「ユ〜フィ〜〜?」
「ん〜……」
どうしていつもこうなるのか。
アニスは今日も思い悩む。
王宮の静かな書庫の端っこで捜し物をしていたアニスはユフィリアに捕まってしまった。誰も居ないから良いとユフィリアは躊躇いなくアニスに後ろから抱き着いている。必死でしがみついて、アニスの頭に顔を押し付け、アニスの成分を吸う。ついでに魔力も。
これは飢えている。いや、餓えているのか。分からないが魔力を吸い取りに来てるのは確かだ。普段なら夜まで待ってくれるが今週はお互いに監査や仕事で離れ離れだった。今書庫にいるアニスもようやく自分の時間がとれたからここにいる。それはユフィリアも同じだった。
「ユフィ、夜に相手してあげるから……」
「やです」
これだ……。
この即答ぶりにアニスは小さくため息を吐く。こうなったユフィリアは少し面倒くさい。それに地味に魔力を持っていってるのはどうかと思う。しかし二人がまともにこうして触れ合う時間が取れたのは実に一週間ぶり。ユフィリアが一方的に忙しかったものあり、いつもよりもユフィリアの押しが強い。当然アニスもそれに強く逆らえないわけで。
「でも、今はダメだよ。ユフィ」
「なんでですか」
「捜し物してるから」
「それは今の私より大事なんですか?」
「う……」
また面倒臭い質問が飛んできた。まるで酔っ払いだ。純粋にアニスを求めているだけなのは分かっているが、これはこれで面倒臭い。でも、ここで流されてはいけません。年上としての威厳を保つ為にビシッと言ってやるのです。
アニスは小さく息を吐いて、ユフィリアを剥がそうとする。
「はいはい。後で相手してあげ───ッ!?」
アニスがユフィリアを剥がそうと手を掴んだ瞬間。逆に腕を握り返され、アニスの体が反転した。
「ユ……」
「“それ”は“今の私”よりも大事なんですか?」
本棚に押し付けられたアニスはユフィリアの氷のように冷たい声に気圧される。こんなにも嬉しくない壁ドンがあるだろうか。負けじとユフィリアを睨み返すも、冷徹に見下ろしているユフィリアの表情にアニスは息を飲む。怖いとかそういうのではなくて、逃れられないという感覚。生きながら食われる獲物の感覚を理解した。そうしてユフィリアは何かを諦めたようにため息を吐く。
「じゃあいいです。私が勝手にしますから」
「は!? ちょ、何言っ────んっ!」
ロマンチックさも、上品さもない、噛み付くような口付けを貰いアニスはさらに壁に押し付けられる。
「んん──ッ! んん────!!」
やめろ、とユフィリアの肩を叩くもこうなったユフィリアは止められない。力もこちらが上のはずなのに押さえつけられている腕が剥がせない。ユフィリアを押しのけようとしても動かない。口内をじっくり舐られて、のめり込むようにアニスの口にユフィリアが入ってくる。漏れる声がいやらしく、唾液が混ざる音が恥ずかしく、アニスの体のスイッチがゆっくりと変わっていく。
「ん……ちゅ……っ……ふ……っあ……んんっ」
息を吸うのもギリギリでユフィリアは何も聞いていない。ただ目の前にあるアニスを食い散らかそうとしているだけ。息苦しそうに悶える声もユフィリアにとってはいい興奮剤になってしまう。だから、より一層のアニスを感じるべくユフィリアはアニスを引き寄せ、舌を吸い出す。
「ッ───!? ッッ〜〜〜……ぷはぁ!」
ようやく深い深いキスから解放されると取り込めなかった空気を一気に取り込むように体全体で息をする。口の周りの唾液を拭いユフィリアを睨みつける。
「はぁ……はぁ……ユフィ?」
「はい? なんでしょう? 嫌なら抵抗しても構いませんよ?」
ほらどうぞ? 、とユフィは手を緩める。しかし、アニスは抵抗しない。というより、出来ない。ユフィリアに魔力を持っていかれた分、力が抜けている。一週間ぶりの二人きりの時間とも相まって、甘ったるい感覚で思考が鈍っている。黙ったまま何も答えないアニスを見てユフィリアは
くす、と妖しく笑う。
「無抵抗なら、返事は“よろしい”と言うことで?」
「ッ……」
顎を指ですくわれて引き寄せられる。ほんの少しの抵抗として顔を逸らすが、アニスの顔は真っ赤になって溶けている。そんなアニスの表情はユフィリアにとってどれだけ自分を昂らせるか、計り知れない。
「ここ何処だかわかってる?」
「王宮の書庫ですね」
「絶ッ対バレるから」
「バレやしませんよ。アニスがその可愛いお声を我慢出来れば、ですがね?」
「ッ……さいってー」
精一杯の捻り出した一言。相変わらず素直にならないアニスを微笑んでユフィリアは耳元で囁く。
「“嬉しい”の間違いですよね?」
「違ッ……んむっ───!」
言い訳もさせて貰えないままユフィリアに再度口を塞がれる。さっきも散々舐め回されたばかりなのにまたユフィリアの舌が自分の口の中を這い回る。歯型をなぞるように執拗に攻めてくる。アニスの引ける腰を逃がさんと言わんばかりに掴み、自分の唇を押し付ける。
「んッ──ー!! 、ッ〜〜!!! 、ッ……ッ!!!」
くぐもった声がむしろユフィリアを掻き立てる。
キスで息苦しそうな顔も声も自分の体に立てられた爪も何かもかもが愛おしい。
「ッ……!! ッッ……!!!」
息苦しさが限界になったのか、強めにユフィリアを叩いてきた。少し吸いすぎたか、割と本気でヤバそうなのでユフィリアは離れる。
「っっはぁ!! ……はぁ……はぁ……ちょっと、ユフィ……はぁ……殺す気?」
「ごめんなさい、アニス。なんだか、我慢が効かなくって」
「それはいつもの事でしょーが」
アニスに反撃の余地がない。何を言っても喜ぶし、微笑んで返してくる。顔が良いので凝視して睨む事もあんまり出来ない。こうなれば、アニスはユフィリアの術中にハマってしまう。
「……」
大きな呼吸で上下に揺れるアニスの胸。そこにある布が邪魔に思えてきて胸元のリボンに手をかける。
「ちょ、ま! 脱がす気!?」
「ダメですか?」
「こんな所で露出プレイなんてしたくない!」
「どうせ誰も来ませんよ。さっきからこんなに声上げてるのに誰も来ないでしょう?」
「ッ……だからってさ……」
「煩いお口ですね」
「まっ───」
また塞がれて、そのまま胸元のリボンが解けていく。まるで、自分の体から力が抜けるようにアニスの足も少しづつ震えてきた。立ってる事もままならない。それを見かねたユフィリアはアニスの両脚の間に自分の足を入れる。
「っひ!」
「おっと、アニス大丈夫ですか?」
「ちょっ……と、なんでこの支え方なのっ……」
「“当たり”ます?」
「当たってるっつの! ……ぁん!」
ユフィリアが前に足を動かせば、アニスは喘ぎの共に悶える。喘ぎたくないのに喘がされてる羞恥の顔でユフィリアを睨みつける。
「服汚れる」
「脱ぎたくないのでは?」
むぅ……、とアニスはむくれるが顔を合わせたくないのか下を向く。なにか言いたそうに口をもごもごを動かす。
「いい……から……」
「はい? なんですか?」
分かっていて聞き返す。アニスの睨んだ眼光も、ユフィリアにとってはただの猫の眼差しに等しい。涙目だからか尚更か、それとも、この一週間の我慢のせいでなりふり構って居られないユフィリアのせいなのか。大概アニスは『自分から』を躊躇する。その大半の理由はヘタレとかそういうのではなく、ただ単に恥ずかしいだけ。だから、その守りを崩した瞬間、もうユフィリアには逆らえなくなる。
「脱いでもっ……いいから!」
「はい♪」
ムカつくぐらいの笑顔と共に、ユフィリアはアニスの服をはだけさせる。しかし全部脱がせると思いきや、顕にしたのは胸元だけだった。
「ちょ、なんでそこだけ……んッ……!」
はだけた胸に手を添えて、ユフィリアは首筋に舌を這わせてくる。胸の突起を指で転がして、首筋を舐め上げる。一気に食べるのは勿体ない。触れられなかった分。アニスを弄び、反応を楽しむ。首筋に吸い付いて、わざとぐちゅぐちゅと音を鳴らしてアニスが羞恥に悶える声を聞く。胸の突起は触りなれてるから、転がすだけでアニスの体は震えるように反応する。
「ん……っ……は、ぁ……んん……っ……」
ゆっくり舐め上げられる感覚がもどかしい。胸も弄られているままでくすぐったい。1番触って欲しい部分が、疼いたままでそれはそれで嫌な感覚。ユフィリアに触れてもらえるのが嬉しいのは確かなのだが、今じゃないという気持ちが溢れている。それでも嬉しがっている自分に引いたアニスは壁を背負っているので体を思うように動かせない。前世の記憶に壁ドンなんてものがあったが、多分コレは違う。もっとこう……違う意味でドキドキするようなものなのだろうか。その時のアニスには考える暇がなかった。
「アニスッ……っ……」
「やぁぁ……ま、ユフィ……っ……耳、ダメッ……!」
ダメと言いながらユフィリアを止めない。耳を食み舌を中に入れる。直接耳に入ってくる音がいやらしいもの過ぎて、アニスの体は強ばってしまう。足を閉じようにも、ユフィリアの片足が間に入っているので閉じられない。寧ろ、足を擦り合わせる度にユフィリアの膝がソコに当たる。
「っ……! ん……! ふぅ……っ……ぁ……」
耳を拙く啜られて、アニスの体から溶けるように力が抜けていく。立てていた爪もゆっくりと剥がれてきて、弱々しくユフィリアの袖を掴むだけになってきた。時々漏れる甘い声を抑えるべく、ユフィリアの服を噛んで顔を伏せる。
「ふっ……んぅ……っ……ぐ……」
耳から入ってくる音と胸からやってくるむず痒さがアニスの体を染め上げる。
「あ゙ッ───!?」
そこから、ユフィリアはアニスのソコに当たっている膝を上げる。グリグリと押し付けてくるその膝から逃れようと腰を引かせようとするが、背後にある本棚がそれを邪魔する。なんなら、ユフィリアが逃げようとするアニスの腰を掴んでくる。
「あ……んっ……それ……ちょ、強い……からぁっ……!」
「いいじゃないですか、このままで。気持ちいいのでしょう?」
「ち、が……そういう事じゃ、なくてぇ……っ……や、だぁ……膝ぁ……ぐりぐりするの、やぁぁぁ……!」」
耳元の甘い声で理性が溶けていく。目尻が落ちて口から涎が垂れる。抵抗なんて考えられなくて、ユフィリアのテクニックに堕とされていくだけだった。
「何が嫌なんですか? アニス」
「それ……ぇ……それやだぁ……!」
「それだけじゃあ、分かりませんよ?」
と言って、膝を更に押し付ける。自分からは言いたくないという変なプライドがアニスの心にへばりつく。しかし、これ以上もどかしい感覚をソコに与えられ続けたらおかしくなってしまう。こうしてジワジワと揺さぶられるように心を溶かされるのもユフィリアの得意な事だ。アニスは少しだけそれが屈辱だった。
「っ……うぅぅぅ……!」
少し涙目になりながら、アニスはユフィリアに力いっぱい抱き着くと、小さく呟いた。
「ユフィに……ちゃんと触って……欲しいっ……」
「───♪」
ユフィリアは妖しく口を三日月に歪める。
「スカート、自分で上げてくださいね」
「ん……」
ユフィリアが足を離すと、アニスは自分でスカートをたくし上げる。太ももまで垂れた蜜と少し蒸れたスカートの中。恥ずかしさが頂点になって、ギュッと目を閉じているアニスを見てユフィリアはまた口を三日月に歪める。今すぐにかぶりつきたいが、まだ昼間。それをするのは夜になってからだ。なので、今は手で撫でる所から始めた。
「ひゃぅ……!」
筋をなぞる様に撫でて、下着から染み出ている蜜を絡め取る。たくし上げてるスカートを握る手につい力が入る。ユフィリアから伝わってくる、息遣いも、手つきも、温度も、魔力も、心も、アニスをゆっくり染めていく。逃げようにも逃げられない。本棚とユフィリアに挟まれたアニスは只々、狭間に飲み込まれていく。ユフィリアの目に晒されると、つい自分をさらけ出しそうになる。それを邪魔する『年上』という余計なプライド。取り除いてしまえば、アニスはユフィリアにいいようにされる玩具になってしまう。それは望んでいるようで望んでいない事。するのとされるのでは違う事。
「気持ちいいですか? アニス」
「っ───」
これに答えたら最後、アニスは陥落する。ユフィリアの手の動きはアニスの欲しい快感の一歩手前。焦らす様に手を動かして、アニスからのオネダリを待っている。少し余裕のないユフィリアの吐息と自分の吐息が混ざって甘ったるい。頭がボーッとしてきた。知恵熱じゃない。心がユフィリアの方に揺らいでいるのだ。ユフィリアはまた口を三日月に歪めるとアニスに囁く。
「ちゃんとオネダリ出来たら、ちゃんと気持ち良くさせますよ?」
布越しに指先の爪でカリカリと筋を引っ掻く。もどかしくて仕方ない。小さい快感が大きな快感を欲しがっている。ここは王宮の書庫だと言うことを忘れてしまいそうな程、アニスの余裕は消えている。息が早まって、ユフィリアに飲み込まれそうで、ユフィリアの瞳がアニスを捉えている。何も考えられなくて、全部欲しくなって、ユフィリアに全部委ねてしまいそうで、陥落したら最後、戻れなくなりそうで、邪魔なプライドが邪魔で仕方ない。
「ッ───っ───」
この後の出来事を予想しながら、アニスはユフィリアに涙目を向ける。
「し……て……ユフィ。気持ち良く、してよぉ……ッ!」
「ッ……♪」
ついに陥落したアニスを見てゾクゾクと背筋に込み上げてくる邪な感覚と今にも達しそうな感覚。欲望が抑えきれずにユフィリアも口角が上がるのを隠せなかった。そして、緩めていた手の動きを掴みかかるようにアニスの秘裂を刺激する。
「ひぃァ!? 、待っ、ユフィ! そんな……っ……いきなりは、だ……めぇ……!」
聞いていない。聞こえない。聞きたくない。ずっと我慢してたものなのだから今ぐらい我儘でありたい。閉じ込めたアニスを喰らえるのは今だけなんだ。
アニスに指を入れ、蜜を掻き出して、キスをして、口内を舐り、蕩けた顔を見て、魔力を喰らう。
今のユフィリアの頭の中は発情期の動物のようになっている。
「ユフィ……! 激し……ぃぃからぁ……! 声……っ、我慢……出来ないぃ……っ、やだぁ……!!」
「我慢なんてしなくていいですよ。アニス。声、聞かせてください」
「あぁっ───! あぁぁッ! ゆび、きたぁっ……!!」
ぐちゅぐちゅとわざと鳴らしてアニスの羞恥心を更にあてさせる。だが、覗いたアニスの顔にはそんな周りを気にする余裕はなさそうだった。
「は、ぁぁぁ!! ひっ、ぁあん!!」
アニスの頭の中に光が弾け飛ぶ。目の焦点が合わない。膣も耳も心も犯されて、ユフィリアにしがみつくので精一杯。一週間ぶりのユフィリアの『食事』に堕とされて、引けていた腰がユフィリアの方へ寄っていく。だらしなく腰を前に動かして、自分からも快感を求めるようになり、そのせいでまた何も考えられなくなる。普段ならここでユフィリアが魔法でひと工夫加えているのだが、今のアニスにそれは必要なさそうだとユフィリアは思う。久しぶり余裕のないアニスの表情を見てユフィリアは快感を感じている。そろそろ自分がSだということに自己嫌悪しそうだった。
「ぁぐぅぅ……! な、んでぇ……っ! 入口、撫でられてるだけなのにぃぃ……! なんで、こんな……ひぅっ! ……きも、ちいいのぉっ……!!」
喘ぎ声が段々と甘くなる。必死にユフィリアにしがみついて何故か何かを堪えている。また、指も全部入ってる訳ではないのだが、アニスはそれでも限界そうだ。
「ユフィ……! も、ちょうだいぃっ……! おく、ちゃんと入れてよぉ……!!」
「ッ───!」
互いに背筋の快感が止まらない。涙目でアニスは焦らされていると勘違いしたのか、トドメをねだってきた。アニスのオネダリには素直なユフィリア。アニスの全てを壊すべく、秘裂を撫でるのをやめて、アニスの引けている腰を掴んで指を膣の中に勢いよく差し込んだ。それはまるで男根を挿入する時の様に。
「っあ゙───!? 、ひっ……っ……っっ───!! 、ッ───!!?? 、っ〜〜〜〜〜〜!!!」
指が入っただけなのにアニスは大きく達してしまった
。声を抑えるのに必死で、ユフィリアの肩に噛み付いた。若干白目を向いて、ビクンビクンと体は跳ねて、足も目に見えて震えている。絶頂で引き締まった膣がユフィリアの指を締め付ける。しがみついた体も離れてくれない。膣から指をゆっくり抜くいて、抜けた瞬間、アニスは小さく喘ぐ。散々弄り回されたアニスは大きく呼吸しながら、ユフィリアを涙目で睨みつけた。ユフィリアとしては少々物足りなかったが、まぁ、それはこのあと夜に貰えばいい話。イタズラに舌を出して、ごめんなさい、とウィンクをして指についたアニスの愛液を舐めとった。
…………
「あの…………アニス……?」
「ふんっ!」
それから程なくして、落ち着いたアニスが急にロープを取り出して「自己防衛! (手遅れ)」を行い、ユフィリアを椅子に固定した。
「怒ってます?」
「ん!!」
よく分からない返事。ユフィリアの方を向かないでずっと本の整理をしている。流石に昼間にやり過ぎたか、ユフィリアは頬に汗を垂らした。だって仕方ないじゃないか、一週間ぶりだったんだもの。アニスの匂いを嗅いでいたら興奮してしまったのだから仕方ない。アニスが可愛くて美味しいのが仕方ない。自分は悪くない。ちゃんと真っ当に精霊契約者として生きている。ユフィリアは自分を納得させていた。
「だからって、昼間に魔力を搾り取りに来ないで!」
「っはい!」
まさか考えが読まれたのか。いきなりアニスがツッコんで来たのでビクリと体を弾ませる。顔を恥ずかしそうに赤くして頬を膨らませている。なんて可愛いのだろうか。これは夜が楽しみだ。ユフィリアは口から僅かにはみ出そうになった涎を飲み込む。
「あの……アニス。これを解いてはくれないのですか?」
「解いたらまた襲われるから、や!!!」
そして、ユフィリアのロープが解かれた瞬間、第2ラウンドが始まったのはごくごく当たり前の事だった。