もし、あのとき、あのあと少女たちの身に悲劇が√ 作:クラーク・マッケンジー
鳴り止まないアラームの音を聞きながら、七海は、ギュッと胸に前で手を組んだ。
「……お兄ちゃん、大丈夫かな……」
外の様子を見に行った、暁のことを七海は思い浮かべる。
(やっぱり、わたしがついていけばよかったかな。でも、わたしが外に出ても役に立てないし……)
そんなことを考えていたら、
「たぁっくよー。せっかく寝てたのにアラームせいで目覚めちまったじゃねーか」
と、突然部屋のドアが開き警備員が入ってきた。
(〜〜んぅぅっ! 誰か来ちゃったよ! お兄ちゃん、どうしようっ)
七海が心の中で悲鳴を上げていると、男はズカズカと部屋に入ってきて、ばすんばすんと音を鳴らしながら、七海のいる机の方へと歩いてくる。
(大丈夫……。わたしは今透明で、この人には見えてないから……!)
七海はそう自分に言い聞かせて、必死に恐怖に耐える。そして、警備員は七海の隠れる机ではなく、研究室の隣の部屋に入って行った。
(ふぅ〜、良かったぁ。でもーー)
見えないところに男がいる、という状況に変わりはない。
(うぅ……怖いよぉ……早くお兄ちゃん帰ってきてぇ……)
そんなことを願いながら、七海は自分の体を抱きしめるように腕を回すのだった。
それからしばらく経ったが、男は隣の部屋から出てこない。
男が何をしているかわからない。それが七海の中の不安を余計に大きくさせる。開いたドア、その先から物音だけ聞こえてくるのだ。
「ーーぃ、ーーぉ、……」
微かに男の声がするが何を言っているかまでは聞き取れなかった。ただ、何かを探しているような様子だけは伝わってくる。
(何を探してるんだろう……? 誰かいるって気がついてる? だから、しらみ潰しに探してるのっ?)
そう思うと、一気に背筋が凍るような感覚がした。心臓の音がバクバクとうるさいくらいに鳴っていて、その音すらも男に聞こえてしまうのではないかと錯覚してしまうほどだ。
(ーー逃げないと)
七海はステルス機能を発動させたまま、物音を立てないように、ゆっくりとその場から移動を始める。一歩ずつ慎重に足を動かしていく。床の上を滑らないように気をつけつつ、なんとか男が入った扉の前にたどり着いた。
「はぁ……、くぅ……、おっ」
ドアに近づいたことで男の声が明瞭になる。やはり何かをしているようで、時折、苦しそうな声が聞こえてくる。
(一体何をしているんだろう……?)
七海は恐れと疑問から、扉の奥を覗いた。
するとそこには、信じられない光景があった。
「はぁ、はぁ……っ。ヤッベ、毎回思うけど茉優ちゃんのブラめっちゃいい匂いがするぅ〜」
そう言いながら、自分の鼻に押し当てるようにして、この研究室の主である茉優のブラジャーの匂いを嗅いでいる男の姿があった。しかもそれだけではない。ズボンを脱ぎ、下半身裸の状態になっているではないか。金玉袋まで陰毛で毛むくじゃらで、男のモノは大きく勃起しており、それを黒い布で擦り上げていた。
「ヤベェ、パンティも先走りでぐちゃぐちゃになっちまった。……まぁ、洗って返しゃーバレねか」
そう言って、男は自慰行為を再開する。その悍ましい光景に、見つかるのではないかという恐怖よりも、嫌悪感の方が勝った。あまりの気持ち悪さに吐き気すら覚えてくるほどだった。
「ーーひぃぃっ!」
思わず悲鳴が漏れてしまい、慌てて口を塞ぐ。そして後退るときに、脚が滑って床にお尻から落ちてしまった。ドスンっと大きな音が響き渡る。
「きゃっ!」
「っ! 誰だっ!」
男が部屋から飛び出すようにして出てきた。そして、透明になった七海に気が付かずに躓き、そのまま七海の上に倒れ込んでくる。
「うっ……」
「なんだ……? やらけぇ……?」
男は七海の服に上から胸を鷲掴んでいた。その手つきはまさに揉むではなく握りしめるといったもので、
「やだっ、やめてぇっ……!」
七海は思わず叫んでしまった。
「んぉっ!? 声まで聞こえるぞ!?」
男は驚いた様子で声を上げる、そして七海の意識が乱れ、服のステルス機能が解除されてしまう。
「あっ……」
「えっ?」
お互いに見つめ合う形になり、一瞬時が止まったかのように感じた。それから数十秒たったころ。先に状況を理解したには男の方だった。男は直ぐににやけた顔になると、七海の腕を掴んで先ほどまでいた部屋に引き摺り込んだ。
「きゃっ! いやっ、離してっ!」
「お前、この間きたって転校生だろ?」
男の言葉に七海は息を飲む。自分の事を知られている、そのことにさらに焦る七海を男は下半身を露出させたまま壁へと追いやり逃げ場を奪うように覆いかぶさってくる。
「なあ、転校生ちゃんはこの部屋で何してたのかな?」
男は七海の両腕を、彼女の頭の横に押し付けるようにしながら顔を近づけてきた。吐息がかかるほどの距離で見つめられて、顔を逸らすことしかできなかった。しかし、それが逆に男を興奮させたのか、鼻息荒くして更に顔を近づけてくる。
(やだぁっ……! 気持ち悪いよぉ……)
顔を背けたことで露わになった首筋に生暖かい息がかかる。
「こんな服着て、姿を隠して夜の研究室に侵入するなんて、警備員として見過ごせないなぁ〜?」
空いた手がわきわきと動かしながら近づいてくる。その動きはまるで蛇のようで不気味さを感じた。
「い、いやぁっ!」
「ほらぁ、大人しくしろぉ」
耳元で囁かれる声に背筋がゾクリとする。七海は恐怖のあまり目をギュッと瞑った。七海の目端から涙が零れる。
そしてーー、
「まずは身体検査だよね〜♪」
「ひっ……」
七海の口から小さな悲鳴が漏れる。男は七海の身体を服の上から弄っていき、その感触を楽しんでいるようだった。
「やっ、やめっ……」
「んん? なんだー? この辺に何かありそうな気がするなぁ」
そう言うと、男は七海のお腹を指先でなぞっていく。その感覚に身体がビクリと反応してしまう。指先が臍の周りをクルリと回ると、くすぐったさから七海は身を捩るが逃れることはできない。
(気持ち、悪い……。でも、耐えてれば、お兄ちゃんが来てくれるーー)
七海はそう信じて耐えるしかなかった。
「おやぁ、ここには何もないかぁ。あと女の身体で物を隠せる場所といえば……」
男の視線が七海の豊満な胸へと向かう。その視線に気がついた七海は慌てて背を向けようと動くが、それよりも早く男の手が胸に伸びてきて、制服越しに揉みしだかれる。
「い、いたっーー、やだぁっ!」
服の上からでも分かるほど、七海の胸は大きく柔らかい。男は夢中になって胸を揉み続ける。最初は優しく撫でるような手つきだったが次第に激しくなっていき、最後には七海を拘束することも忘れて両手で彼女の胸を揉みしだく。
「痛いっ! 本当に痛いよぉ……、やめてぇ……」
痛みに耐えかねた七海が悲鳴を上げると、ようやく手を離してくれたのだった。
(うぅ……痛いよぅ……)
涙目になりながら、胸を抑える七海を見て、男は楽しそうに笑う。まるでアリの巣で遊ぶ子供のように無邪気で残虐な笑みだった。
「じゃあ次は〜」
男が七海のスカートに手を伸ばす。そのとき、七海のポケットから端末の震える音がした。
(お兄ちゃんっ!)
それは暁からのメッセージが届いたことを知らせる音であった。
「なんだ、この音は」
男が七海のポケットを弄り始める。
「やっ! やめてっ!」
(お兄ちゃん、助けてっ!)
心の中で暁に必死に助けを求めるが、彼は助けに現れない。その間にも男はどんどんとポケットに手を突っ込んでいく。やがて、七海の端末を取り出すことに成功したようで、画面を確認してニヤリと笑った。
「ふーん、『問題発生、一人で戻れるか? 』だってよ」
「うそっ!」
「嘘じゃねーよ、ほら見てみろよこれ」
男が見せつけるようにして、七海に端末の画面を見せる。そこには確かに、そんな文章が表示されていた。
(うそ、嘘でしょ……。暁くん、大丈夫なの……?)
「返信してやらないとな。パスワード教えろよ」
「……嫌っ」
「あ゛?」
ドスの効いた声で凄まれ、思わずビクッと震えてしまう。それでもなんとか勇気を振り絞り俯き黙った七海。男は拳を握ると、七海の顔の真横の壁を殴りつけた。ドンッという鈍い音が室内に響き渡る。その音に驚き、顔を上げた七海に対して、男は怒りに満ちた表情で睨みつけていた。
「いいからさっさと言えって言ってんだよ!!」
「ひぅっ……!」
毛むくじゃらの腕が七海の真横に突き立つ。あまりの剣幕に怯えてしまい、思わず口を滑らせそうになるがギリギリのところで踏みとどまることができた。
(逃げなきゃっ! 逃げて暁くんのところに行かなきゃっ!)
暁の身を案じた七海はステルス機能を起動させその場から逃げようとするのだが、
「逃すかよっ!」
男が腕を振り上げるのが見えた瞬間、咄嗟に目を閉じると同時に、肩に衝撃が走った。
「いっーー!」
七海が痛みに顔を顰めていると、運悪く男が適当に放った蹴りが、七海の横腹にヒットしてしまった。その衝撃でバランスを崩し、ステルス機能も解除、地面に倒れ込んでしまう。
「ごほっ、げほげほっ」
咳き込みながら顔を上げると目の前に男の足があった。ゆっくりと視線を上げていくと、ニヤニヤと笑う男の顔があった。
「次に姿を消したら殺すぞ」
その言葉に、七海は咳き込んだまま、何も言うことができなかった。男は七海の股に脚を入れてきた。そしてそのままぐりっと踏みつけてくる。
「うぐっ!?」
突然のことに驚く七海を無視して、何度も何度も足を押しつけてくる。その度に七海の口から苦しそうな声が漏れ出た。しばらく続けているうちに満足したのか、剥き出しの肉棒を七海の顔に近づけてきた。
「舐めろ」
「えっ……?」
「聞こえなかったのか? 俺のちんぽを舐めろっつってんだ」
「そ、そんなこと……」
「いいのか? 逆らって、お前の立場分かってるのか?」
その言葉を聞いた途端、七海の顔が青ざめていく。もしここで断れば何をされるかわからない恐怖心が芽生え始めたのだ。この男に逆らえば命はないかもしれない、この男が通報すれば七海は捕まる、そうすれば兄である暁や、父親に迷惑が掛かってしまうだろう。そう考えると従う以外の選択肢はなかった。恐る恐る舌を伸ばすと亀頭に触れるか触れないかの距離まで近づいたところで止まってしまった。
「どうした? 早くしろ」
急かすように言ってくる男に促されるようにして舌を出す。
「ちゅろぉ……、うぅ」
舌先に感じる生暖かい感触に吐き気がした。
「なんだその気の抜けたフェラは、もっと竿の根元から先まで丁寧に舐めるんだよ!」
そう言って男は七海の頭を掴み男のモノを無理矢理彼女の顔に押し付ける。男の先走り液が七海の顔の淫靡な光沢を帯びさせる。
「んっ、ぃやぁっ……」
七海頬に男のモノが押し当てられ、顔を歪ませる。しかし男は構わず腰を動かし続けた。
「おら、ちゃんとやれってんだろ!」
男の言葉に七海はとうとう従って、その花弁のような舌を男の肉棒に這わせる。
「れぉ……んちゅっ、んれぉお」
「おおぉっ、いいぞぉっ、そのまま裏筋を舐めてみろ」
七海は言われるままに、男の裏筋に沿って下から上へ舐めていき、カリ首の部分に到達すると、今度は尿道口を中心に円を描くようにして刺激を与えていく。すると男の身体がピクンと震えた。
「うぉぉっ、いいっ。覚えがいいな転校生ちゃんよぉ、ってヤベェ、忘れてた」
突然何かを思い出したかのように声を上げる男を不審に思いつつも、奉仕を続けるしかない七海。彼女の前に男が端末を差し出す。
「パスワードは?」
「……っ」
「二度は聞かねぇぞ」
「…… 10ru773」
男の指が端末の画面を滑り、ロックを解除する。男は暁にメッセージで、「了解。先に戻って今日は休む』と送る。
「よし、これでオッケーだな」
男は満足そうな笑みを浮かべる。七海の希望は絶たれたも同然だった。
「よし、じゃあ続けろ」
「……ちぇろ、えろん、ちぅぅ」
再び七海は男の肉棒に舌這わせる。先程よりも動きが緩慢になってしまったが、男は気にする様子はなくむしろ楽しんでいるようだった。
「玉袋も頼むぜ。皺の一本一本、愛を込めてしゃぶるんだ」
言われた通りにするしかなく、七海は陰嚢を口に含み舌で転がすようにして愛撫していく。時折強く吸い付いたりしてやると、男は気持ちよさそうに喘いだ。それからしばらくしてようやく解放されたときには、既に七海の口元は男のカウパーと陰毛まみれになっていた。
(やっと、終わったぁ……)
そんな安堵感から脱力していると、
「反抗はしないようだな。後は危険物を持ってないか再確認だ」
そう言うと男は七海の腕を掴んで立ち上がらせる。
「えっ、まだ、何かする、んですか……」
「あぁ、指示に従ってるからな。持ち物検査が終われば今日は帰らせてやるさ」
「本当、ですか?」
「ほんとーさ」
七海の表情が少しだけ明るくなる。だが、それも一瞬のことだった。次の瞬間には絶望の表情へと変わることになる。
「まずは服を脱いでもらおうかな」
「なっ!? なんでっ!」
「なんでもクソもあるかよ、お前の身体検査なんだから当然だろ」
「でもっ……」
「早くしろよ。逆らうなら、また違う命令を聞いてもらうかな」
そう言う男のペニスは再び勃起しており、今にも爆発しそうなほど張り詰めていた。七海の脳内に先ほどの光景が蘇る。舌が腐ってしまいそうなくらい酷い味を思い出し、吐き気が込み上げてくる。
(もう一度、あれを舐めるのは……、でも、これを脱いだら)
透明化は服についた機能である。それを脱いでしまえば、七海は絶対に逃げられなくなるだろう。
(いやだよぅ……)
涙を流しながら首を横に振る七海を見て、男が舌打ちをする。そして苛立たしげに言った。
「おい! 脱げって言ってるだろうが! それとももう一回蹴られたいのか!?」
その声に七海がビクッと反応する。そして、
「そうだ、それでいいんだ」
七海はゆっくりと制服を脱ぎ始めるのだった。命綱を自ら解いていくように、ゆっくりと、慎重に。スカートに手をかけてホックを外すとストンと床に落ち、緑色の下着が露わになった。恥ずかしさのあまり耳まで真っ赤に染めて俯く七海だったが、男は容赦しない。
「ほら、次は上だぞ」
七海の手が震える。上着を脱ぎ、アンダーシャツのボタンが外されていく。一つ外す度に七海の鼓動が激しくなり、呼吸が荒くなる。全てを外し終えると、上半身が裸になり、ショーツと揃いの緑色の可愛らしいブラに包まれた膨らみが現れる。
「ほう、デカイとは思っていたが、生で見ると、ムッチムチじゃねーか」
男はニヤニヤ笑いながら感想を述べると、七海は羞恥に耐えられず目を瞑った。
「ほら、早くしろ」
「えっ、何を、ですか……」
「まだ脱げるもんあんだろ」
これ以上脱ぐなんてできない、そう言いたかったが七海の口はそれを言葉にすることはなかった。代わりに小さく頷いて返事をすることしかできなかったのだ。
七海が先に選んだのはブラジャーだった。七海はゆっくりとブラジャーのフックを外していく。締め付けがなくなったことでぷるんと揺れる乳房。そして、緑色のブラが床に落ちる。
「ピンクの可愛らしい乳首だなぁ」
思わず、手で胸を隠そうとするがすぐに、
「やましいことがないなら隠すな」
と言われてしまい、大人しく手を下ろす。残すところはパンツだけになった。七海は覚悟を決めると、片足ずつ抜いていき、完全に脱ぎ終わる頃には全身茹でダコのように真っ赤になっていた。
(もういやぁ……)
心の中で泣き言を言うものの、何も変わらないことは分かっているので口には出さない。
「これで……、いいですか……?」
消え入りそうな声で呟くように言う七海。そんな彼女に対して、男は冷たく言い放った。
「あぁ、後は直接確認するからよ」
「直接って……ーーきゃっ!」
いきなり床に押し倒されてしまう七海。男は七海の胸を鷲掴みにして揉みほぐし始めた。その乱暴な手つきに痛みが走る。
「でけえ胸だからなー、何か隠してないかしっかり確認しないと」
「胸に隠すなんてっ、ないっ、ですっ」
「侵入者の言うことなんて信じられるかよ」
男は毛むくじゃらの腕を器用に動かし、七海の胸を責め立てる。指の隙間から覗くピンク色の先端を摘むと、そのまま引っ張ったり、捻ったりを繰り返す。
「いっ、ぅう、ぇっ!」
七海が苦痛の声を上げるが、男は無視して責め続ける。
そして、剥き出しの股間を七海の腹に擦り付け始めた。
「ひっ、ひゃ、あつ、いやっ」
火傷しそうなほどの熱さを持った肉棒を押し付けられ、恐怖心から悲鳴をあげる七海。硬い肉棒が七海の程よく肉付いたお腹を滑る。その度に七海の口から悲鳴が上がるのだ。鬼頭の先を七海の臍の穴に入れようとしてくる。心のそこから気持ちが悪い、そう思う七海は必死に腰を動かして逃げるが、それはむしろ男の肉棒を擦って快感を与える結果にしかならなかった。
「くぅーー。あぁ、そもそもこれ本物なのか?」
「ほんもの、かって、なに」
「透明になれるんだ。おっぱいだって偽装出来るかもな? だから確かめてやるよ」
そう言って男は七海の胸にしゃぶりついた。ざらりとした感触が胸の先を刺激すると、七海の口から悲鳴が上がる。
「ひっ、やぁぁ……っ」
男の舌使いに翻弄されながらも、なんとか逃れようとするのだが、男にがっちりとホールドされて動けない。その間にも男の舌は七海の乳首を舐め回し、吸い上げる。
「やだっ、やめてぇ……」
弱々しく懇願する七海を無視して男は愛撫を続ける。片方の手が空いた方の胸に伸びてきて、同じように弄ばれる。
「あっ、やっ、もう、嫌だよぉ。おにい、ちゃん……たすけて……っ」
とうとう泣き出してしまった七海。しかし、男は容赦なく七海の胸を蹂躙していく。
「この甘さ、匂いは本物か」
男がようやく口を離すと、唾液でベトベトになった胸が姿を現す。その頂点では痛々しいほどに充血した乳首がピンと勃ち上がっていた。男は満足げに頷くと今度は下半身へと手を伸ばした。
「最後はここだな」
そう言うと男の指が秘所に触れた瞬間、今までとは比べ物にならないくらいの嫌悪感に襲われた。七海は慌てて足を閉じようとしたがもう遅い。男は強引に足を開くと、そこに顔を突っ込んだ。そしてそのまま割れ目に沿って舌を這わせていく。
「やだぁっ! そんなところ舐めないで!」
「ここで最後なんだ、我慢しろよ」
そう言いながら舌を膣内に侵入させる男。ぬめっとした感触に鳥肌が立つ七海は「これで最後」という男の言葉を信じて耐えるしかなかった。
「すっぺぇなぁ……、熟れてねぇ処女マンコは最高だぜ」
(最後、これで最後、最後だから我慢できる、大丈夫……大丈夫、最後なんだから……)
自分に言い聞かせるように何度も頭の中で繰り返す七海。七海が心を殺して耐えていると、男はようやく顔を離した。
「これじゃあ、奥まで確認できないなー?」
男の陵辱に疲れ果てていた七海だったが、その言葉にビクッと反応した。今でさえこんなに辛い思いをしているというのに、これ以上何をするというのか、そんな七海に追い討ちをかけるように男は続けた。
「ちょっと自分で広げて見せろ」
「……はい……」
もう抵抗する気力すら残っていなかった七海は素直に従うことにした。両手を自分の股の間に持っていき、左右に広げるようにして見せる。するとそこには綺麗なピンク色をした膣口が姿を現した。散々男に舐められたため、唾液でテラテラとした輝きを放っている。
「おぉ〜いい眺めだぜぇ〜」
そんな感想を述べながら、男は七海の秘部に顔を近づけ、まじまじと観察する。
「よし、これなら大丈夫だろう」
「確認終わったんですか? じゃあ、もうーー」
「おう、最後にこれで確認して終わりだな」
そう言う男の顔には凶悪な笑みが浮かんでいた。男はパンパンに膨らんだ怒張を七海が広げる淫唇に充てがった。
「うそっ! いやぁああ、それだけはやめてっ!」
「うるせえな、暴れんなよ」
脚をバタつかせて暴れる七海だが、当然逃げられるはずもなく簡単に押さえつけられてしまう。そしてついに、亀頭の先端が七海の中に入ってきた。
「ひぅっ! 確認だけって、それで終わりだって言ったのにっ!
「だーかーらー、俺のチンポで、お前のまんこ確認したら終わりだって」
「そんなのっ! いや、いや、いあやぁああ、離してっ! 抜いて、やだぁ……、暁くん! お兄ちゃん! 助けーー」
「おらよっと」
ぐっと男は体重をかけて極太の肉棒を七海の胎内に一息で押し込んだ。
一瞬で、七海の処女は奪われた。
ブチブチブチっと七海の脳内に何かが切れる音が聞こえた気がした。それと同時に激痛が走る。あまりの痛みに視界がチカチカし、呼吸が止まる。一瞬遅れてやってきた痛みが全身を駆け巡り、身体が痙攣を起こす。
(痛い痛い痛い痛いいたいイタイイタイ)
言葉を発することもできずただただ涙を流すことしかできない七海だったが、そんな彼女の様子などお構いなしとばかりに男が動き始める。
「入口は濡らしといたが、奥は全然だな」
(痛い動っ、イタイ動かないでっ!!)
七海の心の叫びが届くわけもなく、ゆっくりと引き抜かれていくペニスだったが、カリ首が入り口付近に引っかかるところで再び勢いよく突き入れられた。
パァンッという乾いた音が部屋に響くと同時に七海の身体が大きく仰け反った。声にならない悲鳴を上げながら身体を弓なりにしならせる七海を見て男は満足そうに笑うのだった。
「全然濡れねーなー。しゃーねー、一回出しとくか」
(痛い痛い痛い痛い、痛い出す痛い、何痛いを? 痛いーー)
痛みで埋め尽くされる脳内に、男の言葉の断片が入ってくるが、その意味を理解する余裕はなかった。ただ、早く終わってほしい、それしか考えられなかった。
「あー、出るわ」
だから、その言葉と共に熱い液体が流れ込んできたとき、初めて自分が何をされたのか理解した。
「えっ? うそ、出すって、精液? 精液出したの? 中に? 嘘でしょ? 嫌ぁあああああ!!」
絶叫を上げる七海を無視して最後の一滴まで注ぎ込もうと小刻みに動く男。ドロドロの男の種汁は七海の中に広がっていく。
「いや、いやっ、イヤァぁあああああああああ!!」
喉が裂ける程の悲鳴。しかし、何もかもがもう、遅い。
「ふぅー、一発目の一番濃いやつは奥に出してやるって決めてたからな、良かったぜ」
男の濃厚ザーメンは粘度故に七海の中にこびり付き一滴も垂れてくることはなかった。
「うそ、うそだよ。ちがう、こんなの違う……っ、わたし、こんな、こんな……っ」
絶望に打ちひしがれる七海を他所に、男はピストンを再開する。
「ひぃっ!? またっ、なんでっ!?」
「確認が一回なんて言ってないだろ?」
そう言ってニヤリと笑うと、男は激しく腰を打ち付け始めた。
パンッパンッと音を立ててぶつかり合う二つの肉体。その激しさから結合部からは血と先ほどの射精した精液が泡立ちピンクの輪を作っていた。
「いっ、ぎぃいっ、やめっ、やめぇえ、あぐっ、ぅううっ」
その度に子宮口にぶつかる衝撃と痛みが走るのだ。それに耐えられなかった七海はとうとう、
「おっ、なんだこれ。締まりがまた、キツくっ! チンポが千切れそうだっ」
無意識に自身のアストラル能力で膣内の傷を癒やしてしまったのだ。七海の治癒は自然回復を早めるもの、それはいわゆる筋トレの破壊と回復のサイクルを早めることになった。七海の身体は回復と同時に急速に、男のチンポに合わせてその形と機能を最適化させていった。それはつまり七海の意志に反して、男のモノにフィットするように作り替えられているということでもあった。
「おほっ、こりゃ良いぞっ!」
男の興奮は最高潮に達していた。より強く、より早く、七海の肉壺を使い込んでいく。乱暴に犯され、それに合わせて再生していく七海のおまんこは、男専用オナホになっていく。
「ひっ、ひっぐぅぅうう、もう、やだっ、やめてぇぇええええっ!」
泣き叫ぶ七海を無視して腰を動かし続ける男。男のモノに合わせて、男のものの形に変わってしまった七海の秘所は、入口は処女のようにキュウキュウと締め付け、中はトロトロと包み込むような柔らかさで、それでいてしっかりと絡みつくようにうねっていた。
「あぁっ、もうイク、イキそうっ!」
「やっ、だめぇっ、出さないでぇっ!」
七海が懇願するが、男は無視して腰の動きを加速させる。それにあわせて、七海の膣も蠕動し、奥へ奥へを男のモノを引き込んでいく。
そして一際深く突き刺した瞬間ーー、ドピュッドピュールルルーー! 大量の白濁液が流し込まれた。
「いやぁ……、また、だされ、いやって、いったのに……」
痛みは等に癒えて、ただ陵辱されたことにポロポロと涙を流して泣くことしかできなかった。そして、男の暴力的なセックスで傷ついた性器を回復するため能力が発動し、七海の性器に隙間なく密着していた男の肉棒も同時に癒されていく。
「なんだこれ! すげえ、ずっと気持ち良いじゃねえかよ! なんだこのまんこ!?」
七海の能力は男の肉棒に硬度を回復させ、陰嚢には精子を生成させる。これによって、男は何度でも何回でも七海を犯すことが出来るようになった。
しかし、無意識に回復を行なっている七海にはそんなことはわからない。ただ、男の剛直が再び硬くなったことだけはわかった。
「さて、次はバックでいくか」
そう言って男は七海の体をひっくり返すと、尻を高く上げさせた。
「やだぁっ、もう、許してください……」
七海の懇願虚しく、男は七海の尻を掴むと一気に奥まで貫いた。
「んぐぅうううっっ!!!」
先ほどとは違う角度からの挿入に、思わず声が上がる七海。男はそのまま激しい抽挿を開始した。
「いぎぃ、さっきと、ちがうとこ、き、くるぃ……」
体位が変わったせいか、先ほどとは別の場所に引き攣るような痛みが走る。それをまた能力が癒やし、原因である男の肉槍に合わせて形を変えていく。そして再び男を喜ばせるように締め上げるのだ。
七海がアストラル能力者でなければ起こり得なかった現象だ。
「あぁ、最高だ! 最高だぜお前! 最高だ!」
狂ったように叫びながら、七海の膣を犯し尽くす男。七海はされるがままに揺さぶられ、啼くことしか出来なかった。
「あぎっ、あっ、んぅっ、うっーー」
「いいぞっ、もっと締めろ、緩めんな! オラッ!」
男が更に力を込めて突き上げると、それに応えるように膣壁がギュッと締まった。それが気持ちよくて堪らないのか、男は何度も同じ動作を繰り返すのだった。
そして、七海の男専用オナホまんこのあまりの気持ちよさに、男はーー、
「うぉおおおお! 出るっ! 出すぞ!」
ビュルルルーー!! ドクンドクンと脈打ちながら、熱いものが注がれていく。七海の能力のせいで濃さも量も一回目と遜色ないものだった。
(またぁ……、出されてる……)
虚ろな目で宙を見つめる七海。その表情からは生気が感じられないほど弱々しかった。そんな七海の様子に構うことなく、男は七海の能力で回復した性力で何度も何度も七海を犯した。もう抵抗する気力もない七海は、それをただただ受け入れるしかなかった。そして度重なる陵辱に七海が完全の意識を失ってから、男本来の性力が尽きるまで行為は続いたのだった。
「ふぅー、出した出した」
満足そうな表情を浮かべる男。そこには先ほどまでの鬼気迫る表情はなく、どこか晴れやかな様子だった。
「いやー、最高だったぜ。マジ神まんこだよ、転校生ちゃん」
男はそう言いながら、無心で男のモノを口に含んで清める七海の頭を撫でた。
「れぉ……くちゅ、くちゅ、ちゅる、じゅるるる……」
「おー、いいねぇー」
泡だった精液ですっかり白くなったちんぽを舐め回す七海の姿はとても淫靡な光景であった。
そんな姿に再び元気を取り戻した男の肉棒。最後にもう一度っと思った男だが、窓から差し込む朝日を見て諦めたか七海の口から肉棒を引き抜いた。
「掃除しとけよ。あと、隣シャワー室だから」
肉棒についた唾液を七海の金色の髪で拭い取ると、男は簡単に身支度を済ませ部屋を出て行った。残された七海はというと、疲れ切った表情で床に横たわったまま動かない。時折ピクンと痙攣する身体だけが生きていることを知らせてくれるだけだ。しかし、それもしばらくすると収まり再び静寂が訪れる。そうしてしばらく経った後、七海はゆっくりと起き上がった。
「……行かなきゃ」
フラフラとした足取りで浴室に向かう七海。身体中ベトベトで気持ち悪い、早く洗い流したいと、シャワールームに倒れるように入る。
脱衣所に入ると鏡に映った自分の身体を見る。全身キスマークやアザだらけで酷い有様だったが、特に酷かったのは股間の部分だろう。そこは数時間前はぴっちりと縦に閉じていたが、今はぽっかりと穴が空いており、そこから白い液体が流れ出していた。
「うぅっ……、ひっぐ……、ぐすっ……、うわぁぁあああん!」
七海は声を上げて泣いた。ボロボロと大粒の涙を流しながら泣き続けた。
「わだしっ……、わだじ……、こんな……っ、うぁああああんっ!」
もう何がなんだかわからなかった。どうして自分がこんな目に合わなければいけないのか? どうしてこんな目にあっているのか? 誰が悪いのか? 自分はこれからどうすればいいのか? 何もかもわからなくて頭の中はぐちゃぐちゃになっていた。それでも一つだけわかることがあった。それはーー、自分がどうしようもなく汚れてしまったということだった。その事実に打ちひしがれて、涙が止まらなかった。嗚咽を漏らしながら、七海はしばらくその場で泣いていた。しばらくして落ち着いた頃、七海はシャワーを浴び始めた。
「ひぐっ、ひぐっ、ひぐっ」
泣きながら、精液を洗い落とす七海。その姿は痛々しく、見るに耐えないほど悲惨だった。
(私、汚されちゃったんだ……)
シャワーで念入りに膣内を洗浄しながら思うことはそればかりだった。自分の純潔を奪った男のモノの感触がまだ残っているような気がしてならなかった。
それは勘違いではなく、まさしく七海の膣は男の形を覚え込まされていたのだ。その証拠に今もなお、男の形を思い出してヒクついているのがわかるほどだった。
(こんなの、こんなのって……)
いくら洗っても消えない感触に嫌悪感を抱きながらもなんとか膣内の処理を終えた七海は再び服を着て部屋に戻った。
ステルス機能を使って、学院から抜け出した七海はそのまま自室へと戻った。
部屋に着いた瞬間、緊張の糸が切れたかのようにその場に崩れ落ちた。それほどまでに疲労していたのだ。ベッドに倒れ込み、気絶するように眠りについた七海は、すぐに深い眠りに落ちていった。
◇◆◇◆◇
七海が処女を散らした夜から3日が経過した。
あれから、何事もなかったかのように日常が過ぎていく。初日は体調不良を理由に学院を休み部屋に籠っていたのだが、一人で部屋にいると不安や恐怖が膨らむばかり。兄であり、好意を寄せる暁に汚されてしまったことを知られたくなくて、父にも暁にも相談することが出来ない七海は、結局次の日から授業に出ることにした。
そして、2日目はいつも通りに登校した。教室では千咲とだけ当たり障りない会話をして過ごした。元から人見知りで男子とは会話をほとんどしない七海であったが、徹底して触れ合わないようにしていた。男子の体臭も低い声も今の七海には嫌悪を恐怖を呼び起こすものでしかないからだ。放課後になると、逃げるように教室を出て寮の部屋に戻り、一人になったところでようやく一息つくことが出来た。
3日、この日も男子の体臭に吐き気を覚えながらも、なんとか一日を過ごした七海が、足早に寮の部屋に戻る途中、
「なーなーみ、ちゃん」
背中越しにかけられた声にビクッと肩を揺らす七海。途端にブルブルと震える身体を七海は押さえつけるようぎゅっと肩を抱く。
ギュッと目を瞑って俯く七海の肩に男が手を回す。鼻腔を犯す男の饐えた体臭が七海に陵辱の記憶を鮮明なものにする。
「ひっ……」
「おいおい、そんなに怯えるなよ。あんなに熱い夜を過ごした仲じゃん?」
男は馴れ馴れしく肩を抱き寄せたまま言う。
「ちょっと付き合えよ」
その言葉に絶望感を感じながらも拒否することも出来ず、男に肩を抱かれたまま、七海は歩いていくのだった。
七海が連れてこられたのは学院内に用意された男の部屋。
そこはお世辞にも清潔な場所とは言えず、そこかしこにゴミや衣服が散乱しているような状態だった。
「ほら、入れって」
そう言って男は七海の肩を押すようにして部屋に入るよう促す。
「い、いやです……」
「はぁ? 何言ってんだお前」
七海の言葉に男は不機嫌そうに言うと、七海の腕を掴み強引に部屋の中へ引きずり込む。
「きゃっ、いやっ! 離してぇっ!」
腕を掴まれて部屋の中に連れ込まれた七海は慌てて抵抗しようとするが、力の差がありすぎて振り解けない。そのままベッドの上に投げ出される。ベッド上に落ちた衝撃で一瞬息が出来なくなるほどの衝撃を受ける七海だったが、すぐさま起きあがろうとするが、その前に男が覆い被さってきたことで身動きが取れなくなってしまう。
「お前のこと調べたよ。在原七海、兄貴と一緒に転校してきた。能力は治癒だってな」
「ーーひっ」
目の前に迫る男の顔に思わず悲鳴を上げてしまう七海。黄ばんだ歯、ヤニ臭い口臭、下卑な笑みを浮かべるその顔はあの日の陵辱の記憶を思い出させるのに十分すぎるほど醜悪だったからだ。
「なぁ、治癒は実際に体験したから間違いねぇ。でもよ、お前透明にもなってたよな? 治癒と透明化はどうやったって一つの能力じゃないだろう?」
男の言葉に合わせて、唾が七海の顔にかかる。あまりの気持ち悪さに顔を背けようとすると、男は両手でガッチリと固定してくるので逃げることも出来ない。
「だからよぉ、あれはお前の能力じゃなく何か別のモノでやってたってことだよな? そんな世間に知られてないモノを使って人の夜中の研究室で七海ちゃんは何をしてたのかな」
「そ、それは……」
言い淀む七海。その隙を男は見逃さない。
「言えねぇってことはやっぱりなんかあるんだな。なあ、俺が一言学院に言えば、七海ちゃんも兄貴もどうなるかわかってんだろうな?」
畳み掛けるように脅しかける男に顔を青くさせる七海。
「なあ、俺も別に真面目ちゃんじゃねーんだよ。リターンがあるなら多少のことは目を瞑るさ。だからーー」
男は七海のスカートの中に手を入れると、ショーツの上から割れ目をなぞる。
「ひゃうっ!」
突然の刺激に声を上げる七海。
「七海ちゃんが、お願いを聞いてくれてる間は、学院に七海ちゃん達のこと黙っててあげるよ」
「ぃ……えぅ……っ」
「どうする? お兄ちゃんと一緒に臭い飯食うか、俺のお願いを聞くか、選べよ」
ニヤニヤと笑いながら七海の秘所を愛撫する男。男の指の動きに合わせ、ビクビクと反応する七海の身体。
「えっく……ひっく……うぇーー」
「あぁ、泣いちゃったよ。しょうがないな。じゃあ、七海ちゃんがいうこと聞いてくれるなら、おじさんが七海ちゃんのお手伝いしてあげるよ」
「ふぇ……?」
「だからさー、警備の順路とか調整して開けたり、鍵を開けといたりとか色々あるでしょー?」
「……ぁぅっ……ぁあっ……」
クリトリスを指で挟まれコリコリとされる度にビリビリと頭に信号が送られていく。決して気持ちいいわけではない。しかし、犯されることを学習した七海の身体は、反射的に男に媚びて男のモノを受け入れる準備を始めていた。
「さぁ、どうする七海ちゃん?」
「ーー……わ、わかりまひたぁ……」
「んー、なんだってぇー、聞こえないぞぉー」
男の指が激しく動く。その度に七海は嬌声に似た悲鳴を上げ、身体を震わせていた。
「ひっ、ぎぃっ、わかっ、わかりましたぁっ、言うこと聞きますからぁぁああ」
「そうか、いい子だ」
そう言うと男はズボンを脱ぎ始めた。ボロンと飛び出た肉棒を見て、七海の顔が青ざめる。それは数日前に自分の初めてを奪った凶器であり、忌まわしき記憶を呼び覚ますものだ。それが今再び自分に向けられたことに恐怖を覚える。
「早速お願いだ。しゃぶれ」
「……はい、わかりました」
七海はゆっくりと顔を、醜悪なモノに近づけていく。立ち込める男の体臭をより濃くした匂いが七海の鼻を刺激する。
「あれから、洗ってねーんだ。これからは俺のチンポはずっと七海ちゃんに綺麗にしてもらうからな」
その言葉を聞いた瞬間、吐きそうになるがグッと堪える。ここで機嫌を損ねたら何をされるかわからないからだ。ゆっくりと口を開けると舌を出し、恐る恐るといった様子で亀頭を舐め始める。
「ちゅっ、れる……れろぉ……はぅ、れちゅ、れちょ……」
(うぅっ……気持ち悪い……)
舌先でチロッと舐めるたびに感じる苦味のある液体の味と匂いに顔をしかめながら必死に舌を動かしていく。すると徐々にだが硬さを持ち始めてきたのがわかる。同時にムクムクと大きくなるソレの大きさに驚きながらも一生懸命奉仕を続ける。
「んっ、れぉ……んっ、れちょ……」
「おい、いつまで待ってりゃいいんだ?」
「……れぉーーえっ?」
「俺はしゃぶれって言ったんだ。舐めろじゃねーよ、お前馬鹿か?」
男の腹に届く程大きくなったペニスを口から離し、顔を上げる七海。
「ご、ごめんなさい……」
「もういい、さっさと咥えろよ」
「は、はいっ」
七海は一瞬躊躇いを見せたが、覚悟を決め大きく口を開くと男の肉棒を口内に含んでいった。
「んぐっ……ほぅぐ……じゅぽっ……」
七海の口内に男の汚汁が流し込まれる。生臭さと塩気の強い味が口いっぱいに広がり吐き気が込み上げてくるがそれを堪えて喉奥にまで迎え入れる。
「いいぞ。そしたら舌を絡めながら、顔を前後に動かせ」
そして前後に頭を動かしてピストン運動を始める。抜けないように、ゆっくりと腰から上半身を動かしていると、唾液やカウパー液などが混ざり合いジュポォッという卑猥な音が部屋に響くようになる。
「したら、頬を窄めて吸い上げろ。ジュルジュル下品な音と立ててな」
「んぅ……ふぐぅ……んんっ、じゅるぅ……ずぞぉおおーー」
言われるままに吸い付く力を強め、口をすぼめる。まるでひょっとこのような間抜けな顔になりながらも懸命にフェラチオをする七海。その姿に興奮したのか、男のモノは更に大きさを増していき、七海の口の中を埋め尽くすように膨らんでいく。
「よし、そろそろ出すぞ。吸い上げながら頭動かせ。」
「じゅるるぅ、ぐぽっ、ぐぉおっ、おぶっーー」
男の指示通り頭を激しく動かし、吸引力も強くしていく。やがて限界を迎えた男は腰を突き出しながら射精した。
「うっ! 出るぅ!」
「んぽっ!? んんーーー!!」
口の中に広がる熱い感触に目を見開き驚く七海。しかし、男は逃さないとばかりに七海の頭を掴んで押さえつける。
「おらっ、全部飲めよ!」
「んんんーー!!」
あまりの量に七海の頬はすぐに一杯になり、口の端からは収まりきれなかった精液が漏れ出していた。それでもなお止まらない吐精にとうとう七海は男の種汁を飲み込んでいく。
「げほっ、けほぉっ、はぁ……」
「くっふ、はははははっ! 鼻から精液垂れてるじゃなーか!」
咳込みながら、鼻を啜る七海。目尻に涙、鼻から精液、口元には男の陰毛をつけた顔を見た男は嘲るように笑う。
「さて、じゃあ扱きながら回復させろ」
「ごほっ、……回復って能力で、ですか?」
「決まってんだろ? 早くしろ」
息を整える暇もなく、七海は言われたとおりに手で竿をしごく。
同時に、自身の能力で男のペニスを癒していく。七海の手の刺激と能力で瞬く間に男のイチモツは再び天高くそそり勃つのだった。
「よし、いいぞ。じゃあ背中向けて壁に手をつけ」
「こ、こうでしょうか?」
「そうそう、そのまま尻をこっちに突き出すようにしてな」
七海は言われた通りに壁に向かって手をつき、お尻を男に向ける。スカートを捲られ、ショーツを下ろされると、後ろから覆い被さられるような体勢になる。
「ひっ、いやぁっ」
「この制服着た女犯してぇってずっとおもてたんだよなぁあ。夢叶っちまった、よっと!」
男は七海の尻を掴み左右に広げるようにして開くと、既に濡れている秘所に挿入するべく自らの剛直をあてがい一気に貫いた。
ズブブッ!! グチュウウウッ!!!
「あ゛ああぁぁああっっ!!!」
いきなり最奥まで突かれた衝撃により絶叫を上げる七海。その膣内はまるで処女のように狭くキツキツだったが愛液によって十分に滑りを帯びており痛みはないようだった。それどころかむしろ男を歓迎するようにキュウゥッと締め付けていた。その快感に思わず男は感嘆の声を漏らすほどだった。
「おぉっ、すげぇ締まるぜっ! マジで今まで抱いた女の中で一番気持ちいいっ!」
「ひゃっ! へっ! ーーいぅ!」
パンッパンッと音を立てて男が抽送を繰り返す度に、苦痛から七海の口から甲高い音が漏れる。
「はっ、あっ! ひぅっ、やっーー」
「いいぜぇ、もっと声出せよ、その方が興奮するんだよぉっ、オラァッ!」
「きゃうっ!?」
突然乱暴に胸を鷲掴みされ悲鳴を上げてしまう七海。その反応を楽しむかのように両手で揉みしだいていく。
「うっわ、柔らけぇなぁ、手に収まらねぇぞこれ」
「あっ、やぁあっ! 痛いぃっ、いやぁあっ!」
乱暴に扱われる痛みに涙を流して訴える七海。しかし、そんな悲痛な叫びを聞いても男の責めは止まらず、逆に激しさを増す一方であった。
「うぉぉっ、もう我慢できねぇっ、中に出してやるからなっ、しっかり受け止めろよっ」
「えっ、中はぁ、いやぁあ!」
「じゃあ制服にぶっかけるか?」
「……せいふく、にかけてくださぃ……」
泣きながら懇願するように言う七海の姿に満足したのか、「まあ一回くらいははいいか」と男は限界まで七海の男専用オナホまんこを堪能すると、
「おっ、うぅっ! ぉおおお!」
どぷぅ、ぼてっと重い音を立てて、七海のクリーム色のブレザーからスカートまで大量のザーメンをぶちまけた。
じわりっと染み込んで混んでいく男の精液が制服を汚していき、独特な雄の臭いが漂ってくる。
「ふぅ、すっきりした。じゃあ、また頼むぜ。今度はしゃぶりながらな」
男は七海の眼前に汚れた肉棒を突きつけると、七海の唇に押し当ててた。
「んちゅ、ぐぅぽ……れりょ……ぴちゃ」
(臭い、苦い……)
口の中に広がる不快な味に顔をしかめながらも、なんとか舌を使って綺麗にしようと舐め回す七海。同時に能力で男の性力を回復させていく。自分の能力の所為で、陵辱はいつまで経っても終わらない。その事実に七海の心に小さな罅が入る。
「よし、じゃあ、今度は七海ちゃんが動いてねー」
男は仰向けに寝転がると、七海に騎乗位をさせる。七海は逆らうことなく男に跨ると腹に手を突きとゆっくりと腰を上げ、再び下ろす。
「んっ、ふっ、くぅぅうんっ」
「あー、気持ちいいー、七海ちゃんのマンコ最高だよー、おじさん幸せだなぁー」
「んっ、きぁああっーー」
(こんなことしたくないのに……)
心の中で葛藤しながらも腰を動かすことを止められない七海は悔しさのあまり涙を流すのだった。
(でも仕方ないよね……だって私がやらないと、暁くんも、お父さんも困るんだもん……だから私は我慢しなきゃダメなんだよね……? そうだよね? だから我慢しなきゃ……)
そんな自問自答を繰り返しつつ、ゆっくりと腰を前後に動かしていく。その動きは拙くそれだけではとても男をイかせることは出来なかっただろう。しかし、七海のおまんこは男専用、七海の飯事のような動きをして、男の肉棒に合わせ襞の一本一本が絡みつき、極上の快楽を与えていた。
「お、いいぞぉ、やればできるじゃないかぁ」
「あぅ、これ、で、ちゃんとできて、ますか?」
その度に制服越しでも分かるほど七海の豊満な胸が揺れ動き、男の視線を釘付けにする。スカートの裏では互いの性器が擦れあい、淫液が混じりあってぐちょぐちょとした水音が響いている。
「ああ、いいよ、すごくいい。これならすぐに出そうだ」
「よかったです……」
安心したように微笑む七海。だが次の瞬間、下から突き上げるような激しいピストン運動が始まる。
「ひゃうぅうううっっ!?」
突然のことに混乱する七海。
「ほら、合わせてっ!」
「そ、そんなっ、ことぉ、いわっ! れてもぉお!」
そう言うと男はさらに激しくピストン運動を続ける。パンパンという乾いた音とぐちょぐちょという湿った音が激しく鳴り響き部屋中に響き渡る。そしてついにその時が来たようだ。
「ひっ! いやぁああっ!」
びゅるるるるるっ!! どくんどくんっと脈打ちながら吐き出される熱い奔流。思わず七海は腰を浮かせる。ぐぽっんっと音を立てて引き抜かれたペニスの先からは白濁液が大量に飛び出し、七海のスカートの内側にべっとりとこびりつく。
「うぁ……っ」
鼠蹊部から脚の付け根あたりに、張り付く熱い種汁。七海には見なくても、そこがひどい有様になっていることが分かった。
「さぁ〜、次々」
「あっ、あの……」
「ん? なんだよ?」
「その、門限が……」
時計を見ると時間は19時を過ぎていた。寮の門限まで後30分もない。
「あぁ、……しょうがねえなあ。……わかった、今日はこれで終わりだ。帰っていいぞ。ただし、明日も学院が終わったらここに来いよ。来なかったらどうなるかわかってるよな?」
「……はい、わかりました」
しばらく、黙って見つめ合う二人だったがやがて男が口を開く。
「なんだよ? 帰るんじゃないのか?」
「あの、シャワーだけでも浴びさせて貰えませんか? 着替えも、じゃないと……」
七海の制服には男の精液がべったりと付着し変色している。男の性器をしゃぶった口元、しごいた手にも性臭が染み込んでいて、とてもこのまま寮に帰ることはできない。
「んー、パンツ置いてってくれるなら、そこのジャージの上だけあげるよ」
男が指さしたのは部屋の隅に無造作に放られたジャージだった。いつ洗ったのかも分からないそれを掴み、七海に差し出すと男は言った。
「まだ萎えないから、今日は七海ちゃんの下着でオナるから……。パンツと交換にジャージあげる。上から羽織ってけば、背中は隠せるでしょ?」
「……分かりました。どうぞ、私の下着を受け取って下さい」
本当は着替えたいし、シャワーも浴びたい。男が自分の下着を持っているだなんて気持ち悪い。だが問答しても意味がないことを察した七海は男の気が変わる前にこの場を離れることにした。
七海は男からジャージを受け取ると、素早く袖を通す。染み付いた男の匂いが鼻につく。そのまま脱ぎ捨ててしまいたい衝動に駆られるが、ぐっと堪える。
「それじゃあ、失礼します」
「おう、じゃあまた明日な〜」
わざとらしく七海の下着を鼻に当てて匂いを嗅ぎながら手を振る男を尻目に七海は部屋を出る。
門限までは後数分。道を駆けていく七海。荒い呼吸と体温の所為で男につけられた匂いが肺いっぱいに広がり吐き気が込み上げてくるが必死に堪えて走り続けた。
そしてなんとか誰にも会わずに時間内に寮へ帰ることが出来た。後は部屋に戻ってシャワーと着替えをと、ロビーを横切ろうとしたところで、後ろから声をかけられた。
「あら、お帰りなさい、七海さん」
振り返るとそこには、同じ寮の先輩である、あやせ、茉優、羽月の姿があった。
「あれー、七海ちゃん。門限ギリギリなんて珍しいね」
「七海君、何かあったのか?」
三人は七海を気遣って声をかけてくれる。しかし、今の七海には余裕がなかった。
「いえ、特に何も。ちょっと用事があっただけです」
「そっかー、それならいいんだけどさー」
「何かあったらいつでも相談してくれよ」
「ありがとうございます」
七海はぺこりと頭を下げる。
「そうだ、私たち今からお夕飯なんです。七海さんも一緒にーー」
「ーーこないでっ!」
自分に近づこうとしたあやせに、思わず七海は叫んでしまう。その剣幕に驚いたのか、3人は固まってしまった。
(あっ、私ったら何をーー)
我に返った七海は慌てて取り繕うとする。しかしその前にあやせが口を開いた。
「ごめんなさい、迷惑でしたか……?」
申し訳なさそうに謝るあやせに慌てて否定する七海。
「あっ、違うんです! その、……ごめんなさいっ」
三人に背を向けて駆け出す七海。三人はその背中をただ見送るしかなかった。
「どうしたんでしょう、七海さん」
「やっぱり何かあったんじゃないか?」
「どうしよう、暁君に知らせたほうがいいのかな」
「男性に言いにくいことだと……、後で私が話を聞いてみます」
三人がそんな会話をしているころ、部屋に戻った七海は自室に戻ると鍵を閉めて、その場に蹲ってしまう。
「どうしよう……どうしたらいいの? もう、わかんないよぉ…。助けて、助けてお兄ちゃん」
七海の慟哭は、ただ部屋の中で溶けていった。
〜終わり〜
6/11 活動報告更新
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このまま、他の話に混ぜて投稿
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続きものは並び替えて前後になるように投稿
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他の小説と分けて、別作品として投稿
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