※この作品はR-18です。

三食転生者   作:ボルメテウスさん

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交渉

「BBコーン、確かにこの街ならば、調理は可能よ」

 

そう、この街の責任者である薙切えりなと話していた。

 

「そうだ!どうだろうか、ぜひ「断らせてもらいます」えっ」

 

その返答に鬼頭さんは、思わず声を出してしまう。

 

「BBコーンの調理はとても難しい。必要な温度と共にタイミングを決して逃してはならない。BBコーンは、その入手難易度と共に、その調理の難易度も高い」

「勿論、報酬は払う!」

「悪いですが、今、この街でBBコーンを調理できる料理人は全てスケジュールが埋まっています。

依頼をする場合は、BBコーンと同等の物がなければ、話になりません」

「ぐっ」

 

それに対して、思わず鬼頭さんは悩ませる。

 

「ふむ、BBコーンと同じぐらいの」

 

それと共に、俺はとある物を取り出す。

 

「これと引き換えには、どうだ?」

「これは?」

 

そう言い、俺はそれを渡した。

 

疑問に思いながら、それを開くと共に、目を開き、驚く。

 

「これはっ、ドライフルーツ、しかも、もしかして」

 

同時に、えりなはそのまま、一口食べる。

 

それと共に目を見開く。

 

「虹の実っ、まさか、本当にっ」

「なんと、お前、そんなのを隠していたのか!私にも食わせろ!」

「私にも!」

「えぇ、そんなに食うなよ、また、取りに行くの大変なんだから」

「取りに、まさか、このBBコーンも、虹の実も、あなたが」

 

それには、何か驚いた様子だった。

 

「あぁ、そうだが」

「驚きだわ、確かにこの街でもBBコーンと虹の実は取れるけど、それはどれも人工的に造られた物。

だから、天然物は少なく、そのBBコーンも偶然、落ちている物ばかりかと」

 

そう、えりなは驚いた様子で見つめる。

 

「実は、この街に来たのはBBコーンだけじゃない。

ある食材を求めて来たんだ」

「ある食材?」

「ビリオンバード」

「ビリオンバードですか」

 

それを出ると、何やら驚きを隠せない様子だった。

 

「知っているのか?」

「えぇ、ビリオンバードは、確かにいます。

しかし、その質は、他の肉と比べてもあまり美味ではない。

その事から、あまり注目されていません」

「それでも、ぜひ!」

「それに、俺自身も、少し用があるからな」

「用?」

 

その事にえりなは首を傾げる。

 

「あぁ、間違いなく、BBコーンと虹の実と並ぶ食材の鍵がある」

「あのビリオンバードがっ」

 

それにはえりなは驚きを隠せない様子だった。

 

「どうだ、少しは興味を持ったか?」

「…良いでしょう。私もまた食に生きる者。

あなたの言うそれには、ぜひ協力しましょう」

「では」

「この依頼、私が受けましょう」

「本当かね!やったぞ!」

 

それには鬼頭さんも笑みを浮かべる。

 

さて、本番はここからだ。

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