もし、あのとき、あのあと少女たちの身に悲劇が√ 作:クラーク・マッケンジー
「ドーはドランクドラゴンのドーー♪レーはエレキコミックのレーー♪」
買い物袋をぶら下げて上機嫌に鼻歌を口ずさむ織姫の視界に特徴的なオレンジ色の頭髪が映る。
「こんにちは黒崎くん!!」
その背中に織姫が声をかけると、肩をビクンっと跳ね上げてから一護は振り返った。
「お……い、井上か。何してんだこんなところで?」
「えへへ、ちょっと晩御飯用の買い物でした。黒崎くんはここで何してたの?」
「あ? 俺か? 俺はえーっと……」
口籠る一護を明るい笑みで見つめる織姫。そんな彼女の視線を受けて、頬を掻く一護の背後に、織姫は見覚えのある人影を見つけた。
「朽木さん!?」
「むっ。誰だ貴様は?」
「バカ! 井上だ! クラスにいただろ!」
するとルキアは少し焦ったように、
「あら、井上さん。ご機嫌麗しゅう!」
とカーテシーをする。
「え……。あ、はい。ご機嫌うるわしゅう?」
混乱しながらも織姫も釣られてカーテシーを返す。
「………………」
少し気まずそうに織姫が俯く。
「ん? 井上、首んとこどうしたんだ?」
織姫の首元には大きめのパッチサイズのバンドエイドが貼られていた。
「あ……これ? これは……」
織姫がバンドエイドの上から首筋に指を添える。
「……えへへ、ちょっと木の枝で引っ掻いちゃって。血は止まってるんだけど、たつきちゃんとか心配するから、貼ってるの」
そう言って笑う織姫の表情はどこか陰があった。
「そ、そうか……?」
「あっ! もうこんな時間!」
二人にお辞儀すると織姫はヒョコヒョコと歩き去っていく。
「何か急ぎか?」
「うん! 笑点が始まっちゃう!」
「なんか疲れてないか? 送ってってやろうかー!!」
「え、ええッ!! い……いいよ、そんな!!」
「そうかー! んじゃ、明日なー!」
「え? えと……。……うん! 明日ね!」
そう言って、織姫は大きく手を振って走り去っていった。
「ふぅ……、あいつ見てると危なっかしくて疲れるなあ」
「……あの井上という女……」
「あん?」
「……いや、なんでもない」
「……なんだそりゃ?」
そう言って一護たちは戦闘訓練を再開した。結局その後、一護はルキアが飲み込んだ言葉を聞くことはなかった。
◇◆◇◆◇
「……あたしのあほう……」
自宅の前で鍵を取り出して一人愚痴る織姫。
「……黒崎くんもあんなにあっさり引かなくてもいいのに……」
鍵穴に鍵を差し入れ回すが、手応えがない。瞬間織姫の顔から明るさが失せる。
「……そっか。まだいるんだ……」
織姫は頬を叩くと、ドアノブを回し、
「たっだいまー!!」
と努めて元気一杯の風を装って玄関をくぐるのだった。
靴を脱ぎ、リビングに向かうとそこには座布団に腰掛けてテレビを眺める織姫の叔父の姿があった。
彼は児童虐待で施設に送られた織姫を引き取った親戚で、普段は叔母と共に離れたところで暮らしているが、時々織姫のところに予告なくやってくる
「おお、帰ったのか織姫ちゃん」
座布団に座ったままの叔父。机に上には缶チューハイの缶が何本も置かれており、既に酔い始めているようだ。
「ただいまーおじさん。今日は帰らなくて良かったの?」
平静を装いつつ、冷蔵庫を開ける。買ってきた物をしまいながら、叔父に見つかる前に、首のバンドエイドを剥がして捨てる。バンドエイドの下に隠されていたのは、シミひとつない織姫の肌に叔父によって刻まれたキスマーク。
「家に帰っても、あいつに小言言われるだけだからなー」
「あはは、そうなんだぁ。大変だね」
言いながら、織姫はキッチンを出て、叔父のもとへ歩み寄る。行きたくはないが、他に選択肢もなく、当たり前のように叔父のすぐ隣に置かれた座布団に腰掛ける。
叔父がぼうっと眺めるテレビには、織姫と同じくらい胸の大きい綺麗な女性と、叔父に似ただらしない身体をした男性が裸で性行為に及ぶ映像ーー所謂AVが流れていて、その音声が部屋中に響いていた。
「そういえば、この前のテストどうだったんだ? 学年一位だったんだろ?」
突然振られた話題に、一瞬動揺する織姫だったが、すぐに笑顔を作り答える。
「えへへ、実は三位だったの……」
「そうか……、一位じゃなかったのか」
ニヤリっと笑みを浮かべると、叔父さんはテレビの音量を上げる。同時にいやらしい水音と女性の喘ぎ声が大きく響くようになる。
「したかがないなぁ、織姫。おじさんが昔みたいにお勉強を見てあげよう。ほら着替えて教科書を持っておいで」
「……うん」
織姫は立ち上がると、叔父の見ている前で制服を脱いでいく。
缶を片手に穴が開くほど織姫の生着替えを視姦する男。その視線に嫌悪を覚えながらも、ブラを外すと大きさも形も最高級の美乳が現れる。
そして、Tシャツを着て、上はノーブラ、下はショーツだけの格好になる。鞄から現国の教科書とノートを取ってくると、それを机の上に置いた。
「じゃあ、始めようか。ほら、いつものところへおいで」
織姫は黙って男の股間の上に腰掛ける。
すっかりイキリたった男の怒張が、織姫の服越しにお尻に押し当てられる。
「さぁ、始めなさい」
「……うん」
叔父が高校生になった姪を自分の股座に座らせ、AVを流しながら勉強を教える。狂った光景、しかし織姫にとっては日常の風景であった。
織姫はこの状況でも、ノートに向かって何かを書こうとしている。真剣な顔で問題に取り組む織姫だが、しばらくするとその指先が震えてミミズ字になっていく。
「どうした? 織姫、手が止まってるぞ」
「ご、ごめんなさい」
叔父の手が制服の上から織姫の身体を弄っていたからだ。蟲が這うような叔父のフェザータッチが、織姫の豊満な胸を中心に身体中を這い回る。
それでも、なんとかペンを進めようとする織姫だが、ズィーーっとノートをはみ出すような線を引くようになる。
「織姫、集中できてないな」
「だって、いっ!」
叔父の指が織姫の乳首の周囲を円を描くようになぞり始める。敏感な部分を刺激され、思わず声を上げてしまう織姫。
「どんなときでも、集中できないから、一位を取れないんだ。わかるか?」
そう言って今度は親指と人差し指で乳首を摘まれる。
「んくっ! あっ! はっ!」
コリコリと転がすように弄られ、徐々に硬さを帯びていく乳房の先端部。両胸を同時に責められて、織姫はとうとうペンを手放してしまった。
「全く、全然ダメじゃないか。これは一度発散させておく必要があるな」
男は織姫の胸を揉みしだきながら言う。織姫は叔父を嫌悪している。しかし、引き取られてから十年以上、物心つく前から織姫の身体を貪ってきた男に抗う術はなかった。
その毛抜くじゃらの指は正確に織姫の急所を嬲り、彼女を快楽の海へと引きずり込んでいくのだ。
ーーもうやだ……。
そうは思うものの、身体は正直で、次第に織姫の口から熱く甘い吐息が溢れ出す。
「あぁ、織姫は可愛いな。これは男が放って置かないだろう」
とうとうTシャツの中に手を差し入れて直接織姫の胸を愛撫し始める。叔父の掌の中で自在に形を変える双丘と、それに合わせてピクン、ピクンと震える織姫の身体。
「ん、んんッ! はぁ、あっ! おじさんっ!」
「でも、織姫は僕のモノだからね。ちゃんと印も付けてるし、他の男が寄ってこないように注意しないとね」
叔父はそう言うと、織姫の首筋に吸い付いた。
「んっ! ふぅ……、あっ!」
ブヨブヨの肉厚の唇が離れると後には泡だった唾液と赤い跡を残が残る。
「薄くなってたから、また付けといたからね。これで安心でしょ?」
「……うん、ありがとう、おじさん」
織姫が自分の所有物であることを主張するかの如く、行われる悍ましい行為。そのまま叔父の舌は首筋から顔の輪郭をなぞって、耳までゆっくり上がってくると、そこで止まった。
耳を舐められるのかと思い身構えていた織姫が、息を吐いた次の瞬間には、ヌメッとした感触が耳朶を襲う。叔父が舌で舐め回しているのだ。ゾワっとした感覚が背筋を走る。
それからしばらく、ピチャピチャという音が鼓膜を震わせていたかと思うと、舌が織姫の耳の穴に差し込まれた。
「ひゃあ!?」
突然のことに悲鳴を上げる織姫。クチュ、グチョといった粘着質な音が脳に直接響き渡り、脳を直接犯されているような錯覚に陥る。
嫌悪感とは裏腹に、身体の奥底からは熱が込み上げてくる。
やがて満足したのか、ようやく解放されたと思ったら、次は反対の耳に舌を突っ込まれて、同じように蹂躙される。
その間も両手による執拗な胸攻めは続き、下乳の裏に溜まった汗を伸ばすように満遍なく掌で胸全体をマッサージされたかと思えば、唐突に先端部を摘み上げられる。緩急自在の手技になすすべもなく翻弄されていく織姫。
Tシャツの中、窮屈な場所で行われる行為ゆえに、男の腕毛が織姫の腹や脇を撫で回し、それが一層不快感を煽る。
「くぅーーあぃッ!」
「ふふ、織姫はここが弱いもんね」
叔父は指先で、織姫の両胸の突起をカリッ、カリッと何度も往復させる。その度に、織姫の身体はビクビク震え、口からは嬌声が漏れる。
「ふわぁ、ああぅ、くぅん、ぅぅっ!」
じっとりと汗でTシャツが張り付き、うっすらと透けた生地の向こうには二つの蕾が赤く充血しているのが見て取れた。
「あっ、うぅ、ーーはぁああぅ!!」
一際大きくビクンッ、と身体を震わせると、織姫は脱力して叔父にもたれかかった。
「おや、もうイッちゃったのかい?」
「う、うん……」
「まったく、堪え性のない娘だな」
「ごめんなさぃ……」
「まぁ、いいさ」
男は織姫の服から手を出す。張り付いたTシャツはノーブラ故に先の突起まではっきりと浮き上がらせており、そこから滴る汗が部屋の照明に照らされて淫靡な雰囲気を醸し出している。
荒い吐息を落ち着けようと深呼吸を繰り返す織姫に男は告げる。
「織姫、気持ち良くしてもらった後はどうするんだっけ?」
「……はぁ、はぁ。気持ち良くしてもらったら……はぁ、おじさんのことも気持ちよくする……」
「そうだ。いつも見たいに頼むよ」
織姫は男から上から降りると、スエットの上からでもわかる程いきり立った怒張に顔を近づける。
男のアルコールと、加齢臭の奥から、歳を経て熟成された性臭を織姫は嗅ぎ取っていた。
そして、おもむろにズボンに手をかける。
ぶるんっと音を
鳴らしながら飛び出してきたそれは、織姫の顔よりも長く、そして太い。血管が何本も浮かび上がり、グロテスクに脈打つその姿は、まさに凶器と呼ぶに相応しい。
普通の少女であれば悲鳴を上げて後退るような醜悪なモノ。しかしそれは、冗談でなく織姫にとっては親の顔よりも見慣れたモノだった。
織姫はそれに躊躇うことなく口を近づけると、
「んっ、ちゅっ……ずぅるるるるる」
「おお、いいぞ織姫」
まるでキャンディーを舐めるように、亀頭を口に含むと、一気に喉奥まで咥え込む。
「じゅる、ぐぷ、れろぉ、ちゅぱぁ」
「相変わらず上手いな、織姫は」
「んむ、くぷっ、ごく、ぴちゃ、ぺろっ」
織姫は頭を前後に動かして、唇で竿を扱き上げる。同時に、口内では舌先で鈴口を刺激することも忘れない。
「お、おおぉ、気持ちいいぞ織姫」
「ん、んんっ、はむっ、ぢゅるるっ」
物心ついた時から、その行為の意味を知る前から覚えこまされたテクニック。もはや織姫にとってこの行為は食事と同義である。指で陰嚢を揉み解すことも忘れない。
ーーこのまま、口に出して貰えればいいんだけどなぁ。そう考える織姫の願いは叶わず、男は、
「お、もういい。次は胸を使って」
「……うん、分かった」
織姫は男の怒張から唇を離す。そして、汗で張り付くTシャツを脱ぐと、その豊かな胸で男の怒張を挟み込んだ。
「うっ、くっ、さすが織姫だ。すごいな」
「ふふっ、ありがと」
男の褒め言葉に礼を言いながら、その柔らかい乳房で男の怒張を包み込む。
「じゃあ、動くね」
織姫は両手で自らの乳房を持ち上げるようにして上下に動かす。柔らかな肉の谷間から怒張の先端が顔を出す度に、透明な液体が糸を引いて垂れ落ちる。
「あぁ、いいよ織姫。もっと強く挟んで」
「こう? こんな感じかな?」
「そうそう、上手だよ。褒められて、嬉しいだろ」
「うん、嬉しい」
ニッコリと微笑んで答える織姫。しかし、その目は笑っていない。
ーーお汁がいっぱい出て、跳ねて、そんなに気持ちいいんだ、これ。織姫は心の中で呟くと、さらに激しく乳房を動かす。
グチュッ、ニチャ、ズリュ、ニュルルル! 卑猥な水音を立てながら乳房の間を行き来する肉棒。
「織姫、口も使って」
赤黒い先端部は、すでに先走り液で濡れそぼっていた。それを舌で掬いとりながら、織姫は更に深く口に含んでいく。
「んっ、ふっ、んん」
「あぁ、良い! 最高だ! やっぱり織姫は最高の女だよ!」
ーー気持ち悪い……。
そう思いながらも、織姫は懸命に奉仕を続ける。
「そろそろ出そうだ!」
「んぐっ、んむぅ、ん!」
「出すぞ!」
「んぐぅ! あっーーひゃあっ!」
口内に出して貰おうと亀頭を咥えていたのだが、男が腰を引いたことで男の怒張は織姫の唇を飛び出した。
ドクッドクッと吐き出される大量の精液。粘度の高い白濁した粘液は、瞬く間に織姫の顔と胸を白く染め上げた。
「ふぅー、良かったよ、織姫」
「……ありがとうございます」
そう言って頭を下げる織姫。
ーー精液、目に入ると痛いから嫌なんだけどなぁ。口内に出されようが、出されまいが違いがあるとすれば、服や身体が汚れるかどうかの違いしかないのだが。
「じゃあ、たくさん出たからね。全部飲んでいいよ」
「……うん。ちゅろ……んんっ、ごくっ」
織姫は顔や胸についた精液を手で拭っては、口の中に運んで行く。どこに出されようが、飲まされるのだ。それなら最初から口に出されたい。織姫はいつもそう思うのだが、最近は育ってきた胸がお気に入りで、パイズリから顔にかけられることが多くなっていた。
「んんんっーーぅくん。はぁはぁはぁ……」
「ちゃんと飲めたかい?」
「うん、ほら」
織姫は口を大きく開いて見せる。そこには男の種汁は残っておらず、綺麗に飲み干されていた。
「よし、偉いね」
「ありがとう……」
これで終わり。織姫はそう思い安堵していた。一度イカされ、一度イカせる、までがワンセット。叔父も最後の一線を越えることはしてこなかった。故にあとは適当に酒の相手をして、寝かしつければいいと思っていた。
こんなことをされていても、織姫は叔父のことを信じていた、信じていたかった。
しかし、そんな甘い考えは直後に打ち砕かれる。
「じゃあ、織姫、いよいよ僕と一つになろうか」
「えっ?」
思わず聞き返す織姫。今、この男はなんと言ったのか。理解できない、理解したくないと、頭が、心が拒絶する。
「だから、セックスしようって言ってるんだよ」
「ーーッ!?」
叔父の言葉に、目を見開き驚愕の表情を見せる織姫。
「いやっ、嫌です!」
「なんでだい?」
「そ、それは、だって私たち、家族なんですよ!?」
必死に訴える織姫だが、叔父は全く意に介さない様子で続ける。
「うん、だからね、僕と本当の家族になろう。あいつは捨てるから、僕と結婚しよう織姫」
「そんな……、そんなの……っ」
「……なあ、あのガキの所為か?」
「えっ、それって」
「あの、染髪したガキの所為かって聞いてんだよぉおっ!」
唾を飛ばしながら激昂する叔父に、恐怖を覚える織姫。
そのままの勢いで、織姫を床に押し倒す。
「いやっ! やめて!!」
暴れる織姫だったが、成人男性の力には敵わない。あっという間に組み敷かれてしまう。
「なあ、あのオレンジ色の髪したガキのこと好きなんだろ?」
「オレンジって、黒崎くんのこと?」
「名前なんて知らねぇよ。なあおい、僕言ったよな、お前は僕のモノだって
。なのに何で他の男に股開くような真似すんだよ!!」
「ごめんなさいっ! ごめんなさいっ!!」
泣きながら許しを乞う織姫を見下ろしながら男は急に怒りの色を消して穏やかな声で織姫に尋ねる。
「なあ、あのガキは織姫のことをどれくらい知ってる?」
「え……?」
突然の質問に戸惑う織姫に男は言葉を続ける。
「例えばさ、好きな食べ物とか趣味とかーー」
織姫に跨ったまま男は指折り数えて、言った。
「はじめてイッたのは何歳のときか、ちんぽしゃぶる顔は、どこを弄られると感じちゃうとか。織姫がどうしてもあのガキが好きだって言うなら、おじさん協力するよ」
「……ぇ……」
「おじさんがあのガキに教えてあげる、織姫の全部を、写真も動画も残ってるから、最初から全部、全部あいつに教えてあげるよ。織姫があいつを好きなら」
男の言葉を聞いた瞬間、織姫は背筋が凍り付いたように冷たくなるのを感じた。そして次の瞬間には身体中を悪寒が駆け巡る。それは紛れもなく恐怖だった。そして同時に悟った。もう自分は一生この男からは逃げられないのだと。そして、自分がこれから辿らねばならない運命を。
「なあ、織姫。織姫は本当にあのガキが好きなのか? 違うなら本当に好きな相手を教えてくれよ」
「私は……」
織姫は震える唇で言葉を紡ぐ。
「私が、好きな人はーー」
どこかシンパシーを感じていた。オレンジ色の髪と、眉間に皺の寄った顔、それを脳裏にから消して、織姫は言う。
「私が好きなのは、ーーおじさんだよ」
その瞳から光が消える。今日、井上織姫という一人の少女の心は死んで、代わりに一人の女が産まれた。
「そうか、嬉しいよ織姫」
男は満足そうに頷くと、再び織姫を押し倒した。そして近くに無造作に置かれていた鞄からビデオカメラを取り出すと、織姫に向けて録画を始めた。
「それじゃあ、やろうか。本当は織姫が16歳になる誕生日にしようと思ってたんだけれど、これ以上変な蟲が沸いても困るからね」
男は織姫のショーツを脱がせると、織姫の秘所に自分の亀頭を宛がって擦り付ける。既に愛液で濡れそぼったそこは、クチュリと湿った音を立てた。
「さあ、織姫、どうされたい?」
織姫の聡明な頭脳はすぐに男の望む言葉を導き出した。
「お願い……します。おじさんのことが、大好きだから、あたしの初めて、貰って下さい……」
その言葉を聞いた途端、男の顔が喜色に歪む。まるで子供のように無邪気な笑みだ。しかしその笑顔の裏にあるのはどす黒い欲望だ。
ゆっくりと腰を前に突き出すと、男の怒張が織姫の中に侵入していく。十分に濡れて、さらには長年の調教に屈しきった身体はすんなりとそれを受け入れるが、それでも痛みはあるようで、織姫は苦悶の声を漏らす。
「うぅ……くっ……!」
苦痛に耐えるためか、織姫は歯を食い縛っている。その様子を見て取った男は一旦挿入を止めると、織姫に言った。
「ほら、もっと力を抜かないと辛いぞ」
「う、うん……」
織姫は深呼吸を繰り返しながら身体の緊張を解いていく。しかしその間も男の怒張はゆっくりと奥へ奥へと進んでくる。やがて根元まで入りきると、そこで動きを止めた。
「ほら、織姫、分かるかい? おじさんのが全部織姫に中に入ってるの」
「う、うん。分かるよ」
息も絶え絶えになりながら答える織姫に満足げな笑みを浮かべると、男は腰を動かし始めた。最初は浅く小刻みに前後させていくだけだった動きが徐々に大きくなり始め、それに伴い水音も大きくなる。結合部からは破瓜の血と共に泡立った白い液体が流れ出し床を濡らしている。
「んっ、くっ、ふぁああんっ」
「ほら、僕と織姫は今一つになってるんだ。嬉しいだろ?」
「うん、嬉しいっ、すごく嬉しいよ」
織姫は涙を流しながらも笑顔を浮かべる。その顔はとても幸せそうで、心の底から喜んでいるように見えた。
「あぁ、可愛いよ織姫。愛してるよ」
「私もっ、好き、大好き……あっ♡」
織姫は自分に言い聞かせるように、好きという言葉を繰り返す。押し倒したまま、腰を振る男。息荒く鼻の穴の広がった不細工な顔を織姫に近づけて、
「織姫、キスしよう」
「うん、んんっ……ちゅぱぁ♡ れろっ、じゅりゅぅぅうう♡」
舌を絡ませ合い唾液を交換する濃厚な口づけを交わす二人。織姫の口の中に、アルコールの苦味と、男の唾液の生臭さが広がっていく。
「んちゅっ、ちゅるるるぅうっ! ぷはっ! あぁあんんっ♡」
激しいキスを交わしつつ、腰のグラインドを続ける男。その動きは次第に大きなものへと変わっていき、織姫は快楽に溺れていった。
「んあぁあっ! しゅごいっ! これ凄いぃっ!」
「どうだ織姫、気持ちいいか?」
「いいっ、いいのぉっ! こんなの気持ち良すぎておかしくなっちゃうぅうううっっ!」
演技か本心かはわからないが、獣のように叫ぶ織姫。その姿に興奮を覚えたのか、男のピストン運動はさらに激しさを増した。パンッパンッという肉を打つ音とグチュッヌチャッグポッといった淫靡な音が部屋に響く。その音に合わせて二人の呼吸も荒くなる。お互い、何度も何度も口付けを繰り返す。
口づけを終えて、距離を取るたびに重力に引かれて、織姫の顔に男の唾が落ちる。しかし、織姫はそれを拭うことなく、むしろ自分から舌を伸ばして唇についたそれを舐め取る。
「はぁはぁはぁ、織姫、そろそろイクよっ」
「はぁはぁはぁはぁ、うん、いいよ、出してっ、いっぱいおじさんの出して?」
そう言って足を絡める織姫に応えるように、ラストスパートをかける男。その勢いのまま一際強く打ち付けたかと思うと、子宮口目掛けて大量の精液を流し込んだ。
「織姫、孕めっ! 僕の子、孕むんだぁあああ!」
「ひぁああぁぁああっっ! 出てるぅっ! 熱いの出てりゅうっ!」
ドクンドクンと脈打ちながら吐き出される精液を受け止める織姫。最後の一滴まで注ぎ込むために、男は何度も腰を突き上げる。その度に織姫の口からは甘い吐息が漏れた。
「ぅう♡ おじさんの奥にいっぱい出されてるよぉお♡♡」
ようやく射精が終わると、男は名残惜しそうに肉棒を引き抜く。しかし、男の大量の精液は全て織姫の奥の奥にまで流し込まれたらしく、逆流してくる様子はなかった。
「はぁぁ、これで織姫は僕のお嫁さんだからね」
「ぅん、あたしはおじさんのお嫁さん……」
「お嫁さんにはたくさんお仕事があるんだ。これから全部教えてあげる」
男は惚ける織姫に口元に互いの淫液に塗れたペニスを差し出すと、
「まずは、旦那様がセックスしてくれたら、ちんぽにお礼を言って綺麗にするんだ」
「うん、わかった」
陵辱の後の身体に鞭を打って織姫は男のペニスに傅くと、
「たくさん、精液出してくれてありがとう。……はむっ、んぅ、ちゅう、ぺろぉ」
言われるままに、織姫は小さな口を精一杯開けて、男のモノを咥える。
そして丁寧に舌で汚れを舐め取っていく。
l
「ふぅー、綺麗になったね。偉いよ織姫」
「えへへへ……」
頭を撫でられ褒められて嬉しそうな顔をする織姫だったが舐めながら、男が再び勃起したモノを見て縋るように男を見る。
「じゃあ、今度は旦那様が気持ちよく射精できるように、いやらしく誘うんだ。AV見て勉強したからできるね? l
「うん……」
織姫は両足を抱えると、自分の指で淫唇を開く。それは今まさにテレビに映るAV女優と同じ格好だった。そしてそのまま男に見せつけるようにして言った。
「……お願いします、あたしのこと旦那様のおちんちんで犯して下さい……」
「よく言えたね。いい子だ」
そう言うと、男は再び織姫を押し倒すと、一気に貫いた。
「ふあぁぁあんっ♡」
待ち望んでいたモノを与えられ、歓喜の声を上げる織姫。男は激しく抽送を繰り返し、そのたびに織姫は嬌声を上げる。
「ひゃぁん! すごぃい♡ 奥まで届いてぇええっ!!」
「どうだい? これが欲しかったんだろう? 嬉しいだろう!?」
「はいぃぃっ!! 嬉しいですぅぅっ!! !」
男は目の前で揺れる織姫の胸に吸い付く。
「すぐのこの胸から母乳が出るようにしてやるからな」
「あぁっ♡」
「織姫の母乳はどんな味かなぁ〜。楽しみだなぁ〜」
そう言いながら男はさらに強く乳房に吸い付く。
「はぁあ、またイく、イッちゃうぅぅううう♡♡」
「僕も出すぞ、しっかり受け止めろよぉぉおお!! !」
「来てぇっ! 中に全部ちょうだいっ!! !!」
奥の奥へ叩きつけるような勢いで男の欲望が放たれる。同時に絶頂に達した二人は、しかしその後も休むことなく何度も何度もまぐわった。
◇◆◇◆◇
『好きっ♡ 大好きっ♡ 』
画面の中では男女が激しく交わっていた。女は自ら腰を振り、男を求めていた。それに応えるように男の方も腰を打ち付けている。女の顔は完全に蕩けきっており、口の端からは涎を垂らしていた。
『赤ちゃん、おじさんとの赤ちゃん欲しいぃよぉ。もっとたくさんあたしの中一杯にしてぇ? 』
そして、画面の外でも同じ男女が絡み合っていた。
「あっ、旦那様ぁ、そんなに突いたら、赤ちゃんびっくりしちゃう」
織姫と向かい合い突き上げる男。織姫は男の首に腕を回し、自らの胸に引き寄せていた。
「大丈夫だよ、織姫、この子は女の子なんだろう? ならママと同じでパパのチンポで突かれるのが大好きに決まってるよ」
「そうかな……。うん、そうだよね」
織姫は優しく微笑むと、男の頭を抱き締め、自分の豊満なバストに埋めさせる。妊娠したことで二回り大きくなった胸が柔らかく形を変えて男の顔を包む。すると途端に男は腰の動きを速めた。まるで赤ん坊に戻ったかのように一心不乱に乳首にしゃぶりつくその姿は滑稽ですらあったが、今の織姫にとっては愛おしさすら感じるものだった。
「あんっ♡ 旦那様、おっぱい飲み過ぎだよぉ。赤ちゃんの分無くなっちゃう」
「織姫のおっぱいが美味すぎなんだよ」
「もう、仕方ないんだから」
呆れつつもどこか嬉しそうに言う織姫はより一層強く胸を押しつけてくる。それが嬉しかったのか、男はより強く吸い上げた。
あの後、夏休みが始まって終わって、九月になって織姫の誕生日を迎えると、すぐに二人は籍を入れた。
そして、その後すぐに織姫の妊娠がわかり、彼女は高校を中退し叔父の用意した家で過ごしているのだった。
「そんなに、吸われると、あたしっ♡ あ、ああんっ♡」
乳首を甘噛みされ、軽く達してしまった織姫。膣内が強く収縮し、男のものを締め付けると、それに呼応するようにして彼も限界を迎えたようだった。
ドピュッドピュービュールルルーッ! ビュククッ! 勢いよく飛び出した白濁液は織姫のポテ腹に降りかかると、彼女の身体を白く染め上げる。その光景に興奮したのか、織姫は恍惚とした表情を浮かべている。
「はぁ、はぁ、すごい量……。こんなに出されたら、絶対妊娠しちゃうよぉ♡」
「何度だって孕ませてやるさ」
「……嬉しい。あ〜早く産まれてこないかなぁ〜」
すっかり大きくなった腹を愛おしげに撫でる織姫の手に、男の手が重なる。
人生が何度あったって、きっと私は彼を好きになる。織姫はそう信じていた。
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