※この作品はR-18です。

チュートリアル用のチョロイン幼馴染に転生してしまった   作:水性さん

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仕事の休憩中に投稿する、久しぶりのスケベ回です。


今日、介護拒否で暴れるタイプの人からいいのを貰いました。痛くはないけど、右ほっぺに素晴らしい左ストレートでした。毎回お風呂は戦争だぜ。


ぶっ、ぶったな……!!

合計で4回くらい!!

パパ上にも殴られた事…………あれ、10回以上はあるな??

ママ上にはな………………あるなぁ。


まぁとりあえず、将来介護職に着きたい人はこういう理由とか、入居者から怒鳴られたりして辞める人って居たりするし、過去に死んだ人もおるから、マジで覚悟を持って就職してね。メンタル強めな人間じゃねぇと、精神やられると思う。

……そりゃ誰も介護なんぞしたくないよな、給料は普通の会社員と変わらんし。

じゃあなんで介護職に就職したかって??


……お昼ご飯、食堂の人が作ってくれるから。それにお米コシヒカリらしいから……。

やっぱご飯には勝てねぇ、職場でのストレスは職場のご飯と執筆とお絵描きとかの趣味で消える。


みんな、オリジナルや二次でもいいから小説と絵を書こうぜ! 自給自足最高ッ!!




●ストレスはよくない!!

 

 

 本当はノエルの記憶からも丸ごと、感情と一緒に消すつもりだった。

 

 人の記憶と感情はすげー密接って言われてるらしくてさ、人のトラウマとかそういう記憶は案外覚えてなかったり、身を守る為に忘れる事があるらしい。

 

 頭が勝手に、その記憶を害のある物だと判断する。いわゆる、パソコンをウイルスから守る、防衛システムみたいなもんなんだってさ。

 

 だから過去の辛いことが原因で一部記憶喪失になる人も居るくらいには、記憶と感情ってずげー近い。

 

 そんな訳で俺はノエルの感情を操作して、嬉しいとか好きって言う気持ちを全部恐怖に変えて、女の子に関する記憶を全部消した後で、その子に対する感情を全部消す事で、記憶と感情を消させるつもりだった。

 

 感情も消して、思い出すキッカケも無くそうと思ってた……けど、やろうとして俺は止めた。

 

 もしかしたらノエルはまた、今回みたいに家族以外に俺の知らねー興味のある女の子とか男に関わろうとするかもしれない。それで関わる内にノエルは、俺に興味が無くなるんじゃないかって不安になった。

 

 だから記憶を消すのは止めた。

 

 元々マイナス思考な人間は負の感情になりやすい。だから感情を操作して追い詰めるのは、凄く簡単だった。意識が寝ている時に耳元でちょっと力を使いながらネガティブな事を言えば、意識が無くても簡単に思う通りになった。

 

 やっぱ能力はどんどん使って使いこなせるようにしとくべきだな。

 

 今回でノエルもきっと浮気には懲りたはず。これでもう俺と家族とヘレン以外にあんまベタベタしたりしないよな!

 

 

「(そう思って喜んでた後でこれかよぉ……)」

 

「ノイ兄、もうすぐで自分には過ぎた力を手に入れてイキリ散らかした裏切り者に会えるね!」

 

「〘あぁ、裏切り者にはお仕置をしてやらなければな〙」

 

 

「……やっぱり声がえっちだ、えっち過ぎる…………これはダメだ、ノイ兄に声豚の変態が寄ってきてしまう……」

 

 

 ブツブツと呟くノエルにちょっと乳首を指先でツンツンしたり優しく擦ったりしてみても、無反応。……これ、無視されてる? いや、気付いてないっぽい……??

 

 するとノエルに手を払われる。……俺、無視されてた??

 

 

「〘ノエル、何か言ったか? 〙」

 

 

「ううん、なんでもないよノイ兄! ……それより、もうそろそろレイゼルにもやらせてあげた方がいいと思うな」

 

 

 ノエル!! 本当は俺と一緒にゲームやりたかったんだな! 俺もやりたい!! しゅき!!

 

 

「〘嫌だ〙」

 

「嫌だって……でも流石にこれは可哀想だよ」

 

 

「〘……嫌だ〙」

 

「……ごめんねレイゼル、後でいっぱい構ってあげるから」

 

「嘘だぁ!!!!」

 

 

 あれからノエルは晩飯の時間になるまで……いや、なった後、食べ終えた後も配信の存在を忘れてぶっ通しでソテーによく似たキャラクターを動かして、なんか丸くてピンク色の宇宙生命体が主人公のゲームもどきをノイルとやっていた。

 

 

 〘もうここまで来たか……〙

 

 〘マジでゲームが上手いな〙

 

 〘配信って事忘れてるっぽいけどな〙

 

 〘ここまでノーミスなのが凄い〙

 

 

 そして数十分後、ノエルは俺の事も忘れて楽しそうにラスボスによくある第2形態を撃破していた。

 

 

「下れ裏切り者ぉッ!! ハンバーグの合い挽き肉にしてやるっ!!」

 

「〘ノエル、こいつの名前はババロアだぞ〙」

 

 

「じゃあプリンにするね」

 

「〘その時はクリームとフルーツも付けてくれ〙」

 

 

 〘ツッコミ役がログアウトしました〙

 

 〘にしてももう終わりかぁ、早いなほんと〙

 

 

「ノイ兄、キリもいいし、そろそろ寝る時間だから今日はもう止めよう?」

 

「〘そうだな、丁度マスクも限界が近いようだ。名残惜しいが……おやすみ、ノエル〙」

 

 

 ノイルはノエルを抱きしめると、すっげー腹立つくらいに良い声でそう言った。しかも耳元で。

 

 ノエルはビクッてしてノイルから距離を取ると、俺を盾にするみたいにして後ろに回ってきた。

 

 や、やっとノエルが俺の所に来た……!! ノエルがやっと俺を認識してる!!

 

 

「ノ、ノイ兄待って!! その声は、その、色々と危ない!! 耳元で喋るのはちょっと待って!! それにもう耳が限界なので!!」

 

「〘何故だ? キャンセリングはできているはずだが……〙」

 

 

「と、とにかく! その、心臓に悪いのであんまり話さないで欲しいと言いますか……」

 

「〘ノエルは心臓が悪いのか? 初耳だ〙」

 

 

「いや、そういうことじゃなくてね……とにかく、できれば前みたいに筆談での会話でお願いします……これ以上は普通に照れる」

 

「??」

 

 

「じゃ、じゃあおやすみ!」

 

「〘あぁ、おやす──〙」

 

 

 するとノイルの付けていたマスクがバキッっていう断末魔をあげる。……よかった、これ以上2人が話してるのを見てたら俺の精神がおかしくなるところだった。

 

 

「……」

 

 

 最後まで言いたかった、みたいな顔をしてノイルはノエルに手を振ると、配信を切って部屋に戻る。そのタイミングで俺はノエルに話しかけた。

 

 

「……ノエル、ちょっと話があんだけど」

 

「レッ、レイゼル……えっと、その……うん、ごめん……ちゃんと埋め合わせするから」

 

 

 ノエルがビクッとしたのが見なくても分かる。

 

 今俺は言いたい事が山程にある。俺の事忘れるくらい楽しかった? とか、混ぜて欲しかったとか、寂しかったとか、つい最近も同じような事したのに、懲りてないとか。

 

 嫉妬のせいか、体がすっげー暑くて冷えてるのを感じながら俺はノエルと寝室に向かう。

 

 

「……俺、超寂しかったんだけど」

 

「ごめん……久しぶりのカー○ィ? でつい……あとノイ兄が嫌ってハッキリ拒否してたから……」

 

 

「今夜は絶対、俺が感じた寂しさの分をいっぱい受け止めてもらうんだからな」

 

 

 もちろんノエルのまんこと子宮で……♡

 

 想像したら更に体が暑くなって、チンコも反応してきた。けど、なんか変だな……。

 

 

「……ねぇ、レイゼル。ちょっとフラフラしてない?」

 

 

 視界がぼんやりする……。

 

 するとノエルにおでこを手で当てられる。

 

 

「熱ッ!? レイゼル、熱あるんじゃない!?」

 

「つめてぇ……きもちい……」

 

 

 そう思ったのも束の間、俺の視界は急に真っ暗になって意識が飛んだ。

 

 

 ~・~・~・~

 

 

 これは夢だ。レイゼルは見た時、そう思った。しかし夢の中は空虚と虚空がただそこに充満していて、酷く輪郭がぼんやりで霧の中にいるかのようだった。

 

 レイゼルはとある洋室の中に居た。やけに豪華な部屋で、家具は茶色と青で統一されていて、壁紙は主張が強くない金色だ。まるで自分の色で構成されたかのような部屋だ。

 

 そこには若い女性が居り、ベッドの中に篭っていた。

 

 刻々と時計の針は進み、彼女は気がつけば一睡も出来ず、食事も取らず。ただ破壊的で破滅的な思考に支配されていた。客観的な視点であると言うのに、不思議と何故かそれが分かった。

 

 そして布団の中で横になって、ただ涙を流していた。泣いている本人は自分が泣いている事すら気づいていないが。

 

 

 あぁ、壊したい。

 

 あぁ、殺したい。

 

 あぁ、殺したい。

 

 あぁ、殺したい。

 

 あぁ、死にたい。

 

 あぁ、消えたい。

 

 ……死にたくない、消えたくない、寂しい、辛い。

 

 

 一体何故自分は存在しているのか、一体何の為に存在しなければならないのか。そう何度も昔から考えていたが、そんなものの答えなど、分かりきっていた。

 

 全ては、あの神の気まぐれ。ただそれだけだ。過去に後先考えず薬物などに手を出して、オーバードーズした事もあったが……。結局、内蔵という内臓がぐちゃぐちゃに壊れて死んで、苦しいだけだった。だが、その時だけ辛い事は忘れられた。

 

 しかし死は終わりではない、終わった所でまた次がやってくる。次の地獄が、待っているのだ。だから、死にたいけれども死にたくない。

 

 でも消えたくないのはきっと、心の中でまだ諦めきれていないからだ。

 

 

「(世界中のどこかに体じゃなく、僕自身を……本当に必要としてくれる人が居てくれたら)」

 

 

 彼女は自分を必要とする者を強く求めていた。だがそれは正確ではなく、もっと根本的な事を言えば愛が欲しかった。彼女は、愛に飢えていた。レイゼルには、それがよく分かる。

 

 

「あ……」

 

 

 ふと彼女は愛というもので連想して、昔見た本……聖書のとある内容を思い出した。思い出したのは天使について書かれていた部分だ。

 

 

「ふ、ふふふ……あは、あははははは!!!」

 

 

 そこに書いてあったのは、天使は信仰深く不幸な人間の元に舞い降り、愛と希望と幸福を齎(もたら)すという内容だ。

 

 だが彼女は知っている。

 

 この世に死神や悪魔という存在は居ても、天使は人間の考えた創作上の存在であるということに。

 

 何故なら神は自分の暇つぶしの為に箱庭という名の世界を作り、その世界の頂点として君臨する。だから、その暇つぶしに天使の手を借りる必要も無いのだ。例えるなら、趣味であるテラリウムや盆栽を他の誰かに勧めることはあれど、その世話を余程の事が無ければ他の誰かにやらせるような人間など居ない事と同じだ。

 

 だから天使は存在しない。必要が無い。人間の想像だけの存在であり、信仰心さえあれば無条件に救いを与える存在は居ない。

 

 

「はは……ほんと、笑える。もしそんな存在が居たら、誰も不幸になってない……。それにそんな存在、作ろうとしたらどれ程の聖力が必要になるか……。もしそんな存在が居たら、僕を先に助けるべきだ」

 

 

 すると部屋のドアが少しだけ開き、前に夜のフェリラで出会った幼女が覗き込む。

 

 

「ズッ友……魔力が大きく乱れておったが、どうかしたのかの?」

 

「……なんでもない」

 

 

「そうか、なら良いのじゃ」

 

 

 ティアラは明らかに嘘をついている彼女に思うところがある様子だったが、すぐに引き下がった。

 

 

「今日は食べられるのか?」

 

「ごめん、今日も……食欲無い」

 

 

「ゴブレスに栄養のあるスープを用意させておく。とびっきり美味しいスープを作らせるから、少しは栄養を取るんじゃぞ! でなければ、治るものも治らぬ」

 

「……ごめんね」

 

 

「何故謝るのじゃ、こういう時は礼を言うものじゃぞ。いい加減謝る癖を直せ」

 

「ごめんね……あっ」

 

 

「前途多難じゃなぁ……」

 

 

 ティアラはそう言いながら彼女を心配そうに見つめ、ドアを閉じた。彼女はそんな視線が、嬉しくあると同時に辛かった。

 

 そして場面が変わり、彼女は久しぶりに眠り、夢を見た。夢の中の夢の内容は見れなかったが、彼女が起きた時、彼女の様子は180度変わってまるで別人かのようだった。

 

 きっと縋れるものを見つけたからだろう、とレイゼルは思った。人は、愛がなければ何かに縋るしか生きることはできないので。

 

 

「ティアラ! 聞いて、やっと……やっと見つけたんだ! 僕を必要として、絶対に捨てないで傍に居てくれる人を! ……もう顔も覚えてないけど、また……会いたいなぁ」

 

 

 ティアラはすぐに神としての能力で、夢の中で精神を他の人間と一時的にお互い必要とする者同士で繋がったのだと理解した。それをレイゼルは何故か理解していた。

 

 本来、寝る事は感情や記憶を整理する役割がある。

 

 そして魂と感情は密接な関係である事から、彼女は無意識に繋がってしまい……精神だけの状態で出会ったのだろうと考えた。

 

 しかし元々夢というのは不安定なもので、相手は既に夢の内容を覚えてはいないだろう。彼女だって、もう相手の顔を覚えていない。そんな時、ティアラは言ったのである。

 

 

「なら会いに行けばいいじゃろ?」

 

 

 何気ない言葉。しかし、それが彼女の運命が大きく変わったキッカケの言葉だった。

 

 

「……そっか、そうか。何で今まで思いつかなかったんだろう、僕の方から探せばよかったのに……」

 

 

 彼女は自分の中に残った聖力でナイフのように小さい光の剣を出すと、何世紀ぶりかの笑顔を浮かべた。

 

 

「じゃあ、行ってくる!」

 

 

 そして言い終えた後、笑顔な彼女の頭が床に落ちた。それと同時に夢も終わり、レイゼルは目を覚ます。

 

 

「……あだまいでぇよぉ…………ノエルぅ~……ノエルぅ~~……居ねーし……はだみずでノエルの匂いじねぇよぉ……」

 

 

 起きた時の最初のコメントは、実に情けないものであった。

 

 

「あ、起きてる」

 

「ノエルぅ!!!!」

 

 

 やってきたノエルにレイゼルがクソデカボイスで名前を呼んだ瞬間、風邪でやられていた喉と体調は……。

 

 

「……あ゙ぢい゙」

 

(※以降、レイゼルはガラッガラで普段とは比べ物にならない程ちっせぇ声である事を想像しながら読んでください)

 

 

「もしかして……さっきので全然声出せなくなった? 39.6℃あるのに?」

 

 

 アホか……。そんな目でノエルはレイゼルを見ると、レイゼルはスンスンと泣き始めた。いつもであればかましていたであろうギャン泣きは、今回ばかりは酷く大人しい。

 

 

「まぁ、今回は構ってあげられなかったのが原因だし……ちゃんと看病するから大人しくしててよ」

 

 

 ノエルはそう言うと、レイゼルの鼻に鼻水を吸引するアーティファクトを突っ込む。これはノルーアが持ってきた物であり、ティッシュを使う必要が無いので環境に優しい上に、魔力を込めれば抗菌、除菌、洗浄までする優れものである。

 

 

「ずっぎりずる……」

 

「喋ったら余計に喉悪くなるよ」

 

 

 ノエルは非接触型体温計でレイゼルの体温計を測ると、39.8℃と表示される。

 

 

「熱上がってる……言っておくけど、これただのストレス性夏風邪らしいからね? なんでこんな熱上がっちゃったんだか……インフルエンザとかコロナレベルだよ」

 

「ノエルがおでのごどほっどぐがら……ざびじがっだ」

 

 

 そう言うレイゼルにノエルは申し訳なさそうに手を額に乗せる。

 

 

「……ごめんね、寂しかったよね」

 

「うん゙……」

 

 

「ちゃんと責任もって看病するから、早く元気になってね。体調不良で大人しいレイゼルは正直、見てて変な感じがするし……いつまでもベッド占領されるの嫌だし」

 

 

 それを聞いた瞬間、レイゼルは熱のせいで思考回路がかなり制限された状態の中で思う。

 

 

「(……つまりノエルがずっと俺の傍に居て、甘やかしてくれるってコト……!?)」

 

 《レイゼルは気分だけ元気になった! 》

 

 

「そういえばレイゼルが風邪引いたの見るの初めてかも……」

 

「(俺はノエルが風邪引いたとこ見た事ないけどな)」

 

 

 ノエルはレイゼルの額に魔法で適度に濡らした冷感タオルを乗せると、布団をめくってレイゼルの服を脱がし始める。

 

 

「のえ゙……ざびぃ」

 

「ちょっとの間だけ我慢してて」

 

 用意していた暖かい濡れタオルで素早く体を綺麗にすると、汗でベタベタになっているレイゼルの体を拭く。レイゼルはされるがまま、ノエルからの看病を受けていた。

 

 そしてノエルは魔法で新しいパジャマに着替えさせた。用が終わった為、ノエルはタオル一式を持って洗いに行こうとすると、レイゼルの方からじっと自分の方を見てくる視線を感じ取る。

 

 チラッとレイゼルの方を見ると……今にも泣きそうな顔をして、ぺたーんと垂れたかのようなイマジナリー犬耳が見えた気がしたので、タオルは魔法で転移させ洗濯機に入れるだけにしておいた。

 

 

「仕方ないから傍に居てあげるよ」

 

 

 ノエルはレイゼルにそう言うとベッドの脇にある、見るからに座り心地のいい椅子に座り、分厚い最新の植物図鑑を読み始める。

 

 

「……のえ゙る、ちゅーじで」

 

「移るからやだ」

 

 

「なおっだらじで」

 

「気が向いたらね」

 

 

 わざわざキスでなくても、抱きしめるくらいなら……普段から「セックスしよ♡」とか変な事を言わなければ、いつもしたいとは思ってるんだけどね。

 

 そんなふうに思いながらノエルは危険な植物の項目を見ていた。

 

 その途中、ふとキス関連で嫌な事を思い出した。まぁ実はキスをしていたり、されている時にずっと脳裏に蘇ってくるので、いつもの事だが……こんなタイミングで思い出したくはなかった。

 

 

「……」

 

「いま、ほがのおどごのごどがんがえだだろ」

 

 

「ちょっと急に昔の黒歴史が蘇ってきて最悪な気分になってる」

 

「どんな゙の?」

 

 

「レイゼルは聞いてて殺意が湧いて、お父さんには絶対に言えないような話」

 

「……ぞれでもいいがら」

 

 

 病人に話すような話題ではないのだが、ノエルは治った後で聞いてきそうだと勘で察知し、話す事にした。

 

 

「……私の前世の時の話だけどね。

 

  保育園に通ってた頃、私はあんまり誰かと遊ぶようなタイプじゃなくて、一人で黙々と遊ぶのが好きなタイプだったから、むしろ邪魔されたくないから同性の友達とかも作らなかったんだけど……。

 

 いつものように一人で遊んでた時、急に話したことが無い背の高い男の子2人がやって来て。なんだろうって思ってたら、こっち来てって腕を2人から掴まれて、部屋の角に連れてかれて……その2人に逃げられないようにして囲まれてね。

 

 当時の私は理由が分からないから、ただただ困惑するしかなくて。

 

 その上全く嬉しくない壁ドンをされたから完全に逃げ道がなくなって、頭がショートして動けなくなってる中、いきなり顔とか頭とかベタベタと体を触られて、可愛いとかほざかれて……。それで、2人からファーストキスもセカンドキスも勝手に奪われて。

 

 そしたら2人はパッと逃げるように離れていって。私はただ……何でそんな事されたか分からなかったし、親からも頬っぺにキスとかもされた事なかったのに、親しくもない異性相手から急にそんな事をされて……。

 

 なんだか頭を殴られたくらいの衝撃で、それからもの凄い喪失感だったのを今でも覚えてるよ。

 

 ファーストキスは好きな人が良かったなって。

 

 結構昔から本を読むのが好きだったから、シンデレラとか白雪姫とか、そういうお姫様が主役の童話の絵本とかよく読んでたし、やっぱりそういうロマンチックな恋物語に多少は憧れてたから……だから余計にショックだったな。

 

 でも別に悲しいとか、凄く嫌だったとか、腹が立ったっていう出来事でもなかったんだけれど。

 

 ……まぁそんな感じで、なんか頭に残ってて時々思い出しちゃうなっていう話。今考えると、これが中学生とか高校生とかみたい年齢で、レイプだとかそういうのじゃなくてまだよかったなって思うけど」

 

 

 ノエルの話を聞いて、レイゼルは思う。

 

 

「(は?? つまり俺、6人目だったって事??)」

 

 

 ジェラシーに燃え、会ったことの無い男共に殺意が湧いた。過去に前世のノエルは3人の男と付き合った経験があり、前世にその話を聞いていたのである。なので自然とレイゼルは6人目という事になるのだ。4人目かと思えば、6だった時の気持ちは中々にショックである。

 

 ショックを受けているレイゼルに、ノエルは座り直すフリをして背を向けた。

 

 

「……でも、私が初めて自分からキスしたり好きになったのって、レイゼルなんだよ」

 

「のえる゙……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「治ったらセッグズしよ」

 

「ちょっと黙ってて」

 

 

「あどはらへっだ」

 

「じゃあスープ作るからここで待ってて」

 

 

 

 そして4日後……。

 

 

「治ったー!! やっとこれでノエルとイチャイチャできる!! ノエル、今日はいっぱいイチャイチャしようなっ♡」

 

「(治ったら治ったで五月蝿いな、この勇者……それに一昨日の時点でもう結構元気だったのに、昨日は明らかに仮病してたし。大目に見たけど)」

 

 

「なぁなぁ、埋め合わせちゃんとしてくれるんだよな?」

 

「……まぁ、お詫びとして」

 

 

 するとレイゼルはノエルを抱え、驚いているノエルをつい昨日まで自分が寝ていたベッドに寝かせた。

 

 

「じゃあ、今日はずっとセックスしような♡風邪治すので聖力使ってめっちゃムラムラするし、普通に可愛いノエルが見たかったし!」

 

「は?! おい待てバカ勇者、風邪は治っても菌はまだ体に残ってるし、ぶり返すよ!? それに移ったらどうす──」

 

 

 レイゼルはノエルの言い分を無視してキスをすると、遠慮無く舌を這わせた。

 

 

「らいじょーぶ、んっ……ちゅ、今度は……俺が、かんびょー、すりゅかりゃ……んむっ♡」

 

「ちゅっ……はぁ、こき……ちゅかって、やりゅっ……♡」

 

 

 多少拒否しながらも本当に嫌がっている訳ではなく、むしろノエルもレイゼルの舌に合わせているところから、結構乗り気だ。それもその筈。一週間に4~5日の頻度で体を重ねているのだから、4日間も間が空くとなれば溜まるものも溜まる。

 

 ただでさえこの世界の人間は性欲がどうしたって強い。それは絶対に覆る事は無い。むっつりスケベなノエルが性欲に負けるのも仕方ないのだ。

 

 

「それに……俺ちゃんと気づいてるからな、ノエルが朝から風呂入ったの。ボデイーソープとシャンプーの匂いするし。やっぱりノエルも期待してたんだろ~♡」

 

「……自意識過剰はやめてくれる?」

 

 

 ノエルはそう言うと、レイゼルはニヤニヤしながら顔を思いっきり逸らして横を向くノエルの首元にキスをした。

 

 

 ~・~・~・~

 

 

「あ゙っ♡ ひぅっ、まっれ゙♡♡ つよい、がらっ♡♡ もっどぉっ……♡ やざじぐじでっ♡♡♡」

 

「えー、でも俺、今突いてないけど……。もしかして4日ぶりだから? そんなに俺のチンコが恋しかったんだな~♡」

 

 

 まるで野生動物の雌かのようにノエルは腰を突き出し、膝立ちで挿入したレイゼルの逸物を受け入れていた。中はまるで力強く抱き締めて離さないかのように締め付けており、脳が痺れる程の快楽を感じる度にノエルは止め止めなく溢れ出る愛液を垂れ流しながら腰を震わせている。腰が勝手に震えるせいなのか、自分から若干動いているかのようになっていた。

 

 その結果また快楽を得て、レイゼルの人並みより随分と大きい逸物を最奥で咥え込み、もっと欲しいと言わんばかりに涎のような愛液を流し、咀嚼するかのように強く締め付けて1人で勝手に気持ちよくなって我儘を言っているような状態になっていた。

 

 ベッドの下には2人が着ていた服が散乱しており、ノエルの服の上にレイゼルの服が重なって落ちているので、まるで今のノエルとレイゼルの力関係のようである。

 

 2人が居る部屋は空調機と空気清浄機が設置されているのだが、今はムワッ♡とする立ち込める熱気や雄と雌の匂いが充満していそうだ。

 

 

「俺もノエルとセックスしたかったけど、それ以上に2人っきりでノエルに傍に居て甘やかして欲しかったからさ? すげー我慢してたんだけど……。ノエルもやっぱ欲求不満で俺のチンコ我慢してたんだな~♡」

 

「ちがっ♡ してないっ♡♡」

 

 

「嘘はよくないと思うな~、俺は♡ノエルが実は隠れてクリとまんこを頑張って1人で物足りないけど俺の事考えながらイジイジしてたの、ちゃ~んと知ってるんだぞ~♡♡すっげーエロかった♡♡♡」

 

「なんでっ♡しってんだよッ♡♡ばかゆうしゃ──あ゙っ♡♡♡」

 

 

 グリグリとレイゼルはノエルの最奥に押し付け、子種が欲しいと震える子宮口に我慢汁を塗り付けた。自分だけの雌なのだとマーキングをするような行為である。

 

 

「らめっ♡♡ぐりぐりらめっ♡♡」

 

「でもきもちーだろ? ん……♡すっげー俺のチンコに……はっ、はぁっ♡吸い付いてるし♡」

 

 

 レイゼルはノエルに覆い被さるようにして、もっと密着できるような体位に変えると、ゆっくりと優しく突き始める。

 

 

「あ゙ぁっ♡♡♡まっれ、やっぱり♡♡ うごいちゃ、らめっ♡♡」

 

「わがままだな~♡そろそろ、俺も……ん、きもちよくなって、ノエルの子宮の中いっぱいにしたいんだけど……」

 

 

 ちゅぷっ、くちゅっ♡

 

 レイゼルが優しく腰を動かすだけで愛液がいやらしい粘着質な音を立てる。酷く興奮して濡れているのが丸分かりな程、少し動いただけでキスをしている時の音と似た音が自分の下半身から聞こえてくるのをノエルは感じた。それを恥ずかしく思いながらも、ノエルはレイゼルに聞かれている事に興奮を覚えていた。

 

 

「それにノエル、まだ深イキしてないよな?」

 

  「しっ♡♡しでない♡……けどっ♡♡」

 

 

 ゆっくりとした動きですらノエルはかなり感じてしまっているのだが、レイゼルは一度腰を引いて、ノエルの気持ちよく感じる入口付近を巨根で擦り始める。

 

 

「じゃあ、一回トんじゃおうな♡♡」

 

「えっ」

 

 

 そしてレイゼルは思い切り、奥に再びノエルの子宮口に自分のモノを叩きつけた。

 

 

「あ゙ぁぁぁっ♡♡♡あひっ♡♡んぉ゙ぉっ♡♡♡♡」

 

 

 その瞬間、ノエルの脳に焼き切れそうな程の快楽の奔流が駆け巡る。

 

 

「あっ♡ノエル、気持ちよすぎていつもじゃしない喘ぎ方してるっ♡♡」

 

「だっ♡♡だまればかぁっ♡♡あ゙っ♡♡♡だか、ら゙っ♡いっぱい、うごくのっ♡♡らめっ♡♡♡」

 

 

「もーだめ♡ちょ〜待ったし、俺が限界だから待たない♡♡」

 

 

 レイゼルはノエルの静止を聞かず、容赦なく性欲の限りに貪る。パンッパンッ♡という腰が打ち付けられる音と共に、ノエルは嬌声を上げた。背面位でレイゼルからは表情が見えないのをいい事に、惚けた顔で舌を突き出しながら。

 

 

「あ゙っ、あ゙ぁ゙っ♡はひっ♡♡ ん゙っ♡あ゙っ♡♡はぁっ♡♡♡

 

(これっ♡ダメなやつっ♡♡あたま、おかしく、なるっ♡♡♡たったの、よっかだけっ……♡レイゼルとエッチしてないだけなのにっ♡♡すごくびんかんになっちゃってるぅっ♡♡♡)」

 

 

「ノエルっ♡ん、はぁっ♡♡まんこ、きもちい?」

 

「きくな、あ゙ぁ゙っ♡ しょこっ♡♡ きもちよくっ♡♡ なっちゃう、とこだから゙ぁっ♡♡♡ しょこばっかりらめ゙ぇっ♡♡♡」

 

 

 グチュンッ♡ ズチュンッ♡ ドチュッ♡ ドチュッ♡♡ ドチュンッ♡♡♡

 

 

「お゙ッ♡あ゙ッ♡♡あ゙ッ♡♡♡はあ゙ッ♡♡♡♡」

 

 

 容赦なくレイゼルにポルチオの中でも一番弱い部分を責め立てられ、ノエルは誰にも見せられず、聞かせられないような表情と声を枕に押し付ける。

 

 

「それっ♡くるしいだろっ♡♡ いきできないからっ♡♡それに返って、もっときもちよくなるし♡ ……あっ♡ はぁっ、ノエル、俺やっぱっ♡ノエルのエロい顔見ながらイキたいっ♡♡」

 

「ふえっ、やらっ♡みるな、あ゙っ♡♡」

 

 

「じゃー、勝手にみるっ♡♡」

 

 

 ドチュンッ♡♡

 

 

 レイゼルがノエルの弱点を思い切り突くと、ノエルは快楽のあまりに「ん゙ぉ゙ぉっ♡♡♡♡♡」という、メス声を上げ放心する。深い快楽の波に飲まれて、カクカクと腰を震わせながら頭の中を真っ白にさせていた。散々自分をよがらせた逸物は一度引き抜かれ、ゾリゾリとザラザラしたGスポットに擦れるだけで軽イキしながら、レイゼルにされるがまま横に倒され体位を正面にさせられる。所謂(いわゆる)、マングリ返しの状態になった。

 

 この後の予想できる展開にノエルは目の奥をハートマークにさせ、舌を突き出し息を荒らげながらレイゼルを見つめる。すっかり理性が飛んで、ノエルは愛している男からただ快楽を求めるレイゼル専用のメス猫になっていた。

 

 

「はぁーっ♡はぁーっ♡♡」

 

 

 ツプンッ♡ ズチュッ♡♡

 

 

「ん゙はぁ゙っ♡♡♡♡♡」

 

 

 そしてもう一度、未だに痙攣するノエルの膣内にレイゼルは自分のモノを勢いよく挿入すると、また再びノエルは深い快楽の波に襲われる。電流のような快楽が身体中に駆け巡り、頭の中はショートしていた。

 

 

「ふーっ♡ふーっ♡♡ノエルっ♡すっげーかわいい♡♡ 舌でてるっ♡♡♡ そんなにきもちーんだな♡♡♡

 

  なぁなぁノエル♡ 俺のこと、すき?」

 

「しゅ、しゅきぃっ……♡♡らいしゅきぃ……♡♡♡」

 

 

「俺もだいすきっ♡♡♡」

 

 

 レイゼルは出ているノエルの舌に吸い付くと、種付けプレスの状態で腰を激しく動かした。

 

 

「ん゙っ♡んん゙ッ♡♡んん゙ん゙っ♡♡♡ぢゅるっ♡ んっ♡♡はぁっ、あ゙っ♡♡♡」

 

 

 突く度にノエルは達しており、痙攣してイキ潮を吹いて喜ぶノエルの秘部はレイゼルの肉棒を締め付ける。ぎゅっ、ぎゅ~っ♡と不規則に締まる膣内(ナカ)に快楽が蓄積されていき、限界まで射精せずにレイゼルはノエルのメス顔を堪能していた。

 

 するとその時、更なる快楽を求めた理性の無いノエルは、自ら手を首に、足を腰に回してレイゼルに密着した。羞恥心が快楽に解けて無くなった証拠である。

 

 無意識にフリフリ♡と腰を揺らしているので、レイゼルは堪らず本気の腰振りピストンでプルプルと震えるノエルの弱点(子宮口)に鈴口をねじ込む。上と下で濃厚なディープキスをしながら、レイゼルはただ射精をする為に腰を振る。

 

 

「ん゙ッ♡♡ん゙むぅっ♡♡♡んん゙ッ♡♡♡」

 

「んんっ♡♡……っはぁ♡♡♡ そろそろ、イキそ……♡♡♡ ノエルっ♡♡♡ いっぱいだすからっ♡♡ ノエルのまんこで俺のせーしごっくんして♡♡♡」

 

 

 パチュッ♡ パチュンッ♡♡ ズチュッ♡ズチュッ♡ズチュッ♡♡ゴチュッ♡♡♡

 

 

「ん゙ぁっ♡♡ あ゙♡♡ あ゙っ♡♡♡ はっ♡♡はひッ♡♡ ん゙ぉ゙ぉッ♡♡♡ ~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

 

 ぶびゅるるるるるッ♡♡♡びゅ~~っ♡♡ びゅっ♡♡ びゅるっ♡ びゅっ♡♡ ぴゅっ♡ ぴゅるっ♡ ぴゅるるっ♡ ぴゅっ♡

 

 

 ノエルの子宮内は煮えたぎるような白い汚濁に満たされていき、やがて精液でいっぱいになると、逆流してドロドロと溢れ出る。ゆっくりとレイゼルは引き抜くと、ノエルは小さく「あッ♡」という喘ぎ声を上げた。

 

 

「はーっ♡ はーっ♡♡ ……いつか俺がまた死んで生まれ変わっても……ずーっと、ノエルだけをあいしてるからな♡♡♡ だからさ、ノエルも……ずっと俺だけ見てて」

 

「……うん♡♡♡」

 

 

 そう返事をして、自分で満たされ膣から精液をこぼれさせているノエルを見て、レイゼルはすっかり萎びたモノを勃たせると、2回戦目に突入するのだった。

 

 

 ~・~・~・~

 

 

「死(じ)ぬ、づらい……」

 

「ノエルっ♡ 今日は俺がいっぱいかんびょーするからなっ♡♡」

 

 

 ノエルは案の定、次の日にレイゼルの風邪が移っていた。

 

 






いや、本当にスケベ内容書くのヘッタクソだな。誰か教えて、エロい人!


今回おまけは存在しない。何故かって? 思いつかないから。




ヤンデレメンヘラストーカー幼馴染地雷系勇者

・16歳になり、やろうと思えばハーレムパーティを作れるマジカルチンポという非常に特殊で、この世界ではもはや最強とも言える固有スキルを手に入れた。本人はノエル以外だと勃たないので、そのスキルはノエルに対してのみ遺憾無く発揮される。普段から行う愛の確認(俺のこと好き?というくだり)をしてノエルにいっぱいミルクセーキを飲ませた。今回で初めて風邪で弱りきったノエルを甲斐甲斐しく看病した。そして何かに目覚めた。



んほぉorおほぉ系の喘ぎ方をしたくない主人公


・すっかりレイゼルのチン……に完全敗北しているむっつりドスケベ。レイゼルに性感帯を開発され尽くし、前に比べてとんでもなく感度が上がった。本人は絶対に認めないが、誰もが絶対に認める完落ちヒロイン。最初は恥ずかしがるものの、一度ポルチオイキをすると素直になって甘えん坊になる。キスのオネダリをする事もあれば、自分からディープキスもする。時々母親のような「ん゙ほぉッ♡」という喘ぎ声までとはいかないが「ん゙ぉっ♡」という喘ぎ方をするようになった。マゾメスな母親の血が入ってはいるが皇族の血も入っている為、ドスケベでメスではあってもマゾメス属性ではないので、これ以上下品な喘ぎ方はしない。もしそんなノエルさんが見たい場合は、自分で書いてください。作者は元々二次創作出身の人間なので、全然OKです。むしろ書いたら見せてね、気になるから。まぁ書く奴なんぞ居ないだろうが。


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