丹念に舐め取っていく。その姿はとても官能的で思わず見惚れてしまうほどだった。
やがて全て綺麗に飲み干すと、彼女は妖艶な笑みを浮かべて言った。
「ねえ、そろそろ安定期らしいのよ。だから、お尻もちゃんと綺麗にしてるけど、そろそろいいんじゃないかしら?」
そう言ってイヴはベッドに横向きに寝転がると、脚を大きく開き、自らに手で陰裂を広げるようなポーズをとる。そこは既に濡れそぼっておりヒクついていた。
男はゴクリと唾を飲み込むとズボンを脱いで勃起したままのペニスを取り出すと一気に挿入した。
「あっ、きたっ。久しぶりのおちんぽぉ」
「イヴちゃんのおまんこ、僕も久しぶりで気持ちいいよっ!」
「あんっ、わたしもっ、きもちぃっ!」
男はイヴのしなやかで長い脚を抱き抱えながら、何度も腰を振る。
パンパンッと肌同士がぶつかり合う音が響き渡るほど激しい抽挿を繰り返し、子宮口を突かれる度にイヴの口から甘い吐息が漏れる。
「ああぁっ! すごっ、すごいぃぃいっ! おくまで届いてるっ! 赤ちゃんにおちんぽ当たっちゃうっ」
「くっ、そんなに締め付けたらすぐ出ちゃうよ!」
「だしてぇっ! わたしのしきゅういっぱいにせーえきそそいでぇぇえ!! 赤ちゃん、精液で溺れてもいいからぁ!」
その言葉と同時に一際強く締め付けられた瞬間、イヴは熱い奔流が流れ込んでくるのを感じた。それと同時に彼女も絶頂を迎えたのかビクビク痙攣しながら潮を吹き出していた。
「ああぁぁああ! イクゥウウッ! イグぅぅうう!!」
プシャァアアッと音を立てて噴き出される透明な液体。それがシーツに大きな染みを作っていった。しかしそれでもなお収まらないのか断続的に吹き出し続けているようだ。
「はぁ、はぁ……。ねえ胸が張って苦しいの、いつも見たいに吸って頂戴」
「勿論だよ。イヴちゃんのおっぱいは甘くて美味しいからねぇ」
男はイヴの手を引いて座らせると、そのままイヴの胸にしゃぶりつき乳首を咥えてチューチューと吸い上げ始める。それに合わせて母乳が出てくるためそれを飲み干していく。
こんな淫靡な毎日がまた数ヶ月繰り返され、イヴは出産した。
生まれたのは男の子と女の子の双子で、どちらも赤髪であった。子供たちの魔術の素養を確認する前に、再びイヴは男と共にあの部屋に戻っていく。
何度でも何度でも、この世界が終わるまで、二人は交わり続けた。
活動報告にて未消化リクエストリスト公開中。
また、未消化のリクエストで優先的に作成するものをアンケートで募集してます。
今回のような続き物の投稿はどのようになっていると見やすい?
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このまま、他の話に混ぜて投稿
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続きものは並び替えて前後になるように投稿
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他の小説と分けて、別作品として投稿
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