数日後、ライはお忍びで租界に来ていたユーフェミアと、公園のベンチに並んで座り、走って遊ぶ子ども達を眺めていた。
「こうして、平和な光景を眺めるのは心が温かくなりますね」
「そうですね。しかし一方で、戦闘が収まらないという現実もあります。僕はそれを憂いています」
「ええ、私も…」
穏やかな空気の中、二人は暗い表情をしている。
「日本を解放したいという、黒の騎士団の目的は、理解はできます。しかし、そのために軍の人間の犠牲も多く出て、一般市民も少なからず巻き込まれている」
「恨みや哀しみの連鎖が続く限り、お互いが歩み寄るのは難しいかもしれません。ですがこのままでは、どちらかが滅びるまで続いてしまう。私は何とかして、それを断ち切りたい…」
ユーフェミアがライの方を見た。
「ライさん、この戦いを終わらせたいのです。お姉様はお認めにならないでしょうが、私はこれ以上、誰の血も流させなくないのです」
「僕もです、殿下。この世界は、今を生きる自分達だけのものではない。これから産まれてくる、未来を生きる人達のものでもある。平和な世界にして、次に託す使命が僕達にはあります。だからと言って、今を生きる人達も死なせたくない」
「はい、その通りです。ライさんが私と同じ想いを抱いて下さっていて、とても心強いです。そこで、改めてお願いがあります」
ユーフェミアが言葉を続ける。
「実は私は、解決策になり得る方法を思い付いたのです」
「何ですって?それは、本当ですか」
「はい。詳しくは申し上げられませんが、ここを預かる為政者として、皇族として、できる限りの事をしたいのです。どれ程の賛同を得られるか、賭けにはなります。しかし、誰かが動かねば憎しみは断ち切れません。ですから…」
ユーフェミアはライを見て、言った。
「近いうちに、私は動きます。その後、どうか私にご協力いただけないでしょうか。今を生きる人達のために、そして未来のために」
「イエス、ユア・ハイネス。殿下が示された道に未来があるなら、僕は喜んで協力します」
「ありがとうございます。ではそれまで、ここであった話は内密に願いますね」
ユーフェミアは安堵したように微笑むのだった。それから時が経過して、学園祭での特区日本の設立宣言に繋がるのである。
それから数日後、ライはカレンから連絡を受け、自室に彼女を迎え入れた。ソファに並んで座り、彼女は不安そうに口を開いた。
「ビックリしたんだけど、あの宣言」
「ああ、僕も殿下が何かを計画しているのは聞いていたが、詳細は教えてもらえなかったんだ。それが、まさかあんな行動に出るとは」
「ブリタニア主導とはいえ、日本が復活する…これ、信じていいのかな?騎士団の内部でも、賛否が真っ二つに分かれているわ。本格的な独立への一歩との見方もあれば、罠だと警戒する意見もあって…」
「まあ、分かれるのは当然だ。彼女の善意であり、悩み抜いた策ではあるが、見方を変えれば一方的な押し付けだからな。だが…」
ライは言葉を続ける。
「僕は殿下を信じる。僕と同じように、戦闘が終わらない事を憂いて、今を生きる人達だけじゃなく、未来を生きる人達のためにも、平和な世界にして次に繋ぎたいと考えていたんだ。その言葉に偽りの心は、感じなかった」
「ライが信じるなら、私も信じたいわ。日本は取り戻したいけど、ただそれだけだから。無闇にブリタニアを滅ぼしたり、人殺しを続ける気はないから」
「そうか、ありがとう。問題は、ゼロがどう動くかだ」
「まだ方針は、何も言われてないわ。通達された式典には、ひとまず出席するみたいだけど」
「相手の出方を探るつもりだろうな。具体的な運営方法や計画を聞き出して、それから参加するかどうか、決めるんだろう。メリットがなければ、参加しないだけだからな」
「私は、どうしたらいいんだろう?ユーフェミアの考え次第では、たとえ小さな第一歩でも日本復活の足掛かりとなるなら…って思うけど、もしゼロが拒否したら…」
震えるカレンの肩を、ライが抱き寄せる。
「君が一番信じるものを、信じればいい。ゼロを基準にするのではなく、君自身で決めればいい。殿下ならきっと、ゼロを納得させられるだけのものを、示す気がする。考えもなしに、動く人じゃないから。ただ…」
ライはカレンの瞳を見た。
「そんな希望的観測は抜きにして、カレンはカレンの信じる道を進んでくれ。それが僕の進む道と同じなら、僕は必ず君の手を取る。何より僕は、君と一緒にいたいから」
その言葉に対し、カレンはライの背中に腕を回し、体を密着させて答えた。
「私だって、ライと一緒にいたい。貴方がユーフェミアを信じるって言うなら、私も信じてあげるわよ。敵国の皇族を信じるのは癪だけど、ただのお飾りじゃないと貴方が信じているなら、賭けるしかないわ。貴方が信じたものを、私も信じる」
二人は目を閉じ、唇を重ね合わせた。熱は次第に上がっていき、ライはカレンの脇の下に手を滑らせ、自分に押し付けられた乳房を制服越しに愛撫し始めた。
「んんっ…!はぁ、ライ…私…」
カレンが唇を離し、制服を脱ぎ始める。ネクタイを外し、ブラウスのボタンを外すと、前を大きくはだけた。
「前で外せるから、これ…外して…」
カレンはライのいる方向に体を向けて、軽く胸を突き出した。彼はブラジャーのフロントホックを外し、あらわになった豊かな膨らみを優しく揉み始める。
「あっ、気持ちいいよ…ふあっ、そんなに乳首を弄っちゃ…はぁっ」
乳首を指で弄られたカレンが、呼吸を荒くしていく。ライは乳首を口に含むと、音を立てて吸ったり舐め回したりして、彼女の体温や反応を楽しみ始めた。
「はぁ…カレン、いいぞ…もっと淫らに悶えてくれ。その方が…んむっ、もっと燃えてくる」
「ひゃあっ、ライのエッチぃ…!私を弄ってたっ、ふあっ、楽しむなんてぇ…!でもどうせならぁ、こっ、こっちもぉ…してぇ」
カレンが脚をモゾモゾさせて、パンツを脱ぎ始めた。ライは乳房から顔を離すと、テーブルをソファから離してスペースを作り、パンツを脱ぎ終わった彼女が立ち上がって、彼の目の前に立った。
「カレン、後ろを向いてお尻を突き出してくれるか」
「うん」
カレンはライに背を向けて両脚を開くと、上半身を屈めて両手で膝を掴み、上半身を支えながら尻を彼の目の前に突き出した。彼がスカートをめくると、愛液の溢れ出る秘部が現れ、彼は視線が釘付けになり、股間がもっと熱くなるのを感じた。
「トロトロだ…完全に視線を奪われてしまった」
「私のエッチな所…はぁ、ライに間近で見られて、もっと溢れちゃいそう…はぁぁっ、舐めちゃいやぁっ、力が抜けちゃうぅ!」
ライが秘部に舌を這わせていくと、カレンが全身を震わせて悶え、崩れ落ちそうになる体を必死に支えた。
「あっ、あっ、舌が中まで…ひゃああっ、掻き回されてるぅ…!頭の中…真っ白になっちゃうぅ!」
膣口から少し奥までライの舌が入り込み、中を掻き回す。彼が作り出したスペースを前進するように、カレンは支えが効かない両脚を踏ん張り、倒れ込まないよう注意しながら乱れた。そして秘部が彼から離れた時、彼女は息を大きく弾ませながら言った。
「はあ、はあ…このまま繋がろう?」
「支え切れるか?今もきつそうだったが」
「ん…多分、大丈夫。それ以上に、ふぅ…服を脱ぐ時間も惜しい…くらい、はぁ…ライと繋がりたいの。ライだって我慢…できないでしょ?」
「ああ、今にもズボンがはち切れそうだ」
「ふふっ、凄く我慢してるのね。じゃあ決まりね、その我慢してるモノを中に入れて」
「ああ、そうする」
ライは立ち上がってズボンとパンツを脱ぎ、カレンの秘部にペニスを押し当てた。
「擦れるとヌルヌルして、気持ちいいな」
「今からもっと気持ちいい事するんだから、まだ出さないでよ」
「わかっている。僕の精液は全部、カレンの中で受け止めてもらう。そして子種を全部…うっ、君の子宮でっ…!」
「あっ、はぁぁ…うんっ、ライの精液…中で全部、うっ…受け止めるからぁ!赤ちゃんの種も…全部っ、子宮で受け止めてぇ、いっぱい…ひゃあっ、赤ちゃん…産むからぁ!」
ペニスが膣奥まで入り込み、カレンの中を淫らに掻き回し始める。ライが両手で彼女の腰を支えながら、ゆっくりとペニスを前後させ、彼女が崩れ落ちない程度の動きで膣奥を突いていく。
「ひあっ、あっ、ライっ…ゆっくりだけどっ、んっ…奥に的確に感じて気持ちいいよぉ!でも…がっ、我慢できなくなったらぁ、激しくしても…いっ、いいからぁ!」
カレンは後ろから突かれて悶えながら、ライに遠慮しないよう求めた。
「そのつもりだ、だが…まず様子を見て、少しずつ上げていくぞ」
「うっ、うん…任せるっ」
ライはカレンの体勢が崩れないのを確かめつつ、大丈夫そうな範囲で、少しずつ腰の動きを速くしていく。結合部から鳴る音が次第に速く、そして大きくなり、彼の感情の高まり様を示していた。
「どんどん…はっ、速くぅ…なってるぅ!もっと激しくしてぇ、あっ、激しくぅ…!」
乳房を揺らしながら、カレンが淫らに求める。ライは膣奥を突く強さに激しさを加えていき、締まる膣内を存分に味わいながら、射精の瞬間を待ち侘びていた。
「もっと激しくするぞっ、もう少しすれば…くっ、出そうだからっ」
「いいよっ、ふあっ、激しくしてぇ!いっぱい…やっ、いっぱい奥を…激しく…突いてぇ!」
ペニスが震え、内からゾクゾクするような感覚がライを襲う。彼は射精が近いのを悟り、カレンを後ろから激しく突きながら言った。
「ううっ、そろそろ…くぅっ、出すぞ!」
「ひゃっ、ふあっ、うっ…うんっ!」
「ふっ、くっ、うぅっ、はっ…はぁぁっ…!」
「ひゃあっ…!はぁっ、ああっ…!でっ、出てるぅ…赤ちゃんの種が…いっ、いっぱい子宮に来るぅ…!」
カレンは手足を踏ん張り、体勢が崩れないようにしながら、ライが注ぎ込む子種を子宮で受け止めたのだった。
その後、二人は着崩した制服を脱いで裸になり、ベッドの上で互いを愛撫した後、再び繋がった。
「あっ、ライっ…ライっ!」
ライに上から組み敷かれ、再び膣奥を何度も突かれながら、カレンはライの名を盛んに呼ぶ。自分を孕ませようとしている最愛の人の名を。
「くっ、うっ、カレンっ…!」
ライも腰を振りながら、生きた時代や立場を越えて愛し、自分の子を産みたいと望むカレンの名を、何度も呼んだ。
「ふああっ、ライっ…出してぇ!はっ、孕ませてぇ…産みたいのぉ!」
「ああっ、いくらでも出すぞ!君を…にっ、妊娠させて僕の子を産んで…もらいたいからっ!」
新たな命を紡ぎ、未来へと繋ぐため、愛欲のさらなる深みに沈むため、二人は激しく交わる。既にペニスは膨れ上がって、間もなく精を吐き出そうとしており、ライは何度も腰を打ち付けながら言った。
「くっ、出るっ…!」
「んあっ、う…うんっ、出してぇ!」
カレンが両脚をライの腰に絡ませ、彼は射精が始まると同時に、ペニスの根元を秘部に強く押し付け、子種を子宮に一番近い場所に放ち始めた。
「ぐぅっ…!カレンっ、カレン…!」
「はぁっ…!ふぁ…ライぃ、んあっ、熱いのが一番奥にぃ…いっぱい来てるよぉ。赤ちゃんの種がいっぱい…はぁ、いっぱい子宮に届いてるよぉ…!」
強く脈打つペニスから子種を子宮に放ちながら、ライはカレンと抱き合い、キスをした。その後も二人は繋がったまま、新しい命を紡くための交わりを、数回繰り返したのだった。