「それで、貴様はあれを手にする為に、私の領地に入ってきたと言うんだな」
そう俺に対して、問いかける女性に対して、頷く。
前回の虹の実と同じく、おそらくはあると予想していた。
その予想が当たっており、俺はその目的地に入る事にした。
だが、その事に関して、めぐみんは結構反対していた。
その理由が、目の前にいる女性が理由だ。
「そういう事で、なんとかできませんかね、バーゲストさん」
この領地を納めている女性、バーゲスト。
その体格は、女性ながらもかなり大きく、筋肉質。
そして、何よりも強い力を感じる。
おそらく、それに反応してか、特にアマゾン細胞が騒ぐ。
「お前が正式な手段で入って来ているのは、承知している。
だが、それとは別にお前が入れるかどうかは別だ」
「というと?」
「お前の求める物、BBコーンを手に入れる。
その為には、とある生き物に認められる必要がある」
「とある生き物?」
その言葉に、俺は思わず、首を傾げる。
「あぁ、その生き物は温厚であるが、同時に主人を選ぶ。
その舌は、どのような物も喰らい、背中に預けるのは、真の勇者のみと」
「ふむ」
そう、バーゲストが説明している間にも、こちらを真っ直ぐと見つめる生き物がいる。
つぶらな瞳、カエルを思わせる緑色と、可愛らしい生き物だ。
「お前に、それを乗りこなす事は「ヨッシー!」えぇ」
そう、バーゲストが言っている間にも、俺はそのまま目の前にいる生き物の背中に乗っていた。
俺を乗せてか、ヨッシーは、大きく笑みを浮かべていた。
「伝説のドラゴンが、主人を選んだのか」
「よし、行くぞ、ヨッシー!」
「えっ、ヨッシー、もしかして、伝説のドラゴンの事を言っているのか!」
そう、バーゲストが驚いている間にも、俺はヨッシーの背に乗って、真っ直ぐと目的地に向かって走り出す。
人間では不可能な速度で走っており、BBコーンがあるとされる場所に向かう。
森林を通り抜け、目的とされて、見えた物。
それは、ビルを思わせる程の大きさのコーン。
それが、BBコーンだと言う事が分かる。
「さてと、それじゃ、とりあえずは」
その言葉と共に、真っ直ぐとBBコーンに向かって、殴る。
それと共に、弾け飛んだBBコーンが飛ぶ。
それに対して。
「ぺろーん!」
「おぉ、凄いな」
ヨッシーから、軽い効果音と共に、空を浮かぶBBコーンを次々と舌で回収する。
勢い良く食べられないように、なんとか回収する。
「さてっと、こんだけあったら良いな。
あれ、だけど、調理どうしよう」
原作のトリコでの調理方法はおそらくは再現できないだろう。
しかし、BBコーンが確かにあり、食べている歴史がある。
ならば、何か手掛かりがあるかもしれない。
「とりあえず、帰ってみるとするか」
その言葉と共に、俺は目的地に向かって、ヨッシーに乗って、走る。