※この作品はR-18です。

三食転生者   作:ボルメテウスさん

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食弟子の誕生

フルコースが、揃いつつある。

 

オードブル、スープ、魚料理、サラダ、デザート、ドリンク。

 

求めるフルコースは、あと二つ。

 

肉料理であるエンドマンモスと、GOD。

 

だからこそ、俺がまず目指すべきはエンドマンモスだった。

 

「それにしても、エンドマンモス。

どのような味がするのか、楽しみだなぁ」

「あの、エンドマンモスに関して、楽しみにしている所、悪いのですが、目の前の状況をどうにか、してくれませんか!」

 

そう、めぐみんが叫ぶ。

 

その理由としては、俺がエンドマンモスを向かう途中で、魔王軍の、残りの四天王達が襲い掛かってきたからだ。

 

なぜ、俺の存在が既に分かったのか、疑問に思ったが、元々はエアがあった場所は伝説の剣があった。

 

そこを監視している魔王軍の存在もあり、俺が帰ってきた時点で、既に伝説の剣を持っている事は分かっていた。

 

「ここで、死ね、勇者!」

 

その言葉と共に四天王の1人であるアンドレアルと呼ばれるトカゲを思わせるモンスターが襲い掛かってきた。

 

それに対して、俺はその手に持っていた剣にエネルギーを籠める。

 

「ホムラ、行くぞ」「えぇ」

 

同時に、俺は体内にあるオラクル細胞のコントロールをホムラに任せ、エネルギーを解放する。

 

これは、原作にあるGOD EATERにある神器と同じ感じであり、ホムラやヒカリを神器と想定して、行った。

 

結果、これまではコントロールが難しかったオラクル細胞のコントロールが簡単に行う事ができ、眼前にいたアンドレアルを簡単に焼き払った。

 

「ここで死ねぇ!!」

 

だが、そんなアンドレアルを囮にして、背後からギガデーモンが襲い掛かる。

 

しかし、それも既に予知していた。

 

「あれ?」「どんなに高い攻撃力を持っていても、当たらなければ、意味はないよ」

 

同時に俺はヒカリに切り替えると共にギガデーモンを斬り刻む。

 

「何というか、伝説の剣を持ってから、かなり調子が良くなったではないか」

「あぁ、細胞のコントロールも行いやすくなったからな」

 

そう言いながら、俺はとりあえずはどうするか、考える。

 

「・・・」

「あっあの」

 

ふと、俺はアンドレアルに目を向ける。

 

奴はトカゲを思わせる魔物だ。

 

つまりは、トカゲのような物。

 

「なぁ」

「なんでしょうか」

「トカゲって、美味しいのかな」

「何を考えているんですか!」

 

めぐみんは思わず叫んでしまった。

 

「いや、腹が減ってな」

「だからって、さっきまで戦っていた相手を食べるですか!」

 

そうめぐみんは呟くがなぁ。

 

「ふむ、臭さをなんとかすれば、大丈夫だろう」

「鬼頭さん!?」

 

それに対して、鬼頭さんの言葉に対してホムラは思わず叫んでしまう。

 

「昔、イグアナの姿煮を食べた事があるが、こいつはあれに似ている。

臭さをしっかりと処理すれば、かなりの美味なはず」

「なるほど、さっそくやるか」

 

そう言い、俺はそのまま剣を構える。

 

「えっ、まさか、斬るの!」

「それはまぁ、下処理としては。という事で、ヒカリ、頼むわ」

「私っ!」

 

鋭い斬撃を放てるのは、ヒカリしかいないので、仕方ない。

 

「いやぁ、残念だな、私、炎だから、あとで煮る時にしか役に立たないわ」

「ホムラぁ!」

 

ヒカリの必死な叫びが聞こえるが、気にしない。

 

そうしている時だった。

 

ぐぅっと何かが鳴る音がした。

 

振り返ると、そこには、1人の少女がいた。

 

見た感じ、黒猫を思わせる耳の少女だが。

 

「君は」

「むっ、これは」

 

それを見ていると、鬼頭さんは何かに気づいた様子。

 

「この子の首、奴隷の首輪だ」

「何だって?」

 

その言葉に俺達は驚きを隠せない。

 

「ふむ、お嬢さん、なんでここに?」

「・・・魔物が沢山、ここに通った。その際に私を連れた奴らが、巻き込まれた」

「つまりは、戦いに巻き込まれた訳か、すまない」

「気にしないで、それよりも」

 

すると、俺の方へと目を向ける。

 

「さっきの剣、凄かった!

どうすれば、強くなれる!」

「強くと言われてもなぁ」

 

俺は思わず悩んだが、結果。

 

「だったら、食うか?」

「食べる?」

「そうだ、生き物は食べていたら、なんとかなる。逆に言えば、腹が減っていたら、何もできない。

だから、とりあえず、一緒に食べるか?」

 

そう問いかけると、何やら、驚いているのだが。

 

「良いの?」

「あぁ、勿論だ」

 

そう言うと、少女は思いっきり目を輝かせた。

 

「という事で、頑張ろうか、ヒカリ」

「うぅ、こんな子供の目を見たら、うぅ」

 

それと共にヒカリは観念した様子だった。

 

そう言えば。

 

「そう言えば、君の名は?」

 

そう、問いかけると。

 

「フラン、フランだよ、師匠!」

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