ライと交わった後、カレンは河原に仰向けになったまま、ぼんやりしていた。体を洗う事も、パイロットスーツを着る事も頭に浮かばず、だらしなく両脚を広げ、秘部から血が混じった精液が溢れていた。
「カレン、いつまでそうするつもりだ?」
こちらも裸のままだったライが尋ねるが、カレンはトロンとした視線を彼に向ける。
「頭が切り替わらないのよ、なかなかね。体を洗って、服を着て、この辺の調査や他に誰かいないか探したりとか、やる事は色々あるはずなのに」
「そう…みたいだな」
ライの視線が、カレンの裸体に注がれる。さっきまで手で触れ、舌を這わせた乳房や、ペニスを挿し込んでいた秘部を眺めるうち、現実に戻りかけていた理性が崩れ、ペニスが固くなり始めた。
「ライ…?」
カレンがライの顔を見て、舌で唇を舐める。すると彼は我慢できなくなり、広げたままの彼女の両脚の間に座った。
「すまない。頭が切り替わらないのは、僕もらしい」
「えっ、ちょっと…ふあああっ!」
いきなりペニスを膣内に押し込まれ、カレンが悲鳴に似た嬌声を上げた。
「やだっ、ライ…調子に乗り過ぎ、んあっ」
ライは入れてすぐ腰を振り始め、カレンは文句を言う間もなく、喘ぎ始めた。
「ふっ、調子に乗り過ぎだろうと…んっ、君をもっと感じたいからっ、仕方ないだろうっ!」
「そっ、そんなに…あっ、私を…?」
「そうだ、想いを寄せていた君と繋がって…ふっ、たとえ敵だろうと君個人を…もっと、もっと知りたいっ!貪りたいんだ!」
「そこまで言うならっ」
カレンはライの腰の後ろで両脚を交差させ、告げる。
「誰かに見つかるまで…あんっ、求め続けてぇ!ずっと私を見て、いっぱい突いてぇ!いっぱい…ううん、全部…中に出してぇ!」
二人きりの空間に、立場や関係、その後の心配は存在しても、二人は見ないふりをした。目の前にいる相手の体と快楽のみを求め、理性をかなぐり捨てていた。
「カレンっ、求めるぞ!ずっと君を見て…はぁ、全部中にっ!」
「ふぁっ、そうしてぇ!今だけはいいからっ、現実の事はいいから…んんっ、一緒にエッチな事…いっぱいしてぇ!」
ライは激しく腰を動かして、愛液と精液でトロトロになった膣内を何度もペニスで刺激する。カレンもわずかに残っていた戸惑いを消し去って、彼からもたらされる刺激を堪能し、それをさらに求めた。
「くぅ…はあっ、ライっ、来てぇ!もっと来てぇ!」
膣奥を激しく突かれ、乳房を大きく揺らしながら、カレンがさらにライを求める。ペニスを包み込む柔肉が締まり、彼はあまりの気持ち良さに、力が抜けそうになるのと同時に、射精の時が近いのを感じ取った。
「ふぅっ…くっ!」
搾り取られそうになる感覚に抗いながら、ライは射精の直前まで膣奥を何度も突いた。そして我慢できなくなるギリギリの所で、ペニスを目一杯奥へ入れて、欲望を解き放った。
「あぁっ、はあ…!」
「ふああっ、また熱いのが中にぃ!一番奥でライのがぁ…ひぅっ、ビクビク動いてぇ…いっぱい注がれてるぅ…!」
ライが放つ子種をしっかり奥で受け止めながら、カレンは全身が震えるような快感と、悦びを感じていたのだった。
「ふぅ…少し、汗をかいたか。カレンも、喉は渇かないか?」
「まあ、多少は」
二人は河原に並んで寝転がり、興奮冷めやらぬ体を落ち着かせていた。
「じゃあ、滝の方へ行くか。立てるか?」
ライが先に立ち上がり、カレンに手を差し出す。
「…ありがとう、随分警戒心がないわね。油断させて、襲撃するかもしれないのに」
ライの手を取り、立ち上がるカレンに、彼は答える。
「仮にそうなら、僕が寝転がっている間にナイフを取りに行けただろう。首を絞める事も可能だった、だが君はしなかった。
それに、最初に見た君の涙は本気に見えた。なら少なくとも今は、君に殺意はないと考えていいと、思ったまでだ」
「本当に甘い人、まあ…そう思ってくれていいけど。今はただ、貴方を見ていたいから」
頬を染めて顔をそむけたカレンを見て、ライは微笑んだ。
「ならば、そう思っておく」
二人は手を繋いだまま、滝の方へと向かったのだった。
ライが先に滝で汗を流し、喉を潤した後、カレンは滝に打たれながら体を洗っていた。
「水は確保できるけど、食料がないわね。魚でも捕る?」
「あるいは、木の実を集めるかだな。その辺りが無難だろう」
少し理性を取り戻した頭を働かせ、二人は現状をいかに乗り切るか、考えていた。
「他に人がいないか、探すのは明日以降にするか。暗くなれば、動くのが危険になる」
「仕方がないわね。まずは、今夜の事だけ考えましょうか」
カレンは滝から離れ、濡れた髪を搔き上げた。ずぶ濡れになり、傾いてきた太陽の光に照らされて、艶やかな裸身がライの前で光る。
「寝る場所はこの辺でいいとして、野生動物への注意も…」
カレンが口ごもり、顔を赤くした。
「ライ、聞いてる?」
「…えっ、あ…ああ、聞いてるが」
「はあ…本当にそうかしらね」
カレンが歩み寄り、ライのペニスを掴んだ。
「うっ!?」
「また固くなってる、これで話を聞いてたって言える?」
「それは…すまない、しっかりと集中して聞く事は、できなかった」
「でしょうね。まったく、野生動物はここにもいたわね」
そう言うとカレンは、掴んでいたペニスをしごき始める。するとライは驚いて、彼女に尋ねた。
「ど、どうして…嫌じゃないのか?」
「冷静になってきていたから、少しは尻込みしたわ。でもさっき言ったように、貴方にずっと私を求めて欲しい気持ちもある。最低限の食料と水と、周囲への注意、それさえあれば後は…」
カレンが上目遣いに、ライを見つめる。
「さっきみたいに、してくれる?」
「カレンっ!」
「んむっ、んんっ…!」
ライがカレンを抱き寄せ、激しくキスを始めた。キスをしながら、彼が乳房と尻を同時に揉みしだくと、彼女は呻きながらペニスを強くしごき始めた。
「んっ、ぷはぁっ」
ライはキスを止め、カレンの下半身を見た。水が陰毛から滴り落ち、陰毛の湿り具合が彼の心を揺さぶる。
「カレン、向こうを向いて」
「うん」
ライはカレンに、滝の岩肌に手を着かせ、自分に向けて尻を突き出させた。そして、秘部に亀頭を押し付けると、再び膣奥へと侵入していく。
「ふああっ、後ろから入れられてるぅ。獣みたいで、いやらしい…」
「今からもっと、いやらしい事をするからな。また君の中に、子種を注ぎ込ませてもらう」
「うん、出してぇ。ライに中出し、もっとされたいのぉ」
「ありがとう、カレン。じゃあ、早速…!」
「あぁっ、ライぃ…!ふぁっ、もっと激しく突いてぇ!」
ライが腰を振って、カレンを後ろから何度も突くたび、彼女の淫らな声が滝の音に混じる。
「あっ、奥ぅ…奥まで、やっ、突いてぇ!ライの事…はぁっ、もっと感じたいのぉ!」
「奥まで…くっ、もっと奥まで行きたい!カレンともっと奥で…つっ、繋がりたい!」
「うんっ、繋がってぇ!私と奥で…ふぁっ、繋がって中に…中にいっぱい出してぇ!」
ライはカレンの腰をしっかり掴むと、膣内の一番奥を狙ってペニスを何度も前後させ始めた。三度目の膣内射精を要求する彼女と同じく、彼もまた、彼女の中に子種をもっと放ちたかったのだ。
「出したいっ、もっと君の中に出して…僕の物にするんだ!」
「ふああっ、しっ、してぇ!私を貴方の物にぃ、貴方の物にしてぇ!私の中っ、貴方の精液でいっぱいにしてぇ!」
互いに尽きない性欲が燃え上がり、膣内が締まってペニスを刺激する。ペニスはさらに膨らんで固くなり、精液を放つ準備を整えていく。
やがてライは動きを激しくすると、射精の直前、カレンに告げた。
「そろそろ出すぞっ、カレン!」
「うんっ、いつでもいいよぉ!ひぁっ、いっぱい出してぇ!」
ライは最後に腰を前に押し出すと同時に、カレンの腰を両手で引き寄せ、ペニスを根元まで膣内に押し込んだ。そして亀頭が子宮口に最も近付いた瞬間、精液が噴き出した。
「くぅぅっ、一番奥に…カレンの一番奥にぃ…!」
「ふああっ、一番奥に来てるよぉ!ライっ、熱いのが一番奥に来てるぅ!全部、全部…んっ、子宮に流し込んでぇ!」
カレンを孕まさんとばかりに、ライの子種が膣奥に放たれ、彼女も嬉々としてそれを受け入れる。互いの立場や関係を越えて、二人の肉体は切っても切れなくなっていた。
二人は弾んだ息を整えながら、まだ繋がったままだった。
「その体勢はしんどいだろう、起き上がれるか?」
「大丈夫よ、はぁ…鍛えてるし…っとと」
ライがペニスを膣内から抜き、カレンは上体を起こそうとするが、力が抜けて手が震えているのと、手を着いている岩肌が滑るため、やや苦戦していた。
「カレン、起こすからそのまま、こっちに」
「あっ…あ、ありがとう」
ライがカレンを支えながら、彼女の体を起こす。そのまま自分の胸で彼女を抱き止めると、優しく抱き締めた。
「カッコ悪いとこ、見せちゃったわね」
「いや、僕がこうしたかったんだ。何もカッコ悪い所は見なかった」
「…そう。じゃあ、そういう事にしといて」
カレンがライの背中に両腕を回し、強く抱き着く。
「まだ、あそこが固いわよ」
「収まってないからかもな。また、求めてしまうかもしれない」
「いいわよ、受け止めるから。その代わり、私の方からも求めると思うから、その時は…」
「ああ、応えるさ。何度でも求めてくれ」
「ありがとう、ライ。何だか私達、体の相性…最高に良かったみたいね」
カレンがライから少し離れると、彼の手を取り、乳房に触れさせた。すると彼は乳房を優しく揉み始め、彼女も嬉しそうに目を細める。
「敵同士なのに、皮肉なものだ。だが、今はそれを忘れたい。カレンだけを見ていたいし、求めたい」
「私もよ、ライ。何もかも忘れて、貴方だけを見て、抱かれていたいの。私の望みを、叶えて…」
二人は目を閉じて、熱いキスを交わした。現実を忘れ、互いを求め合う時間は、日が落ちても続く…。