※この作品はR-18です。

インキュバス・サーガ〜霊夢吐の淫らな大冒険〜   作:青もんた

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ペドポーク討伐

「先行してた冒険者達の物じゃないかしら?」

 

僕達は依頼にあるオークが現れたという森まで来ていた。

 

この依頼を受けた冒険者パーティは何組かいるようで、あちこちに血の跡や、罠やポーションを使った小瓶やらが落ちていた。

 

「あっちへ行ったみたいだね。」

 

足跡の方向からオーク達の雄叫びや悲鳴が聴こえる。

 

「ペドポークはなんとかしてオークを増やせたみたいだね。」

「嬉しくないわ」

「きっちり落とし前を付ける時ね」

 

痕跡を追って暫くすると冒険者とオーク達が戦闘していた。

 

「マイク!!牽制しながら引きつけろ!俺がやる!!」

 

ロングソードを振るう大柄な冒険者が盾持ちに指示を出して上手く討ち取っていた。

 

「お!こっちにもオーク来たよ!!」

「あたしに任せて!『風よ、刃になりて不浄なる敵を刻め!ウィンドカッター!!!』」

 

エメルダが創り出した風の刃がオークの首を斬り、胴体から離れた。

 

「やるじゃんエメルダ!僕も出番が来たみたい!」

 

隙を伺って隠れていて飛び出したオークにショートソードを振るう。

 

「なんか動きが止まって見えたな、あれ?」

 

確かに何回か軽く斬りつけたつもりだったけど、オークは解体されたみたいに部位毎にバラバラになっていた。

 

「「レムトはっや!!!???」」

「今の太刀筋、、、見えなかったわ、、、」

 

カルラ達は驚いていたけど、今は戦闘中だ。

 

「そっちも来てるよ!!」

 

「じゃあウル得意の空気弾見せてあげる!無詠唱だとあれだから、、、えー、、、『風よ!丸くなって敵を殴れ??ウィンドボール!!!』」

 

顔面からゴキっと嫌な音を出してオークは倒れた。

 

魔族は詠唱無しに魔法を使えるから人間の魔法使いのフリをしなきゃいけない。

 

「あたしも!!!『雷よ!敵を滅せよ!スタンボルト!!!』」

 

キーラの放った魔法で電撃が走りオークが丸こげになって倒れた。

 

「!?冒険者の増援だ!!」

「畳みかけろ!!!」

 

冒険者達は順調にオークを討伐した。

 

ペドポークも年貢の納め時の様だ。

 

「ブギィィィ!!!このペドポーク様の軍勢をよくもやってくれたな!!人間ども!許さないブゥ!!」

 

「ネームドだ!!用心しろ!!」

 

矢を射かけられても棍棒で叩き折られ、皮下脂肪が厚いせいで刺さってもダメージにならない。

 

「ジワジワと追い詰めろ!!」

 

「調子に乗るな!!人間めぇ!!!」

 

ギロリと僕達を睨んだペドポークはカルラ目掛けて突進してきた。

 

「スキル『棍棒乱れ打ち!!』ブギィィィ!!!」

 

棍棒が高速で回転して叩かれた土や石がカルラに向かって飛び散る。

 

「させないよ」

 

「プギィッ!?」

 

僕は瞬時にカルラを抱えて別の場所へ移動した。

 

ペドポークは一瞬でカルラが消えて大層驚いてるみたいだな。

 

お前が卑怯者で女の子を人質にしながら逃げるってのは爺と婆から聞いてるんだ。

 

「あ、ありがとう霊夢吐(レムト)くん♡」

「相変わらず可愛いよ♡カルラ♡ほら見て、そろそろ仕上げだ。」

 

「オークの頭領め!油断したな!」

 

剣士がロングソードで首を叩き斬る。

 

僕達は恐慌に陥ったオークを次々と葬り、戦闘は終わった。

 

 

「『トルネード』のグレイだ!よろしくな!!」

 

「『スキナーズ』のアクシム。兼業ハンター。その罠俺らのなんだ。拾ってくれてありがと!」

 

「『ベラドンナ』のサフィーネよ。あたし達もハンターなの。よろしく!」

 

「冒険者パーティ『コフィ愛好会』だ。僕は霊夢吐(レムト)。冒険経験者もいるけど、パーティとしては最近始動したばかりだ。よろしく!」

 

グレイ、アクシム、サフィーネと握手して互いの健闘を讃えると、討伐したオークの分配を始めた。

 

グレイ達はバランスの良い正攻法の討伐でペドポーク含めた10体、アクシム達は入念にオーク達の移動ルートにトラバサミを仕掛けて12体、サフィーネ達は待ち伏せして毒矢による奇襲で8体、僕らは魔法や剣による遊撃で8体倒した。

 

どうやら僕達以外のパーティは作戦を打ち合わせして依頼に来ていたようだ。

 

「いや〜!多少怪我はしたが、無事に討伐出来て良かった!」

「ああ。『コフィ愛好会』が来てくれて助かったよ。」

「確かに、これだけオーク倒してまだ居るの?って思ってたとこよ?」

「そっか。僕達もなんとか獲物にありつけて良かった。」

 

オーク肉は街で人気の食材だ。

 

人間も魔族にとってもオークはご馳走だから、可食部だけ解体して後は燃やす事にした。

 

「お、やっぱこのネームドには魔石があったぞ?グレイ、要るか?」

「要らんわ!!」

 

魔石は魔道具の触媒になるんだけど、オークは魔力をほとんど持ってない。

 

つまり石ころ同然の価値しかない。

 

でも僕は抑え難い衝動を感じたからアクシムに聞いてみた。

 

「それ、もらっても良い?」

 

「ああ、良いぞ?」

 

「ありがと!砥石に出来るか試してみるよ!」

 

「ははは!それは考えた事なかったな!」

 

僕は魔石を彼らから見えない様に持つと、スライムの『取り込み』の能力を使った。

 

【スキル=精子増強、性器強化、妊娠確率上昇、金剛力】

 

やっぱり。

 

身体の中でペドポークのスキルを吸収した感覚がする。

 

エッチで使う能力が多くて助かる。

 

いつかセフレ達のベイビーが欲しくなったらこのスキルで孕ませられる。

 

インキュバスは自分の意思で精子の運動性を普段切ってるけど、その気になれば妊娠させる事が出来る。

 

普通にエッチしても妊娠確率は人間と一緒だけど、このスキルがあればセフレ達との生きた証を沢山残せるな。

 

「肉は解体し終わった。」

 

「エメルダお願いね。」

「了解したわ。『火よ、死者を焚べよ』」

 

オークの残骸を燃やして後始末をした。

 

後はスリーブの街に肉を運びながら帰るだけだ。

 

「夕暮れ時に血の匂いに誘われてウルフが出るかもしれんが、これだけ人数が居れば大丈夫だな。」

 

「僕達、荷車の事まで考えてなかったよ。多分、閉門まで間に合わないから、代わりに見張りは僕達がやる。」

 

オーク討伐したら肉を手搬送はキツいよね。

 

ちょっと考え甘かった。

 

「ま、俺ら『スキナーズ』や『ベラドンナ』はハンターだからな、その辺の段取りは任せてくれ。」

 

「『スキナーズ』って名前の通り、俺達は皮剥ぎが得意でね。買取手数料が掛からないから、そっちの分も野営するならやっても良いぞ?」

 

「おおー!現役ハンターの仕事なんてなかなか見れないから興味ある!」

 

僕達はこうして因縁のオーク達を片付ける事が出来た。

 

変な魔族に絡まれる事も無かったし、あとはしばらくエッチを我慢しながら帰ろう。。。

 

我慢出来るかな?

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