※この作品はR-18です。

三食転生者   作:ボルメテウスさん

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天空の樹

センチュリースープを手に入れた後、俺達は次の目的地に向かう為に歩いていた。

 

「・・・ここが、本当に求める伝説の野菜があるんですか」

「あぁ、そのはずだ」

 

その一言と共に、俺達は眼前にある巨大な樹。

 

それは、一言で言えば、ジャックと豆の木に出てくるような樹。

 

天空まで届くだろうその樹を見て、めぐみんは思わず呟く。

 

「それにしても、ここに本当に伝説の野菜があるんですか?」

「うむ、間違いない。

まぁ、私が求めているのはその伝説の野菜だったが、ここには有名な話がもう一つあるがな」

「もう一つ?」

 

それに対して、俺とめぐみんは思わず首を傾げる。

 

「あぁ、この樹には、伝説の聖剣があると聞く。

その能力は未知数であり、未だに発見する事ができないと聞く」

「そうなんだ」

「興味はなさそうだな」

「食い物じゃないからな。

何よりも、剣を持ったとしてもな」

「まぁ、私自身、金には困っていないからな」

「えぇ、浪漫を感じないんですか」

 

俺と鬼頭さんは同意見だったので、同時に頷く。

 

それに対して、めぐみんは何かを言っているが、気にしない。

 

「しかし、この巨大な樹をどうやって昇れば」

「それだったら、心配はない」

 

そう言っていると共に、こちらに近づいてくる土煙。

 

「なっなんだ、あれは?」

「もしかして」

 

そう、2人が叫んでいる間にも、こちらに来た存在。

 

その存在に、めぐみんは嬉しそうに笑みを浮かべる。

 

「よっヨッシー!」

 

それは、俺と共にかつて冒険した仲間であるヨッシーだ。

 

「そうか、確かにヨッシーの力を借りれば、この巨大な木を昇る事が出来る!

だけど、さすがに3人は」

「大丈夫だ、ヨッシーにはめぐみんと鬼頭さんの2人が乗れ。

俺は自力で昇る」

「えっえぇ?無茶では!?」

「まぁ、なんとかなるだろ」

 

その言葉と共に、俺はそのままグルメ細胞を6割、アマゾン細胞を1割、オラクル細胞を3割に。

 

それによって、俺自身の身体を、昇る為に必要な身体に適用させる。

 

「それじゃ、行くか」

 

それと共に、俺は樹をしっかりと掴み、そのまま上へと昇っていく。

 

樹はかなりの重量があり、俺が昇っていく際にも、その力の大きさはかなり理解する。

 

「大丈夫なのか」

「なぁに、心配しないでくれ」

 

ヨッシーが2人を守ってくれるという事もあり、俺は二人を気にせずに昇る事だけを専念できる。

 

この樹には多くの生物が住んでおり、昇っている途中で襲い掛かってくるが、それでも軽く倒せた。

 

「にしても、なかなかに厄介だな」

 

そうしながら、俺が進んでいる最中だった。

 

「んっ」

 

その最中、樹に何か違和感があった。

 

目の前で、何か埋まっている。

 

俺はそれに気になり、開いて見る。

 

「どうかしたんですか?」

「何かある」

 

気になり、俺は少し見つめる。

 

すると、そこには何かポットのような物がある。

 

「人間?」

 

ここに来て、ここまで見た事のなり近代的な物に疑問に思う。

 

そうしていると、何やら揺れ始める。

 

「おいおい、マジかよ」

 

見ると、俺が入って来た入り口から風が吹く。

 

それは、外へと勢い良く飛び出しており、このままでは吹き飛ばされる。

 

見ると、近くには剣があり同時にポットがある。

 

ポットの中には人が見え、どうやら閉じ込められている様子。

 

「あぁ、もぅ、仕方ない」

 

俺は瞬時に、アマゾンウィップを使い、ポットを俺の身体に固定させる。

 

同時に近くにあった剣を掴み、そのまま飛び出す。

 

人1人分あるだろうポットを支える為に必要な剣だと判断し、俺はそのまま飛び出す。

 

同時に樹にそのまま剣を刺す。

 

「ふぅ」

 

なんとか身体を固定させながら、上を見る。

 

「大丈夫ですか!」

「なんとか、それにしても」

 

下を見れば、既に地上からかなり離れている。

 

この状況で、下に降りるのは危険だ。

 

ならば

 

「上にあるという野菜を食って、体力を回復させないとな」

 

今のままでは、おそらくはポットを無事に下ろせない。

 

俺はそう判断し、そのまま昇る事にした。

 

「えっえぇ、そのまま昇るんですか、というよりも、それはなんですか!」

「分からない、とりあえずは何か、役に立ちそうだから持って来た」

「持って来たって、まぁ、とりあえずは上まで急ごう。

ここは雷が激しいからな」

「あぁ」

 

鬼頭さんの言葉に同意し、俺はそのまま真っ直ぐと進む事にした。

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