※この作品はR-18です。

三食転生者   作:ボルメテウスさん

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魔王軍の動き

「よしっ、完成だ」

「うぅ」「汚されました」

 

ようやく、俺達は料理を完成させる事ができた。

 

手に持った剣で、アンドレアルを調理し、そのまま鍋に入れて、煮た。

 

その際、ホムラが炎を出して貰ったが、その際に匂いもついた。

 

料理に使った剣にはアンドレアルの体液が身に纏っているが、後でしっかりと洗わなければならない。

 

「伝説の聖剣が、こんな事に使われたら、全世界から確実に目の敵にされますよ」

 

そう、めぐみんは言っているが、関係ない。

 

今はとにかく、これを食べる事にする。

 

「それでは、アンドレアルの姿煮を食べるか、頂きます!」

「いっ頂きます」

 

そう、その場にいた全員が、食べ始める。

 

まず感じたのは身は鳥と似た味だ。

 

骨からもホロリとほどける。

 

肉の感触からもとても食べやすい。

 

鱗も柔らかく、コラーゲンもぷるぷるだ。

 

小さい子供であるフランに合わせた味付けにしたが、なかなかに美味しい。

 

何よりも今後は何かに使えると思ったアンドレアルの皮だが、これを切っておいて正解だった。

 

「以前のイグアナの時には、皮から蛇や亀が出す独特の生臭さがあったが、切っておいて、正解だったな」

「おかげで、私達の剣がかなり臭いけど」

 

その処理をする際にも、ヒカリの剣はかなり役だった。

 

以外にも包丁代わりにも便利なので、今後は愛用していこう。

 

「ふっフランちゃんは、どうですか」

 

すると、ホムラはフランが心配になって、見つめる。

 

「大丈夫!腐ったパンよりも全然臭くないから」

「フランちゃんっ」

 

やはり、食事はかなり重要だ。

 

こういう子供の笑顔を見ると、頷く事ができる。

 

「それで、師匠達はなんで、ここに?」

「この近くにいるエンドマンモスというのを探しに来たんだ」

「エンドマンモス?」

 

そう、フランは首を傾げる。

 

それと共に、思い出したように、目を見開く。

 

「思い出した、確か、私が連れて行かれそうになった場所。

そこで、エンドマンモスがいるって、聞いた」

「本当なのか!」

 

その一言に、俺達は思い出した。

 

「そこがどこか分かるか」

「うっうん」

「そっか、良かったぁ」

 

これで、これからの目的が分かった。

 

「それにしても奇妙ですね」

「奇妙?」「

「えぇ、エンドマンモスは、その力はかなり強力な存在です。

自然界でもかなりの脅威を持っており、戦いを挑む者はほとんどいません。

あなたのように、ただ食べたいという目的では絶対に」

 

そう、めぐみんは言う。

 

確かに可笑しい。

 

「フランや奴隷を集めて、何をするつもりだったんだ?

エンドマンモスを狙う奴は」

「今回、こいつらを含めた魔王軍が、こちらを襲った事を考えても、何か関係があるはずだ」

「油断は、決してできないという訳か」

 

これまで、あまり関わってこなかったが、魔王軍の奴らは一体何を考え、行動しているのか。

 

気になる所では、あるな。

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