「それで、これからどうするつもりなんですか」
その日、俺達は近くにいたジャイアントトードを焼きながら、食べている。
「それにしても、相変わらず凄い食欲ですね」
そう言いながら、めぐみんはジト目でこちらを見ながら言う。
「細胞の事情があるとはいえ、まさかそこまで」
ナガンさんも、どこか呆れた様子で見ていた。
「アマゾン細胞を使うと、普段以上に食欲が凄まじいからな」
そう、俺もまた背中でこれまで食べていたジャイアントトードの骨を見る。
その数は軽く5体以上はあり、それらを全て、俺が食べていたからだ。
「というよりも、本当にあの数のジャイアントトードを食べて、身体、ほとんど変わらないわね。
というよりも、全然太っていないわね、羨ましい」
そう、ナガンさんは少しジト目で見る。
「前にも言ったけど、俺の体内にある細胞はどれもが食に関する物ばかり。
その中でも、アマゾン細胞に関しては、決して空腹にさせないようにしないといけないからな」
「あの、緑色の怪物の姿ですね」
そう、先程の戦闘を思い出して、めぐみんは言う。
ジャイアントトード以外にも、その影に隠れる存在を察した。
それらは姿を現さない為、グルメ細胞やオラクル細胞では対抗するのは難しいと判断した。
だからこそ、本能に任せて戦うアマゾン細胞を使った。
そのアマゾン細胞を使用した際の姿は、緑色の蜥蜴を思わせる姿である。
「まぁ、最終的には、アマゾン細胞もオラクル細胞も使いこなさないといけないからな」
3つの細胞をバランス良く、3割ずつ使う姿。
その時になって、ようやく俺は、この特典を使いこなせると言える。
「それを使いこなせるようになって、どうするの?」
「そうだなぁ、目的も、よく分からないし」
そう悩みながら、上を見つめた麻中。
「だけど、結局はどうするんですか?
オラクル細胞とアマゾン細胞を制御する方法は」
「グルメ細胞を強くする。
その為には、やっぱりあれらを見つける必要がある」
「見つける?何を」
「フルコースを」
「フルコース?」
それには、めぐみんは首を傾げる。
「このグルメ細胞は、とある人物のを元にしている。
そして、その細胞の人物が活性化させた食べ物を」
「活性化させた食べ物?」
それにはめぐみんを首を傾げる。
「虹の実、BBコーン、センチュリースープ、オウガイ、エア、エンドマンモス、そしてGOD。
これらの7つの食材を食べれば、グルメ細胞が強くなる。
それで、二つの細胞を確かに制御できる」
「えっ、あの、それら、かなりやばい物ばかりじゃないですか。
というか、一部、明らかに伝説の食べ物じゃないですか!」
「それだけやばいという訳だけど、2人は止めとく?」
「冗談じゃないです!そんな伝説の食べ物、諦める訳ないですよ!何よりも、食べてみたいですし!」
そう、めぐみんは笑みを浮かべる。
「ナガンさんは」
「どちらにしても、私が倒そうとしている相手がいるのは、おそらくそれらがいる場所。
だからこそ、私もついていくわ」
「・・・それじゃ、これからも、よろしくお願いします」
その言葉と共に、これからの旅の目的はなんとか決まった。