「……まさか、本当にBBコーンを取るとは」
そう言いながら、バーゲストは未だに信じられない様子で、俺が持ってきたBBコーンを見て、信じられない様子だった。
確かに、俺はヨッシーが乗って、BBコーンを取りに行ったが、そこまでの道中はとても厳しかった。
それでも、ヨッシーが助けてくれたおかげで、なんとか取る事ができた。
「だけど、問題は、ここからなんだよなぁ」
BBコーンを手に入れる事はできたが、問題はどう調理するかだ。
BBコーンを調理するには、火を通す必要がある。しかし、その火を通す方法が問題なのだ。
「火を通す方法か、これの調理をどうにかしなければいけいないけど。
バーゲストは何か知らないのか?」
「残念ながら、私はこの土地の管理をしているが、この土地にある食べ物の事はあまり詳しくなくてね」
バーゲストもBBコーンについてあまり詳しくはないようで、BBコーンについては分からないようだ。
「だが、おそらくだが、BBコーンの調理方法を知っている人物が、この近くにいる」
「本当なのか?」
バーゲストの言葉に、俺は驚く。
BBコーンの調理方法を、知っている人物がいるなんて思わなかったからだ。
そんな俺に対して、バーゲストはゆっくりと首を縦に振ると、こう話した。
どうやら、様々な所を旅しており、その食材の知識はかなり豊富らしい。
それなら、BBコーンについても詳しいかもしれない。
早速、バーゲストから聞いた場所に向かう事にする。
しばらく歩くと、そこにいたのは一人の男だった。
年の頃は30代ぐらいと思われる細身の風貌で、やや額が広めの中分けの黒髪とサングラス、白い背広に濃紫色のYシャツと、中々に癖の強い出で立ちで共通している。
「ほほぅ、まさかとは思っていたが、噂の君に出会えるとは思わなかったよ」
その人物は俺を見ると、嬉しそうな表情を浮かべる。
一体、何者なんだろうか? 気になるところではあるが、今はそれよりもBBコーンの調理法を聞きたい。
「あなたは一体」
「俺の名は鬼頭丈二! 世界に股をかける奇食ハンターだ!」
そう言うと、鬼頭が笑みを浮かべる。
「寄食ハンターか、だったら、これの調理方法は分かるか?」
「むっ、これはBBコーン! まさか、あそこから手に入れる事ができるとは!!」
BBコーンを見た鬼頭は目を見開く。やはり、BBコーンの存在は知っていたようだ。
そして、BBコーンの事を知っていた事で、確信を得た。
「だったら、それを教えてくれないか」
「それは構わない。
だが、条件がある」
そう鬼頭はサングラスを外しながら話す。
「それは」
「俺と一緒に、ある食材を探してほしい。
俺の求める食材、ビリオンバードを!」
「ビリオンバード! 伝説の鳥の!」
その言葉に、バーゲストは驚いた様子だった。
「あぁ、太古の昔に、人々を飢餓から救ったとされる伝説の存在。
だが、その味は、現代では不明。
そんな、ビリオンバードを、一緒に探してくれないか!」
そう、鬼頭からの提案。
「ふっ、むしろ俺からも頼みたい。
そいつは、俺も探していた所だからな」
「決まりだな!」