※この作品はR-18です。

もし、あのとき、あのあと少女たちの身に悲劇が√   作:クラーク・マッケンジー

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原作「千恋*万花」

 1:本作はゆずソフトの第九作目「千恋*万花」のネタバレを含みます。ネタバレが嫌な方、またNTR・レイプが苦手な方はブラウザバックしてください。
 2:本作は一部AIのべりすとを用いて作成されています。
 
 本作は原作のゲームを知っていると、より愉しめると思われます。ぜひ、来月発売のゆずソフト最新作と併せて、「千恋*万花」もプレイしてみてください。
 彼女たちの容姿等を知りたい方はゆずソフトの公式HP等をご覧ください。


17 もし、芦花が町内会の会合で間違ってお酒を飲んでしまったら√

 

「じゃあ、いってくるね、まー坊」

「いってらしゃい、芦花姉」

 

 将臣に挨拶をし、芦花は田心屋を後にする。

 外は夕焼けに赤く染まり、遠くには山々が見える。

 

「今日も一日終わったなぁ……」

 

 そんな独り言を呟きながら、芦花は商店街に向かって歩き出した。

 今日は半月に一度の町内会の会合──というなの飲み会だ。田心屋のオーナーとして芦花も欠かさず参加している。

 

「おや、芦花ちゃんじゃないか!」

 

 歩いていると八百屋の主人に声をかけられた。

 芦花は笑顔で応える。

 

「こんばんわ」

「こんばんわ、ちょうどいいや、これ先に持ってってくれるかい」

 

 八百屋の店主は野菜の入ったダンボール

 を差し出す。

 

「はい、いつもありがとうございます」

 

 芦花はダンボールを両手に持ち、再び歩き始める。

 

「あら、芦花さんじゃないですか」

 

 今度は肉屋のおばさんが声をかけてきた。

 

「こんばんわ」

 

 芦花は再び笑顔で応える。

 

「あたしも、あとから行くからねぇ」

「はい、おまちしてます」

 

 そう言って二人は別れた。

 そして、公民館につくと何人かの人が集まっていた。

 

「こんばんわ」

「おう、芦花ちゃん、待ってたよ!」

 

 一番に返事を返したのは魚屋の店主、田心屋のすぐ近くに住む常連でもある。その奥では、酒屋の主人がビールケースに座っている。

 他にも何人かの人が既に来ており、各々好きな席について談笑していた。

 

「すみません、遅くなりました」

 

 芦花も空いている椅子に座った。

 

「いや、まだ始まってないから。芦花ちゃんはいつものでいいんだよね?」

「はい、すみません。お酒は苦手で」

「いいんだって。飲みたいやつが飲めばいいんだよこんなのは。僕だって下戸だから、いっつもウーロン茶だしね」

 

 そういって魚屋の店主は芦花にウーロン茶の入ったグラスを差し出した。

 それを受け取った芦花は「ありがとうございます」と言って一口飲む。

 

「それで、どうだい? 玄十郎さんの孫とはうまくやってるかい?」

「えぇ、まー坊──将臣さんとは仲良くさせてもらっていますよ」

「そうかい、ええこっちゃな」

 

 それを聞いていたのか、酒屋の主人が立ち上がると、

 

「よっかたよー。この町もどんどんジジババだらけになっちまってるからな。将臣くんが帰ってきてくれてほんとーに良かった!」

 

 そういって、ジョッキに入ったビールをグイッとあおり、おんおんと泣く。

 

「ちょっと、もう酔っぱらっちゃってるんですか!?」

「酔ってなんていないさ! まだまだこれからだよぉ~」

 

 そう言いながらも顔は赤い。

 

「わかりましたから、とりあえず座わって下さいよ」

「わーってるってぇ~」

 

 そういうと彼は元の席に腰を下ろした。

 芦花が呆れていると、人が揃ったのか乾杯の音頭と共に飲み会が始まるのだった。

 しばらく経つと、一人の男性が近づいてきた。

 

「だからー、まー坊はぁ、すごいんですよぉ。あんなにカッコいいのに、料理もしてくれて、新メニューも考えて、頑張ってるんですぅ!」

 

 すっかり出来上がった芦花が、顔を真っ赤にしながら力説する。

 間違えてウーロンハイを飲んだところから、様子がおかしくなり、そのうち自分でグラスにビールを注ぎ始めて、気がつけばこの有様だ。

 

「うんうん、そうだね、凄いよね、おじさんたちも応援してるよ」

「うん、ありがとぉございますぅ……」

 

 呂律が回っていない様子で返事をすると、彼女はテーブルに突っ伏した。

 

「ありゃーすっかり潰れちゃったよ」

「芦花ちゃん、弱いのに飲むから……」

 

 周りからは心配する声が上がる。

 しかし、そんな声も聞こえていないのか、寝息をたてて寝てしまったようだ。

 

「……しょうがないなぁ……僕が送ってくよ」

 

 魚屋の店主が立ち上がる。

 

「いいのかい?」

「あぁ、飲めないから、車で来てるしな」

 

 そう言うと、芦花の荷物をまとめ始めた。

 

「ほら、芦花ちゃん帰るぞ」

「うーん……」

「……はぁ、しょうがないな」

 

 そういうと彼は芦花をお姫様抱っこすると、公民館を出て行く。

 

「芦花ちゃん落とすなよー!」

「わかってるって、じゃあなー」

 

 そんなやりとりをして彼らは帰って行った。

 

 車が止まる。そこは芦花の一人暮らしする家でも、彼女の実家でもなく、魚屋の店主の自宅であった。

 店主はエンジンを止めると、酔い潰れた芦花を担いで家へ入っていく。

 そして、万年床となっている布団の上に芦花を寝かせた。

 

「芦花ちゃん……」

「う〜んぅ〜」

 

 名前を呼ぶも反応はない。完全に熟睡しているようだ。

 それを見て店主は苦笑する。彼の股間はすでに大きく膨らんでいた。

 寝返りをうつ芦花。はだけた着物の間から胸が見える。

 

「ごめん、芦花ちゃん」

 

 店主は謝ると、彼女に覆いかぶさった。芦花の胸元に手を差し入れると、乱暴に揉みしだく。

 

「んっ……んふぅっ♡」

 

 芦花は声を漏らすが、起きる気配はない。それを良いことに、さらに激しく責め立てる。乳首をつまみ、引っ張ると、ビクッと体が跳ねた。

 それでもなお、芦花は眠ったままだ。

 店主はとうとう芦花の着物を脱がせはじめた。女物の扇状的なデザインの黒色の下着が現れる。

 

「……いつのまにか、こんなにいやらしい下着をつけるようになったんだね」

 

 それに手をかけると一気にずり下ろす。

 ぷるんっと大きな胸が揺れながら現れた。先端は既に硬くなっているようでピンと立っているのがわかる。それを見た店主はさらに興奮を覚えたようだった。

 両手で掴むように揉むと、柔らかい感触が伝わってくる。その感触を楽しむかのように何度も何度も繰り返した後、今度は顔を近づけていき舌を這わせる。舌先で転がすように舐めたり吸ったりを繰り返すうちに、だんだんと硬さを増していった。

 

「んむぅ……、んんっ」

 

 今度は反対側の胸にしゃぶりつく。歯を立てて甘噛みをしたり、強く吸い上げたりするたびに、芦花の口から甘い吐息が漏れる。

 次に店主の手が向かった先は下半身だった。ブラと揃いのショーツの中に手を入れると、割れ目に沿って上下に動かす。そこはすでに濡れており、クチュリと音を立てた。

 

「んぁ……、あんっ♡」

 

 芦花は体をくねらせ、感じている様子だった。

 だが、まだ足りないというように腰を動かし始める。

 その様子を見た店主は一度手を止めた。

 

「そっか、こっちもちゃんと可愛がってあげないとね」

 

 そういうと店主はショーツを剥ぎ取ると、芦花の股座に顔をうずめた。そして、舌で舐め始める。

 

「うううっ……あっ、あぅん……♡」

 

 芦花の声が大きくなる。

 舌の動きに合わせてくねくね腰が動いていることからも、かなり気持ちがいいことがわかる。

 

「っん♡ あぁぁっ♡」

 

 店主の舌がクリトリスに触れた瞬間、芦花は大きく仰け反った。絶頂を迎えたのか、芦花がビクビク震えると同時に潮を吹き出す。それは店主の顔を濡らした。しかしそんなことは気にせずに、彼はひたすら貪るように舐める。

 やがて満足したのか、ようやく口を離した。そこには愛液と唾液が入り混じり糸を引いている。

 店主は芦花の様子を伺った。芦花は息を荒げても、まだ目を覚ます様子はないようだ。

 

「寝てるのに、こんなにおまんこグチョグチョにしちゃうなんて、とんだ痴女だな、芦花ちゃんは」

 

 そう言った彼はズボンを脱ぎ捨てる。既に準備万端といった様子のモノを取り出すと、ゆっくりと芦花の秘所に挿入していった。ずぶぶっという音と共に飲み込まれていく肉棒。中はとても狭くきつく締め付けてくる。まるで処女のようだ。

 

「くっ、凄いな」

 

 あまりの快感に思わず店主は声が出てしまう。気を抜くとすぐに果ててしまいそうだった。

 なんとか堪えつつ、店主はその肉棒を芦花の奥へ奥へと進めて行く。そしてついに根元まで入ったところで動きを止めた。

 

「うぅーん……」

 

 芦花が苦しそうな声を上げる。さすがに起きたかと思ったが、どうやらまだ眠っているらしい。

 

「さて、そろそろいいかな?」

 

 そういうと彼は芦花が目覚めないように、ゆっくりピストン運動を始めた。芦花の膣内を余さず味わうようにじっくり時間をかけて出し入れを繰り返す。

 

「んっ、んんぅっ♡」

 

 ひだの一つ一つが男の肉棒に絡みつくようにして刺激を与えてくる。それがたまらなく気持ちいい。男はむき出しのままになった芦花の胸を掴み、乳首を口に含むと、思い切り吸い上げた。

 

「ひゃうんっ♡」

 

 その瞬間、芦花が一際大きな声で鳴いた。同時に膣壁がぎゅっと締まる。

 

「あれ? もしかしてイッちゃったのかな?」

 

 そう言ってもう一度吸ってみるが、やはり同じように反応するだけだった。

 

「芦花ちゃん胸が弱いんだね。もっといじめてあげようか?」

 

 そういって店主は再び胸を愛撫し始める。片方の手で乳房を鷲掴みにして形を変えさせ、もう片方の手では乳首を引っ張り上げる。時折爪を立てるようにしてカリッと引っ掻くと面白いくらいに反応した。

 その間も腰の動きを止めることはない。むしろ激しさを増したその動きによって結合部から溢れ出す蜜の音が部屋中に響き渡る。その音を聞くだけで興奮してきてしまい、ついペースを上げてしまった。

 

「ああぁっ? な、なにぃ? あっ♡」

 

 流石に意識を取り戻した芦花だったが時すでに遅し、彼女は自分が何をされているのか理解できずに混乱していた。その間にも容赦なく攻め立てられているせいでまともに喋ることすらできない状態だ。

 

「ひぃぃんんっ♡ ダメ、たすけ、まー坊ーー」

 

 そんな中でも体は正直なのか、子宮口は降りてきて亀頭に吸い付くような動きをしているのがわかる。それに応えるようにこちらも突き上げてやると一段と高い声で啼くのだ。

 

「ーーじゃ、ないっ? だれっ、きゃっ、あぅ、んんっ!」

「そうだよ、芦花ちゃんの大好きなまー坊じゃないよ」

「え、うそ、なんでぇ、ああっ!」

「芦花ちゃんがあんまりにも可愛いから我慢できなくなっちゃったんだよ」

「そん、なっ、やぁっ! だめぇっ! こんなのぉーー」

 

 抗議しようとする芦花を無視してさらに激しく動くと、それに合わせて彼女の体が激しく痙攣するのがわかった。それと同時に今まで以上にキツく締め付けられる感覚に襲われる。もう限界が近いのだろうと思いラストスパートをかけることにした。パンパンという肉同士がぶつかり合う音が部屋に響くほど激しい抽挿を繰り返す。

 

「やっ! やめっ! やめてぇ!! おねがいだからぁ!!」

 

 涙を流しながら懇願する彼女を無視し続け、最後に思いっきり奥まで突き入れた状態で射精した。

 

「うっ、で、出るっ」

「いや、いやぁあ、まー坊以外のなんていやぁあ!」

 

 その言葉を聞いた途端、背筋がゾクゾクした。そして男は自分のモノを射精直前で引き抜くと、次の瞬間には大量の精液が放出されていたのだった。びゅるるるっと音が聞こえてきそうなほど勢いよく飛び出したそれは、あっという間に芦花の身体を白一色に染め上げていく。その光景を見て満足感を覚えながらも、まだまだ物足りなさを感じていた店主は今度は彼女の顔に向かって放ち始めた。粘度の高い白濁液が大量にかかり、ドロドロになっていく様子を見ていると征服感が湧いてくるようだった。

 

「やぁ……こんな……、ひどいよぉ……ぐすっ」

 

 顔中を精子まみれにしながら泣き出す芦花。そんな彼女の姿はとても淫靡なものに見えた。

 

「ごめんね。でも、芦花ちゃんが悪いんだ」

「アタシが、……?」

「そうだよ。僕は君のお母さんが好きだった。だけど、あいつがーー君のお父さんが、彼女を奪っていった。僕の方が、僕の方が先に彼女を好きだったのに!!」

 

 そう言って、男は芦花の胸を鷲掴んみ、乱暴に揉みしだく。芦花は痛みで顔を歪めたが、お構いなしといった様子だ。それどころかさらに力を込めてきたため、苦痛の声を漏らすことになる。

 

「痛いっ、やめてください……!」

「うるさい、黙れよ」

 

 冷たく言い放つと今度は乳首に噛み付いてきた。鋭い痛みが走り、血が滲むのがわかる。それでも構わず歯を立てるものだから、次第に感覚が麻痺してきたのか、それとも感じ始めているのか、よくわからない状態になっていた。

 

「それで、どうでも良くなって、町を出て外の大学に行って、どうでもいい女をたくさん抱いたよ。でも、一度も満たされなかった」

 

 芦花の乳首は痛いほど勃起しており、ピンと立っている。それを指先で弾いたり、つねったりして弄ぶと、その度にピクンと反応を示す姿が可愛らしい。

 

「そんな時に君に出会ったんだ」

「ひっ、やだ、離してください」

 

 店主の手が太ももの内側を撫で回す。その手つきはとても厭らしく、芦花は一際嫌悪感を覚えた。しかし、アルコールのせいか身体に力が入ってくれない。

 

「僕が出会ったころの彼女に君はそっくりだった。まるで、僕の頭の中から飛び出してきたみたいでねえ」

 

 そう言いながら、店主は芦花の秘部に手を伸ばす。そこは先ほどの性交で既に濡れており、指を差し入れるとすんなり受け入れられた。そのまま中を探るように動かすと、ある一点に触れた瞬間、彼女が大きく仰け反った。

 

「ああぁぁあんっ♡」

 

 甲高い声を上げて悶える芦花。どうやらここが弱点らしいと判断した店主はさらに執拗に責め立てる。

 

「ここかい?」

「あっ、そこ、だめ……、いやっ、ああぁぁあっ♡♡ ♡」

「ふふ、そんなに気持ちいいのかい?」

「ちがう、違うもん……、気持ちよくなんか、ないぃっ」

 

 必死に否定するが、その顔は快楽に蕩けきっており説得力はないに等しい。その証拠に、彼女の腰は無意識のうちに揺れていた。

 それを見た店主がニヤリと笑う。そして、今度はクリトリスを摘み捻り上げた。

 

「ひぃいいいっ♡♡ ♡ !?」

 

 突然の強烈な刺激に耐えられず絶叫を上げる芦花。だが、そんなことはお構い無しとばかりに店主は更に強く摘むと、ぐりっと捻った。

 その瞬間、芦花の目の前が真っ白になり、頭の中で火花が飛び散るような錯覚を覚えるほどの衝撃が走る。あまりの刺激に一瞬意識が飛んだほどだ。しかしそれも束の間のことで、すぐに現実へと引き戻される。しかしそれすらも許さないと言わんばかりに、店主は再びクリトリスを虐めた。

 

「ひぎぃいっ!? やめて、お願いだからぁああああ♡♡ ♡♡ !! !」

 

 何度も何度も繰り返し行われる拷問のような行為に、とうとう耐えきれなくなったのか悲鳴を上げる芦花。

 

「やり直せる、と思ったのに。あいつに取られる前の彼女に芦花ちゃんが

 なったら今度こそ僕がプロポーズしようと思ってた。なのにーー」

 

 店主の指が秘所に侵入してくる。既に一度挿入されたこともあり、抵抗なく受け入れることができたようだ。二本目も難なく入ったようで、中でバラバラに動かされるとたまらない快感に襲われた。

 

「あぁんっ♡ ふぁああぁん♡♡ らめぇぇええっ♡♡」

 

 二本の指でGスポットを挟み込むようにして刺激され、芦花の口から甘い吐息が漏れる。

 

「また、僕が先に好きだったのに、今度はあんな小僧にっ! 芦花ちゃんは、取られてっ! 処女まで、僕のだったのにっ!!」

「いやぁ、いやぁああぁあっっ!! !」

 

 泣きながら首を振る芦花だったが、そんなことなどおかまいなしに店主は指を動かし続ける。いつの間にか三本にまで増えていた。それぞれが独立した生き物のように動き回り内壁を擦り上げる度に凄まじいまでの快楽が生まれる。

 

「でもね、いいんだ」

 

 先ほどのまでの剣幕が嘘であったかのように優しい口調になる男。その表情はまるで聖母のようだった。彼は慈愛に満ちた笑みを浮かべながら言う。

 

「だって、またやり直せばいい」

 

 その言葉の意味を理解するよりも早く、男の剛直が再び侵入してくるのを感じた。

 

「あぁあああっ!」

「今度は、失敗しないように、作るところから僕がやる。今度こそ、僕は彼女を手に入れるんだ」

 

 ゆっくりと時間をかけて奥まで到達すると、そこで一旦動きを止めた。それからしばらく動かずにいると膣壁の動きに変化が現れることに気づく。まるで搾り取ろうとしてくるかのようなその動きに合わせ腰を動かしていく。

 

「あぁあ、芦花ちゃん。僕の為に、彼女を孕んで、産んでくれよぉ」

 

 店主は自分の精液にまみれた芦花の顔に舌を這わす。顎先から、彼女のチャームポイントである泣き黒子、そして涙の滴る目頭と順に舐め上げていく。

 

「ひゃぁ、やめてぇ、まー坊、助けて……」

 

 弱々しく呟く芦花だったが、その声は彼には届かない。むしろ興奮を煽る材料にしかならなかった。

 

「ほら、芦花ちゃん、ちゅーしようね」

 

 そう言って唇を重ね合わせる二人。最初は啄むような軽いものだった、芦花の唇の端から端まで余すことなくキスの雨を降らせると、店主は芦花の頬を掴み固定した。そして無理やり口を開かせると、その中に舌を入れる。芦花が驚いて逃げようとするが、頭を押さえつけられているため逃げられない。それどころか逆に舌を絡め取られてしまった。

 

「んんぅっ、ちゅるっ、いやっーーんんっ!」

 

 口内を蹂躙する生暖かい感触に吐き気を催す芦花。男の舐めとった精液とヤニ臭い唾液が入り混じり、味の良し悪しに敏感な芦花の舌に不快感を与える。

 

 芦花は必死に店主のキスから逃れようと抵抗するのだが、しっかりと押さえ込まれているせいで身動きが取れなかった。その間にも男は好き勝手に芦花の中を貪っていく。やがて満足したのか、ようやく解放された頃にはすっかり息が上がってしまっていた。

 

「はぁーっ、はぁっー……もぅ、やめてぇーーんっ! んんんぅ!」

 

 懇願するように言う彼女を無視して再び動き出す店主。今度は深くキスをしながら、ズコズコと自分のモノを抜き差しし、芦花の恋人ーー将臣専用のおまんこを自分のモノに合うように作り替えていく。

 

「ぷはっ、芦花ちゃんのなか、きゅうきゅうに締め付けてきて、今まで抱いたどの女より気持ちいいよ。これで、処女から僕が開発できていたらーー」

 

 うっとりとした顔でそう囁く彼に対して、芦花は恐怖しか感じなかった。早く終わって欲しいと思いながら耐えるしかなかったのだ。そんな彼女の気持ちを知ってか知らずか、男はねっとりとした動きで、芦花の中を堪能するように犯していく。

 

「ああぁっ、いやぁあ、まー坊、まー坊ぉおお!!」

 

 涙を流しながら助けを求める芦花。自分でない男の名前を聞いて店主は苛立ちを覚えた。

 

「芦花ちゃん、今は僕とセックスしてるんだよっ! 僕だけを見て、僕の彼女を孕むんだ!」

 

 そう言ってさらに激しく動く。子宮口を押し潰すような勢いで突かれると、それだけで軽く達してしまいそうになるほどだった。

 

「ああぁっ、ごめんなさっ、ごめんなさいっ、もう言わない、から、はげっ、はげしぃのや、ヤダぁあっ♡」

 

 もはや呂律すら回らない状態で許しを乞うものの聞き入れてもらえないどころか激しさを増す一方だ。しかし、芦花は今まで、男の言動に恐怖を覚えて、それをきちんと認識していなかった。

 

「ちょ、ちょっとまって、孕ませっ、るって、まさかーー」

 

 今更になって自分が何をされているのか理解したのか顔色が変わる芦花だったがもう遅い。既に手遅れなのだ。

 

「そうだよ? これから君のお腹の中にたっぷり注いであげるからねっ」

 

 それを聞いた瞬間、芦花の血の気が引いた。今までで一番の抵抗を見せた。手を振り回して暴れようとするが、やはり力が入らないため意味をなさない。それどころか余計に男を喜ばせるだけに終わったようだ。より一層興奮した様子で抽挿を繰り返す店主。結合部からは泡立った愛液が流れ出しシーツに大きな染みを作っていた。

 

「やだぁっ!! それだけは許してぇっ!! お願いだからぁぁああ、あっっ」

 

 必死の形相で叫ぶが聞き届けられるはずもなく行為は続けられる。芦花の両手は頭の上で押さえつけられ、店主の毛むくじゃらの胸板を顔面に押し当てられる。

 

「うっ、うっーーあっ♡ うっ、ーー」

 

 男の体重をかけたピストンに合わせて、喘ぐことしかできなくなった芦花のさんざん責められて堕ちきった子宮に、熱いものが注がれた。

 

「うおおおお、孕めっ、芦花ちゃん、妊娠しろぉっ!!」

「いやあぁああぁああぁあああ!!」

 

 絶叫を上げる芦花。しかし、そんなことはお構いなしとばかりに射精を続ける店主の男根。ドクンドクンという脈動と共に大量の精子が彼女の中に注ぎ込まれる。

 

「うそ、出てる、出されてる……赤ちゃんできちゃう、まー坊じゃ、ないの……」

 

 絶望に打ちひしがれる芦花だが、それで終わりではなかった。

 

「今晩で、絶対に孕ませるからね」

 

 耳元で囁かれた言葉。しかし、光を失った芦花にはその意味を理解することはできなかったのだった。

 

 ◇◆◇◆◇

 

「いい、ツヤツヤで、僕のちんぽに吸い付いてくるよ」

 

 店主は芦花に跨るとその大きな胸に自分の肉棒を埋め込んだ。そして前後に動かし始める。

 

「ぁーー、ぅーー」

 

 男の行為を無抵抗に受け入れる芦花。既に何度も膣内射精され、それに倍するほど絶頂させられ、完全に芦花は心を折られていた。目は虚ろになり焦点があっていない。口からは涎を垂らしており、時折思い出したかのように喘ぎ声を漏らすだけだ。

 

「芦花ちゃんのおっぱい、柔らかくって最高だよ」

 

 店主はそう言いながら腰を動かす速度を上げていく。それと同時に芦花の胸を掴む力も強くなる。まるで牛の乳でも絞るかのような手つきで行われるそれは痛みを伴うはずだが今の彼女の身体は、彼女を守ろうと、それを快感として変換していた。その証拠に秘所からは絶えず蜜が溢れ出している

 

「そろそろ、いいかな。さあ、また種付けしてあげるね」

 

 店主は再び挿入すると、最初からトップスピードで腰を動かし始めた。パンッ、パァンッと肉同士がぶつかり合う音が響き渡る。

 

「っ、……ぃ、……ぉ♡ ーーっ♡」

 

 すっかり、店主のモノに染められて、入れられるだけで軽イキしてしまう芦花のおまんこ。最早声にならない声を発するだけの芦花を、店主は何度も、何度でも、飽きることなく犯し続ける。

 

「ああぁあ、出るぞ! 全部受け止めてくれ!!」

 

 一際強く腰を打ち付けると、店主の剛直から白濁液が噴き出した。

 

「ーーあっ! ……ぅん♡」

 

 中に広がる熱を感じてビクビクと身体を震わせる芦花。その表情は完全に蕩けきっており、その表情を見た男は満足そうな笑みを浮かべるとゆっくりと引き抜いた。栓を失いぽっかりと開いた穴からごぽっと音を立てて精液が溢れ出す。

 

 男は萎えたペニスを芦花の唇に押し当てた。彼女はなんの躊躇いもなくそれを咥え込むとお掃除フェラを始める。舌先を使い丁寧に舐め上げていく姿は献身的ですらあった。

 ひとしきり綺麗にしたところで口を離すと今度は四つん這いになるよう命令される。言われるままにポーズを取ると後ろから一気に貫かれた。そのまま激しいピストン運動が始まる。

 

(まー坊。まーぼう、はげしいよぉ。そんなにしたらこわれちゃうー)

 

 心の中で恋人の名前を叫びながらも、その顔は幸せそうだった。

 

「あぁ、芦花ちゃん、きゅんきゅん締め付けてきて、僕の種が欲しいんだね!」

(うん、まー坊の赤ちゃん汁、アタシにいっぱい注いで、孕ませて)

 

 そう言って男はラストスパートをかけるべくペースを上げた。パンパンと肌を打つ音が響き渡り、それに合わせて彼女の身体が揺れる。

 

(ああっ、だめっ♡ まー坊のおちんぽきもちよくて、イッちゃいそう♡♡)

 

 そしてついにその時が来た。

 

「うぉおおおお!」

 

 男が雄叫びを上げて精を解き放つと同時に彼女も絶頂を迎えたのだ。男はビクンっと大きく仰け反り痙攣する芦花の身体を押さえ込み最後の一滴まで絞り出すようにして吐精する男。そして全てを出し終えるとずるりと引き抜く。引き抜かれたことで支えを失った芦花の体は力なく崩れ落ちた。その拍子にぶぴぃっと下品な音を立てて精液の塊が逆流してくる。

 

 ◇◆◇◆◇

 

「ーーぇ、芦花姉!」

「えっ! あ、あぁまー坊。ど、どうしたの?」

 

 お店からの帰り道、芦花と将臣はいつものように二人帰路についていた。

 

「どうしたは、こっちのセリフだよ。最近、ぼーっとして」

「そ、そう? ごめんね、ちょっと考え事してただけだから」

「ならいいけどさ。仕事中もぼんやりしてたから……、ほんとに何かあるなら相談してくれよな。……俺は芦花姉のお婿さんになるんだからな」

 

 最後だけ頬を赤く染めて、将臣は芦花に告げた。

 

「ふふ、ありがとね。でも、平気。ちょっと新メニューの案で組み合わせをあれこれ考えているだけだから。決まったらまー坊も試食してね」

「おう、楽しみにしてるよ」

「うん、待っててね」

「……芦花姉、あのさ、今日寄って行っていいい?」

 

 探るように将臣が芦花を誘う。その言葉に、少し寂しそうな顔で芦花は、

 

「ごめん、今日はちょっとーー」

 

 危ない日だから、と囁くように告げた。

 

「そ、そっか、ごめん! 俺、……」

「ううん。今度、たくさんしましょう?」

「ちょ! 芦花姉!」

「うふふ、まー坊、照れてるー。かわいいっ」

「もう、揶揄うなよ。じゃあ、また明日!」

 

 そう言って将臣は駆けていく。そして、芦花はその背中が見えなくなるまで待つと、玄関の扉を開ける。

 

「おかえり、芦花ちゃん」

 

 店主は我がもの顔で、芦花の部屋でくつろいでおり、彼女が帰ってくるなり抱きついてきた。

 

「ただいま、ーー」

 

 芦花もまた、当たり前のようにそれを受け入れる。

 彼女の瞳は電源を落としたように暗く、澱んでいた。

 

「今日も、僕とセックスしようね」

 

 そう言って、男は芦花の唇を奪う

 

「んっ……ちゅっ……」

 

 舌を絡ませ合い唾液を交換しあう濃厚な口づけを交わす二人。しばらくして満足したのか唇を離すと二人の間に銀色の橋がかかる。

 

「……もう、いきなりすぎだよ」

「それだけ、芦花ちゃんが魅力的ってことだよ」

 

 そう言ってキスを再開する。お互いの口内を犯しあい、貪るような深いキス。

 

「ぷはっ、もう、キスばっかり、んぅっ」

 

 文句を言おうとしたところで再び塞がれてしまう。今度は先程よりも激しく貪られ、息が苦しくなってくるほどだ。しかし、それでもなお、芦花は抵抗することなく受け入れていた。むしろ自分から求めるようにして積極的に舌を伸ばしているくらいだ。

 

「はぁーっ、はぁっー」

 

 ようやく解放された時には酸欠気味になっていた。肩で息をしながら呼吸を整えていると、不意に首筋を舐められた。

 

「きゃっ!? ちょっと、待って。お仕事してきた後だから、汗臭いし汚いよっ」

 

 慌てて逃げようとするが、がっちりホールドされて動けない。それどころかさらに強く抱きしめられてしまったため身動きが取れなくなってしまったのだ。

 

「大丈夫、いい匂いだし、芦花ちゃんはどこも綺麗だよ」

 

 耳元で囁かれるだけでゾクゾクとした感覚に襲われる。同時にお腹の下あたりがキュンとなるのを感じた。

 

「でも、せめてシャワーだけでも浴びさせて」

「いいよ。じゃあ、今日は僕が芦花ちゃんを綺麗に洗ってあげるね」

 

 そう言うと店主は芦花と一緒に浴室に入っていった。

 店主がボディソープを手で泡立てるとそれを芦花の体に塗りたくっていく。首から下へと下がっていき胸やお腹、お尻や太ももなど全身をくまなく撫で回していく。特に乳房や乳首といった部分は念入りに洗われた。芦花は、そのたびに甘い声が漏れてしまいそうになるを必死に我慢していた。

 

「ふぅーん? ここはまだ触ってないのに硬くなってるけど、どうしてかな? もしかして僕に触られて感じちゃったのかな? いやらしい子だね」

「ち、ちがうもん……これは、ただくすぐったいだけで……」

 

 口では否定しているが、実際のところはその通りだった。芦花は、この一ヶ月の間毎日のように店主に抱かれていたため、すっかり開発されてしまっていたのである。今では少し触れられただけで感じてしまうほど敏感になってしまっていたのだ。そのため、こうして身体を弄られているだけでもかなり辛いものがあるのだが、それを悟られないように平静を装っているのだ。

 しかし、そんな強情な態度が気に入らなかったのか店主は少し不機嫌そうな表情を浮かべると乳首を摘み上げた。その瞬間ビリッとした感覚が走り思わず声が出そうになるのをなんとか堪えることに成功するがそれも束の間のことだった。今度は親指を使ってぐりっと押し潰されるとたまらず声を上げてしまったのだった。

 

「ひゃうっ!?」

 

 突然のことに驚きつつも何とか取り繕おうとするものの上手くいかないようで、結局その後も何度かイカされてしまったのだった。

 

「じゃあ、そろそろ外してあげるね」

 

 そう言って、芦花の秘所に手を伸ばす。そこには極太のディルトが刺さっており、落ちないように専用のベルトで固定されていた。

 

「どう? もう慣れたかな?」

「……慣れないよ。今日もお仕事中なのに、十回は軽くイッちゃってたんだから。それに、こんな太いの挿れたままじゃ、歩くたびに擦れるから、ずっと気持ちいいままなんだもん♡」

 

 そう言いながらも、その顔は蕩けきっておりとても説得力がない状態だった。その証拠に今も腰を動かして自ら快楽を得ようとしている始末である。

 

「でも、僕の種が漏れないように、してない間はずっと付けてる約束だよね?」

「そうだけどぉ♡ やっぱり、本物のおちんちんじゃないとちゃんと気持ちよく慣れないんだもん♡ だから、早くアタシのおまんこ、いっぱい虐めてぇ♡」

 

 もはや完全に堕ちきった様子の彼女を見て満足そうに微笑むと、男はゆっくりと引き抜いていく。ずりゅっという音と共に引き抜かれていくディルドは淫液でテカテカと光沢を帯びており、その後から白い精液が溢れ出す。

 初めて店主に犯された日から一週間近く、芦花の中には常に男の精液が溜まっていた。芦花は昼間は恋人でないその腹に男の種を注がれ栓をされた状態で、実家の甘味処で恋人と接客し、言葉を交わし、そしてーー夜には再び恋人以外の男に種付けされる。そんな毎日を過ごしていた。

 

「ほら、こんなに溢れてきたよ」

「恥ずかしいよ、見ないで」

「だめだよ、ちゃんと見て古い精子は掻き出して、一回綺麗にしないと」

 

 そう言って、芦花の淫裂に指を差し込むと、くぱっと広げて膣内を確認する。どろっとした白濁色の液体は後から後から漏れ出てくる。それを丁寧に搔き出していく男。するとその度に彼女はビクビクっと身体を震わせて反応を示すものだからついつい悪戯心が湧いてしまい何度も繰り返してしまうことになるのだった。

 

「も、もう……」

「もう、なんだい?」

「……もう、入れて。我慢できないよぉ」

 

 その言葉を聞いた瞬間、彼はニヤリと笑うと一気に貫いていった。今まで散々焦らされてきたこともあり芦花の中はすっかり出来上がっていて待ち望んでいたかのように絡みついてくるのがわかるほどだった。まるで別の生き物のように蠢く襞の感触を楽しむようにゆっくり抽挿を開始するとそれに合わせて彼女もまた喘ぎ声を上げるようになっていた。

 

「あぁん、きたぁあ♡♡」

 

 最初は緩やかだった動きは次第に激しさを増していき、パンッ! パァンッと肌を打つ音が響き渡るようになるまでになっていた。激しいピストン運動により結合部からは愛液が飛び散り浴室の壁にまだらな模様を作っていた。さらに奥へ奥へと突き進むようにして腰を打ち付けられる度に芦花の豊満な乳房が大きく揺れる様子はとても淫靡なもので見る者を魅了してやまない光景であっただろう。そしてついにその時が訪れた。子宮口をこじ開けるように押し付けられた肉棒の先から大量のザーメンが吐き出され始めたのだ。

 

「あっ、あ゛ぁぁああ♡ あちゅいの出てるぅうう♡♡」

 

 一向に勢いが衰えることなく注ぎ込まれる精量に、彼女の腹はまるで妊婦のように膨らんでしまうほどであった。やがて全てを出し終えたところでずるりと引き抜くとぽっかりと開いた穴からごぽっと音を立てて精液が流れ出してきた。再び、そこに栓をするようにしてディルトを挿入してやると芦花はうっとりとした表情で店主のペニスを見つめてくる。

 

「……お掃除しなくちゃ。んっ、ちゅぱっ、ちゅっ……」

 

 愛おしそうに亀頭きキスしたあと、互いの淫液を下で拭い取っていく。そして、再び亀頭を口に含んでちゅううっと吸い上げる。そうすると残っていた僅かな残滓が出てくるので舌で掬って飲み込む。その間も男は芦花の頭を撫でたり髪を梳いたりと甘やかすような行為を繰り返す。

 

「んふ、くすぐったいよ」

「いやかい?」

「いやでは、……ないけど」

 

 芦花は男の陰嚢に手を這わせ優しく揉みほぐす。そこはパンパンになっており今すぐにでも次の種汁を出したいと訴えているようだった。その様子を見た彼女は妖艶な笑みを浮かべると彼の耳元で囁いた。

 

「もっとしたいなら、いいよ?」

「……もっとしたいのは芦花ちゃんの方でしょ」

 

 図星だったのか芦花は恥ずかしそうに俯くが、すぐに顔を上げるとこう言った。

 

「うん、おちんぽ欲しい。もっと、おじさんのおちんぽ、アタシにちょうだい♡」

「いいよ。じゃあ、続きは寝室でしようか」

「うん!」

 

 二人は互いに最低限水気を拭き取ると寝室へと移動し。

 

「今日は、アタシがしてあげるね」

 

 そう言って、芦花は店主に跨ると、バキバキになった肉棒の先端を自分の淫唇に充てがうと、そのまま腰を下ろしていった。彼女にその意識があったかは定かではないが、それは芦花が初めて恋人の将臣と繋がったときと同じ体位であった。芦花は、ずぶぶっと音を立てながら入っていく感触を楽しむようにゆっくりと飲み込んでいき根元近くまで入ったところで一息つくと、今度は前後に腰を動かし始める。その動きに合わせて彼女の大きな胸がぶるんと揺れ動く。

 

「んっ、んぅっ、あんっ、あぁっ♡」

 

 リズムカルに上下運動を繰り返しながら時折円を描くようにしてグラインドさせる。その際にカリ首が膣壁を擦ることで生じる快感によって芦花の声も次第に大きくなっていく。手持ち無沙汰な店主は、ときおり目の前で揺れる乳房の先端や、真っ赤に腫れはクリトリスを摘む。

 

「ふぁ、あぅっ、ああっ、そこ、だめぇっ、すぐイッちゃうからぁ……ああぁん!!」

 

 芦花が絶頂を迎えそうになると、店主はタイミングを見計らい彼女を抱き上げると対面座位の体勢になる。自重によって深く突き刺さったことで一瞬意識が飛びかけたが、次の瞬間には下から突き上げられてしまっていた。

 

「ひぎぃっ!? ちょ、ちょっと、まってぇ、いま、イったばっかりだからぁっ」

 

 抗議の声を無視して激しく責め立てる。ばちん、ばちんと肉同士がぶつかり合う音とじゅぷじゅぷという水音が入り混じり室内に響く。それが余計に興奮を誘うのか二人の息遣いはさらに荒くなっていく。そして遂にその時が来た。

 

「あっ♡ ダメ、もうイッちゃ♡ んんっ、んぅ」

 

 可愛らしい喘ぎ声を出す、唇を塞ぐようにキスをして舌を絡ませる。店主はゆっくりと芦花を押し倒し、プレスするように自分の欲棒を奥へ奥へと叩きつける。芦花はそんな男の腰にその長い脚を巻きつけホールドするような形で抱きつく。

 そして、男の首に腕を回し、耳元で囁く。

 

「アタシのなかに、いっぱい出してっ♡」

 

 その言葉を聞き届けると、男はラストスパートをかけていく。一際強く叩きつけた瞬間、熱い奔流が解き放たれた。それと同時に芦花もまた果ててしまっていたようで全身を痙攣させていた。最後の一滴までも絞り出そうとするかのように締め付けてくる感覚に酔いしれながらも、名残惜しげに引き抜いたあと、今度は正常位でもう一度交わることにしたのだった。その後、二人が眠りについたのは明け方になってからだった。

 

 ◇◆◇◆◇

 

「芦花姉! 俺がやるから!」

「大丈夫だよ、このくらい平気だって」

 

 ある日のこと、芦花の実家である甘味処の厨房の方からそんな声が聞こえてきた。芦花が荷物を両手で抱えて出てくるところで、その後ろから将臣が追いかけてくるところだった。

 将臣は極めて慎重に芦花から荷物を取り上げる。

 

「いいから、無理しないでくれよ。こっちは俺一人で大丈夫だからさ」

「もう、心配性なんだから。これくらい今のアタシにもできるよ」

 

 芦花はそう言って笑うが、将臣はキビキビとした動きで芦花の仕事を片っ端から奪っていく。

 

「もう、みんなしてアタシを病人扱いするんだから……」

「しょうがないよ、お姉ちゃん」

 

 ピョコッと顔を出したのは、芦花の幼馴染でもあり一時期は恋敵でもあった小春である。

 

「もう五ヶ月目なんだよ? お腹の中で赤ちゃんを育てるんだから、そりゃみんな心配するよ」

 

 そう、現在芦花のお腹には一つの命が宿っていたのである。妊娠五ヶ月目であり、だいぶお腹も膨らんできた。当然周囲は安静を望んでいるのだが、とうの芦花はじっとしていられず、ついつい店の仕事を従っては、両親や将臣に止められている。

 

「でもさぁ〜」

 

 納得いかないといった表情を見せる芦花だったが、そんな彼女のお腹に手を当てる。

 

「すごいなぁ。ここにお兄ちゃんと、お姉ちゃんの赤ちゃんがいるんだ」

「……、そう、ここにアタシの赤ちゃんがいるの。あと半年後には会えるのよ」

「えへへ、楽しみだねぇ」

 

 そうして二人で談笑している。

 

「男の子かな? 女の子かな? お姉ちゃんはもう、聞いてるの?」

 

 仲睦まじく会話を交わす二人。それを静かに店主はコーヒーを片手に見守っていた。

 

「うん、もう聞いてるよ」

「ねえ、どっち? 男の子、女の子、どっちなの?」

「それはーー」

 

 その瞳は真っ直ぐに、芦花の腹に向いていた。自分の種で、『僕の彼女』を孕むその腹を。

 

 

 

 




 
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