※この作品はR-18です。

三食転生者   作:ボルメテウスさん

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3つの力を一つに

深海へと、潜った俺達が目に入ったのは巨大な貝。

 

それは、原作では、その強さを実際に確認する事ができない。

 

だが、眼前にいるそのオウガイの強さが、どれ程なのか、ここに来て理解できた。

 

「ぐっ」「嘘でしょ」

 

その貝殻の僅かな隙間から吐き出される貝の舌が襲い掛かる。

 

速度は凄まじく、避けるのは簡単ではない。

 

しかも、素早い舌は、俺達だけではなく、周りにいる魚を捕食する。

 

それと共にオウガイの大きさは、さらに巨大化していく。

 

食えば、食う程、より大きくなっていく。

 

捕獲レベルが不明というだけあり、その強さは明らかにやばい。

 

「だとしたら、少し危険だが、やってみるしかないな」

 

その言葉と共に、俺は自分の中の細胞を操る。

 

これまでは、多くはグルメ細胞で占めていた。

 

だが、今は、その細胞をグルメ細胞を4割、アマゾン細胞とオラクル細胞を3割にする。

 

それによって、俺の中にあるオラクル細胞が、腰にある物を生成する。

 

「オウガイ、お前の強さに敬意を払って、俺も、今出せる全力で、お前を倒す」

 

俺の腰に生成されたのは、アマゾン細胞の記憶を元に、オラクル細胞が生成したアマゾンドライバー。

 

そして、アマゾンドライバーの左手側のグリップを捻る。

 

『OMEGA』

「ヴオオオオオ……! アマゾンッ!!!」

『EVOLU・E・EVOLUTION!!』

 

鳴り響く音声と共に、俺の身体から熱波が放つ。

 

それは、俺の身体を人間から、人間擬きへと変える。

 

「まさか、魔物」「違うな、俺は、アマゾンだ」

 

それは、確かに人間ではない。

 

アマゾンでもない。

 

アラガミでもない。

 

まるでキマイラを思わせる物だ。

 

その身体から湧き上がる衝動と共に、真っ直ぐとオウガイへと向かう。

 

オウガイは、そのまま俺に向かって、舌が襲い掛かる。

 

だが、その攻撃に対して、俺は腕を構える。

 

「ナイフ!!」

 

同時に、俺は、その腕から生えているナイフで、次々とオウガイの舌を斬り裂いていく。

 

そのまま真っ直ぐと、俺は再度グリップを捻る。

 

『VIOLENCESTRIKE』

 

そのまま、俺は、脚に力を込め、踵落としを、オウガイに叩きつける。

 

それによって、オウガイの甲羅に僅かにヒビが入る。

 

僅かだが、確かに。

 

それが、決定的になった。

 

ヒビは、さらなる衝撃が受けたように、広がる。

 

「釘パンチとライダーキックの組み合わせだ。

これは効くぜ」

 

その言葉と共に時間差で与えられたダメージは、オウガイの甲羅を完全に砕け散り、中身が剥き出しになった。

 

同時に俺は、左グリップを抜く。

 

それは巨大な槍へと変わる。

 

その大きさは、俺よりも巨大であり、その狙いを剥き出しになった身に向かって、投げる。

 

槍は、完全にオウガイを貫き、倒す事に成功した。

 

「お前は、一体、何者なんだ」

 

ノエルが、そう質問してくる。

 

それに対して、俺は改めて答える。

 

「ただの美味い物を求める馬鹿だよ」

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