「「っ!」」
眼前にいる敵である魔王に対して、俺は腕から生えている刃を真っ直ぐと薙ぎ払う。
それに対して、魔王は、その身体と同じ大きさであるだろう剣で、受け流す。
そして、魔王は、その剣を真っ直ぐと俺の胴体に向かって、切りつける。
その斬撃に対して、俺はその身体を半身にして避ける。
そのまま俺は、身体を回転させて、回し蹴りを放つが、魔王はその足を掴んでくる。
そして、俺を投げ飛ばしてくる。
地面に叩きつけられた衝撃を転がりながら、近くの地面を踏み台にし、真っ直ぐと魔王に向かって、腕を振り上げる。
俺の攻撃に対して、魔王はすぐに避ける事はできず、その頬に傷がついてしまう。
魔王もすぐに反撃するために、剣を振るうが、それは、簡単に避けられる攻撃だった。
だが、そんな攻撃であっても、魔王は避けた瞬間には隙ができていた。
そこを狙って、拳を叩き込むが、それは防がれてしまう。
「なるほど、確かに厄介だなぁ!」
その言葉と共に、魔王の手から氷が出始める。
それによって、俺の手は凍っていく。
「ぐっ」
それに気づきながらも、俺は手を動かし続ける。
そして、そのまま俺は、足を使って、魔王の顔に蹴りを入れる。
それにより、少しだけ魔王の体勢が崩れる。
そこに、俺は殴りかかる。
だが、その攻撃を魔王は片手で受け止める。
「……なるほど、確かに厄介だなぁ! だが、この程度ならどうという事はない!」
そう言いながら、俺に向けて、再び斬撃を放とうとした。
「だけどなぁ!」
その言葉と共に、俺の手には既に剣を握っていた。
「それはっまさかっ」「行くぜ、ホムラ!」
同時に魔王の魔法によって、凍っていた俺の腕の氷は溶ける。
「ちぃ!」
それと同時に、俺はその手に持った炎の剣で、魔王は氷の剣を。
お互いぶつかり合う事で、周囲に爆風が巻き起こり、周囲の木々が吹き飛ばされていく。
そんな中でも、お互いに一歩も引かずに、戦い続けていた。
炎と氷によって、周囲は燃え盛り、その中心にいる俺たちは、ただひたすらに相手を倒すために動き続ける。
炎の熱さと、冷気がぶつかる中、俺たちの戦いはさらに激しくなっていく。
だが、このままでは決着がつくことはない。
だからこそ、俺は一つの賭けに出ることにした。
今まで、使っていた炎ではなく、別の力を使う事にしたのだ。
そして、俺はもう一つの力を使おうとする。
「はあぁあぁ!!」
それと共に魔王は氷ではなく、身体を闇を纏い、攻撃する。
それに対して、ヒカリに切り替える。
アマゾン特有の野生の直感と、ヒカリの未来予知。
その二つで、魔王の闇に対抗する。
その結果として、何とか相殺する事ができた。
しかし、その代償として体力を大量に消耗してしまった。
(まずいな……)
そう思いながらも、どうにかしてこの状況から抜け出す方法を考える。
だが、そんな暇を与えるつもりがないのか、魔王は容赦なく攻撃を仕掛けてくる。
それは、魔王の砲もまた限界に近い事を現していた。
それを理解しながらも、俺の方にも余裕はなかった。
何しろ、今の攻防だけでかなりの体力を消費したからだ。
このまま戦えば、先に倒れるのは間違いなく俺だろう。
だからといって、逃げようにも、目的の物は近くにある。
「ここで、決める」「ならば」
その言葉と共に、俺はνアマゾンドライバーを構える。
『AMAZONPUNISH』
それと共に、俺はヒカリの剣を構える。
ヒカリの剣は、巨大な光の刃を構える。
それは魔王もまた、同じだった。
「「はああぁぁぁ!!!」」
俺と魔王の、必殺の刃がぶつかり合い、周囲に衝撃波が発生する。
その衝撃に耐えきれず、俺たち二人は吹き飛ばされてしまう。
「あっ」
そうしていると共に、俺が吹き飛ばされた方向。
そこはエンドマンモスの口。
そして、俺はそのままエンドマンモスに食われてしまった。
「……えっ」
それに対して、魔王は思わず呆けた声を出してしまった。