ヨッシーに乗った者は勇者である。
勇者である俺と婚約するのが、領主の掟。
そう、俺は始めは驚きを隠せなかったが、バーゲストは本気の様子だった。
その証拠が、現状であった。
ボリュームのある金の長髪にダイナミックとも形容出来る大きさの乳房。
そんな特徴を持つバーゲストは仰向けに横たわった俺を乳房で半ば押し潰すようにしてのしかかり、キスをしてくる。
その姿はまさしく獣を思わせており、暴力的な快楽を俺にもたらす。
「っ……!」
息苦しさを覚えてバーゲストから逃げようとするも、彼女によって後頭部を押さえつけられてしまう。
そして、そのまま舌で口内を蹂躙されるように舐め回され、唾液を流し込まれると同時、体中に電気のようなものが流れていく感覚に襲われる。
それは痛みにも近い刺激であり、全身を強く抱きしめられる度にその刺激は大きくなっていった。
だが、不思議と嫌な感じは無く、むしろ心地良さと安心感を覚えるほどだった。
しかし、それも束の間、彼女の体の下にあるペニスがゆっくりとではあるが勃起していくのを感じると同時に強烈な刺激に襲われ、俺は悲鳴のような声を上げながら体を跳ねさせる。
そして、それを楽しむかのように彼女は乳房を押しつけつつキスをやめると耳元へ口を近づけてきた。
「そのっ、気持ち良いでしょうか?」
俺の方に問いかける。
それに対して、俺もまた笑みを浮かべる。
「あぁ、最高だ」
そう口にするとバーゲストは嬉しそうな表情を見せる。
彼女の体はどこに触れても柔らかい。
そんな彼女が自分の上に乗っかって来ているという事実だけでも興奮させられるというのに、その上でのしかかられているとなれば尚の事だった。ただでさえ密着している為に下半身には性器同士が触れ合っている状態なのだ。
その上、バーゲストの手は俺の胸板や腹筋などを撫でるように触っており、また時々ではあるが乳首に触れるような真似までする。
それだけでも堪らないと言うのに、彼女の股からは愛液が流れ出しており、それが肉棒にまで垂れてくるものだから余計に敏感になっている状態だった。
そんな中でこんな風にされてしまえばどうなるのか?
答えは簡単である。もう限界寸前まで迫っていた。
「あっ……あのぉ、そろそろ挿れても良いですか?」
そんな時であった。不意にバーゲストが何かを言い出す。
それに対して何と答えるべきなのか考えている最中だというのにも関わらずバーゲストは強引に挿入してきた。
それによって一気に根元近くまで飲み込まれてしまい、あまりの快感に脳髄の奥の方が痺れていく。
「うぅっ……」
体が震え上がると共に全身に強い力が込められたような錯覚を抱く。まるで自分が自分でなくなってしまったかのような浮遊感を覚えた瞬間でもあった。
ただ、それもほんの数秒。
すぐに体の力を抜いていくと俺は息を大きく吐き出した。
それを見てかバーゲストもまた小さく吐息を漏らすと腰を振り始める。一度目は騎乗位の状態で激しく動いていた彼女だったが今は少しだけ落ち着いたようでゆっくりと小刻みに動いているようだった。
そして、しばらくすると再び大きく動き始め、ピストン運動を始める。
ただし、今度は前より緩やかなものであり、少しずつ高まっていく射精欲を抑える事はできなかった。
俺はバーゲストを抱き寄せて強く抱きしめる。彼女の体温を感じながら必死に耐えるも程なくして精液が発射された。
しかし、その程度でバーゲストの動きが止まる事はない。むしろ加速するようにして何度も膣奥へと打ち付けるようにしてくるのだ。そうする事によって更に深い部分で繋がるようになり、その結果として先程よりも強い快楽を得られるようになっていた。
おかげで俺は情けない声を上げ続ける事になるのだが、それでも彼女は止まることなく行為を続けていく。
「……んくぅっ、あぁっ! いいぃですぅ!」
俺の上に乗っているバーゲストの声が大きくなっていくと同時に体が強く抱き締められてきた。それと同時に肉棒の方にも圧力がかかるわけだが、そこでバーゲストは一際大きな喘ぎ声を出すと体を震わせ始めた。
同時に俺のモノを強く締め付けてくるものの、あまりにもきつすぎて絶頂を迎える前に果てそうになる。
「っ!?」
慌てて我慢しようとするも間に合わない。
気づけば勢いよく射精していた。
ドクンドクンという脈打つ感覚を覚えつつ大量の精子を飲み込むようにして子宮口付近に押し付けられる。それはつまり出されたばかりの濃厚な精液を更に注がれているようなものである。当然の事ながら妊娠してしまうのではないかと思えてしまうくらいの量で、それでいて量が尋常ではないほど多いために少しでも動いたら溢れてしまいそうだった。
しかしそんなことを気にしている余裕はないらしくバーゲストは小刻みに腰を振り続けていく。その度に何度も搾り取られるような感覚に襲われた俺は限界まで達すると最後の一撃と言わんばかりに膣奥へと押し付けた後に全てを吐き出した。
その際に再び快楽に襲われて意識を失いかけるも何とか堪えることに成功する。そして荒い呼吸を繰り返す中、ぼんやりとした視界の中で目を閉じている彼女の表情を見ると絶頂に達したのだと悟った。そのままの状態でいるとしばらくしてから彼女はゆっくりと目を開けるとこちらを見つめてくる。
「すまない……つい夢中でしてしまっていた」
「構わんさ。それよりもだ……今日はこれで終わるのか?」
まだ射精できていないため辛いだろうと思って問いかけるとバーゲストは苦笑する。
「君を満足させるという約束だからな。もちろん最後まで付き合うつもりだぞ」
そう言って俺から離れると先程のように股間に顔を近づけてきた。