租界で買い物を済ませたライは、学園に戻り、まっすぐ自分の部屋に帰ってきた。カレンはまだシャワーを浴びているのか、リビングにはいなかった。
「着替えは必要だろうか、一応…持っていくか」
ライは引き出しを開け、Tシャツとジャージのズボンを適当に見繕うと、それを持って浴室へと向かった。
浴室の扉の前に立ったライは、扉をノックしつつ、中に声を掛けた。
「カレン、戻ったぞ」
「ん?ああ、帰ってきたのね」
シャワーの音に混じって、カレンの声がした。
「着替えは必要か?一応、ラフな服はあるんだが」
「着替え?うーん、制服でも良かったんだけど…せっかくだから、使わせてもらおうかしら」
「わかった。じゃあ、扉の前に置いていくから」
「あっ、ライ」
床に服を置こうとしたライに、カレンが声を掛けた。
「こっちに来て、置いていってよ。今更、裸の私に遠慮する関係でもないでしょ?」
「そりゃ、そうだが…。まあ、君が言うなら」
ライは扉を開けて浴室に入ると、カーテンで仕切られたバフタブでシャワーを浴びる、カレンのシルエットをチラッと見た。そして体が熱くなるのを感じながら、脱衣籠の隅に服を置く。
「置いておくからな」
「ええ、ありがとう」
カレンのシルエットを眺め、ライは彼女の裸身を想像して、股間を熱くさせる。すると不意に、彼女が声を掛けた。
「どうしたの、出ていかないの?」
「えっ…あ、ああ。すまない、邪魔したな」
「ふふっ、冗談よ。声で少し動揺したのが、丸わかりよ。どうせ私の裸でも、想像していたんでしょ?」
「うっ、す…すまない」
「あらら、図星だったか」
カレンは若干驚いたように言うと、シャワーを浴びながら言葉を続ける。
「まあ、貴方の性欲の強さを考えたら、あり得るか。ていうか私の方も、裸を見られるかもしれない状況なのに、わざわざ近くまで貴方を呼び寄せた時点で、期待しちゃってるんだけど」
「え?」
ライが驚いて顔を上げた時、シャワーの音が止まった。そしてカーテンが開けられ、彼の目の前に裸のカレンが現れた。
「カレン…」
ライの視線はたちまち、カレンに釘付けになる。ずぶ濡れの全身から湯気が立ち上り、陰毛から滴り落ちるお湯が美しさと卑猥さを増幅させ、彼のズボンの中のペニスが、窮屈そうに勃起していた。
「中の精液を洗い流しても、火照りと欲望は収まるどころか、増すばかりなの。今夜もライと過ごせるという期待感が、貴方のぬくもりと精液を求める事に繋がって、止まらないの。だから…」
カレンは下腹部と乳房に手を這わせ、淫らに潤んだ瞳でライを見つめる。
「今ここで、して…。ズボンの中で窮屈そうにしてるモノを、私の中に入れて欲しい。そしてまた、いっぱい中に出して。妊娠してもいいから、お願い…」
ライは頷くと、服を脱ぎ捨てて裸になった。そしてカレンの前に歩み寄り、乱暴にキスを始めるのだった。
「んっ、ふあっ…」
浴室にカレンの甘い声が響く中、ライは音を立てながら乳房を舐めたり、乳首を吸い上げていた。
「いつか…んんっ、ミルク…出るようになるの…かしらっ、ああっ」
「さあ…既になっているかもな、あれだけしたんだから」
「そっ、そうよね…ふあっ、どうしよう…ふふっ」
困っているようには聞こえない悩み声を上げながら、カレンが悶える。ライは乳房を舐めながら秘部に指を這わせ、陰毛や膣口をなぞっていく。今すぐにでも膣奥に入りたいとペニスが主張するが、彼はじっくりと愛撫を続けた。
「はぁ…はぁ、ねえライ。入れないの?」
我慢できなくなったカレンが尋ねると、ライは顔を上げた。
「入れるさ、むしろずっと、すぐにでも入れたかった」
「じゃあ、どうして入れなかったの?」
「ギリギリまで我慢して、ペニスが暴発しそうなくらい興奮してから入れた方が、より気持ちいいかもと思ったんだ。まあカレンと繋がるなら、事前に我慢しようがしまいが、気持ち良さは変わらないだろうと思ったんだが」
「ふふっ、何それ。自分自身を焦らしても、本能のまましなきゃ、楽しくないんじゃない?それに…」
カレンの指がペニスに軽く触れ、ペニスがピクッと反応する。
「入れる前に暴発なんかしたら、精子がもったいないわ。全部私の中で受け止めたいのに、外で出さないでよ」
「一度くらい外に出しても、ダメなのか?」
「そりゃあ一度くらいなら、大きくは変わらないでしょうね。でも私の体は違うの、貴方の事を全部、受け止めたくて仕方ないの」
カレンが秘部をまさぐり、淫らな音を鳴らす。
「だからライの精液も精子も全部、私のいやらしい子宮で受け止めさせて…あっ」
カレンはライに抱かれ、ゆっくりとバスタブの中で仰向けに寝かされた。
「カレンが全部を望むなら、そうしよう。僕の子種を全部、君の子宮に捧げる」
するとカレンは嬉しそうに、両脚を大きく広げた。
「ありがとう、ライ。じゃあ、ちょうだい…ふぁぁっ」
ライは膣奥までペニスを挿入すると、すぐに腰を動かし始めた。カレンは淫らな笑みを見せて、膣内を掻き回すペニスの熱と固さを感じながら、激しく悶える。
「いいよぉ、凄く…きっ、気持ちいいよぉ!あっ、ライが私の中で…気持ち良さそうに動いてるぅ!ひぁっ、それが凄く気持ちいいのぉ!」
乱れるカレンの姿がライを刺激して、彼の動きが激しくなってくる。膣奥を亀頭が何度も突いて、そのたびに彼女は背中を反らし、乳房を弾ませながら悶えた。
「今日のカレンは…くっ、以前よりもっと魅力的だなっ!そんなに感じてくれるなら、僕も…もっと君に魅せられてしまう!そして余計に、君の中を子種で満たしたくなる!」
「うんっ、もっと私を見てぇ!もっと魅せられて、やっ、もっと好きになってぇ!んんっ、そして私の中っ、赤ちゃんの種でいっぱいにしてぇ!」
ライはカレンの腰を引き寄せて、射精に向けて腰の動きを加速させた。ペニスがビクビクと震え、精液がせり上がるのを感じた彼は彼女に告げた。
「よしっ、カレン…出すぞ!」
「うっ、うん!」
「ふあっ、くっ、はっ…孕めぇ…くっ、うぅっ!」
「あああっ、来てるぅ…また中に赤ちゃんの種がいっぱい来てるぅ!孕ませてぇ、ライの赤ちゃん…はっ、孕ませてぇ!」
二人の受胎願望が重なり合う中、ライの精液が膣奥に注ぎ込まれる。そして二人がキスをする間も、まだペニスは脈打ち、カレンを孕ませようと子種を送り込むのだった。
「んんっ、はむっ…」
夕食を取り終えた二人は、少し時間を置いて、裸になって再び求め合っていた。ベッドの上でシックスナインの体勢を取り、上からカレンがペニスを舐め、仰向けになったライが秘部を舐めている。
「んっ、ふふ…ガチガチね。もう出したそうにしてる」
「ああ、見ての通りだ。もう少し君に舐められたら、出てしまうだろうな」
「それはダメね、ちゃんと出す場所は決めたでしょう?」
カレンが起き上がってライの方を向くと、ペニスの上にまたがり、腰を落とす。固いモノが膣内へと入っていき、彼女は蕩けた笑みを見せた。
「はぁぁ…入ったぁ」
「今更だが、これじゃあセフレではなく、恋人だな。本気で子作りをして、快楽だけの関係とは言えないだろう」
「立場を考えたら、とりあえずそう言うしかなかったの。でもライから記憶の真実を聞かされて、嬉しくて、もっと好きになったから…色々飛び越したくなったの」
「飛び越し過ぎだな、もし本当に妊娠したら、戦闘に参加できなくなるぞ。エースなんだろう?」
「そうよ。戦いが続く限り、紅蓮から下りられない。なのに、ライの事をずっと好きでいたくなって、手放したくなくて、気付いたら妊娠を望んでいたの。とんだ背信行為だわ。まあ、あの島で散々交わって、避妊せずに中出しばかりされた時点で、どうしようもなかったけど」
自嘲気味に言うカレンに、ライが声を掛けた。
「僕も同罪だ、敵である君と通じ合って、戦力ダウンになりかねない事をしている。僕にできるのは君を守って、戦いが終わる事を願うだけだ」
「私を守るだけじゃダメ、自分も大切にして。私にはもう、ライが絶対に必要なの。もちろん、私達が望む新しい命にも…はぁっ」
カレンが腰を動かして、膣内でペニスをしごき始めた。カレンの淫らな動きにペニスは興奮して、膣内でもっと固くなっていく。
「うっ、気持ちいい…!」
「ふふっ、はぁっ…もっと気持ち良くなってぇ…んっ、中にいっぱい出してぇ!」
カレンは膣内射精を強く望み、腰をさらに動かす。ライも同じ事を望んで彼女の両手を握ると、彼女の動きに合わせて、下から腰を突き上げ始めた。
「ふあっ!下から突き上げられたらぁ、私が主体なのにぃ…うぁっ、集中できなくなっちゃうぅ!でも…あぁっ!気持ちいい…よぉ!」
カレンの乱れ方が激しくなり、快感で意識が飛びかけるため、腰の動きが鈍くなってきた。それでも必死に動こうとするも、ライと動きの波長が重なると、二人の性器が強くぶつかり合い、そこから生まれる快感で動きが止まるのを繰り返した。
「はぁっ、はぁ…ダメぇ、やっぱりぃ…ライからしてぇ」
とうとう自分から動けなくなり、カレンはライに訴えた。
「すまない、少しやり過ぎたか」
「ううん、違うの。気持ち良過ぎて、もっとライからして欲しくなっちゃっただけ。私ね、ライと向き合って何度も奥を突かれて、思いっ切り一番奥までペニスをねじ込まれて、熱い精液をいっぱい注ぎ込まれるのが一番好きみたい。必死に私を孕ませようとするライを見るのが、快感や幸せを一番感じられるの」
カレンは前に倒れ込み、ライの顔を潤んだ瞳で見つめながら言った。
「だから、貴方からして。私の一番奥をいっぱい突いて、いっぱい出して欲しい。本気で私を、妊娠させて…」
ライはカレンを抱き寄せると、ペニスが抜けないよう慎重に体勢を入れ替え、彼女を仰向けにした。そして、彼女の下腹部を優しく撫でながら言った。
「僕もカレンに、自分の子を産んで欲しい。君から向けられる想いが想像以上に熱くて、それに応えたい気持ちが膨れ上がって、行き着く所まで来てしまった」
「来ちゃっていいのよ、ライ。理屈じゃなくて本能が欲するまま、二人が望む方向へ行きたいの。だから私と一緒に、新しい命を紡いで…ふあっ、ああっ!」
ライはカレンと密着したまま、腰を動かしてペニスを膣内で擦り始めた。本能が望むまま膣内射精を繰り返し、彼女に自分の子を孕ませるために。
「カレン…カレンっ!」
「あっ、ライ…!やっ、もっと深くぅ…もっと奥まで突いてぇ!もっとぉ、あんっ、もっと気持ち良くしてぇ!」
二人は抱き合って肌を擦り合い、汗を混ぜ合わせ、吐息を互いの耳元に掛け合いながら、一緒に絶頂へと駆け上がっていく。
ブリタニア軍と黒の騎士団、敵対する勢力にそれぞれ属する二人が、取り巻く事情や表向きの感情をかなぐり捨て、ただ目の前にいる愛しい相手を求め、新たな命を一緒に紡いでいた。
「ふあっ、あっ、あっ、ライぃ…来てっ!来てぇ、中にいっぱい出してぇ!ライの赤ちゃんっ、うっ、産ませてぇ!」
カレンは快感で狂いながら、ライに射精をねだる。彼も必死に腰を振りながら、膣奥への種付けを目指し、とうとう限界が来た。
「ふっ、だっ、出すぞ!」
ライは腰に体重を掛けて、ペニスをカレンの一番奥まで届かせた。そして亀頭を子宮口にグリグリと押し付けながら、射精を開始した。
「ふぁぁっ…!くっ、一番…奥までっ…!」
「うっ、うんっ、来てるっ…一番奥までぇ、はぁ…来てるよライぃ!しっかり種付けしてぇ、ふぅ…孕ませてぇ…!」
二人は強く、強く抱き合い、互いの性器を密着させた。ペニスが盛んに脈打ちながら精液を吐き出し、それは漏れなく膣奥に溜まっていく。
快楽だけではない共通の目的を持った二人は、射精が終わってもなお繋がったまま、キスをするのだった。
「ライの下半身が、凄く密着してる。強い力を感じるわ」
「それだけ本気という事だ、自然に力が入った」
「嬉しい…」
二人は抱き合って、精液が溜まった膣奥をペニスで塞ぐように、下半身を密着させていた。
「順番が逆だが、戦闘状態や敵対関係を解決に導く努力を、しないとな」
「できるのかしら。どちらかが勝つまで、終わらないんじゃあ…」
不安そうに言うカレンに、ライが答える。
「いや、ユーフェミア殿下は違うと思う」
「あの、お飾りの姫君が?」
「ちゃんと話し合った事はないが、現状を平和的に解決できないか、模索されているように見えた。可能性はある」
「だけど、あの総督がいるのよ。そう簡単には…」
「ユーフェミア殿下は、決してお飾りではない。コーネリア殿下相手でも、簡単には引き下がるお方ではないはずだ。何か解決策を決められた時には、僕も協力する」
「…うん、わかった」
カレンがライの背中を撫でる。
「もし妊娠したら、その子が産まれた時に平和な世界であって欲しいわね。みんなで一緒に、幸せに過ごしたいわ」
「そうだな。一緒にいよう、カレン」
二人は再度キスを交わし、互いを愛撫し始めた。その後、休みを挟みながら、何度も交わったのだった。