「どうしてそんな恰好を?」
「あ、あぅ……。こ、これはポンチ師匠とお姉ちゃん達が用意してくれたもので……」
たまたま二人きりになったタイミングで目の前の少女に対してそんな疑問を抱くのも当然のことだろう。
彼女は今、控えめに言ってかなり刺激的な恰好をしていた。
しかし、彼女にとってはそれを聞かれる事自体がマズい事だったのだろうと、どこか気まずそうな表情を浮かべた事から察する。
少女の名前は鑿。
忍びを生業としている長女の鉋と次女の錐という二人の姉がいて、自身も姉達や師であるポンチから早く一人前と認めてもらえる事を目標に日夜励んでいる三姉妹の末妹。
いつもの忍び装束を脱ぎ、且つ同じく忍びの身内が用意した装いを身に纏っているという事は、おそらくそういう事なのだろう。
「それじゃあ聞かない方がいいか」
「ご、ごめんなさい。ど、どうかポンチ師匠やお姉ちゃん達にも私がバレちゃった事は内緒にして欲しいです」
「わかってるよ」
優しく微笑みかけながら、これ以上問い詰める事はしないという意志を伝えると、鑿ちゃんもどこか申し訳なさそうにしながらも微笑み返してくれた。
だから例え少女の現在の装いがチーズを素材にしたスリングショット水着であったとしても、気にせずに普段通り接してあげる事を心に決めた。
申し訳程度に耳付きフードやマフラー等と言った細々とした服飾品も身に着けているが、下手に動くと色々と『ぽろり』してしまう事を期待……もとい心配してしまう程に危ない恰好であることは変わらない。
ある意味、人によっては裸よりも恥ずかしい恰好に値する様な気もするが、鑿ちゃんにとっては裸見られることの方が恥ずかしいのだろう。
浴場視察をしていた時に偶然、ちょうど入浴中だった彼女とばったり遭遇してしまったことがあり、その時に彼女を酷く狼狽させてしまった事は記憶に新しい。
まだ幼い少女が裸を見られてしまったと涙目になりながら、必死に忘れて欲しいと懇願してきた姿には、さすがに罪悪感を抱かずにはいられなかった。
だから望み通りその時の記憶は極力忘れる様に務め、代わりに彼女がうっかりエーテルを飲み過ぎてしまった時の姿を思い返す。
『お色気の術』の練習といいながら、いっちょ前に忍び装束の前をはだけて、自分を誘惑しようとしてきた時の姿を。
かなり盛大に胸元を広げてしまっていたのだが、小柄な体型に年相応の膨らみ始めたばかりのソレは残念ながら、まだまだ未成熟という判断を下さざるを得なかった。
……あの頃の姿と比べると、また少し成長しただろうか?
心なしか、すらりと四肢が伸びたり、女性らしい丸みや膨らみが微増してきている様な気がしないでもないが、いまいち確証が得られない。
普段の忍び装束に包まれている見慣れた彼女の姿と、目の前のボディラインが強調されている裸に等しい今の姿では、心なしか後者の方を贔屓目に見てしまう傾向があるような気がする。
しかしながら、人間基準で建姫を計る事はできないものの、身体的な成長の様なものが確認された例もいくつかある。
ならば尊敬している姉達の様に成長する事を、その小さな胸に抱いてる無垢な少女の願望を叶えるために協力する事も吝かではない。
そうだ。せっかくだし彼女の『お色気の術』に掛かってしまった事にしよう。
話が終わり、再び買い物の続きしようと鑿がくるりと背を向けると、
「――ひゃあぁぁうぅぅぅんっ!?」
そのあまりにも開放的で無防備な後姿を眼前に曝されて、衝動的に背後から鑿ちゃんを抱きすくめてしまった。
「お、オヤカタさまぁっ!? きゅ、急に何をっ!?」
「いや、鑿ちゃんが可愛くてつい」
「ついってなんですかーっ。あ、あぅぅ……。きゅ、急に抱き着いちゃダメですよぅ……」
最初こそ突然の事態に可愛い悲鳴を上げたものの、恥ずかしそうにこちらの行為を窘めるだけで、強く抵抗する事なく腕に収まってくれている。
目論見通り抱き着くだけに留めたのが功を奏したのだろう。
さすがにいきなり全身をまさぐったり、揉んだりといった行為に発展していたら、間違いなく全力で振り払われ、そのまま逃亡され、最悪御用となっていたであろうことは想像に難くない。
「もしかして『お色気の術』使った?」
「使ってませんよぅ」
すっと呆けた言葉すらも気づかずに真に受けて真剣に答えてしまう鑿ちゃん。
恥ずかしそうにしている彼女に一層愛らしさを感じてしまい、もう少しだけからかってみたくなってしまった。
「ほんとに?」
「本当ですよぅっ。うぅ……それに、前に試しにやってみた時だって、オヤカタ様ぜんぜん効いてなかったじゃないですかっ」
どうやら彼女の女としてのプライドを多少ばかり傷つけてしまっていたようだと気づき心の中で反省する。
だが、あれは状況が状況だけに仕方ない。
俺の反応が芳しくなかった事で残念そうにしている鑿ちゃんに「まだ早かったわね」と優しくフォローしている鉋ちゃんや錐ちゃんの目が笑っていなかったのだから。
冗談でも効いたなんて口走ったりでもしたら、即座に全身の皮を剥がれ穿たれていてもおかしくなかったのだ。
お詫びと言ってはなんだが、幸い今は二人きり。傷つけてしまった彼女の女のプライドを存分に刺激し回復してあげよう。
「まぁ術を使ってても使ってなくても鑿ちゃんは可愛いからね」
「はわっ!? あぅぅ、ほ、ほめてもらえるのは嬉しいですけど、はずかしいですよぉ~」
「今日の衣装もとても大人っぽくて、俺もドキドキしちゃってるし」
「あぅぅぅぅ~。うぅ、うぅ~。お、オヤカタさまぁ~、ほめ過ぎですよぅ……」
ほめ殺しにされて真っ赤に染まった顔を両手で抑えながら、腕の中で悶えている姿を見ているだけで、こっちも嬉しい気持ちになってくる。
実際こっちも鑿ちゃんに対して伝えた言葉はお世辞ではなく本心だ。
初対面の時は確かに少し子供過ぎるかなという印象を抱いていたのは事実だが、付き合いが長くなってきて成長を感じ始めた今ならば抱ける。
限りなく全裸に近い半裸と言っても差し支えない状態の美少女の背中越しに伝わる素肌の温もり。幼女特有の高めの体温に加え、照れているのもあってか、普段よりもさらに温かさを感じる。
ぷりぷりというよりは、ぷにぷにの小さく柔らかな生尻が、ちょうどこちらの下腹部に当たって……絶妙な刺激に拠る突貫改良工事が始まりつつあった。
「んぅ、え、えっと……オヤカタさま? そろそろ行きませんか?」
一瞬雄の生理現象に気づかれたかと思ったが、どうやら違ったようで心底安堵する。
いや、むしろ裸を見られる事への羞恥心はあっても、そもそもそこまで核心的な行為についてはまだ無知な可能性も十分に有り得る。
確かに『お色気の術』を使うなら誘惑からそのまま睦言まで流れた方が、相手を仕留めるにせよ篭絡させるにせよその成功率は格段に向上するだろう。
しかし、妹を溺愛しているあの二人が必要以上の知識を与えようとするとはとても考えられない。
「あぅ、お、オヤカタさまぁ~。お買い物終わっちゃいますよぅ。私まだ欲しい物がいっぱいあるんですよぉ……」
逸る気持ちを抑え、今もなお大人しく腕の中に居続けながらも、解放して欲しいと懇願してくる。
一緒に来た他の子ども達がせっせと保護者の監査の目を潜り抜け欲しい物をカゴに入れようとしているのだから、自分も早くそこに加わりたいと思っていても仕方がないことだ。
こちらとしても別に意地悪するつもりもないのだから、解放してあげるべきなのだろう。
だけど、せっかく手に入れたこの柔らかな温もりを手放すのも少々……どころではなく、かなり惜しい。
だから……。
「それなら『お色気の術』の特訓をしようか」
「と、特訓でしたら、後でちゃんとやりますから……」
「今、俺に術を掛ける事ができたら、欲しい物を買ってもらえるかもしれないよ?」
「――んぅっ!? う、うぅ……あうぅぅぅ、わ、わかりました。や、やりますっ」
反則技。禁じ手という自覚はある。
俺にこんな事を言われたら、やらないという選択肢はないのだ。
「い、いきます、ね? あ、あぁん……からだ、あつくなってきちゃいましたよぉ~……?」
「続けて」
「あ、はい。……。え、えっと……。お、オヤカタさ、さまぁ。私のドキドキ止めてくださいよぅ……? ど、どうでしょうか?」
「もうちょっと言葉だけじゃなくて体も使って誘惑してみた方がいいんじゃないかな?」
「か、体を、ですか?」
俺の助言に鑿ちゃんは目線を落とし自身の身体を一瞥したが、あるのは未成熟なお子様体型。
鉋ちゃんは当然として、ちょうど成長期に入った錐ちゃんにも遠く及ばない。
ポンチちゃんとなら……まぁ、止めておこう。どんぐりの背比べ、五十歩百歩でしかないのは本人もわかっているだろうから、慰めにはならない。
「あぅ、で、でも私、お姉ちゃん達よりも胸ちっちゃいです……」
案の定自信無さげな返事が返ってきたが、別に慰めの言葉を掛ける気は微塵もなかった。
そもそも慰める必要など一切ないとさえ感じているからだ。
肩越しに覗き込むようにして確認した『それ』は確かに『小さく』はあるが、決して『無』ではないのだ。
「触ると大きくなるって言うけど、どうする?」
「ふぇっ!? さ、さわ……っ、お、オヤカタ様がですかぁっ!?」
当然のセクハラ発言にさすがに鑿ちゃんも危機感を覚えたのか慌てて小さな胸を両手で庇ってしまった。
その動作が脇を締め、さらに両手で左右から胸を寄集め、見ようによっては、隠すのでなくむしろ強調させてしまっている事には気づいていないのだろう。
必死に寄せ集められたちっぱいという眼福を堪能しつつ、未だに決して決定的なものがポロリしない代物の鉄壁とも言える防御力に驚かされていた。
ギリギリの布というかチーズ面積しかないのに、あれだけ動いたり身じろぎをしようとも決してずれない抜群のフィット性能。
有事には自らを融解させることで、べったりと貼り付く事で覆い隠し、意地でも装着者の局部を露出させないというある種の信念さえも感じさせる。
だからこそ、思うのだ。余計そそられるし見たくなると。
果たしてこの不思議な力によって精製された【チーズ】衣装は、双方の合意を得た上での行為でさえも阻んでしまうのか。
これは見たい男と見せたくない【チーズ】との真剣勝負でもあるのだ。
とはいえ、勝負をする前にまずは真っ赤な顔をして葛藤中の鑿ちゃんに合意をもらわないとだけど……もしかして脈ありか?
たいていは手厳しい言葉に加えて最悪鉄拳が飛んでくる事も考えられるのだが、相手が鑿ちゃんで、しかも今は『お色気の術』の特訓と銘打っている。
「あ、あぅぅ……。おっきくしたいけど、でも……は、恥ずかしいよぅ……ぅ、うぅ、うぅぅうぅぅぅぅ~っ……」
「これくらいは大丈夫?」
「ひゃうんっ!?」
まずは無難にお腹を優しくさすってみると可愛らしい声が上がった。
「ん、は、はい。ちょっとビックリしちゃいましたけど、き、気持ちいい、です」
「少しずつ他の場所も撫でて行くから、徐々に慣らしていこうね」
「は、はいっ。お、お願いしますっ」
赤い顔のまま表情をきゅっと引き締め、小さな手で小さな握りこぶしを作り気合十分の様子。
それを確認してから、少しずつ手を動かし始めていくと、
「んぅ、あ、あふぅ……んふぅ……あっ……んっ、え、えへへ、オヤカタ様の手、おっきくて温かい、です」
まだ軽くお腹や背中を撫でただけなのだが、やはり幼女の喘ぎ声とは、かくも危険なのだろう。
「え、えへへ。も、もっと撫でて欲しいです」
次第に触れられる事に慣れ、その快感を知るや否や、しれっとこの超危険行為を自ら求めてしまうのだから、やはり末妹とはいえ『くノ一』。なんとも恐ろしい。
だが、こちらの諜報活動も負けてはいない。
たった今、ひも状になっているチーズ素材の内側に侵入できることを確認したぞ。
当然と言えば当然だが、いくらフィット性能が高いとはいえ構造上どうしても素肌と水着の間に隙間ができている場所はある。
そこに手を入れようとして、それすらも不思議な力で阻まれてしまえば、もはや『ポロリ』も『ペロン』も絶望的だっただろう。
しかし実際は、ひも状のチーズに阻まれる事なく、少女の柔肌に触れることができているのだ。
そして、右側の肩紐と可愛らしい小さな鎖骨の辺りに指を滑り込ませた。
「ひゃあっ!? お、オヤカタさまぁっ。そ、そこ引っ張っちゃダメですっ! み、見えちゃいますっ!?」
見えちゃうんじゃない。すでに見えているんだよ。
必死に鑿ちゃんが俺が肩紐を引っ張るのを止めさせようとするが、残念ながらそれは叶わない。
先ほどまで優しく彼女を愛撫していた片腕が、今は彼女の両腕ごと細い身体を抱き締め抑えてしまっていたからだ。
淡い膨らみの中心を走っていた細い紐は、軽く引っ張られるとさしたる抵抗もなくあっさりと少女の胸から離れてしまった。
小振りな膨らみの中心に鎮座しているさらに小さな鮮やかな薄桜色の突起がチラりと姿を現す。
摘まんでいた紐をそのまま胸の外側の方までずらすと、同じように左側の紐にも指を掛けずらしていく。
そして、ついに全貌を表したところでまずはじっくりと一瞥。
サイズ的に揺れるのは難しいが、それでも『ぷりん』という擬音似合いそうな程度には綺麗なお椀型に成長していた。
「ひゃぅぅぅ~、は、恥ずかしいですよぅ……」
腕の中の小柄な少女が目元に涙を浮かべながら、小刻みに身体を震わせている。
その姿に多少の罪悪感を抱きはしたが、それでも湧き上がる劣情を抑えることはできない。
片方の小さな膨らみを手ですっぽりと覆うと、そっと力を込める。
その手には発育途上の胸の柔らかさだけでなく、強く早く脈打つ少女の鼓動と上がり続ける体温が伝わってくるのを感じた。
二度三度と胸を揉む動作を繰り返して感触を堪能していると、その間に鑿ちゃんの方にも幾分か羞恥心以外の変化が表れ始めていた。
「あぅぅ、お、オヤカタさまぁ。は、恥ずかしいですし、く、くすぐったいですよぅ……」
まだ性知識の乏しい彼女は性感帯の刺激を理解し切れていないのだろう。
胸を見られることに対しての羞恥心も結局は幼少期に教え込まれた先入観から来るものに過ぎない。
ゆっくり時間を掛ければ、いずれこの子も身体を許してくれるようになってくれるだろう。
が、今回はあまり時間がない。手早く教え込められる分だけをすませ、次に繋がる形で終わらせるのが最善か。
「お、オヤカタ様っ! もう、やめてくださいっ」
彼女の強めの叱責を受けさすがに調子に乗り過ぎたかと胸を揉むのを止めるが、手はまだ離さず密着状態を維持していた。
「うぅ、お、女の子の、お、おっぱいは触っちゃダメですよ」
「どうして?」
「ど、どうしてって……は、恥ずかしいです」
「でも、揉まないと大きくならないよ」
「あぅ……うぅ、そ、そうでした……」
再び鑿ちゃんは葛藤状態に陥ったようだ。
自慢と尊敬の対象となっている姉達の様になりたいが、そのためには俺に胸を揉まれなくてはいけない。
実際は胸を揉まれる必要はないのだが、これまでのやり取りでそう思い込んでしまっていたとしてもおかしくはない。
そうなるよう誘導したわけだし。
とはいえあまりやり過ぎてしまって、本気で彼女に泣かれてしまうのだけは避けたかった。
「もう少しだけがんばってみない?」
「う、うぅ……わ、わかりました……ほ、ほんとに、ちょ、ちょっとだけ、ですよ?」
渋々といった感じではあるが、鑿ちゃんからの許可をもらい愛撫を再開した。
左右の可愛らしい小さな突起に指先をトンと置き、円を描く様にソレを優しく撫でる。
「んっ。く、くすぐったいですよぅ」
押し当てられた指先から逃れる様に身体を揺らすが、それがかえってこちらに一層少女の乳首の感触を鮮明に伝えてくれていた。
指の腹で押し込むと乳肉の中に沈み込み、彼女の淡い膨らみを感じさせた。
無意識に動く少女の生尻がグイグイと勃起した肉棒に押し付けられる……っていうか、鑿ちゃんいつになったら気づくんだろうか?
「お、オヤカタさまぁ……わ、わたし、なんか、へ、ヘンですよぅ……」
「どんな風に?」
「す、すごい胸が、ドキドキして……あ、熱いですよぉ……」
「お色気の術?」
「ち、違います……ほ、ほんとに身体が熱くなって、む、胸も変な感じがしちゃってるんですよぅ……」
一瞬、迫真の『お色気の術』がさく裂したのかと思ったが、どうやら違ったようだ。
今まで意味を理解せずに受け売りのセリフで発していた事が、本当に身体に起き始めているのだろう。
初めての快感に戸惑う少女を優しく導いてあげれば、きっと彼女の『お色気の術』の理解も練度も深まるに違いない。
乳首のみの刺激から再び胸全体への愛撫へと変える。
もともと細く華奢な体付きのためあまり意味はなかったが、わき腹やあばらの肉も胸に寄せ集める揉み解していく。
そうして寄集められ微増されたちっぱいもさらに中心へ向けて集めて行き、再び中心の突起を指先で挟み優しく転がすように弄る。
「んんぁっ、お、オヤカタさまぁ、あ、あまりおっぱいダメですよぅ……へ、へんになっちゃいますっ……あぁんっ」
自身の変化に戸惑いながらも快感に悶える少女の姿が、ますますこちらの興奮と妄想を掻き立てられていく。
このまま気が済むまで淡い膨らみを弄り続けるのも悪くはなかったが、俺の意識はいよいよ少女の他の場所へと向き始めていた。
片手は変わらずに胸に刺激を与え続けている一方で、右手が胸を離れると、するりと下腹部へと向かって行く。
「――ひゃあっ!?」
鑿ちゃんが自らの秘所に触れられた刺激に驚き可愛らしい声を上げた。
変化にはすぐに気づいた。
きつく閉じられた秘唇へと至った指先に、やたらとヌメりと粘性のある物が絡みついて来て確信する。
幼い割れ目を浮かび上がらせかねないくらいに、ピッチリと食い込み貼り付いていたチーズが熱に溶け始めていたのだ。
「お、オヤカタさまぁっ。お、お股、さ、触っちゃダメですよぅ!? も、漏れちゃ……っ」
溶けてヌルヌルの半液体状になったチーズを塗り付ける様にスジを撫でて行き、そっと割れ目を広げると甘い蜜が溢れ出し零れ落ちた。
「ひゃうっ!? ち、ちがっ、これは違いますっ、そ、その……っ、はぅぅぅぅっ」
「チーズが溶けちゃったんだよね」
「……え? は、はいっ。チーズですっ!! け、決して私がお漏らししたんじゃないんですっ!!」
秘所から白い糸を引きながら、あるいは太腿を伝いながら、垂れ落ちるチーズの感触と光景に顔を真っ赤にしながら俺の言葉に頷く。
彼女自身もバレバレの嘘だと思っているだろうが、それでも俺が本当に気づかずに勘違いしている一縷の可能性に賭けているのだろう。
さて、鑿ちゃんは濡れてないと言うのだから、解しながらもっと濡らしてあげないとな。
指がギリギリ一本入るかどうかくらい狭く小さな膣穴。
膜を傷つけないよう、痛みを与えないようにと彼女の反応を確かめながら、指を少しずつ滑り込ませていく。
「んぅっ!? お、お股に、ゆ、指入れちゃダメです……や、やぁ……」
不意に侵入してきた異物の存在に内股気味に両足を閉じる。幼い挟膣もさらにキツく締まるがすでに侵入してしまった指を追い出すことは叶わなかった。
「や、やぁ……な、中でうねうね動いて、へ、変な感じがしますよぉ……あ、ん……」
狭い膣内ではほとんど指を動かすことはできなかったが、わずかに指先が動く程度の刺激でも十分だったようだ。
次第にどんどんと膣内から蜜が滲み出るように溢れ出し、ぎゅっと締め付けていた膣壁も弛緩し始めてきている。
「あっ……ん、はぁ……はぁ……あぁ、ん…………んぅ……」
比較的自由に指を動かせるようになる頃には、少女も無意識に刺激を受け入れ始めるようになっていた。
優しく指を何度も前後に抜き差しすると、濡れた入り口が柔らかく広がり始め零れる蜜の量も増える。
小さな膣襞の一つ一つを指の腹で丁寧に撫でると、まるでくすぐったそうにしながらも、別の場所を撫でて欲しそうにヒクヒクと活発に蠢き、指に絡みついてくる。
何も知らない無垢な少女に性器を弄られる事で得られる快感を教え込んでいく背徳感。
「お、オヤカタさまぁ……わ、わたしのからだ、へんですよぉ……」
「もうやめた方がいい?」
無論止める気などない。女の悦びを知り始めた鑿ちゃんにおねだりして欲しいがために発した言葉にすぎない。
悩まし気な表情を浮かべながら荒い吐息を漏らす少女の姿に、こちらもすでに理性のタガが外れる寸前だ。
「……はぅ……も、もう少しだけ……し、してほしい、です……。お、おまた、すごいムズムズして、もっと、な、なでて、ほしいです……」
素直におねだりできた少女にご褒美をあげようと、さらに奥深くへと指を差し込むと、
「ひゃうっ!? ……ん、んん、んぁ……」
滑り込んできた指の感触に驚きと喜びが入り混じった嬌声を上げながら、嬉しそうに再び指を締め付け始めてきた。
……頃合いではある。
このままぷっくり膨らんでいる陰核を刺激し過ぎないように優しく撫でてあげでもすれば、晴れて彼女に初めての絶頂経験を味合わせてあげられることだろう。
だが、それではこちらが不完全燃焼になってしまうのだ。
膣内に挿入している指を小刻みに動かしてイかせない程度に刺激を与えつつ、片手で器用に自分のズボンを下ろすと、
散々鑿ちゃんの柔らかくすべすべな生尻が押し付けられ擦られてで、増強工事が完了した肉棒が待ってましたと言わんばかりに姿を表す。
そのままお尻の下から股を潜らせていく。
腰を突き出して閉じられた太腿の間を強引に押し広げながら突き進んで行き、完全に先端が通過したところで鑿ちゃんと対面を果たす。
「ん、あ……あん……んぅ? ……ふぇ? こ、これって……お、お、オヤカタさまの……おっオヤカタさまぁっ!! お、おちんちん出しちゃダメですよぉっ!?」
一瞬自分の股の間から強引に突き出て来た熱く硬い物体を蕩けた表情で不思議そうに眺めていたが、その正体に思い至るや否や激しく動揺していた。
こちらとしては今更気づいたのか感はあったが、まぁそれも仕方ない事だろう。
徐々に硬く大きくなってきているのは変化には気づいていたとしても、そんな未知な物体の正体よりも、俺に自身の小さな胸や秘所を弄繰り回されている事の方が彼女にとっては重大な出来事なのだから。
「鑿ちゃんとの特訓に必要だからだよ」
「んえっ!? ど、どう、ひ、必要なんですか……あぅぅ……」
肩越しから掛けられた声に真っ赤な顔と上目遣いで訊ねてくる鑿ちゃん。
こちらの返事を待ちながらも自分の下腹部にぴたりと押し当てられている肉棒が気になるのか、恥ずかしそうにチラチラと視線を向けている。
「今度はこれを入れてみようね」
「ふぇ? ……っ、そ、そんな大きいのむりですよっ!? ぜ、ぜったいはいりませんからっ!?」
顔は紅潮させたままだったが蕩け切っていた表情から現実に戻って来たかのように、無理だ無理だとこちらに訴えかけてくる。
「――っ、んぁっ、んぁあぁんっ!?」
膣に指を突っ込まれたまま大慌ての鑿ちゃんの姿につい魔が差して、膣壁を軽く指で突いてしまったが、予想通り少女の身体は快感を覚えてしまった様で、自らの意志に反して可愛い反応を返してくれて満足。
「……ん、んぅぅ……お、おやかたさまぁ、だめですよぉ……」
「どうしてもダメ?」
「ほ、ほんとはぁ……ゆ、ゆびだって、だめなんですから、ねぇぇえぇぇんっ!? んぅっ、うぅ……ひくっ」
思わず会話中も夢中で弄り続けてしまったが、さすがに涙目から嗚咽を漏らし始めてしまった鑿ちゃんの姿に、慌てて悪戯を止めた。
「うぅ……こ、ここは、お、女の子の大切な場所なんですよぉ。あんまりいじっちゃ、ダメなのに……」
「でも気持ち良かったでしょ?」
「そ、それは、そう……ですけど。で、でも……お、おちん……ちん、なんて入れちゃったら、ぜったい裂けちゃいますよぅっ!」
鑿ちゃんが心配するのは、もっともな話だろう。
指一本が入る程度のサイズなのに、それ以上に大きい物を入れたいと言われても、さすがに自分の身体が心配になるのは当然だ。
「初めては痛いっていうからね。大人になるための痛みだよ」
「はわっ……い、いたいのは嫌です」
「先っぽだけでいいから」
「そ、そこが、一番おっきく膨らんでるところです……」
双方が入れたい、入れたくないで一歩も譲らない駆け引きが始めってしまう。
多少強引にでも入れようと思えばできなくもないが、過剰な苦痛を与えかねない選択は極力避けたい。
このまま平行線の会話を続けたところで、これ以上の進展は見込めない。
それならば、
「それじゃ、鑿ちゃんにいいって言われるまでは絶対に入れないって約束するから、こういうのはどう?」
いったん彼女の膣からも指を引き抜くと両手でしっかりと細い腰を掴む。
そしておもむろに腰を前後に振り、肉棒を割れ目に何度も擦り付ける素股を始めた。
愛液と先走り液で濡れた状態できつく閉じられた内股の感触は、俺に疑似的に彼女とセックスをしている感覚を齎してくれた。
と言う事は、鑿ちゃんにも相応の快感を与えてくれている事だろう。
「ん、ぁ……お、おち、ん、ちん……こ、こすれて、お、おまた……あつい、よぅ……」
このままどさくさで入れてもバレないんじゃないかな?
思ったよりも素股の感触に夢中になってくれている少女の姿に一瞬魔が差しそうになったが、あともう一息だと我慢。
「鑿ちゃん、入れていい?」
「……あ、ん……ゆ、指、なら……い、いい、です……っ」
「慣れたらこっちの方が気持ち良くなれるからさ、一回だけ試してみようよ。それでダメなら指にするから」
「……む、むぅ……あ、んっ……わ、わかり、ました……うぅ、い、痛いのイヤ、ですから、ね……?」
俺の執拗な懇願に遂に折れてくれた。
かなり渋々なのは、やはりそれだけ不安を感じているということなのだろう。
……大丈夫だ。指の気持ち良さを教えてあげる事ができたのだ、本番だって上手くやれる。
「不安なのはわかるけど、あんまり緊張して硬くなってると余計な力が入ってもっと痛くなっちゃうからね」
「ん……あ、ん。は、はい……わかり、まし、た……あんっ」
耳元で男を受け入れる時の心構えを囁きながら、優しく小さな陰核を弾いてあげると、少しはリラックスさせてあげることができたようだ。
一度腰を引き、二人の混ざり合った体液塗れの肉棒を片手でしっかり掴み狙いを定める。
薄い処女膜で狭められた膣口に先端部を宛がう。軽く接触させてみたが、変に力が入る事もなくいい状態をキープできていた。
あえて声を掛けずにそのまま腰を突き出して行くが、すぐに薄い膜に侵入を阻まれる。
「んぁ……ん、う、うぅ……お、オヤカタさま、ちょ、ちょっと、い、痛いですよぅ……」
「もう少しで入りそうなんだけど……我慢できない?」
「う、うぅ……」
厳しそうだな。頑張ろうとはしてくれてるけど、変に力が入ってしまっていた。
「これはどう?」
一度押し込むのを止め、円を描く様に擦りつけて行き、力が入ってキツくなってしまった膣口をほぐし広げていく。
正直、これだけでも思い切りぶちまけてしまいたいくらいの射精欲に駆られたが、ここまできた以上、なんとしても姦通させたかったのもあり、その一心で必死に堪えていた。
もうあと一押しで鑿ちゃんと繋がれるのだ。鑿ちゃんと繋がったら、彼女の中で思い切り出してやるんだ。
「あん……。そ、それは、だ、大丈夫……です。あ、あんまり、強くされなければ、へ、平気、です」
――今だと思った。そう感じた瞬間、俺はほんの少しだけ腰を突き出した。
それだけで十分だった。もともと裂けるギリギリまで広がっていたのだから、ほんの少し押し込むだけで、『それ』はわずかにだが裂けてしまった。
そして、破けた分だけ雄の侵入を許してしまったのだった。
「――っ!! ひ、ひぐっ!? い、痛いっ! お、オヤカタさまぁ、い、痛いですよぉっ!!」
「ごめんね、鑿ちゃん。今しかないって思ったから」
「ぐすっ……痛くしないって、言ったのに……」
ポロポロと涙を流しながら向けられた言葉に、俺はただ彼女の頭を撫でながらごめんと謝る事しかできなかった。
ひとまず「動いたら痛いかもしれないから、痛みが落ち着くまでこのままでいようね」という俺の言葉には不承不承ながらも頷いてくれた。
「うぅ……ぜ、ぜったいに動いたら、ダメですからっ……」
恨めしそうな眼付きで、念入りに俺に訴えてくる辺り、どうやら相当彼女から不信を与えてしまったようだった。
とはいえ、彼女の膣は初めて受け入れた雄の先端を痛いくらいに締め付けてきていて……さすがに今の状況で中に出したら本気で嫌われそうだな。
彼女の痛みと気持ちが落ち着くまでの間、俺は込み上げてくる射精感を堪え、必死にご機嫌取りに従事し続けるのだった。
そして、彼女の欲しい物を買ってあげる約束をしたところで、ようやく機嫌を直してくれた。
「や、約束です。も、もう破ったら、ダメですからね……?」
「そんなに不安だったら、奥に入れられない様に掴んでてもいいよ」
「はっ。わ、わかりましたっ」
ダメ元で冗談交じりに言った言葉を真剣に受け取った鑿ちゃんの小さな手が、暴発寸前だった陰茎をぎゅっと握る。
――限界だった。
気づいたときには浅く繋がっていた膣内に、大量の白濁液が流れ込んでいた。
おそらく鑿ちゃんも触れ合い繋がっている手と膣を通じて雄の激しい生命の躍動と放出を感じていることだろう。
「はぁ~……ようやく、出せた……」
己に課したミッションを全て完了したのだ。もはや悔いも未練もなかった。
力尽きたように脱力し切った俺の姿と、突然、中に放たれた熱い白濁液塗れになった自身の下腹部に、ただ目を白黒させて戸惑っている少女の姿がそこにあるだけだった。
少しだけ休み、活動を再開できるだけの体力が回復したところで、互いの身なりを整えていく。
溶けてドロドロになってしまった彼女の服をどうするかと懸念していたが、そこはさすが謎の力。
彼女の魔力と精神が安定したことで、すっかり元の形状を取り戻していた。
その際に俺が力尽きる直前に放った精液について彼女から言及を受けたが、「鑿ちゃんの『お色気の術』が完璧に決まったからだ」としか言えなかった。
***
その後も何度か隙を見つけては鑿ちゃんと身体を重ね経験を積んでもらう日々を過ごしていた、ある日の深夜の事だった。
「えへへ。お、オヤカタ様。来ちゃいました♪」
もともと潜入調査や隠密活動が得意な彼女からしたら、眠りこけている男の布団の中に潜り込むことなど容易いのだろう。
耳元で可愛らしい声を掛けながら揺すり起こしてきた少女に気づいた時には、すでに臨戦態勢にされていた。
下履きを脱がされ、露出していた肉棒はすでに文字通り彼女の手中にあった。
幼い少女の手には不釣り合いなまでに卓越した技巧で弄ばれ続けていたのであろう、肉棒はすでに自身から滲み出た先走り液で塗れてヌルヌルになってしまっていた。
おそらく今の彼女の技術なら俺が寝てる間に射精させる事すらもわけないのだろう。
それでもあえて、わざわざ俺を起こしたと言う事は……。
「な、なにもしらない女の子に、え、エッチな事しちゃう、お、オヤカタさまは、わたしがお仕置きしちゃいますっ」
そう鑿ちゃんが言い終わるのと同時に、ガチガチに硬く肥大化している肉棒を幼い膣が一気に飲み込んだ。
本来ならば多少なりとも罪悪感を抱くべきなのだが、熱く蕩けそうな狭い膣肉に包まれて行く感覚に全て飲み込まれてしまっていく。
「ん、ん、んぅ……ど、どうですか、お、オヤカタさま。こ、こうやって、女の子をおそっちゃうのは、い、いけない事なんですからね……んぅ」
俺の身体にしがみつきながら、腰を大きく動かし膣全体を使って肉棒を扱き締め上げてくる。
そんな少女の激しい攻めに、寝ぼけた頭では身体も思う様に動かせず、襲い来る快楽の波に抵抗することすらもままならなかった。
せめて一矢報いようと反撃を試みるも、それすらも叶う事はなかった。
俺が大きく腰を突き出すと、少女はそれに合わせて自らも腰を深く下ろしてきた。
幼い子宮にまで達してしまうのではないかという深い突き込みは、今まで以上にキツイ締め付けで返されてしまい、結果俺は一瞬で決壊してしまった。
少女の一番奥で耐える事すらもできずに暴発させてしまうと、俺の腹の上で鑿ちゃんはその射精を恍惚とした表情を浮かべながら受け止めていた。
「せ、成敗ですっ」
離れる事なくお互いに繋がっている結合部から大量の白濁液を溢れ出させながら、少女はそんな事を口走っていた。
まだ全てとは言えないが、男女の営みを理解した上でそれでも俺を受け入れ、行為が終わった後に「また一歩大人に近づきました」とキスをせがんでくる。
キスに応じると鑿ちゃんは嬉しそうに頬を摺り寄せて甘えてくれた。
射精直後の程よい疲労感と脱力感。このまま彼女を抱いたままもうひと眠りしようと思っていると、
「ほ、ほかの女の子に、オヤカタ様が……え、エッチな事しないように、ぜ、ぜんぶ絞り出しちゃいますっ」
下手に無視して寝てしまうと本当にそのまま永眠させられかねない事を、どこか期待した目で恥ずかしそうに呟かれてしまい、俺は身体を起こし彼女が満足するまで付き合うのだった。