※この作品はR-18です。

想いと本能のまま、交わる二人   作:煮魚一番

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新しいシリーズです、無論ライカレ。ブルームーン→特派編をイメージしてます、シリアス設定は考えるの苦手なので、ちょっと簡略化するかも。


第一話「敵としてより、一時の快楽を」

「僕を好きになれ」

 

ライはカレンにギアスを掛け、それから彼女は、彼を意識し始めた。彼女の身体能力の秘密を彼が知るというハプニングや、数回のデートを経て、彼女の正体は明かされないまま、二人の距離は近付いていた。

 

しかし、彼は記憶の手掛かりを探す途中でロイドやセシルに出会い、ブリタニア軍に入る道を選んで、戦いに身を投じる事になった。彼女の正体を知らない彼は、彼女を心配させたくなくて、少し距離を置く事にした。

 

そしてある日の式根島で、遂に二人は互いの置かれた立場を知る事になる。

 

「なっ!?そんな、まさか…カレンが…」

 

「嘘…何で、何でライが…」

 

ショックを受け、言葉を失う二人の上から、ハドロン砲が放たれた…。

 

 

 

「うう…」

 

気が付くと、ライは浜辺に打ち上げられていた。

 

「ここは…式根島ではないのか?しかし、何故か知っている気がする」

 

ライはゆっくりと歩き出す。これから待ち受けるものを、知らないまま。その一方…。

 

「一体、ここはどこなんだろう。みんなは大丈夫かな、それよりライは…」

 

パイロットスーツを脱ぎ、滝に打たれながら、カレンは混乱した頭の中を落ち着かせようとしていた。

 

「彼は敵、でももし今出会ったら私は、ちゃんと敵として向かい合えるの…?」

 

「カレン…一体どんな顔をして、彼女に会えばいいんだ」

 

悩む二人の物理的な距離は、徐々に近付いていたのだった。

 

 

 

「水の音がする」

 

音を頼りに、ライは森を抜けた。ボンヤリと景色が目に入らないまま、歩いていく。

 

「ふぅ…一度、ゼロやみんなを探さなきゃ」

 

一方、カレンは滝から離れ、河原にある自身のパイロットスーツの方へと歩き出した。まだ混乱しているため、ライの姿には気付いていなかった。

 

「「え…?」」

 

やがて、二人は互いの存在に気付いた。それと同時に、二人の意識がハッキリとする。

 

「カレン、やはり君なのか!」

 

「ライ…!?ハッ、そうだ、敵。ライは…敵だ!」

 

カレンは折り畳みナイフを手に取ると、ライに襲い掛かる。

 

「はぁっ!」

 

「まっ、待つんだカレン!僕は君と、戦いたくない!」

 

「うるさい!ブリタニアは敵だ、ライも同じ…敵だぁ!」

 

「くっ!」

 

カレンの攻撃を、ライは何度も避ける。だが迷いが動きを鈍らせ、彼は脚がもつれて、後ろに倒れ込んでしまった。

 

「はぁぁ!」

 

カレンはライを押し倒すと、馬乗りになり、ナイフを構えた。

 

「カレン、何故こんな…」

 

「私は紅月カレン、日本人だ!黒の騎士団の一員として、ブリタニアを倒し、日本を取り戻す!」

 

「日本人だって?君が?」

 

「そう、私はブリタニア人とのハーフよ!あんたが知ってるカレン・シュタットフェルトは、偽りの姿!」

 

「そうか、君も…ハーフだったのか」

 

「…!?『も』って、まさか」

 

「ああ、血液検査でわかったんだが、僕にも半分、日本人の血が流れているんだ」

 

その瞬間、カレンの顔が歪む。

 

「嘘よ、私を惑わそうったって…!」

 

「嘘じゃない、本当にそうなんだ」

 

「くっ、でもこいつは敵だ!敵だから…!」

 

「カレン…!」

 

カレンはナイフを振り下ろそうとするが、途中で止めてしまった。ナイフを持つ手が震え、やがて彼女はナイフを放り投げた。

 

「くそっ!何で、何でライが軍にいるのよ!」

 

「新たな世界を目指して進むスザクを、支えるためだ」

 

「あんたが軍にいなければ、殺し合う事もなかったのに!殺せるはずがないよ、こんなに…こんなにあんたの…貴方の事、好きなのにぃ…」

 

カレンは大粒の涙を流し、泣き始めた。自分が掛けたギアスのせいで、彼女が苦しんでいる事を知り、ライは胸が痛くなった。

 

「カレン、僕のせいで…すまない。僕は君の好意を受け止める資格は、ないんだ」

 

「だけどっ、だけど収まらないよ気持ちが!敵だから殺さなきゃいけないのに、ライだけは殺せないの、それだけ好きだから!その気持ちが大き過ぎて、一回フラレただけじゃきっと…吹っ切れないよぉ…」

 

泣きながらカレンが、ライを見つめる。

 

「…犯して」

 

「え…?」

 

「貴方を嫌いになってしまうくらい、メチャクチャにして。そうじゃなきゃ私は…」

 

「そんな…自分に好意を持つ人に対して、そんな事…」

 

ライは上体を起こし、カレンを見る。泣き腫らした顔、濡れて透き通るような肌、豊かな乳房、湿った陰毛、それらが極限状態の中でも彼の中の本能を刺激して、ペニスが膨らみ始めていた。

 

「犯すのが嫌だって言うなら、この時間だけでも、恋人として私を見て。たくさん愛してもらえば、少しは…気が晴れると思うから…」

 

涙を流し、カレンが精一杯の笑みを見せる。その姿に魅せられ、ライは思わず彼女の腕を掴んで、抱き寄せていた。

 

「きゃっ」

 

「後悔…しないな?」

 

「うん。ライの方こそ…」

 

「君がそこまで言うなら、応じるまでだ」

 

「何それ、ふふっ」

 

二人は唇を重ね合わせると、乱暴に舌を絡ませ合い、相手を貪り始めた。

 

 

 

ライは体勢を入れ替え、カレンを河原に押し倒した。彼女は彼を見上げ、だらしなく両脚を広げたまま、口を開く。

 

「いつでもいいわよ」

 

ライはパイロットスーツを脱いで裸になり、固くなったペニスを外気に晒した。それを見たカレンは頬を染め、唾を飲む。

 

「一度自分を殺そうとした女に欲情して、そんなに大きくするなんて…変態」

 

「その変態に犯されたいと言ったのは、君だろう」

 

「そうだったわね、安易に肉体関係を求めた私こそ、変態なのかも」

 

自嘲気味に話すカレンの上に、ライが覆いかぶさる。

 

「じゃあ、触るぞ」

 

「うん、好きなだけ…触って。触るだけじゃ物足りないなら、舐めてもいいし、その大きくなったモノで私を…あっ」

 

乳房を触られ、カレンが吐息を漏らす。

 

「柔らかくて、大きいな。それに肌触りも…心地いい」

 

「やっぱり男って、胸がいいわけ?んっ…」

 

ライに乳首を吸われて、カレンが目を閉じた。彼は悶える彼女に構わず、乳房を揉みながら乳首を何度も吸い上げる。

 

「世間一般の男の好みは…知らない。だが僕は、カレンのすべてに惹かれる」

 

「んんっ…!じゃあ今だけはぁ、立場も何もかも捨ててぇ…ふぁっ、私に夢中になってぇ!」

 

顔をしかめながら、カレンが徐々に快楽に悶え始める。ライは音を立てて乳首を吸い続けた後、やがて舌を腹へと滑らせていき、今度は陰毛やクリトリス、そして膣口を舐め始めた。

 

「ああっ、そんな所ぉ…舐めるなんてぇ」

 

ゾクゾクするような感覚に襲われたカレンは、思わず脚を閉じようとするが、ライは手で太ももを抑え、膣口を舐め続ける。

 

「くぅっ、ふあっ、はぁ…!」

 

しばらくカレンを悶えさせた後、ライは体を起こすと、我慢できなくなったペニスを膣口に押し当てた。

 

「カレン、入れるぞ」

 

「あっ…とうとう、来るのね。いいわ、来て…くっ、んんんっ…!」

 

ライが挿入を始めると、カレンは目をギュッと閉じて破瓜の痛みを堪え、やがてペニスが全部入った頃、大きく息を吐いた。

 

「ふぅ…はぁ、思ったより痛いのね」

 

「大丈夫か?」

 

「ええ、何とか。でも、まさかこんな形でライと繋がるなんて」

 

「君とちゃんと向き合って、恋人同士として、するべきだったな」

 

「ライが軍にいる時点で、無理な話よ。でも事実として、私は一時的にライと体で結ばれて、初めてを捧げられた」

 

「本当に良かったのか?これで…」

 

ライの言葉をカレンは遮った。

 

「いいから。今はただ、私の体を求める事だけを考えて。本能にだけ従って、貴方が男として私に何をしたいかだけ、考えて」

 

「僕は…僕は、カレンを…くぅっ!」

 

「ふあっ、はぁ…いいのっ、今はそれでいいのぉ!あんっ、ただ求めてぇ、体だけ求めてぇ!」

 

ライは迷いを捨てて、ひたすら腰を振り始めた。ペニスが膣内を動くたび、カレンは初めて味わう快感に戸惑いながら、悶えた。

 

「カレン、カレンっ!」

 

「あぅっ、ライぃ…もっとぉ、もっと来てぇ!はぁっ、忘れさせてぇっ…んっ、色々な事…すべてぇ!」

 

現実を忘れるため、二人は欲望に身を任せて交わる。カレンの甘い声がライを燃え上がらせ、体の奥から、精液がはけ口を求めてせり上がってきた。

 

「くぅっ、カレンっ!」

 

ライの動きがさらに激しくなり、膣奥を亀頭が何度も突いて、より奥に射精しようとする。やがて一番奥を探り当てた瞬間、精液がカレンの中に溢れ出した。

 

「ううぅっ!」

 

「ああっ、中でビクビクしてるぅ…!やぁ、中に出されてるぅ…敵なのにぃ、ライに中出しされてるぅ…!」

 

快感と満足感、若干の戸惑いが入り混じった感情が湧き上がる中、カレンはライの精液を膣奥で受け止めたのだった。

 

 

 

「ふぅ…」

 

ライはペニスを抜くと、グッタリするカレンに声を掛けた。

 

「すまない、勝手に中に…」

 

「貴方がしたいように、しただけでしょ?なら、謝る必要はないわ。私も、貴方にされるがままを選んだだけだから」

 

「とりあえず、パイロットスーツを着たらどうだ。他に、誰かがここに飛ばされてるかもしれない。それを探すのもあるが、この場を見つかった場合、騒ぎになるだろうし」

 

「確かに、騒ぎになるでしょうね。特に黒の騎士団のメンバーだったら、ライはきっと殺されるわ」

 

脅すようにカレンが言うと、ライは肩をすくめた。

 

「敵対勢力だから殺されても文句は言えない、それより君が心配されるからな」

 

「保身より他人の心配?お人好しなのね」

 

カレンは呆れたように言うと、裸身を横たえたままライを見た。

 

「安心して。仮にこの場を見られても、私が望んだ事だから、その辺の説明はするわ。もしブリタニア側の人間に見られた時は、ライが説明して」

 

「わかった。とはいえ、上に羽織った方がいいだろう、あまり裸は見られたくないんじゃないか」

 

「もう少し余韻に浸りたいの、それまではこうしてる」

 

「大胆な人だな…」

 

突如飛ばされた地で、敵として出会った二人。本能のまま肉体関係を持った二人は、己の立場を無視するように、互いを求め合う事になるのだった。

 

 

 

 

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