場面はみんなが寝静まった宿屋の中。
バーバラは夜中、目を覚まして部屋を出ていた。
彼女がなぜそんな真夜中に目を覚ましたのかというと、用を足したくなったからだ。
宿屋内の便所を目指し、バーバラは暗い廊下を歩いている。廊下内は数少ない明かりがともっているが、それでも足元は暗く、ぼやけて見えないため、彼女は壁伝いに手探りで進んでいる。
(ん……?)
ふと、彼女は立ち止まった。
どこかからか物音が聞こえた気がしたのだ。耳を澄ませてみると、確かに誰かがいるような気配がある。
バーバラは物音の聞こえたところへと足を運んだ。バーバラが先ほどいたところからすぐの場所だ。
壁に耳を当て、何か聞こえないか、バーバラは興味深そうに聞き入る。
「……」
だが何も聞こえてこない。気のせいだったようだ。
何もないのを確認したバーバラは気を取り直して、便所へと向かったのだった。
便所内に入ったバーバラ。
そこは壁に一つだけの照明がついていて、それが狭い空間を照らしている。
便所内には丸く開いた穴がポツンとあり、その穴に向かって用を足す、という構造になっている。また、床にはお尻を拭くための紙が置かれていた。
便所内には誰もいない。というのも、宿屋内の便所はこの部屋一つだけで、一人だけしか入れない。
「さっさと済ませるか」
自分の股間が空いている穴のすぐ近くに来るように、用を足す体制を調整するバーバラ。
履いている真っ白なショーツを脱いで、そしてお尻と股間が穴に隣接するようにしゃがみこんだ。
「んぅ…」
バーバラの口から色っぽい声が漏れる。
便所の扉には鍵をかけているので、向こう側から開けることはできない。
そのため、排泄している姿を見られることはないのだが、それでも便所内で排泄するのはバーバラにとっては少し気恥ずかしい感じがした。
便所内の壁には窓はないので密閉空間だが、外からの空気の入れ替えのための喚起する穴があるので、臭いはするがそこまで感じなかった。
そのため、中に入っていきなり独特の臭いに悶絶する、ということはあまりなかった。
そんなことは気にせず、バーバラは用を足すことに集中するため、周りが見えずとも気にせずに出してしまうことに決めた。
「ふー……」
一通り出し終えると、バーバラは安堵のため息をつく。
バーバラは用を足しえると、排泄した時に汚れてしまった部分を、床に置かれていた紙でしっかりとふき取り、その拭いた後の紙を穴の中に放り込んだ。
そして立ち上がって、脱いだパンツを履く。
これで終わりだ。
「よしっと」
こうして便所を出たバーバラだったが、先ほどの音が気になっていた様子だ。
こんなに寝静まっていている中で、なぜ物音がしたのか、彼女は気になって仕方がなかった。
出し終えたバーバラは、もう一度、物音のした部屋へと向かうことにした。
場面は変わり、先ほどバーバラが物音を聞いた部屋の前だ。
バーバラは再び、その部屋の前の壁に耳を当ててもう一度音がするかどうか確認をした。
…しかし、物音はしなかった。先ほどの物音は、やはり気のせいだったらしい。
「……う~ん。でも、なんなんだろ?一体?」
不思議そうな顔を浮かべながら、バーバラは自分の頭に疑問符を浮かべていた。
その時だった。
ドンッ!
部屋の方から物音が聞こえてきたようだ。
「えっ!何々!?」
バーバラは少し驚いた顔をする。
そして、改めて興味が湧いてきたので、物音のした部屋へと入ることにした。
カチャッ……。
バーバラが扉を開ける音が聞こえた。
バーバラは、音の鳴っていた部屋の中に入った。
部屋の中は一般的な客室だ。
部屋の中は真っ暗だったが、ベッドのある場所には皿に置かれてピンと立っていたろうそくがひとつ、炎がついていて灯っていた。
バーバラは恐る恐る、その炎のついているろうそくの方へ近寄った。
するとそこには、ベッドの上で寝ている一人の人物がいた。
それは、バーバラがよく知っている人物だった。
(あらら、これは)
バーバラはその人物が寝ている姿を見て、クスリと笑みを見せた。
その人物は、ハッサンだった。
紫色のモヒカンが、ろうそくの明かりで照らされている。
ベッドの上で、豪快な寝姿でハッサンは眠っていた。
が~っ、が~っ…。と、いびきをかいていた。
(すごいいびきだなぁ)
バーバラは少しそのいびきがうるさく感じていたが、それでもハッサンが疲れてしまっていたのは理解していた。
バーバラの目の前に、あるものが目に付いた。床の上に、ハッサンが履いていたズボンが置かれてあったのだ。そのズボンは脱ぎ捨てられたように置かれていた。
バーバラはそのズボンを拾った。
ズボンの中にはハッサンが履いていたと思われる白い下着が入っていた。下着ごと脱ぎ捨てたのだろうか…。
(うわあ、これがハッサンのお召しの下着かぁ…)
バーバラは、そのかなり丈の短いズボンの中の白い布をまじまじと見ていた。
大事な部分にちょうど当たっている部分は、少し茶けていた。そしてそこから、汗のような匂いが漂ってきた気がした。
「うっ……」
バーバラはそれを嗅いで、思わず鼻を押さえてしまう。
しかし、好奇心が勝ったのだろう。その手に持っていたズボンを離さず、そのままそれを自分の顔に近づけ、匂いをさらに嗅ぐようにしていった。
そのズボンの中身はかなり独特な臭いがした。獣臭く、そしてどこか便か屁のような臭いだ。
バーバラは嗅いだことのない臭いに悶絶してしまう。
「うおえっ」
バーバラはそのハッサンのズボンとパンツの臭いに吐き気を催してしまった。
「うえぇ……」
バーバラは嘔吐感を我慢しながら、その手に持つハッサンのズボンとパンツを眺める。
そして、バーバラの頭に一つの疑問が浮かんだ。
「でも…。そうなってるってことはさ…」
バーバラはベッドの上で寝相がかなり悪い姿勢で眠っているハッサンの方へと目を向けた。
そこには、素肌の上に着ているベストと、足に履いている白い靴下だけのハッサンがベッドで寝ていたのだった。
相変わらずすごいいびきだ。
普段から履いている黒い靴も床の上に投げ捨てられたように置かれている。
バーバラは、最早裸と言ってもおかしくないハッサンのところへと近づいた。
ハッサンは豪快に、ぶらさげている自慢の男根と金玉を丸出しにして眠りについていた。
バーバラはそんな彼の立派なモノをまじまじと見ていた。
「うわあ~…。これがハッサンのちんちんと…。きんたまかぁ…」
バーバラは普段お目にかかれない大男の大事な部分を凝視していた。
ハッサンがぶらさげていたその大きく、そして太いチンポは、血管が走っており、見るからに固そうで大きかった。
そして、その周りには紫色の陰毛が生えており、それが余計にその巨根さを際立たせているように見えた。
ちんちんの先端にある亀頭も、大きく存在感を示している。
こんな男根で貫かれたら、女性はただではすまないだろう。
バーバラはそのハッサンの股間にあるものをじっくりと観察していく。
バーバラはその男根を手に取り、じっと見つめていた。
「へえ~…。これが大工さんのおちんちんかぁ…。でかくって立派だなあ」
バーバラが感じたその男根の感触は、少し柔らかさを感じながらも、芯があり固いものであった。
バーバラはしばらくその大きさや感触を楽しんでいたが、ハッサンが起きる気配はない。
バーバラはそのまま手を放すと、今度はハッサンの股間にぶら下げられていた金玉を確認した。
ハッサンの金玉袋。
それは通常の男性の物よりもはるかに大きめだった。
しわしわになった皮の中に、大きな二つの塊が入っているのが見える。
バーバラはその金玉袋を手に取り、その大きさを実感していた。
「すっごい…。男の人の金玉なんてはじめて触ったよ」
バーバラは思わず声を出してしまった。
それほどまでに、ハッサンの大きな睾丸は存在感があった。
ここに濃厚な精子が醸造されているのだ。
サンマリーノで生まれ育った男の、濃厚で熱い、白く白濁した液がこの中で作られているのだ。バーバラはその事実を知り、さらに興奮してきたようだ。
バーバラの手は自然とその金玉に触れていた。
ハッサンの金玉は思った以上に柔らかく、そして温かかった。
まるで、熱々の焼きたてパンのようである。
バーバラはそのハッサンの大事な玉袋を優しく揉んだ。
柔らかく優しい感触がする。
「ふふっ…。かわいいね」
まるで子犬と遊ぶような顔つきで、バーバラはそんな金玉袋を弄んでいた。
「うっ……!」
その時であった。ハッサンの顔が少し歪んだ。
バーバラはすぐにその手をパッと離すが、それでもハッサンは起きなかった。
(危ない、危ない。起こしてしまうところだった)
バーバラはホッとした表情を見せる。
ハッサンは完全に爆睡していたようだ。
バーバラが部屋に入ってきたことなどまったく気が付いていないようだ。
股間を確認し終えたバーバラは、今度は、ハッサンの露出した筋肉質の肉体を確認していた。
「旅の武闘家してただけあるなあ…。めっちゃ筋肉ムキムキだね」
割れた胸筋と腹筋が、ろうそくのあかりで照らされていた。
太陽に照らされて黒く焼けたその肌は、男らしさを醸し出している。
「いい身体だねえ」
バーバラは、その鍛えられた肉体美に見惚れてしまっていた。
バーバラは、ハッサンの鍛え抜かれていた生の下半身も注目していた。
ハッサンの太ももは、筋が走っていて、いかに日ごろから鍛えていたのかがよくわかる。
生脚も、ムキムキで、まるで岩のような凹凸があり、そして太い。
そしてその大腿四頭筋の間には、毛深い股間が鎮座している。
バーバラは、自分の手でその股間の周辺をなぞるように触れていく。
「……つぎは、足裏…?」
バーバラは、白い靴下に包まれたハッサンの足を見た。ハッサンは靴を脱いで寝ているものの、靴下までは脱がなかったようだ。
足の裏が、靴下を履いていても形がくっきりとわかる。
バーバラはそれを確認しようと、ハッサンの足の親指を掴んでみた。
ハッサンの足は、かなりゴツくて大きかった。
そして、足裏をくんくんと嗅いでみた。
「うえっ…!嗅がない方がよかったかなあ…」
バーバラはハッサンの、靴下に包まれた足裏の臭いを嗅いでみたものの、その匂いに悶絶してしまったようだ。
ハッサンの足裏は、汗と皮脂の臭いが混じったような、酸っぱく、そして刺激的な香りを放っていた。
「う~ん。やっぱり臭かったか~」
バーバラは自分でもわかっていたようで、苦笑いを浮かべながら、ハッサンの足を解放した。
バーバラは、一通りハッサンの身体を見終えたようだ。
大工にして、武闘家のハッサンのその美しい肉体美は、まさに芸術品のようだった。
「うん……。今日はこれくらいにしとこうか……。私も眠いし、そろそろ寝ようっと」
バーバラはハッサンのベッドから離れて、自分の部屋へと戻っていった。
ハッサンが起きないように、慎重に物音を立てないよう、部屋を出て行く。
「チンポの大きい男はもてるのかな…?」
そんな独り言を放ち、バーバラはニヤッと笑った。
ハッサンのチンポは、おそらく世界一の大きさを誇るであろうことは間違いない。
だが、ハッサンの男としての魅力はそれだけではなかった。
バーバラは、ハッサンの巨根を触ってみて改めて感じていた。
「あのちんちんで貫かれたらひとたまりもなさそうだなぁ。強姦されないように気を付けよーっと」
バーバラはそう思い、ハッサンの部屋を後にした。
ハッサンとバーバラの夜はこうして更けていったのであった。