もし、あのとき、あのあと少女たちの身に悲劇が√ 作:クラーク・マッケンジー
仕事用のメイド服を着たまま、わたしはコンコンっと扉を叩く。
「……グライ様、イーファです」
「……は、入れ」
扉を開けて中に入ると、そこにはベッドに腰掛けたグライ様の姿があった。彼はこちらを見てニヤリと笑う。
「遅かったじゃないか、待ちくたびれたぞ」
グライ様は立ち上がると、こちらに近づいてきた。そしてわたしの体を上から下までじっくりと見回す。そして、最後に私の胸を見て言った。
「まあ、いいだろう。今晩はおまえに奴隷の身分について、たっぷり教育してやらなきゃいけないからな。時間がもったいない」
グライ様はわたしの腕を掴む。アザができるほど強く掴まれた腕、引っ張られる勢いのままベッドに押し倒されてしまう。
「きゃっ!?」
あまりにも突然のことだったので受け身が取れず、背中を打ち付けてしまった。痛みで顔をしかめていると、その上に覆い被さるようにグライ様が乗っかってくる。
「さて、バカなお前にも理解できるように、その体にたっぷりと分からせてやろう」
耳元で囁かれて背筋がゾクッとする。慌てて逃げようとするけれど、腕を掴まれていて逃げられない。
グライ様はわたしの服の襟に手をかけると、一気に引き裂いた。布が裂け下着に包まれた胸が露わになる。
「ひっ!? いやぁっ!!」
恥ずかしさのあまり悲鳴を上げるが、グライ様には全く聞こえていないようで、そのまま下着を剥ぎ取られる。
「これが女の……」
ゴクリと喉を鳴らす音が聞こえた気がした。彼の視線が胸に突き刺さるようで痛い。恥ずかしくて死にそうだった。
「あ、あの……もう、許してください……」
消え入りそうな声で懇願するが、やはり無視されてしまう。それどころか、両手で鷲掴みにされてしまった。ぐにゅりと形が変わる感触があって、思わず声が出そうになる。
「ひゃぁ、あっ……」
「柔らかいな……それに温かい……」
グライ様の手は止まらない。乱暴に揉みしだかれる度に痛みが走り、涙が出そうになった。それでも必死に耐えるしかなかった。
しばらくすると満足したのか、ようやく解放された。ホッとしたのも束の間、今度はチュパチュパと音を立てて吸い付かれた。舌先で転がすように舐められたり、歯を立てて甘噛みされたりする。
「ぷはっ! しかし、本当にデカイな。一体何を食べたらこんなに育つんだ?」
そう言ってまた口に含んでくる。遠慮なく、わたしの胸に赤い痕を残していく。まるで自分の所有物だとでも言わんばかりに。
(うぅ……気持ち悪いよぉ)
嫌悪感に耐えながら、ひたすら終わるのを待つしかない。
「うっ……んっ!」
早く終わって欲しいと思いながらギュッと目を閉じて耐えていると、不意にピリピリと電気が走るような刺激を感じた。驚いて目を開けると、こちらを見上げるグライ様と目があった。
「どうした、なんださっきの声は」
「……なんでも、ありません」
「なんでもなくはないだろう? ほら、言ってみろよ」
そう言いながら指先で胸の先を弾くようにして弄ばれる。その度に甘い声が漏れそうになるのを必死で我慢する。
「ひゃっ! な、なんでもっ、ありませんっ」
「ふーん、そうか」
そう言うと、グライ様は私の胸の先端をつまみ上げる。
「ひゃあっーー!」
「こんなに乳首を立てておいてなんでもないわけないだろ!」
「そ、それは……ひぅっ!」
反論しようとすると、ギュウゥッと強くつねられて言葉を遮られてしまう。痛くて涙が滲む。しかし、ズキズキとした痛みの後にはジンジンと熱く疼くような感覚が残る。そのせいで、とてももどかしい気持ちになってきて、つい腰が動いてしまうのだった。
その様子を見たグライ様はニヤリと笑うと、もう片方の胸にしゃぶりついてきた。舌で転がしたり吸ったりしながら、空いた手で反対の胸を弄ぶ。
「うっ、うんんっ! やっ、やめへぇ!」
「ははっ、お揃いになったぞ!」
そう言ってグライ様は両胸の先を私に見えるように前に突き出すと、唾液まみれのそこを爪でカリッとかいた。その瞬間、今までとは比べものにならないほどの快感に襲われて身体がビクンっと跳ね上がる。それを見たグライ様が嬉しそうに笑ったのを見て、顔が熱くなるのを感じた。
「おいおい、まさか今のだけでイッたのか!?」
わたしは恥ずかしさのあまり、両手で顔を覆うことしかできなかった。そんなわたしを見て、グライ様は愉快そうに笑うと言った。
「まったく情けない奴だな」
先ほどのよりも、どこか余裕を感じられる口調だった。
そして、グライ様はズボンを脱ぐと、大きくなったモノを取り出した。血管が浮き出て脈打っているそれを見て、恐怖を感じると同時に、なぜか下腹部の奥の方がキュンとなる感覚を覚えた。
「おい、なにボーッとしてるんだ?」
「えっ」
「奴隷のくせに、ご主人様より先にイキやがったんだ。ご奉仕するのが奴隷の仕事だろうがっ!」
怒鳴り声にビクッとして、慌てグライ様のモノを掴む。
「い、いってぇ!! このバカ女、もっと優しく扱えよっ!!」
「も、もうしわけございませんグライ様」
慌てて、手を離し万歳の姿勢になる。
「全く、夜伽の仕方くらい奴隷なら勉強しておけよな」
そんな文句を言いながら、グライ様が困ったように頭を掻く。
「はい……もうしわけありません。それで、その……」
「……なんだ?」
「その、これから、どのようにすればよろしいのでしょうか……?」
わたしが尋ねると、グライ様は少し考えてから言った。
「そ、そうだな……。……濡らせば、いいんじゃないか?」
「濡らす、ですか」
キョロキョロと辺りを見渡すと、ベッドサイドに水差しがあったので手を伸ばそうとすると、
「そうじゃねぇよ!」
と怒鳴られてしまった。
「ひっ!? す、すみません、グライ様。ど、どうすればよろしいでしょうか……」
ビクビク震えながら尋ねる。
「……口に唾を溜めて垂らすんだよ!!」
「は、はいっ! つ、唾ですね!」
慌てて、グライ様の股の間に顔を近づける。むわっと雄の匂いがしてクラっとしたが、なんとか我慢して舌を口の中で動かして唾を溜める。そして、口の中に溜まった唾液をゆっくりと垂らしていく。すると、透明な糸を引きながら、ポタポタッと垂れていった。
「その、……こんな感じでいいですか?」
それを何度か繰り返してから、グライ様に尋ねる。
「よし、いいぞ。次は手を使って扱いてくれ」
言われた通りに、手を上下にシュッーシュッっと動かす。私の唾液のお陰で滑りが良くなり、スムーズに動く。そのまま優しく握り込み、親指で筋張ったところをなぞると、ピクピクっと反応するのが分かった。
(ピクピクしてる……こんなに熱くて……、それにだんだんヌルヌルが増えてる気がする)
しばらく続けているうちに、先端の方から透明の液体が出てきた。
それによってさらに水気を増して、私の手元でぐちゃぐちゃという音が響いている。その音を聞いているうちに、わたしも変な気分になってきた。
「おおおっ、くっ! な、なかなか上手いじゃないか」
「あ、ありがとうございます」
「それじゃあ、次は咥えてーーいや、その前に」
そこで言葉を切ると、グライ様がわたしの頭を掴んで、無理やり口に、自分の唇を合わせてきた。
「んぐっ!? んーーっ! んんんんっ!!!」
突然の出来事に混乱していると、舌が侵入してくる。口内を舐め回され、歯茎や上顎の裏など隅々まで蹂躙される。
(いや、セイカくんっ……!)
優しい彼。魔力がないとバカにされても、いやな思いをしても全然めげなくて強い彼に憧れとともに、淡い気持ちを抱いていた。叶わないとは分かっていたが、いつか彼とーーそう思っていた私の初恋は彼の兄によって汚されてしまった。
「ぷはっ!」
唇が離れると、銀色の橋がかかった。
「はぁ、はぁ……。どうだ、これが大人のキスというものだ。分かったか?」
「は、はい……」
頭がぼーっとしていてうまく働かない。ただ、彼の唇の感触だけが鮮明に残っている。
「さて、復習だ。今度はおまえからやってみろ」
そう言ってグライ様は口を大きく開いて、舌を伸ばす。
「わ、わかりました……」
恐る恐る顔を近づけると、そっと唇を重ねる。私の舌先にグライ様のが触れて、思わず引っ込めてしまう。すると、その後を追ってグライ様の舌が私の舌先をノックする。グライ様の眼が早くしろと言っているような気がして、思い切って舌を絡めてみる。
「んっ、ちゅっ、れろっ、くちゅ、じゅるるる!」
先ほどのされたように、グライ様の舌の裏を舐め上げたり、舌腹をこすり合わせるようにしたりしてみる。そして、溜まった唾液を飲み込む。
「んっ……ちゅぱっ……れろっ……ちゅっ♡」
拙いながらも一生懸命舌を絡めると、それに応えるようにグライ様の方も激しくなってくる。お互いの唾液を交換しあい、飲み下していく。エッチな音が頭の中で鳴り響き、唾液が喉を通り胃へと落ちていくたびに酔いそうになる。
互いに貪るようにキスをする。いつの間にか、私も夢中になっていたようで、気がつくと私はベッドの上に押し倒されていた。
「ぷはっ! はあ、はあ……。グ、グライさ、ま……? きゃっ!?」
首筋に噛み付かれる。鋭い痛みが走った後、生暖かい感触が伝わってくる。
「あっ、やっ、やめてくださいっ……!」
抵抗しようとするが、両手とも押さえつけられてしまう。首筋を舐められたり吸われたりする度に、身体がゾクゾクとする。そして、メイド服のスカートの上から、バキバキになったグライ様のモノを太ももに押し付けられる。スカートが捲れて下着越しに硬いものが触れる感触があった。
「あっ、んっ♡ だ、だめです……グライさま……やめてくださっ……あんっ!」
「うるさい黙れ! おまえは黙って俺の言うことを聞いていればいいんだ!」
そう言って再びキスをしてくる。激しいディープキスだ。呼吸ができなくて苦しいはずなのに、なぜか気持ちがいいと思ってしまう自分がいた。
(こんなのおかしいのに……)
気がつけば下着はどろどろに濡れてしまっていた。それはグライ様のモノから出てきた液のせいか、それともーー。
「なんだ? すっかりぐちゃぐちゃに濡れているじゃないか」
わたしの秘所を指でなぞりながら言う。それだけで身体がビクッと反応してしまうほど敏感になっていたようだ。
グライ様はべったりと肌に張り付いた下着を剥ぎ取ると、わたしの両足を大きく広げた。恥ずかしいところが丸見えになってしまう格好になり、恥ずかしさで死にそうになる。しかしそれ以上に期待している自分に気づいてしまった。
(ああ……わたし、こんないやらしい子だったんだ……)
そう思うと涙が出そうになったが、すぐにそんな考えは吹き飛んでしまうことになる。
「挿れるぞ」
そう言ってグライ様は自分のモノを掴み、わたしの入り口に押し当ててくる。しかし、硬く閉じたそこはそう簡単には開かないようで、ぐいぐい押しても入っていかないようだった。
(……怖い……、怖いよ)
これを受け入れてしまえば、もう後戻りはできない。
恐怖で体が強張るのを感じる。それでも必死に耐えていると、とうとうグライ様のモノの先が私の大事な場所に割入ってくるのを感じた。
(痛いっ……!!)
あまりの痛みに悲鳴を上げそうになるのをぐっと堪える。目尻には涙が浮かんでいたが、歯を食いしばって耐えるしかなかった。やがて一番太い部分が通り抜けたところで動きが止まる。どうやら全部入ったらしい。結合部からは血が流れ出ていて、針で刺したような鋭い痛みが襲ってくる。
(これで終わったのかな?)
そんなことを考えていると、いきなり奥まで突かれた。内臓を押し上げられるような圧迫感に襲われると同時に激痛が走る。目から火花が飛び散るような錯覚を覚えるほどの衝撃だった。
「いっぎぃいぃっっ!!??」
絶叫を上げるわたしに構わず、グライ様は抽挿を開始する。一突きごとに、わたしの中の何かが削ぎ落とされていくような気がした。
「とまってっ、とまってください。グライさまぁ、いたい、いたいんですぅ!」
「が、我慢しろっ! 我慢すれば、ランプローグの種をくれてやるっ!!」
そう言って腰を動かす速度を上げていく。パンッ、パァンッと肉同士がぶつかり合う音が響く。その度に子宮口を強く叩かれるような感覚に襲われて気が遠くなる。しかし、気絶することすら許されず、何度も何度も繰り返される。
「あ゛ぁあぁあぁっ! ひぐぅぅっ!! ひんじゃいますぅぅう!」
もう呂律すら回っておらず、まともな言葉を喋れなくなっていた。それでもなお、彼は腰の動きを止めることはなかった。それどころかさらに激しさを増す一方だ。
「出すぞっ! しっかり受け止めろよ!」
「えっ? だ、だす? なにをーー」
次の瞬間、熱い奔流がお腹の中に流れ込んでくるのを感じた。ドクンドクンと脈打ちながら、大量の精液が流れ込んでくるのがわかる。それと同時に頭の中が真っ白になって何も考えられなくなる。ただただ快楽だけを感じていたかった。
しばらくしてようやく射精が終わると、ずるりと引き抜かれた。栓を失ったことで逆流してきた白濁色の液体が大量に溢れ出す。その光景を見て、ようやく解放されたのだと実感できたのだった。
(やっとおわったんだ……)
お腹の中は熱く疼き、まだ何か入っているような気がするほどだったけれど、これ以上されたら本当に壊れてしまうと思ったので安堵していた。
「よ、よし。次だ!」
「えっ、つ、次って……きゃ!」
しかし、グライ様は休む暇を与えてくれなかった。今度はうつ伏せにされると後ろから挿入される形になる。先ほどとは違う角度からの攻めに戸惑いながらも先ほどの快感を求めてしまっている自分に気がついて恥ずかしくなった。
「んっ……んっ……♡」
(気持ちいいよぉ……でも足りない……)
もっと深くまで欲しいと思ってしまい無意識のうちに腰が動いてしまう。それに気づいたのかグライ様はニヤリと笑うと一気に体重をかけてきて、根元まですっぽり入ってしまったのがわかった。その瞬間、目の前がチカチカするような衝撃を受けて一瞬意識を失いかけたほどだ。
(こ、これが男の人のおちんちんなんだ……すごい、すごいよぉ……)
グライ様は後ろから私の胸を掴むと乱暴に揉んできたり引っ張ったりして楽しんでいるようだった。その間もずっとピストン運動を続けているため常に快感を与えられ続けていた状態だ。もはやまともに思考することも出来ず、ただひたすら喘ぐことしか出来なかった。
「んっ♡ んっ♡ んっ♡」
パンパンと肌を打つ音と水音が入り交じって部屋に響く。そのリズムに合わせて口から漏れる声もどんどん大きくなっていった。そしてついにその時が来たーーそう思った瞬間のことだった。急に動きが止まりズルリと抜かれてしまったではないか。喪失感に襲われていると、グライ様は仰向けに寝転び私に言った。
「さっきも言っただろう。ーー奉仕するのが奴隷の仕事だろう?」
その言葉にハッとして起き上がると、天井に向かって大きくそそり立ったモノがあった。わたしはゆっくりと腰を浮かべて跨ぐように立つとその先端をあてがい腰を下ろすようにして受け入れていった。
「くっんーーあっ、あぅ……あっ♡」
先程出されたばかりの精子のおかげですんなり挿入することは出来たのだが、やはりまだキツくて途中で止まってしまう。わたしは深呼吸をして息を整えてから少しずつ腰を下ろしていき全てを飲み込んだところで一息ついた時だった。
「おい、止まってんじゃあねえよ。さっさと動け」
そう言われて慌てて腰を上げ下げし始めるものの上手くいかず何度も抜けて失敗してしまった。その様子を見ていたグライ様が苛立たしげな声を上げる。
「ちっ、しっかりしろよ!」
「すっ、あっ♡ ……すみっ、ません……」
謝りつつ再度挑戦するがまた失敗した。それを見てグライ様が舌打ちをする。わたしは泣きそうになりながら必死で動こうとするも身体が震えて力が入らない状態だった。このままではいけないと思い必死になっているとグライ様が声をかけてきた。
「おい、奴隷」
「は、はい……」
「こうやって動くんだよ!」
そう言うと突然、下から突き上げられた。
「ひゃうんっ!?」
突然のことに驚き変な声が出てしまう。そのまま連続して動かれるものだからたまらない。
「やっ、やめっ、やめてくださっ、あっ、あっ、あっ、あっ♡」
「うるせぇ! 黙って、覚えろ! お前の主人が、どこを、どうやれば、喜ぶかをな!」
「ひっ、わかり、ましたぁっ! わかりましたからぁぁあっ! も、もうゆるしてくださいぃぃいい!」
「ほらっ! どうだ! こうするんだ、分かったか? おらっ! 返事しやがれ!」
「ひゃいっ! わかりまひた!」
グライ様が私のお尻を上げて落とすと、それに合わせて自分も動く。そうするとより深いところまで届いてしまって、もうどうにかなってしまいそうだった。
「グライさま、わたしイっちゃ♡ ーーあぁあっ♡」
ビクビクっと痙攣しながら絶頂を迎えると膣内が激しく収縮し、グライ様のモノを強く感じる。そして、それに合わせるかのように彼も果てたようだった。どくんどくんと脈打つ感覚があり温かいものが広がっていくのが分かる。
(あったかい……)
そう感じた直後、意識が遠のいていくのが分かった。
◇◆◇◆◇
「んっ、じゅぅ……るぅうーーぷふぁっ! ど、どうですか? 気持ちいいですか?」
「ああ、いいぞイーファ。その調子で続けろ」
「はい。ちゅっ……んんぅ、りゅちゅぅぅ――じゅずっ、ずずっ、ちゅっぱぁ……」
あれから数日後ーー私はお屋敷の廊下でグライ様のおちんちんを咥えていた。あの日以来毎日のようにグライ様に抱かれている。グライ様が気持ちよくなれるように、言葉使いや仕草も躾けられた。グライ様のはおちんちん。わたしのはおまんこ。わたしはメス奴隷だから、ちゃんとご奉仕しないとダメ。
「じゅるるっ、ちゅぱぁ、れろっ、ちゅっ、ちゅううっ」
「そうだ、それでいいんだ」
グライ様が私の頭を優しく撫でてくれる。それが少し嬉しくて、つい頬が緩んでしまう。
「ふふっ、かわいい奴め。ーーおっと」
グライ様は窓枠に肘をついて、外にいる誰かに話かける。
「よう、セイカ! また外で草遊びか? ほんと、暇なやつだな」
私はじゅっぷっ、じゅぷっっと水音を立てながらグライ様のおちんちんをしゃぶっていた。口の中で大きくなるにつれて苦味が増してきて少しえずきながらも懸命に続ける。
「……グライ兄こそ、ずっとそこにいるけど、暇なの?」
窓の外から聞こえる、セイカくんの声に一瞬心臓が跳ね上がる。だが、グライ様は全く気にしていない様子で私の頭を掴んで前後に動かし始めた。喉の奥にまで入ってきて苦しいはずなのに何故か興奮してしまい太腿まで愛液が滴っているのを感じる。
「俺は暇じゃねえよ。セイカと違ってな!」
「ふーん」
セイカくんが興味なさげに答えると、どこかへ行ってしまったようで、グライ様はつまらなそうに鼻を鳴らした後、おちんちんを私の口から引き抜いたかと思うと種汁を顔にかけてきた。
(ああ……もったいない)
そう思いながらも顔についたものを手で拭って舐め取る。するとそれを見た彼が満足そうに笑った。
(やっぱり、わたしエッチなのかな……)
そんなことを考えながら彼のモノを綺麗にしていると、だんだんと硬さを取り戻してきていた。
「あ、あの……」
「ん? なんだ?」
「えっと……」
言い淀んでいるとグライ様はニヤッと笑って言った。
「ああ、そうか。次はこっちに欲しかったんだな?」
そう言ってスカートをたくし上げるとすっかり濡れそぼっそったおまんこが露わになった。あの日、初めてグライ様のご寵愛を賜った日から、いつでもグライ様のおちんちんを受け入れられるよう下着は着けていない。
「何が欲しい? イーファ言ってみろ」
「わ、わたしのここに……」
「ん〜? 聞こえないなぁ〜」
「うぅ……」
恥ずかしくて言えないでいると、今度は私の胸に手を伸ばしてきた。そして、乳首をつねったり引っ張ったりしてくる。
「ひっ♡ ち、乳首だめぇ♡」
思わず声が出てしまうほどの快感に頭がクラクラする。しかしそれでもグライ様はわたしが達しない絶妙な加減で愛撫を続ける。
(もう無理ぃ……! 我慢できないよぉ……!)
「お願いします……くださいっ」
「何をだ? ちゃんと言わないと分からないだろぉ?」
そう言いながら私を弄ぶように言うグライ様は、私が懇願するのを待っているようだ。私は羞恥心に耐えながら小さな声で呟いた。
「グライさまの……おちんちんが欲しいです……!」
「どこにだ? ちゃんと奴隷らしい言葉を使っていやらしく言ってみろ」
私は恥ずかしさに顔を真っ赤に染めながらも、なんとか言葉を絞り出す。
「……わ、わたしのいやらしい雌穴にグライさまのたくましい肉棒を入れてください……!」
それを聞いた彼は満足そうな笑みを浮かべると言った。
「いいだろう。だけど、入れるだけでいいのか?」
私は首を横に振った後、恥を捨てて言った。
「わ、わたしのメス奴隷まんこ、おちんちんでたくさんズコズコして、グライ様の子種汁を注いでください!」
「よく言えたな! よし、じゃあ窓枠に手を突け」
言われた通りにすると、グライ様の手がスカートを捲り上げ、そのまま一気に貫いた。
「ひぎぃぃいっ♡♡♡」
待ち望んでいたものを与えられた喜びに、私は獣のような声を上げて絶頂してしまう。
「おいおい、入れただけでイッたのか? 相変わらず淫乱だな」
「だ、だってぇ……きもちよかったんですもん」
言い訳をしながら振り返るとそこにはニヤニヤと笑うグライ様の顔があった。
「まあいいさ! それより動くぞ!」
そう言って激しくピストン運動を始める彼。その動きに合わせるように私も腰を動かすとさらに気持ちよくなり、すぐに二度目の絶頂を迎えそうになる。それを見透かしたように、彼はより一層強く打ち付けてくるものだからたまらない。
「おい、まさか俺が出してないのに奴隷が二回も先にイッたりしないよな?」
そう言われた瞬間背筋がゾクッとするのを感じた。
(そうだ……グライ様より先にイクなんて許されないんだ……)
我慢しなきゃ、そう思うが自然と膣は締まり、グライ様の逞しいおちんちんが密着して気持ちいところをたくさん擦ってmさらに強い快感に襲われることになった。それでも必死に耐えようとするが、それも長くは続かなかった。
「だめっ♡ もうむりっ♡ イキますぅっ♡♡」
宣言通り、もう数秒後にはイッてしまう、そんな時、
「おーい、イーファ」
外からセイカくんが手を振っているのが見えた。
(うそっ、見られてるっ)
そう思った瞬間、今までとは比べ物にならないくらいの快感に襲われた。
(だめだめだめっ♡ もう耐えられないぃっ♡♡)
そんな状態で耐えられるはずもなく、呆気なく果ててしまった。しかし、それでもグライ様は動きを止めない。むしろさっきよりも速く動かしているくらいだ。
「イーファ、そんなところで何しているんだ?」
「あっ♡ あの、……そっ♡ そうじを、してっ♡ いたら、埃をっ……んんっ♡ 吸っちゃって、ちょっと休憩してっ、あっ♡ たのっ♡」
何とかごまかそうと必死に言葉を紡ぐが、それがかえって仇となったようだ。セイカくんは訝しむような声で言った後こう言った。
「……なんか変な声出てないか?」
(やだっ♡ バレちゃうっ♡ お願いっ♡ 気づかないでっ♡♡♡)
そんな願いとは裏腹にセイカくんの疑惑はますます深まってゆくようだった。しかし、
「まあ、いいか」
その一言で、その疑念は流されてしまった。その瞬間、わたしは気がついてしまった。彼は誰にでも優しい。でも、それはみんなを大事に思っているからではなく、等しく無関心であるからだ。
(グライ様は私を求めてくれるけど、セイカくんは私のこと、どうでもいいんだ……)
「さっきまで、グライ兄がその辺にいたから、見つかって面倒なことになる前に掃除に戻るんだよ」
「……セイカくん。あまりグライ様のことを悪く言わないでください」
「え……?」
予想外の答えだったのか戸惑ったような声が聞こえた。
「確かにグライ様は意地悪だし、いじわるするし、えっちなことばっかり言ってくるけど……」
そこまで言うと一度言葉を切り、深呼吸をしてから続けた。
「ーー私にとっては大切なご主人様なんです!」
それだけ言い切ると私は一度、グライ様のおちんちんを抜くと、正面を向いてグライ様にキスをした。グライ様は一瞬驚いたような顔を見せたが、すぐに応えて舌を絡めてきた。
「んっ……ちゅっ♡ ……はぁ……グライさまぁ……好き……大好き……愛してます……んっ……ちゅぱっ♡」
キスの合間に何度も好きだと伝える。その度に愛おしさが溢れて止まらない。
(セイカくんはわたしのことを見てくれないけど、グライ様はちゃんとわたしを見てくれる。グライ様はわたしを求めてくれる)
長い長いキスの後、私はスカートを持ち上げて言った。
「グライ様。グライ様の赤ちゃん、わたしに孕ませて下さい」
◇◆◇◆◇
「んちゅっ♡ んんっ……じゅっ、ちゅぶっ♡ ん、ちゅっ……ん、ぅ♡」
グライ様の部屋に入り扉を閉めると、わたしはすぐさま彼に抱きつき唇を奪った。舌を絡ませ合い唾液を交換し合う濃厚なディープキスをする。その間もお互いの身体をまさぐり合っていた。
グライ様は私の胸を、わたしはグライ様のおちんちんを服の上から優しく撫で回すように触る。
「ぷはっ……イーファ、もう乳首がビンビンに立ってるじゃないか。お前いつもより興奮してるな」
「はい……グライ様との子供を作ると思ったら、すごくドキドキしちゃって……」
「ははっ! そうか!」
そう言うとグライ様は私のスカートの中に手を入れショーツ越しに割れ目を撫で上げた。
「ひゃうっ!?」
突然のことに驚いて声を上げると、グライ様は楽しそうに笑う。
「どうした? まだ撫でただけだろう? それとも、直接触って欲しいのか?」
そう言って今度は人差し指を下着の間から滑り込ませてクリトリスに触れるか触れないかというギリギリの位置で指を這わせてくる。それだけで腰が砕けそうなほど気持ちが良くてどうにかなってしまいそうだった。
「グライ様ぁ♡ おねがいします……♡ もっとちゃんとさわってくださいぃ……」
私が懇願するように言うとグライ様は満足そうに笑って言った。
「いいぞ。全部脱げ」
私は言われるままに自分の履いていたものを脱いでいく。そして一糸まとわぬ姿になるとグライ様を誘惑するようにお尻を振ってみせた。すると彼は興奮した様子で私を押し倒し、覆い被さってきた。
「きゃっ♡」
いきなりのことで驚きの声を上げてしまう。しかしそんなことはお構いなしといった風に私の胸にしゃぶりついてきた。
「あんっ、やっ、ちくびっ、すっちゃ、やぁぁっ♡♡♡」
舌で転がすように舐められたり甘噛みされたりしながらもう片方の胸は手で揉まれている。時折、指で乳首を摘まれる度に甘い声が漏れ出てしまい恥ずかしい。
思わず、ギュッとグライ様の頭を抱きしめると、それに応えるように更に強く吸われた。
「んひぃぃっ!? それ、らめぇっ! おかしくなるぅぅっっ!!」
あまりの快感に目の前がチカチカしてきた。それでもなおグライ様の責め苦は終わらない。それどころか激しさを増す一方だ。
「だめぇ、もうイっちゃう! イッちゃいますぅっ!!」
ビクンッと大きく仰け反りながら盛大に達してしまった。頭が真っ白になり何も考えられなくなるほどの快楽に襲われる。
「はあ、はあ、あへぇ……しゅごいぃぃ……」
余韻に浸っている間もグライ様の動きが止まることはない。今度はわたしの両足を大きく開かせるとその間に身体を割り入れてきた。
「イーファ、挿れるぞ」
そう言ってグライ様がズボンを脱ぐと中から巨大な肉棒が現れた。血管が浮き出るほど怒張したソレはとてもグロテスクで見ているだけで子宮がきゅんっと疼いた気がした。
「はいっ、きてくださぃ……グライさまのたくましいおちんぽ、わたしの奴隷おまんこに入れてください♡」
私はグライ様とのエッチですっかり口の開いたおまんこを左右に広げて見せるようにしておねだりをする。するとグライ様はニヤリと笑うと一気に奥まで突き入れた。
「ああっ♡ きたぁぁっ♡♡♡」
待ち望んでいたものを与えられた悦びに身体が震える。グライ様のモノが入ってきた瞬間、頭の中で火花が飛び散るような衝撃が走った。
「どうだ? 気持ちいいだろ?」
「はひっ♡ きもちいいれすぅっ♡ おくまで届いてるぅっ! すごいですぅっ!」
グライ様の腰の動きが激しくなり、それに合わせて私も腰を動かす。パンッ、パァンと肌同士がぶつかり合う音が部屋中に響き渡る。
「ああんっ♡ いいっ♡ そこぉっ♡ すきぃっ♡ もっとぉ、ついてください♡♡」
「ここかっ、ここがいいのかっ」
グライ様はそう言いながら執拗に同じ場所を責め立てる。その度に意識が飛びそうになるほどの快感に襲われる。
「だめぇぇっ♡ またイクっ♡ イキますうぅっ♡」
「俺も出すぞっ、しっかり受け止めろっ」
「はいっ♡ いっぱいわたしの中に出してくだしゃいっ♡♡」
グライ様の腰に脚を絡めてホールドする。それと同時に熱いものが注ぎ込まれる感覚があった。
「あぁぁっ♡ 出てるっ♡♡ グライさまのせーえき、どくんどくんってぇ♡♡」
膣内射精されたわたしのおまんこは、キュウキュウと収縮を繰り返しながら精液を飲み込んでいく。最後の一滴までも搾り取ろうとするかのように膣壁が絡みつく。
「はぁ……はぁ……イーファ、もう一回だ。次は後ろから行くぞ」
「はいぃっ♡ どうぞ、好きなだけ使ってください♡」
グライ様に求められることが嬉しくて、わたしは自ら四つん這いになってお尻を向ける。そこに再び硬くなったおちんちんをあてがい、挿入してくる。先程出されたばかりの精子と愛液でぐしょ濡れになったそこはすんなりと受け入れた。
「あぁん♡ これ、すごすぎだよぉお♡♡」
バックからのピストン運動が始まると、あっという間に二度目の絶頂を迎えてしまった。それでも構わず続けられる激しい抽送によって、すぐに次の波が押し寄せてくる。
「あっ♡ グライさま、もう無理ですぅっ♡ これ以上されたら死んじゃいますぅうう♡♡♡♡」
「大丈夫だ、お前はこれくらいじゃ死なないから安心しろ」
グライ様はそう言ってさらに動きを加速させる。パンパンと肉を打つ音が響き渡り、結合部から泡立った本気汁が溢れ出てくる。
「また、またイクっ♡ イっちゃいますっ♡」
「くっ、俺も出そうだっ!」
「くださいっ♡ グライ様の子種汁、わたしの淫乱まんこに出してくださいっ♡♡♡」
「うぐっ、出るっ、受け取れっ!!!」
「ひぎぃぃぃっ♡♡♡ イグゥウウッ!! ♡♡♡♡♡」
わたしのおまんこに熱いグレイ様の赤ちゃんのもとが流れ込んでくる。その感覚に酔いしれていると、不意にグライ様が耳元で囁いた。
「まだまだ終わらねえからな、覚悟しろよ」
その言葉に、わたしは期待に満ちた表情を浮かべ、小さく頷くのだった。
◇◆◇◆◇
「あっ♡ あぅ♡ ああぅうーー♡」
あれから数時間後、私はベッドの上でぐったりと横たわっていた。
グライ様の部屋のベッドの上、私の初めてを捧げた場所。
もう何度目だろうか? 数えるのをやめたのは随分前のことだーー少なくとも十回以上はしているはずだ。それなのに一向に終わる気配が見えない。それどころか激しさを増す一方だ。
「グライさまぁ♡ も、もうはいりませんよぉ♡」
「うるせえ! 黙って膣内締めてろ!」
「ひゃいん♡」
お尻を強く叩かれて情けない声を上げてしまう。しかし、それすらも快感へと変わってしまうのだからどうしようもない。
(こんなの、どうにかなっちゃうよ……♡)
今までの行為がおままごとに思えるほど激しいセックスだった。孕ませよう、孕もうとするオスとメスが行う子作りセックス。まるで獣の交尾のようだと思ったけれど口にはしなかった。そんなことを言ったら怒られてしまうかもしれないと思ったからだ。代わりに別のことを言うことにする。
「グライさまぁっ♡ きしゅ、きすしてくださいぃ♡」
「ああ、いいぜ」
そう言って唇を重ねられると同時に口内に侵入してくる舌の感触を感じながら、わたしは幸せを感じていた。それと同時に子宮口が降りてきて亀頭に吸い付くような感覚を覚える。そして次の瞬間には熱い飛沫が流れ込んできたのがわかった。その熱さに身震いしながらわたしも同時に果ててしまったのだったーー。
それから、の話をしよう。
わたしがグライ様のモノなったあの日から、少し後にわたしはグライ様専属の従者になった。
グライ様はあの後、伯爵様の命を受けて学園ではなく軍に行くことになった。グライ様は少し残念そうにしていたが、今は前向きに帝国軍で頑張っている。
鬱屈を晴らそうと、激しくわたしを使ってくれるグライ様も愛おしかったが、やはり塞ぎ込んでいるよりも、尊大で自信に満ちた彼がわたしは好きだ。
そして、私はグライ様が勤める東方の国境、その近くの町で部屋を借りて暮らしている。月に何度か休養日に町に戻ってくるグライ様を今日も待っている。
ーー私と、お腹の子供、二人で。
5/7活動報告更新
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