※この作品はR-18です。

妄想と迷走の試作置き場   作:gajun

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俺タワー
オヤカタ浴場視察する(トラロープ:本番なし)


 オヤカタは暇を持て余していた。

 ……いや、この言い方ではまるで彼が仕事をサボる様な人物であるという誤解や語弊が生まれてしまうかもしれない。訂正しよう。

 基本的に彼は資材管理や運用方法に各建姫の班別けとその派遣先の全てを担当している総監督という責任重大な立場であり、それを任せられる唯一の存在なのだ。

 彼がいなければ、この活動拠点となる魔塔の建設や増築も、周辺地域の開拓等それらを行う部隊の維持すらもできなかったであろう。

 そんな彼だが、現在やることがなくて完全に手漉きとなってしまったのだった。

 

 部隊指揮はできても、魔獣と言う未知の脅威と直接戦闘を行う力も、活動拠点となる塔の建築を行うことも彼にはできないのだ。

 ただ口を出すことしかできない自身の無力さと不甲斐なさに何度奥歯を嚙み締めたろうか。

 だが、そんなオヤカタの苦悩を知っているからこそ、彼の部下である建姫たちも彼は信用に値する存在だと認め、彼というオヤカタの指揮に従事していた。

 傷つきながらも魔獣に怯える仲間を鼓舞し力を合わせて撃退する。あるいは汗水流しながら必死に重い資財の運搬と建造を行い、その先にある平和を求め開拓を行っているのだ。

 

 自分の指示を受けて班ごとに各持ち場に向かっていく建姫たちを送り出した後も、彼は彼女たちのためにできることはないかと必死に考えを巡らせ続ける。

 立場上、彼女たちは自分の部下となっているが、そんなのはただの建前でしかない。自分の手となり足となってくれている彼女たちは、大切な仲間以上の存在なのだ。

 それはもはや自分の身体同然といっても過言ではないのではないだろうか?

 そんなことを考えていると、ふとある施設が目に留まった。

 

 各種資材の生産と貯蔵、そして開拓、建造の安全祈願を行う社が立てられている最重要拠点である魔塔。通称俺タワー……に、隣接する第二の塔。

 そこは戦闘や建築に疲弊した建姫たちを癒すことが目的となっている休養施設や待機施設が一纏めにされているのだ。

 せっかくの貴重な休憩時間だというのに施設の不備が原因でしっかりとした休養がとれなければ、作業効率にも関わる大問題だ。

 やはりここは手が空いている自分がしっかり設備の点検をするべきではないだろうか? いや、絶対にするべきだ。

 固い決意の下、オヤカタは浴場施設の女湯の暖簾をくぐると、そのまま中へと入っていった。

 

 浴場は各フロアごとに仕切られており、基本的には一人で使用することを前提とした作りとなっている。

 大切な建姫たちにゆったりとした癒しのプライベートタイムを過ごしてもらうのだから、そこに一切の妥協などはなかった。

 もちろん一人用とはいえ、当然狭い個室なんかではない。広々と開放的な露天風呂で、その気になれば仲のいい数人が一緒に入っても十分な余裕もある。

 しかし、それだけ広めにスペースを取っているのだが、どうやら建姫たち自身も互いのプライバシーを尊重し合う傾向が強いのか、一つの浴場に二人以上の建姫が同時に使用しているのを未だに見たことがなかった。いや、決して覗きをしているわけではない。

 今もこうして脱衣場の籠に一人分の衣服が入っているのを確認し、すりガラスの向こう側からお湯を掛ける音やうっすらと人影のようなものが見えることからも使用中ということは半ば確信しているが、これは覗きではなく浴場視察なのだ。

 稼働していないタイミングでの浴場の設備点検も欠かさず行っているが、それだけでは不十分。

 実際に稼働中に点検を行うからこそ見つかる不備や不具合だってある。場合によってはちょうど入浴中だった建姫にその場で使用感や不具合、改善点などを訪ねることだってある。ついでに可能ならば軽いコミュニケーションやスキンシップを行って親交を深めるきっかけにもなっているのだ。

 

 ……まぁ、たいていは心無い罵声を浴びせられたり、すぐに追い出そうとしてくる建姫たちもまだまだ大勢いるのも事実。悲しいが、まだまだオヤカタとして彼女たちとの心の距離が近づけていない証拠ということなのだろう。彼女たちの信頼を勝ち取るためにも日々精進あるのみ。

 

 よし。準備完了。視察とは言え浴場に入るのだ、なまじタオルや私物を持ち込んでしまっては、無用な誤解を生みかねない。こちらの清廉潔白を証明するためにも当然衣服は全て脱がなければならないのは当然。

 意を決し、すりガラスのドアを開けるが、辺り一面真っ白な湯気に覆われていて、まるで何も見えない――直後。

 

「――誰だっ! いまここ、トラ、使ってる! 勝手に、入ってくるなっ!」

 

 分厚い湯気の向こう側から発せられた強い拒絶の口調に反射的に一瞬怯むも、発せられた声はどこか舌足らずで幼い少女のものだったことに気づく。

 入ってたのはトラロープだったか。

 こちらがその声の主に気づくと同時に、どうやら人一倍警戒心の強い少女の方もナワバリに入って来た存在が誰なのか。ということに気づいたようだ。

 

「んふふ。なんだオヤカタか。オヤカタなら、入っていいっ」

 

 先ほどまでの相手を威嚇するような鋭い声色から一転。白い湯気越しから発せられていた怒気や威圧感はあっさり霧散し、年相応の元気いっぱいの楽しそうな声が浴場内に響き渡った。

 

 ……とはいえ、湯気が濃すぎるな。

 こちらが辛うじて唯一視認できる少女の顔も、そこに浮かんでいるせっかくの満面の笑みも湯気に遮られてほとんど確認できなかった。

 やはり、まだまだ換気システムに改善の余地があるな。ここまで見通しが悪いと足を滑らせたり、その拍子に転んだり浴槽に飛び込んでしまうかもしれない。何より少女の姿がほとんど見えない。

 オヤカタはさっそく当面の魔塔の建築計画に修正を加える事項が見つかったことに、浴場視察はとても有意義な物であったことを確信する。

 さすがに限りある資材とその配分割合を無視して最優先で『風神の社』の増築に回すようなことはしないが、それでも可能な限りの資材の捻出を試みるべきだろう。そう結論付けたところで、まずは少女の安全を確保するためにと一枚の札を取り出すとそれに念を込める。

 すると札に記されていた印字が輝きだすと、まるで自分の意志を持っているかのようにオヤカタの手を離れ、ゆっくりと上へ上へと浮かび上がる。

 オヤカタの頭上を越えたところで、空気と同化するように薄れていき、完全に見えなくなった。

 

 直後、全てを浄化するような神聖な風が浴場内を吹き抜けていき、浴場内の端から端まで余すところなく全てを見渡すことができるほど視界が開けるようになっていた。

 

「風、気持ちいいっ。オヤカタも、よく見えるようなった」

 

 突然吹き込んできた風だが、トラロープは特に寒がる様子もなくむしろ心地よかったのだろう。

 風が吹いている間も身を任せるようにずっと気持ち良さそうに目を細めていた。

 

 そして、目論見通り視界がクリアになったことにより、改めての状況確認が捗り出す。

 自分が入って来た時点では、まだトラロープは身体を洗っている最中だったのだろう。全身が泡塗れになっていた。

 

「オヤカタ、オヤカタっ。オヤカタも一緒に、お風呂、入ろっ!」

「いいぞ」

 

 気づいたら即答していた。確かに内心、今のトラロープとの信頼関係ならあわよくばとも考えていたが、まさか本当に実現するとは……。実際のところ、彼女の性格なら五分五分かそれ以上を期待していたが、本当に誘ってくれたのは嬉しい限りだ。

 そう。俺の方から強引にではなく、トラロープの方から誘ってくれたのだから、ありがたく同席させて頂くだけなのだ。決してやましい気持ちなどない。浴場視察ついでにただ一緒にお風呂に入るだけなのだから。

 

 楽しそうな笑顔を浮かべながら近づいてきた少女の全身をざっと一瞥。

 幼い左右の陰唇がしっかりと閉じられて形成されている一本スジを確認しつつも、半ば反射的に視線と意識は上の方へ引き寄せられる。

 初対面の時から感じていたことだが、小柄な割にデカい。

 年相応の背丈とあどけなく無垢な少女の顔に対して、不釣り合いなほどに自己主張をしている胸の膨らみ。

 本人にはその気はないのだろうが、普段の仕事着である虎柄のミニワンピも胸の部分だけが二回りくらいサイズがあってないのもあり、より一層その発育具合を強調してしまっていた。

 さすがにまだ巨乳とはまでは言えない双丘。そして白濁した石鹸液とその無数の泡の隙間からチラ見えする局部の淡い輝きはしっかり目に焼き付けておこう。

 

 ……間違いなくこの子は将来、巨乳の美人さんになるな。

 約束された未来といっても過言ではないだろう少女の将来に思いを馳せつつ、その肢体に見惚れていると不意に手を引かれる。

 

「オヤカタ、はやく、はやく」

 

 もしかしたらこの少女にとっては入浴も二人以上でなら楽しい遊びになるのかもしれない。

 楽しそうに振られている尻尾と可愛らしい小ぶりなお尻を追いかけながら、俺も洗い場へと向かうのだった。

 

 

 なるほど。洗い場も一考の余地ありだな。

 先に洗身中だった少女が座っていたため、多少の泡と彼女の温もりが残っていた椅子に腰を下ろし、トラロープには自分の膝の上に座ってもらった。

 洗い場のシャワーも備え付けている椅子も一つの浴場に一つしかないのだから、状況的にオヤカタである俺がトラロープを抱っこするのは当然の義務であり、何の問題もないのは確定的に明らかだ。

 確かに設備が複数あれば、その問題も解消されるかもしれないが、先ほども述べたように基本的に建姫たちは浴場には一人ずつ順番に入る傾向が極めて強いのだ。それ故に安易な増設をしていいものだろうか。という疑問が出てくる。

 単純に効率化を図ると言うなら浴場の設備を細々と増やすよりも、いっそ浴場そのものを増設してしまった方が手っ取り早いだろう。

 今回みたいに極めて極々稀に俺が視察に来て、そのまま同席させてもらうことになった場合は、今の状況と同じく俺が椅子になればいいだけの簡単な話だ。

 まぁ、小難しい事は後で考えるとしよう。

 今は――

 

「オヤカタ、洗って」

 

 俺の膝の上で首だけ俺の方を向きながら上目遣いで甘えてくる、この少女との時間を大切にしないとな。

 トラロープ改め、反射トラロープを冠する建姫である少女は、独特な光沢と滑らかさを持つ尻尾をまるで俺の腹をくすぐるように揺らしたり、腕に巻きつけたりと、可愛らしい悪戯をするようにじゃれついてきた。

 そんな少女の頭を撫でながら、小さな背中を優しく洗い始める。

 幼い少女のきめ細かい柔肌と温もりを存分に堪能しながら、背中全体を上下左右にじっくりと撫でまわし、ほっそりとした腰のラインや腰とお尻の境目を確かめるように洗っていく。

 

「んふ~。ちょっとくすぐったいけど、きもちいい」

 

 一切の疑問を持つことなく、俺の愛撫を受け入れ目を細めるトラロープ。

 彼女が気持ち良さそうに身体を揺らすたびに、膝に押し付けられる小さなお尻の感触。

 

 その感触に惑わされ、魔が差してしまったのは仕方のない事だろう。

 

 より鮮明で際どい感触を求めるように、極力さりげなく膝を動かし左右の尻肉の間に滑り込ませるようにして跨がせる。

 心なしか、先ほどまで感じていたお尻や太腿の感触よりも、ぷにぷにと柔らかく周りよりも熱を帯びているように温かな内股の感触がダイレクトに伝わってきている気がする。

 

「んっ、なんかおまた、ムズムズしてきた」

 

 そう言いながら、両足を広げしっかりと跨ると少女の方から秘所を押し当て、ゆっくりと前後に擦りつけ始めてきた。

 性知識のない無垢な少女が、突然俺の足でオナり始めてしまうという状況に思考が凍りつく。

 無自覚な少女の痴態を目の当たりにし、罪悪感とそれ以上の背徳感を得ながら呆然とその様子を見続けてしまった。

 すでに気のせいにはできない程の熱さ感じ、少女の秘所から零れ始めた粘り気のある液体が、彼女が快楽を求めて腰を前後に擦りつけるたびに、俺の太腿に塗り付けられていく。

 

「うぅ……。おまた気持ちいいけど、ムズムズ治らない」

 

 俺が動きを止め視線を向けていることにすら気づいていないのだろう。トラロープは無自覚な自慰行為に耽り、俺はそんな彼女に熱い視線を向け続けていた。

 もちろん自分の性欲を彼女にぶちまけたいという欲望もあったが、今だけは、このどこか神聖さを感じさせる少女の行為を妨げてはいけないという想いがあったのだ。

 そんな中、ついに俺の介入の機会が訪れる。

 

「がぅぅ、ん~、ムズムズ消えない」

 

 イくという感覚すら知らない少女が、イきたくともイけないもどかしさに困り果てていた。

 夢中で腰を擦り続けるも、まだまだ未熟な少女では自力でイく感覚に達することすらもできないのだろう。

 それならばと、少女の双丘に両手を伸ばし、下から支え上げるようにそっと包み込む――想像以上にぷるぷると柔らかく、弾力があった。

 

「んぅ? オヤカタ、急にどうした? おっぱいくすぐったいぞ」

 

 直前まで自慰に耽っていたのが噓のように胸への愛撫に反応を示したが、そこに性的な快楽を感じている様子は一切なく、ただくすぐったそうに笑いながら俺の悪戯を怒る少女の姿しかなかった。

 もう少し大胆に触っても良かったか?

 さすがに穢れのない無垢な少女の秘裂に指を這わせることや、処女膣に指を入れるのは、人としての最後の理性と良心で避けたものの、胸へのソフトタッチ程度では少女の性感を刺激するには不足してしまったのだろう。決して俺がヘタクソというわけではないはずだ。

 乳首を摘むくらいはしても良かったのかもしれないな。

 指がわずかに沈むくらいの力を込め、少女からの抗議を無視して夢中で優しく胸の愛撫を続けていき、指先は少しずつ双丘のそれぞれの中心部へと向かわせる。

 

「んふふ。くすぐったい。オヤカタぁ、くすぐったいー」

 

 胸を揉み抱く手から逃れるように体を揺らし、お尻と内股を擦り付ける少女。俺の理性もここが限界だった。

 最初は軽く指先で突いたり、撫でてみて乳首の刺激に対する反応と警戒心を見るつもりだったのだが、歯止めが効かずおもむろに、きゅっと摘まんでしまった。

 小さく鮮やかな薄ピンク色でちょこんと主張していたのだから仕方ない。

 

「んあぁっ……うう、お、オヤカタ、いますごい、ビリビリきた」

 

 突然全身に襲い掛かって来た未知の刺激に、ビクンと背中を仰け反らせた。

 そして、驚きのあまり自身が感じたままに俺に問いかけるように伝えてくる。

 戸惑っている本人には悪いとは思いつつも、こちらとしては少女の中の女の反応に内心かなりドキドキと興奮を感じてしまっていた。

 彼女自身は無自覚、無理解だとしても、少女の身体の方はしっかりと今の刺激を性感として受け取ったからこそ、嬌声を上げ身体も正しい反応をしてしまったのだろう。

 

「あ……っ!?」

 

 そして自身が感じた未知の感覚を必死に俺に尋ねようとしていた少女も、『身体が正しく反応』してしまった結果に気づき、俺に向けていた顔を慌てて戻すと俯かせてしまった。

 おそらく彼女は、自分が座っている俺の太腿と自分の下腹部がべっとりと濡れていることに、ようやく気づいたのだろう。

 そして乳首を摘ままれた瞬間、思わず零れ出てしまった愛液の感触。それが、いっそう俺の膝の上でお漏らしをしたという信じられない大失態をやらかしてしまったと感じていることだろう。羞恥心と俺に怒られるという怯えで全身を震わせていた。

 

 この子からすれば、あまりにも場違い筋違いの感想だというのは重々理解している。

 だが、そんな様子のトラロープの姿を見て本気で思った。

 めちゃくちゃかわいい。

 衝動のまま膝の上で蹲っている少女を抱きしめる。腕で押さえつけられて、むにゅっと形を変えるおっぱいが気持ちいい。

 

「オヤカタ、ごめんなさい……」

 

 すっかり気落ちしてしまっているが、それでも悪い事をしてしまったことを必死に謝る少女に逆にこっちの心が痛くなりそうだ。

 そもそも性知識が皆無だったためトラロープは失禁したと勘違いしているだけの話。

 より強く抱きしめ、俯いてる少女の顔の横に俺も顔を近づけて、全力で怒ってないことを伝える。実際俺にとってご褒美以外の何物でもないのだ。

 

「うぅ……、うそ。オヤカタ、ほんとはすごい怒ってる……」

 

 全くの見当違いかつ予想外の言葉に今度はこっちが困惑する番になった。

 いやまて、どうしてそうなるんだ!?

 罪悪感のあまり俺の怒りを幻想してしまっているのか?

 

「オヤカタのちんちん、すごい硬くなってる。短いシッポみたいなの、ピンってしてて、すごく怒ってる」

「――ぶっ!? げほげほ、ゴホっ」

 

 落ち込んでいるトラロープから発せられた言葉に、思い切りムセ込み噴き出しながら、心の底から反省する。

 本当の意味で粗相を働いていたのは俺の方だったようだな。確かに考えようによってはイライラしてるだろうけど、これは怒りのせいではない。

 いつの間にか腿裏で押さえつけていた肉棒が、拘束を逃れ少女のお尻に思い切り突き立てられてしまっていた。

 本音を言えば、入れたいか入れたくないか問われれば、入れたいに決まっている。

 さすがにそのままにしても、誤っていずれかの穴に挿入してしまうということはないだろうが、気落ちしている少女の誤解を解くためにも、彼女のお尻を抱え少しだけ座り直してもらい位置調整を行う。もちろん入れるためではない。

 確かに今の状況なら少女の罪悪感を利用して簡単に最後までヤれてしまうだろう。破瓜の痛みすらお仕置きとして受け入れ、耐えることを強要させることだってできてしまう。

 だが、そんな強姦紛いのことをするつもりなど毛頭ない。嫌がる子を無理やり犯すことは絶対にしない。嫌がらなければ早熟だろうと遠慮なく抱かせてもらうがな。

 

「うぅ、短いの、膨らんでビンビン、熱い」

 

 割れ目からはわずかに横にずれ、太腿の付け根付近からにょっきりと出て来た男性器を見て、変わらず少女は俺が怒っていると思い込んでしまっている。

 ……ていうか、お願いだからあまり短いとか言わないでくれないかな? 

 とりあえず一度仕切り直すか。いつまでもこの子の悲しんでる顔なんて見たくないしな。トラロープという由来のためか、人一倍警戒心の強かった少女が、ここまで心を開いて天真爛漫な笑顔を見せてくれるようになったのだ。せめて彼女のナワバリの中でくらいはずっとこの子の色んな笑顔を見せて欲しい。

 

 二度、三度と互いの下半身にお湯を掛けながら、彼女の粗相の跡を綺麗に消していく。

 自分の太腿についたネバつき感が取れたことに、内心もったいなさを感じつつ、続いてトラロープの秘所へと手を伸ばすと、

 

「オヤカタっ、そこ汚い、トラ、自分で洗うっ」

 

 女としての本能がそこを男に触れられるのを拒んだのか、純粋に汚れた場所を俺に洗わせたくなかったのか、理由はわからないが、伸ばされた俺の手を遮るように慌てて自分の両手を秘所に押し当ててしまった。

 

「うぅ……ベトベト、気持ちわるい」

 

 ――が、手のひらにべっとりと付いてしまった自分の粘液に思わず顔を顰めてしまう。

 例え自分の責任だと自覚していても、自分が出してしまった汚れだからこそ、より強い不快感があったのかもしれない。

 ならば、やはり俺が代わりにしてあげるべきだろう。

 合法的にトラロープのおまんこを撫で回……綺麗に洗い流してあげる権利を得た俺は、嬉々としてそれを行使する。

 

「オヤカタ、ごめんなさい。トラ、自分でしないとダメなのに」

 

 気にするなと笑い掛けながらも、俺の全神経は指先に集中されていた。

 小さなスリットを丁寧になぞり、早熟している胸部よりも薄いながらも、ふにふにしている柔らかな陰唇の感触を味わいながらお湯をかけ、少女が漏らしてしまった淫液を洗い流していく。

 万が一にも彼女の処女膜を傷つけてしまうわけにはいかないと必死に自分に言い聞かせ、指を入れることだけは我慢。

 しかし、再び事件は起きてしまう。

 

「………………んっ」

 

 ぷにぷにすべすべを味わっていると、不意にコリっとした感触が指先に伝わってくるのと同時に、少女の身体がぴくんと反応し、艶っぽい声を上げる。

 偶然、俺の指が少女の最も敏感な部分を刺激してしまったのだと気づく。

 その瞬間、今度は俺が決壊した。

 

「うわぁっ!? オヤカタもお漏らししたっ!?」

 

 自分の内股で怒ったようにそそり立っていた肉棒が、突然勢いよく白濁液を発射する光景に驚きの声を上げる。

 そんな少女の声を耳に俺は心底後悔していた。

 幸い発射した精液のほとんどが虚空へと放たれたものの、飛沫や残滓はしっかりと彼女の太腿から膝へと降り注ぎ白く穢してしまっていた。

 やらかしてしまった……。

 自分の体液で俺を汚してしまったと落ち込んでいた少女相手からすれば完全にやり返されたと思われても仕方がない。

 せっかくここまで彼女のナワバリの中に入ることを許されていたというのに、追い出されるどころか二度と入ることすらできなくなってしまうかもしれない。

 俺の手を取り楽しそうに遊びに誘ってくれる少女の笑顔を二度と見れなくなってしまう恐怖の前に、俺はポツリと小さく彼女に謝ることしかできなかった。

 まもなく訪れるであろうトラロープの激昂という俺たちの関係の終焉をただただ来ないでくれと否定するように願い続けていると、

 

「にゅふふ。オヤカタと、トラ、これで、オアイコ」

 

 自分の細い太腿を伝いながら流れ落ちている白濁液を見ながら、とても楽しそうな顔でそんなことを言う彼女の反応は完全に俺の予想を裏切るものだった。

 許してくれるのか? という、疑心暗鬼に満ちた俺の問いかけにも、

 

「オヤカタ、トラ、許してくれた。それにおまた、綺麗にしてくれた。だからトラも、気にしないっ」

 

 にこりと輝かんばかりの笑顔が俺に向けられ、彼女の本心からの言葉なのだろうと確信できた。

 もしかしたら失敗した同士で対等な立場になったと思っているのかもしれないな。

 暴発したせいで不完全燃焼感はあるが、今回はここまでにしておくか。

 身体撫でまわしても嫌がられないのがわかっただけでも十分な収穫だったし。あとで感触思い出しながら一人でスるか。

 俺が、そんな男の欲望塗れの思考をしていることに気づくこともなく、無知な少女がとんでもないことを口走ってしまった。

 

「オヤカタのちんちんも、トラがあらってあげるっ」

 

 とても魅力的な提案だがそれはダメだ。

 そういうプレイはまずはトラロープが然るべき性教育を受けてからだ。

 その上でシてくれるというのなら、是非ともお願いしたいくらいだが、何も知らない少女が自らの手で穢れてしまうことは極力避けたい。

 男の膝でオナったり、乳首やクリトリス弄られて軽くイかされた? ……知らんな。

 そんな身勝手な都合で曖昧なまま彼女の提案を辞退しようとしたのだが、

 

「オヤカタ、ダメ。そこ、交尾する大事な場所、キレイしない、ダメ」

 

 逃がさないと言わんばかりにぎゅっと握られてしまった。

 バッサリと拒否されてしまった。それなら仕方ないな………………って待て。さすがに今のは聞き捨てならないぞ。なんで『そんなことを知っている』

 事と次第じゃ、ただじゃ済まさないぞ。

 もちろん目の前の少女ではなく、彼女にそれを教えた存在をだ。

 

「ん? トラ、変なこと言った? トラのおかーさん、ここ交尾に使うから、いつも綺麗にしてないとダメって教えてくれた」

 

 驚愕の表情を見せた俺を見て不思議そうに首を傾げながら、補足説明してくれたその内容に心底安堵する。

 良かった。経験してしまったわけではなく、彼女の母親が、自分たちの価値観や倫理観に基づいた性教育を行っていたが故の知識だったのだろう。

 それならせっかくだしと、彼女が母親から教わった内容を尋ねてみる。それらを理解して上手く誘導すれば、双方の合意の下で俺たちは交尾ができるかもしれないのだ。知っておいて損はないだろう。

 

「んにゅ? トラもよくわかんない。トラのナワバリ入って来たオスで、交尾の仕方わかってる奴で、トラも交尾したい思ったら、教えてもらえって言ってた」

 

 なかなかにアバウトだった。いや、ある意味自然の摂理か。次の世代に新たな生命を繋ぎ育むのに小難しいことを考えるよりも自然の流れや本能のままに行動した方が一番確実という考えなのだろう。

 まぁ、何にしてもこの子を早い内に保護できて本当に良かった。それだけは間違いない。

 

「オヤカタは知ってる?」

 

 準備万端になっている男の肉棒を掴みながら、俺が方法を知っていることを期待しているような眼差しを向けながら訪ねてくる純粋無垢な少女。

 

 よし、食べよう。

 今このタイミングでトラロープが俺に抱かれるのはもはや運命だったのだと確信し、行動に移すことを決意した。

 

 

 さすがに他の建姫たちも利用するこの浴場でおっぱじめるわけにもいかない。

 何よりせっかくの初体験。トラロープ自身はあまり気にしてなさそうだが、それなりの環境を整えた上で迎えさせてあげたい。

 軽く互いの身を清めた後に仲良く入浴。その間も初めての交尾を楽しみにしている少女が仕切に俺に身を寄せてじゃれつく様に甘えてくる。

 そして俺がこの子の身体に興味津々だったのと同様に、少女の方も俺の肉棒に興味を示していた。

 俺の「頼むから乱暴には扱わないでくれ」という懇願と言う名の約束もしっかりと守りながら、不思議そうに撫でたり顔を近づけてマジマジと観察しては、自分のシッポと見比べる。

 そして彼女の口から出てくる散々な酷評に俺の心が深く傷つけられたのは言うまでもない。

 行為が終わった後にはトラロープに絶対に太くて大きいと理解させてやる。

 

 しきりに交尾、交尾と連呼してくる少女とそれに反応する愚息を宥めながら、浴場から脱衣場へと向かう。

 長椅子にタオルを敷いて、それを簡易的なベッド代わりに。彼女にはそこで仰向けに寝てもらおうと思ったのだが……。

 

「うぅ~。オヤカタ好きだけど、そのカッコウするの、好きじゃない」

 

 わかってはいたさ。

 彼女からすれば当然の反応だろう。だけど、少しだけ寂しさを感じてしまっていた。

 相手に腹を見せるという所謂『服従のポーズ』になることを求められると、途端に難しい顔になってしまった。

 野生の本能と言うべきか、やはり純粋な強さという点に限っては建姫である彼女と、ただの魔導錬築師に過ぎない俺ではまるで話にならない程の差があるだろう。

 

「……でも、オヤカタ、すごく優しいし、一緒にいて楽しい。それに仲間いっぱい。トラより強くないけど、弱くないっ」

 

 ……え?

 不意に続けられた言葉に呆然としている間も、トラロープはそのままベッドに寝そべると、くるりと天井を仰ぐように寝転がる。

 

「だから、特別。トラ、オヤカタになら、お腹みせていい」

 

 そのまま手足を曲げ、腹部を見せるという完璧な服従の姿勢となり、俺に全てを晒してくれたのだった。

 

 すまない。俺は心の中で全力でトラロープに土下座した。

 確かにすべすべして、触り心地も良さそうな白いお腹もひじょうに魅力的だが、その……下の方が……。

 両足を左右に開かれていることで、ぷっくりとした陰唇もスジも全て丸見えに。お尻の方も見えちゃってるし……。

 小さな窪みのおへそよりも、もっと大事な場所をすごい体勢で雄に晒してしまっているのだ。

 俺に交尾を教えて欲しいと望んでいた少女が、もはや服従どころか何も知らずにおねだりポーズをしてしまっていた。

 

「オヤカタ。はやく交尾して」

 

 今すぐ衝動のままに襲い掛かって、めちゃくちゃに犯してやりたかった。

 

 ――が、それは絶対に失敗する。何故なら、単純な身体能力の差に天と地ほどの差があるからだ。

 仮にできたとしてもせいぜい膜を少し傷つける程度だろう。そしてその瞬間、間違いなくトラロープの手加減なしの全力の反撃を食らい俺は最悪死ぬ。

 事前知識の有無が俺の生死を分けかねないこの状況で、少しでも彼女に悪感情を抱かせてはいけないのだ。

 交尾を知らずに、それを求める少女相手に交尾を大好きになってもらう。これが今の俺が俺自身に課した緊急任務。

 それを完遂すべく俺はミッションを開始した。

 

 トラロープの開かれた両足の間に腰を下ろすと、そのまま小さな身体に覆い被さるように抱きしめ身体を密着させる。

 

「オヤカタ……んふふ、ちょっとくすぐったいっ」

 

 じゃれ合いの様に感じているのか、楽しそうにそれを受け入れ、彼女の方からも両腕を俺の背中に回し、柔らかな身体を擦り付けてくれる。

 ガチガチに勃起した肉棒が少女のお腹や内股に惜しげもなく押し付けられ、温かく幸せな感触に包まれ、いっそう硬さと熱さを増していく。

 

「オヤカタのちんちん、温かくて、ゴツゴツしてきた。……んぅ? なんかヌルヌルしてきてる? オヤカタ、またお漏らしした?」

 

 さて、そろそろ頃合いだろう。さすがに何度も発射して早漏暴発野郎と思われたくもないし。

 少しずつ男女の営みについてを語ってやる。

 

「トラのおまたの穴に、オヤカタのちんちんを入れるのが交尾? オヤカタの短いの、ちゃんと入る?」

 

 おい。そういうのは自分の小さい穴見てから言えや。

 一瞬そんな言葉を口走りそうになったが必死に我慢。ここで怒ったらせっかくのチャンスが遠のいてしまうのだと自分に言い聞かせる。

 話題を変える目的もあるが、彼女が勘違いしてる俺たちの失敗についてもしっかりと訂正してやる。

 

「んぅ? トラたちお漏らしじゃなかったの? おまたが濡れてると交尾しやすくなるから? ……うんうん。えっ? んふふ、オヤカタもトラと交尾したくなったから、びゅって出しちゃったんだー」

 

 交尾したい同士、いわば俺たちが相思相愛だったと知ったことに嬉しそうに満面の笑みを浮かべる。

 嬉しさのあまり熱い抱擁もより強くなり、むにゅっとさらに強く押し付けられる双丘の感触が、俺をさらに興奮させた。

 彼女の笑顔に引き寄せられるように唇を重ねる。瑞々しく温かい感触を感じた後に唇を離したが、少女は変わらずに笑顔のままだった。

 

「えへへ。オヤカタ、チューした。トラもチューするっ」

 

 惜しげもなく少女の大切な唇を何度も何度も捧げてくれることに喜びを感じながら、この子の初体験は俺にとっても幸せな思い出となってくれることを確信する。

 何度となく互いに唇を重ね合させ続けながら、少女の双丘に両手を当て優しく撫でる。

 くすぐったそうに身をよじり俺の手から逃れようとしていたが、次第に慣れ始めて来たのか大人しくそのまま胸の愛撫を受け入れ始めた。

 少しずつ手のひら全体に力を込めて、強めのハリと弾力を持っている胸を夢中で揉み続けていたところで、そろそろ頃合いかと新たな刺激を加えようと、薄ピンクの頂点に狙いを定める。

 先ほど風呂場で衝動的に摘まんでしまった時とは違い、優しく指先で先端部を撫で回したり、指の腹を擦り付けていく。

 

「んぁ……オヤカタ、おっぱいのさきっぽ、変な感じする」

「嫌か?」

「……んーん。変な感じするけど、イヤじゃない、ちょっと気持ちいいっ」

 

 言いながらトラロープの方からも胸を突き出すようにして、ツンツンに硬くなり始めた乳首を押し付け始める。

 反応は上々。初めての刺激に戸惑ながらも、少しずつ快感になってきているのだろう。もう一押しだ。

 そう思った瞬間、俺はトラロープにしがみつくように抱き着かれた。彼女の手足は俺の背中や腰に回されがっしりと俺をホールドしている。

 必然的に強く密着する互いの身体。下腹部に、ぐにゃりと極上の柔らかさと熱さと湿り気のある感触が押し付けられた。

 胸の愛撫が彼女の下半身の疼きへと繋がったのだろうか、再び自分の秘所への刺激を求めて俺の身体に擦りつけ始めたのだ。

 しかも今度は膝や内股ではなく、ガチガチに勃起した陰茎に当たってしまっているため、もはやマンズリや素股と変わりない行為になってしまっていた。

 

 ……ダメだ。出そう。

 いや、出すのはせめて、入れられるかちゃんと確認してからだ。と込み上げてくる射精感に必死に抗う。

 

「うぅ……おまた熱くて、ムズムズ、すごい……」

 

 性に目覚めたばかりの少女が、拙く未熟な腰使いで湧き上がり続ける性欲を発散しようと自慰行為を始め出す。

 その様子に俺は慌てて彼女に『もっと気持ちよくなる方法』を教えることを条件に一度離れるように言うと、しぶしぶながらも俺の拘束を緩めてくれた。

 

 離れたくないのは俺も同じだが、離れないと俺がヤバかった。

 今のトラロープはイキたくてもイけない状況のまま、何度も何度も俺の肉棒を扱き続けてしまう。

 素股のどさくさに上手く位置をずらして挿入を狙おうにも、俺の身体はがっしりと拘束され、互いの身体の主導権は完全にトラロープに奪われてしまっている。

 槍の角度を変えることもできず、そもそも穂先が完全に見当違いの方を向いてしまっている以上、膣穴に突き立てることも不可能という完全に生殺し状態。

 

 ガチガチに反り返っている陰茎の根元から中ほどまでの裏筋に、ぷにぷにの柔らかマンコが押し付けられ、執拗に扱きたてられる。

 俺とトラロープのカウパー液と愛液が混ざり合ったものが潤滑油となり、熱くヌメるその感触が、まるでまだ知らないトラロープの膣内にいるような錯覚を感じさせるほどだった。

 それなのにトラロープはいつまでも自分がイけないという、ほぼ永久機関に等しい状態で無限に俺を攻め立ててくるのだ。

 あのまま快楽の波に流されてしまったら、はっきり言って何回イかされるか、わかったものではない。

 

「オヤカタっ、はやく教えてっ。トラ、がまんできないっ。変になっちゃうっ」

 

 しっとりと濡れた割れ目を突き出し、俺に疼きを止めて欲しいと懇願する。

 まだ自分の手で触って弄るという発想すらできないくらいにこの子は無垢な存在なのだ。

 そんな少女の性を刺激し暴走させてしまった以上、しっかり責任を取らなくてはな。 

 

「……んっ」 

 

 俺のまかせろ。という言葉にトラロープは頷くと、どこか期待と不安の入り混じった瞳で俺の行動を待つ。

 小さな陰唇を優しく左右に広げると、濡れて充血した薄ピンクの秘肉が露わになる。男も性も知らない膣口はわずかに開き始めてはいたものの、まだまだ狭く小さな穴だった。

 

「うぅ……オヤカタ、なんかムネもドキドキしてきた。オシッコしたくなのに、もっとお漏らししそう……」

 

 交尾するためなのだから、いっぱい出した方がいいとは言ってるのだが、やはりまだ抵抗感があるのだろう。

 とりあえず、既成事実作っちまうか。

 

「試しに入れてみるか」

「うん」

 

 概ね予想通り俺の提案に即答してしまったが、もちろん本気で入れるつもりはない。そもそも入るわけがないし。

 できるできないではなく、『今後のため』ヤろうとしたという証が必要なのだ。

 片手で少女の割れ目を開き、もう片方の手で自身の陰茎を掴み、狙いを定める。

 そして、ゆっくりと膣口に亀頭を宛がった。

 

「う……うぅ……オヤカタのちんちん、入らない……」

 

 そもそもサイズが合っていないのだから当然だろう。

 確かにトラロープのおっぱいは早熟だが、マンコの方は小柄な体型で見た目通り年相応のサイズで、しかも処女膜がさらに膣口を狭めてしまっているのだ。到底入るわけがない。

 試しに狭い膣口に、ぐっと押し込む。

 トラロープが自身の処女膜をぐいぐいと押し広げられる痛みを伴いながら、強引に膣内に押し入ろうとしてくる陰茎に苦悶と不安が混ざった表情を見せ始めたところで止めてやる。

 俺が力を緩めたことで安堵したのだろう。どこかほっとした表情を見せながら、無意識に自分の下腹部の方へと視線を移していた。

 怖い思いをさせてしまったかもしれないが、当然膜を傷つけてはいない。

 なんにせよ。これで俺の肉棒が決して小さくも短いわけでもないことを理解しただろう。

 

「トラ、オヤカタと交尾したいのに……できない」

 

 結果的にトラロープにとっては少しばかり深刻な問題が発生したわけだが。

 

「うぅぅぅ……オヤカタ、ごめん。ちんちん、入らない……。オヤカタ、トラ嫌い、なる?」

 

 目に涙を浮かべながら、絶対にあり得ないことを心配そうに聞いてくるトラロープに、そんなわけないだろと頭を優しく撫でてやる。

 実際、先ほど互いの性器を接触させた時点で、俺がトラロープの処女をもらったと言っても過言ではない。

 膜が残っているから、まだ処女だと言うのならば、それはもはや俺にとってはまだ処女だ。ということになるだろう。

 ただ単に今は本番ができないだけであって、それ以外のプレイならいくらでもこの子は受け入れてくれる。

 この子が求めて来た交尾という『生殖行為』ができずとも、それに類似した『性的な行為』ならばいくらでも可能なのだ。

 

 ……まぁ、トラロープに交尾以外はダメ。って言われたら今度は俺が泣く番だが。

 

 とりあえず、交尾の練習という名目でプレイの続行を懇願する。もちろん痛い事はしないという約束をした上で。

 

「……うんっ! トラ、いっぱい練習するっ。オヤカタっ、トラ、どうすればいいっ。なにすればいいっ」

 

 驚くくらい前のめり気味に必死な様子で訊ねてきた。

 俺からすれば些細なことだと思っていたのだが、彼女からすれば交尾ができないことは、俺の想像以上にショックなことだったのだと気づき少しばかり反省。

 

 気持ちを切り替えていくか。

 脱衣場に設置してるドリンクケースからエーテルを一本取り出す。

 

「うにゅ? トラ、飲んでいいの?」

 

 不意に差し出されたそれを見て不思議そうに首を傾げた少女に、二人で飲むつもりで開けたんだと言うと、ぱっと表情を綻ばせ、さっそく口をつけ始めた。

 

「えへ~。これ、うまいっ。オヤカタも、飲んで」

 

 一口飲んで上機嫌になった少女が、俺にもと勧めてくれた。

 二人で仲良く交互に飲み合うエーテルの味はいつもよりも格別だった。

 ちなみに一本全て一人で飲んでしまうと、この子が完全に寝落ちしてしまうから、という理由もあったりする。

 

「んにゅ~。からだ、ふわふわ、ぽかぽか、してきた~」

 

 味わいながら飲み終わる頃には、気分の高揚と程よい酩酊感というベストコンディションになっていた。

 顔や全身がうっすら赤みが差していて………………なんていうか、エロいな。

 無垢な少女の可愛らしさの中に女の艶っぽさが一気に引き上げられていた。

 

 目を潤ませながらとろんとしている。俺の言葉を待ちつつも、どこかぽーっとした様子で、放っておくと裸のまま眠ってしまいそうな少女に、再開を告げる。

 陰唇を左右に開き、膜を傷つけないよう注意しながら愛液を溢れさせている膣口に一本だけ指を入れる。

 おそらく初めてそこに侵入してきたであろう異物を、思ったよりもすんなりと受け入れ飲み込み始めた。

 

「おまたの中、入ってきた。なんかヘンな感じ」

 

 異物を締め付けたり、追い出そうとするというよりは、何が入って来たのかを確かめるような感じに指を締め付けてくる。

 熱くヌルヌルしていて、柔らかくも狭くプリプリした弾力の未成熟な膣肉。

 じっくり、ゆっくりと解してやろう。時間はたっぷりとあるのだから。

 指を前後に動かし、優しく指全体を膣襞に押し付けるように擦りつける。

 

「……んぅ、おまた、むずむず? ううん、くすぐったい? オヤカタ、トラ、わかんないけど、おまた変だよぉ……」

 

 腰をくねらせるが、指から逃げようとしてるわけでもなく、初めての未知の刺激にどうすればいいのかがわからなく戸惑っているのだろう。

 それが交尾したいっていう気持ちだ。

 そう伝えながら、少女に口付けをする。

 エーテルと少女の甘い唾液が混じった極上の蜜を求めて柔らかい唇を舐めると、少女の方もそれを真似てきた。

 

「えへへ。えーてると、オヤカタの味する。とってもうまいっ」

 

 その言い方だと俺が食われそうだな。なら先に食ってやる。

 トラロープの小柄な体型の中で特に発育著しい部位に狙いを定める。

 ツンと上を向いている薄ピンク色の小さな乳首に吸い付く。

 

「ひゃうっ!? オヤカタっ、トラ、おっぱいでないっ。でないーっ」

 

 出るか出ないではない。そこにおっぱいがあるからしゃぶりつくんだ。――という言葉は心の中に秘める。

 代わりに一度乳首から口を離し、おっぱい吸われるの気持ちいいだろ。と聞いてやる。

 

「……んん? トラ、わかんない」

 

 初めて感じる未知の刺激ばかりで戸惑っているであろう少女に、優しく教えてやる。

 

「トラのからだ、気持ち良すぎて、びっくりしちゃってる? だから、からだ、ビリビリしたり、ムズムズしちゃってるの?」

 

 俺が教えたことを、確かめるように尋ねてくる少女の言葉に首肯する。

 そして、それじゃもう一回するぞと再び少女の小さな乳首を口に含む優しく吸い付く。効果は覿面だったようだ。

 

「んっ……あ、あぁ……び、ビリビリ、気持ち、いい……」

 

 俺の頭に両手を回し抱き寄せるように、俺の顔にぎゅっと胸を押し付けてくる。

 身体を弓なりに反らし、腰を突き出し俺の指をより深く飲み込もうとしてくる蜜壷に俺の方からも突き入れてやる。

 

「うぁぁっ……あぅ、お、オヤカタっ、オヤカタぁ……」

 

 絶頂が近いのだろう。膣内の締まりが更に強くなってきた。

 トロトロの愛液をどんどんと滲み出しながら、熱い膣内が活発に蠢き、咥え込んでいる俺の指を離さない。

 小さな膣穴が加えこんでいる指は優しく丁寧に膣襞を撫で続け、反対の手はぷっくり膨らんでいるクリトリスに指を這わせていく。

 少女の身体が腰を中心に痙攣するようにビクビクと細かく跳ねる。

 

「――っ!!」

 

 トラロープが一瞬の甲高い悲鳴のような嬌声をあげながら、びくんと全身が大きく跳ねると、そのまま力尽きたようにくたりと脱力した。

 

 全身がすっかり弛緩し切っている様子からイかせてあげることができたことに達成感と満足感を覚える。

 さて、このまま初めての絶頂で軽く放心状態になってしまっているであろう少女の胸に顔を埋めたままでいたいという欲望もあるが……。

 俺の下半身事情はそうも言ってはいられない。

 いい加減生殺し状態を解放しないと気が狂いそうだ。

 

 俺の唾液塗れになっている少女の胸から顔を上げると、想像以上にすごいことになっていた。

 

「ふにゃぁぁぁ~」

 

 今まで見たことがないくらい緩み切った表情をしたトラロープの姿がそこにあった。

 半開きになった口の端からよだれが零れてしまっていて、目もどこか虚ろで焦点があっていない。

 本当に頭が真っ白になってしまっているのだろう。

 少しばかりやり過ぎてしまったかと反省もしつつも、彼女のこんな姿をいつまでも見続けてしまっていると歯止めが効かなくなりそうだった。

 

 トラロープの膣内に深々と咥え込まれてしまった指を優しく引き抜くと、その形に膣穴が開いたままになっている。

 無事破瓜させることなく少し膣穴を開かせてあげることもできたようだ。

 

 確認が終わったところで俺はおもむろに彼女の愛液に塗れた自らの手で愚息を扱き始める。

 すでに暴発寸前のところまで来ていたソレがイくのはあっと言う間だった。

 そしてマーキングの意味を込めて、トラロープの割れ目めがけて思い切り白濁液をぶっかける。

 

 近い内に絶対最後までヤってやるからな。

 実際その日はそれ程待たずしてやってくることだろう予感を抱きつつ、行為後の余韻と温もりを求めるように目の前の少女と熱い抱擁を求めるのだった。

 

 その後、俺はいくらか体力が回復したトラロープに怒られた。

 

「うぅ~、オヤカタ、トラにおしっこかけたっ」

 

 どうやら絶頂後もぼんやりと夢み心地気分で、俺の行動を見ていたらしい。

 そして、俺が自分の肉棒を弄っていると、不意に熱いものが股間にかけられたことにも気づいていたようだ。

 俺との抱擁を堪能した後に自分の下腹部を確認し、最初に俺がぶちまけてしまった白濁液と同じものがべっとりと付着していたことに気づき、そこからご立腹になってしまったのだ。

 

 何度おしっこじゃないと説明しても聞き入れてもらえず、結局再び二人で向かった風呂場で俺が丁寧に洗ってやることでようやく機嫌を直し事なきを得るのだった。

 

 

 なお後日、数日かけて同様の行為を何度も繰り返し行った末にトラロープは無事姦通を迎える。

 そのお祝いにと溜め込んでいた数日分のものを思い切り膣内に出したら、噛みつかれたのは言うまでもない。

 

 現在は行為が終わった後に俺が丁寧に洗い流してやることを条件に、すごく嫌そうな顔をしながらも中に出すことを許してくれている。

 やはりまだトラロープに交尾は少し早かったのかもしれない。

 そう思いながら、今日も俺は彼女の膣穴から自分の精液を掻き出しながら洗ってやるのだった。

 

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