初心な二人どうするんだ?って話。
ぽかぽかな話を目指しました。
感想・評価よろしく。
レッサー くっついた
「は?このまま明日まで離れない?!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!明日中にはイギリスに着くはずだったのにぃぃいいい!!ベイロープに殺されるぅぅぅぅぅぅぅぅぅううううう!!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」
「す、すまんレッサー………俺のせいで……」
事の発端は昨日、たまたま学園都市に潜入していた(たまたま潜入という所からまずおかしいのだが)レッサーと遭遇したその瞬間にテロ魔術師グループから狙われ、例の如く幻想をぶち壊したところで置き土産にしばらくの間体のどこかしらが密着しなければならない呪いをかけられたのだ。そしてもう日は沈んでいる。解決策もないままさまよう訳にもいかず二人で家へと向かうしかない状況。
「どうしてテレパシーなんかは問答無用で遮断する癖にこういう魔術は跳ね返せないの!?神様は俺にいったい何をさせたいわけ!?」
「う〜む、まぁあなたとしばらくの間一緒にいられると言うだけ良しとしましょう……」
「………?俺と一緒にいられてなんかいいことでもあるのか?」
「あら?なんでそんなこと思ったんでしょう。一日中誘惑できるから?」
曖昧な関係性。ならばそれを確実なものにするにはどうすればいいのだろう。まだまだ若い芽。いったいどんな花を咲かすのか。まだまだ誰にもわからない。
「まぁ、こうなるよな……」
「そのようですねぇ…」
二人で肩をくっつけ合いながら、机の上に置かれた一枚の紙をのぞき込む。
『こもえの家に今日は泊まってくるんだよ!!明日の夕方ぐらいには帰ってくるかも!!』
いつもよろしく上条さんの男子寮に帰ってきたこの部屋の家主は、もはやこの界隈では当たり前になったインデックスの不在展開を早々に消化し、次のイベントへの契機となる発言を投入する。
「なぁレッサー。今日はもう遅いけど晩メシ作るか?」
「う〜ん今日は一日中走り回って疲れたのでひとまずお風呂に入りたいですねぇ………あっ」
ばっ!と二人が一斉にその顔を下へと向ける。理由は簡単。顔が真っ赤で相手のことをまともに見れないからだ。
「きょきょっきょっきょ、今日は仕方ないからお風呂にはやめとこう!!……さあ!さっさと寝ちま……」
「………ならいいですよ」ボソッ
「え?」
「タオルつけたままなら……いいですよ?」
自分より数十cm下からこちらをのぞき込むレッサーの体はぷるぷると震えている。相当恥ずかしい決断だったのだろう。顔が真っ赤に火照っている。いつも誘惑ばかりしてくるレッサーも一人の中学生。羞恥心が無いわけないのだ。
「い、いいのか……?わっ、わかった……じ、じゃあ行こうか、お風呂」
「そうですね………」
脱衣所の扉を開け、体に巻けるほどのタオルを用意する。
「で、では脱ぐので、あちらを向いて頂けると助かります。」
「お、おう……」
見ないようにと目を瞑っていても、スルスルと布擦れの音は聞こえてくる。上条さんの下条さんが疼き始めているのがわかる。まずい。しばらくすると終わったと告げられ、上条自身もぱぱっとタオルを巻き付ける。
「じゃあ………いくぞ」
「……もちろんです」
その雰囲気は戦争の真っ只中、戦地へと向かう兵士にも見えなくもない。実際、少年少女共に己の内側と戦い続けているのは間違いない。
浴槽の中へと入る。この間、両人どちらもお互いの姿は視界の中には入っていない。意図的に入れてない。
が、浴槽の中に入り、向き合ったならば否が応でも目に入ってしまう。ガチガチに緊張している顔、逞しい躰、そしていつもとは違う反応を見せている下腹部にぶら下がっているナニかが上条の腰に巻き付けてあるタオルを押し上げている。
「おっ、あ……そっ……それ………//////」
「…………はは、どうしたんだいレッサーくん何か御用でも?」
顔が酷く引きつっている。このまま押し通す気なのだろうか、さすがにこの状況では言い逃れできまい。
「上条さん………どうやら、ついに私の役目がやってきたようですね……。あなたのココかなり苦しそうです。なら、助けてあげたいと思うのが通りですよね?………もちろん。イギリスのためですよ?もちろんもちろん。」
レッサーの手がどんどんと上条さんの股間に近づいてくる。いつものようにふざけたテンションではない。目にコントラストが入っていない。凄い見てくる。それはもう凄いガン見しながら近づいてくる。間違いない。レッサーは今深夜テンション的な状態に陥っている。正常じゃない、一時のテンションで恥ずかしいことしちゃって後から凄い恥ずかしがるタイプの子だ!!
「……ぅぁっ…………レッサー……これはまず……い………だろ……」
その小さな手でレッサーがタオル越しにつんつんとつついてくる。前のめりになっているのでタオルがこぼれ落ちそうになっていて、何より谷間が強調されてかなり目のやりどころに困る。
「……そう言いながら見てるだけじゃないですか……止めないと続けちゃいますよ……?」
ニヤニヤと若干上目遣いで弱い刺激を与えてくる。もう、我慢できない。今すぐにでもタオル越しではなく直接触って欲しい。だけどそれをしてしまえばもう後には引き下がれない。深い葛藤を感じる上条だが、レッサーの方からその壁はいとも簡単に破られる。
「もう……我慢できませんっ!!」グニッ
「……ぅがっ!!」
素早くタオルの下から手を忍び込ませ、両手で強く掴みかかってきた。正直かなり痛い。男の子にしていい力加減が全くわかっていない。それも男の子の大事な部分の。
「ちょっ、ちょっと痛い!……レッサーっ!」
「わわっ、ごごごめんなさい……加減がわからなくて……」
力が弱まり、集中がそっちに行っていなかったことでわからなかったレッサー柔らかいの指の感触が伝わってきた。自分でソコに触れた時の何倍も気持ちがいい。指が細く柔らかいからか、それともレッサーに触られているからか。
「今度は上手くやりますよ……えいっ………えい…」
ゆっくりと上下に手を動かし扱いてくる。慣れていなくぎこちない動かし方が快感をさらに昂らせる。
「ぁ……レッ……サー、もう、無理だ!!」
「ほえ?何を………ッ!!」
ドピュピュッ!!
手で抑えられていた股間から白い精液が暴発しレッサーの顔、髪、口へとかかっていく。
「はぁ……ふぅ……………シャワー、浴びるぞ」
「……はい、」
二人とも、何事も無かったよかのように浴槽から体を出して覆いかぶさりながらも水を頭から被る。
「レッサー。もう後戻りはできないぞ?いいんだな?」
シャワーから出る水をかけ汚れを流しながら問いかける。その声色はとても優しいもの。
「もちろんです。………上条さんなら構いません」
キュッ
水の流れが止む。2人の少年少女は示し合わせたかのように浴室から姿を消していく。
「ほれ、タオル」
「あぅ……ありがとうございます。上条さん」
沈黙が流れる。この後に控えている情事への緊張か、それとも恐怖か。ふと、上条は横に控える少女へと目を向ける。
自分よりも一回り小さい体、都市で言えば中学一年生。本来はこんな外国で危険な任務をするような歳じゃない。それは記憶のない上条にも分かる異常だった。そんな少女が今自分に寄り添ってくれている。上条は年上たる尊厳か、それともヒーローとしての責任か、この少女を守りたいと感じていた。
リビングに戻れば冷たい空気に当てられ火照ったからだが心地よい。ベッドに腰掛けレッサーを横に手招きする。二人とも服は着ていない。
「じゃあ…………い、いいですよ…………あっ」
隣に腰掛けたレッサーをベッドに押し倒す。白い肌は手入れされていてとても柔らかな触り心地だ。安心する。
「んっ…………はぅ………はぁ……」
(もう少し濡らせばいいんだよな……?)
レッサーの下腹部に触れてみると、レッサーは既に濡れていた。少し刺激してやればすぐにでもできそうだ。慣れないながらに二本の指を入れてほぐしてみる。
「ふぅ………ふっ………んぅ…」
耳をすませばかすかに聞こえるほどの声でレッサーが声を漏らしている。上条は二本から三本と数を増やし、ペースも上げていく。レッサーの声も大きくなっていく。
「か……上条さん……!…んっ………もう、大丈夫…………です」
「あ、あぁ………」
既に完全に勃っている。棒をレッサーの前に差し出す。レッサーはあまり見慣れていないのか、じっと上条のモノをぼうっと見つめている。
「………舐めてくれるか?」
「もちろんです………!」
少女の口が大きく開いて迫ってくる。この非日常に溺れたくなる。耐えられるだろうか、この『上条』になってから初めての行為、前の『上条』がどうだったかはわからないが、今ここにいるこの男にとって初めてなのは変わりない。知らないことをする好奇心、胸の高鳴りに任せて溺れてしまいそうだ。その感覚はまるで、手に着いた手錠にいいように操られているかのようにも感じた。
後編に続く。
後編はいつ出ることやらわかりません。
感想・評価よろしくお願い致します。
一応次回は本番の予定。