※この作品はR-18です。

義母と息子の境界線   作:Scorcher

17 / 18
EXTRAパートの後半、爆乳人妻経産婦がうんこを我慢するだけ(我慢出来るとはいっていない)という内容です。ただのスカトロです。

タイトル部分に注意書きを載せることも考えましたが、前回書いておいたので省略しました。いきなりこのパートを読む人はいないでしょう。

ちなみにこちらのEXTRAパートでも、一応はエピローグの展開へと繋がることとなります。過程は大幅に異なりますが、結末に違いはないという感じです。

それでは、文字通りクソのような終わり方でしたが、本作の投稿は以上となります。本作の続きは『偽りの幸せ、不幸な真実』のエピローグパートへ移ります。


EXTRA2.爆乳人妻経産婦の脱糞アクメ

「さてと……あの子がトイレに行ってる間に、私は先にシャワーでも浴びて……んんっ!?」

 

しかし、ガラス窓に手をついた裸体を立たせて、歩を進めようとした瞬間、彼女の体調にも変化が表れ始める。

 

「ま、まさか……私も……こんな……いきなり……!んぐぅぅっ……!」

 

腹部から尻にかけて襲い来る、刺すような痛み。真希は咄嗟に手を腹に当て、苦痛に満ちた表情を浮かべながら、もう一方の手を近くのテーブルについて体勢を整える。

 

「だめっ……私も……もう、もたな……典也は……!?」

 

典也に向かって声を上げ、彼を制止させようと思い付く真希。しかし、遠目から彼が入ったトイレのドアが閉まる音と、鍵を掛けた音が聞こえ、その思惑は打ち砕かれる。

 

「これじゃあ……あの子が出てくるまで我慢しないと……あぐぅっ、ぐぅぅぅぅぅっ!!!」

 

腹部の中で鳴り響く鈍い音。それと同時に襲い来る、先程よりも激しい痛み。しかしそれは単なる痛みだけではなく、胃の内容物が腸内へと降りていく感覚を伴っているのであった。

 

「んんぅっ……はぁっ、はぁっ……だ、だめ……耐えて。耐えるのよ……!あっ……!部屋の外にあるトイレに行けば……んぐぅっ!!!んぐぐぐぅぅぅっ!!!」

 

ホテルのフロアに備わったトイレあることを思い出す真希。しかし、彼女はいま全裸であり、この腹痛の中で衣服を着る動作を行うことは困難であった。

 

腹痛に耐えることで額に滲み出てくる脂汗。尻穴によって得られた快感の代償。腸内を激しく蹂躙され、大量の精を注ぎ込まれた真希は腸内に溜め込まれた内容物の排泄、強烈な便意に襲われていた。

 

「あぐぅっ!あっ、あぁっ……!お願い典也……早く出てきて……!じゃないと私……で、出ちゃうからぁっ……!」

 

一向に出てくる気配がない典也。その一方で彼女を襲う便意と焦燥は激しさを増す。もはやガラス窓の外へ裸体を晒していることも忘れ、彼女は腸内に溜め込まれた内容物と注ぎ込まれた精液の排泄欲を抑えることに必死となる。

 

「はぁ……はぁ……んぐぅっ!!んんぅっ……!んぎぃっ!?も、もうダメ……我慢出来ない……!トイレに行けないならせめて……出しても大丈夫そうな場所へ……」

 

一度気を許せば決壊をすることが確実な肛門。真希は腹痛に耐える一方、懸命に尻穴を閉じ、決して室内では粗相を行わぬように、浴室へ向かうべく歩を進め始める。

 

「んっ……ぐぅっ……だ、大丈夫よ……す、少し……少しだけ出して……楽になればいいんだから……あぐぅっ!?」

 

多くの物が溜め込まれた腹部を抑え、覚束ない足取りで浴室を目指す真希。少しでも激しく動いてしまえば、その場で全てが終わる。彼女は制御が効かなくなりつつある自身の身体を、懸命に御して歩くのであった。

 

「はぁっ……はぁっ……!こ、ここなら最悪出しても……なんとか……でも、やっぱり典也が出てくるのを少しでも待たないと……んぐぅっ!?んっぐぅぅぅぅぅぅっ!!!!!!!」

 

浴室へと到着した真希が得た微かな安堵感。しかしそれは、腹部の中で響く鈍い激しい音と共にさらなる便意を助長させてしまう。彼女は急ぎ浴室のドアを閉めると、最悪の事態に備えて床へとしゃがみ込む。そして、典也がトイレから出てくることを一人で祈るのであった。

 

「お願い典也……!早く……早くしてっ!わたし、こんなところで……こんなところでなんて……!」

 

永遠にも感じるような長い時間を一人全裸で過ごす真希。しかし、彼女が便意を催してからは、まだ数分も経過をしていないのであった。

 

「あぐぅっ……んんんっ……!んぅぅぅぅぅぅっ!!!!?」

 

歯を食いしばり、滑稽極まりない表情となって排泄欲に耐える。しかし、そんな彼女の頭の中で悪魔が囁く。

 

『(別に我慢する必要なんてないじゃない。これは生理現象なのだから、仕方のないことよ。)』

 

「で、でも……でもぉっ……!あぐぅっ!!!んんんんんぅぅぅぅっ!!!!」

 

理性を振り絞り、肛門の拡張を抑え込もうとする真希。だが、その考えに反してしゃがみ込ませた身体の足は開き始め、排便がしやすい体勢へと変わっていく。

 

「だ、ダメよ……絶対にダメッ……耐えなさい私……!ま、まだ我慢くらい出来るでしょ……!?」

 

せめて言葉だけでもと、己を奮い立たせようと声を上げる。だが、既に限界を超えていた便意と排泄欲を前に、それらが意味を為すことはなかった。

 

「んぅぅっ……はぁっ……んんっ……んぐぅっ……!あぐぅっ、んぐぐぐぅぅぅっ!!!!!」

 

浴室内であるにも関わらず、和式便座を利用する体勢となり、真希は覚悟を決める。しかし、いざ排泄の為に括約筋を弛緩させると、今度は身体が拒むように肛門の決壊を妨げる。

 

「ぐぅぅっ!!!な、なんで出ないのよ……!こんな苦しいのに……どうして……!んぅっ……ふんぅぅぅぅぅっ!!!!」

 

致し方なく彼女は便座の上ではない場所で、尋常ではない羞恥に塗れながら全身に力を込める。そして、便意と排泄欲に支配された裸体を踏ん張り、閉じようとしていた肛門を押し拡げるのであった。

 

「んぐぅっ……!?んぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ……!!!!!」

 

真希が声を上げた次の瞬間、尻穴からは滑稽かつ間の抜けた放屁の音が浴室へと響き渡り、腸内のガスを勢いよく噴出させる。

 

そして、広がり始めた肛門からは典也に注ぎ込まれた白濁、そして彼女自身が腸内に溜め込んでいた軟便が混ざり合いながら排出され、浴室の床を汚していく。

 

「あぁぁぁぁぁ……あっ、あぁぁぁぁっ……!」

 

床に広がる精液と軟便が混ざり合った汚物。それらを排出した真希は解放感と共に、おおよそ常人では有り得ない所業に対する絶望感を覚えて、呆然としているのであった。

 

「で、出ちゃったぁ……!わたし、お風呂で……う、ウンチ……出しちゃったぁ……!」

 

しかし、絶望感に苛まれながらも、それほどの羞恥は感じていなかった。幸いにも一人でいる状態での排泄であり、排泄した精液混じりの大便は排水口へ流せる程度の軟性を有していた。

 

「んんっ……は、早く……流さないと、こんなところを典也に見られでもしたら……今度こそ本当に……」

 

尻穴に注ぎ込まれた白濁と便を出し終え、今度こそ安堵を得た真希。彼女は急ぎ自身の排泄した跡を消すため立ち上がろうとする。しかし

 

「あぐぅっ!?んんぅぅぅっ……!ま、待って……!こ、これ……まだ……ウソでしょ……!?」

 

真希は立ち上がることが出来なかった。彼女が排泄した精液混じりの大便は決して多いとはいえず、腸内には未だ多くの便が溜まっているのであった。

 

「だ、ダメよ……絶対にダメッ!全部出しちゃうなんて……そんなこと……んぐぅっ!?あがぁっ……!あぁぁぁぁっ……!!!!」

 

言葉を紡ぐことすらも困難にする、先程よりも遥かに激しい便意と排泄欲。そして何よりも、真希自身が意図的に踏ん張り、広げてしまった肛門が収縮することはなかった。

 

「い、いやぁっ……!これ以上は……トイレに行かないと……!こんなところで出したりなんて……!」

 

既に腸内を下降してくる新たな内容物を抑えることは不可能であった。安堵してしまった直後に襲い来る便意。しかし、それ以上に彼女を絶望させる声が、閉じていた浴室のドア越しから聞こえてくる。

 

『あれ?お母さん?どこ行ったの?』

「………っ!!!!?」

 

真希の状況を一切知らず、彼女の居場所を把握していない典也がトイレから出てくる。その聞き慣れた声を聞いた瞬間、彼女は絶望を遥かに上回る恐怖に身体を支配される。

 

『あ……なんだ、お風呂に入っていたんだ。』

 

浴室内に真希がいることを気付いた典也。便意と排泄欲に囚われた彼女は、堪らずドア越しに立っていた彼に対して声を上げてしまう。

 

「だ、ダメっ!!!今は絶対に入っちゃダメよっ!絶対に、絶対に入ってこないでっ!!!!」

『えっ……は、入るなって……お母さん一体……?』

 

“絶対”というほど不正確かつ、相手の興味を引く言葉はない。真希の言葉によって典也の好奇心は図らずも助長され、彼は浴室内で脱糞を果たしている彼女を知ることなく、ドアに手を掛ける。

 

「い、いやぁっ……!ダメッ……ダメよ典也っ……!わたしは……わたし……んぐぅっ!?あっ、あぐぅっ……んぐぅぅぅっ……!!!!!?」

 

避けられぬ排泄行為の前に訪れる息子。そして彼は、入ってくることを拒絶した真希の言葉に反して、浴室のドアを開けてしまうのであった。

 

「お、お母さん……うわぁっ!?お、お母さん……な、なにをして……!」

「入っちゃダメって言ったでしょ!?どうして入ってきたのよぉっ!?あぐぅっ……んぐぅぅぅぅぅっ!!!!」

 

典也の目に映る光景。浴室内でしゃがみ込み、大きな尻を突き出した義母。そして、床には白濁混じりの人糞が広がっており、彼女が排泄したものであることを否応なく理解する。

 

「お母さんも、お腹が痛かったんだ。」

「ち、違うわよ……!これはあなたが、私のお尻にチンポを挿れて……んぐぅぅっ!?あがぁっ、で、出ちゃうっ……また出ちゃうのぉっ!おごぉっ!おっ、おぉぉぉぉっ!!!!!!!」

 

真希は声を荒げようとしたものの、強烈な便意を前に遮られる。そして、典也に視線を注がれる中、彼女は再び肛門を決壊させるのであった。

 

「んっぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!出る、出ちゃうぅぅぅっ!!!!ウンコっ、ウンコいっぱい出るのぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」

 

幾度となく激しく響き渡る鈍い破裂音。それと同時に開き切った肛門からは大量の一本糞がひり出される。その多くが先程排出された精液混じりの軟便を押し潰し、浴室内を悪臭で満たしていくのであった。

 

「イヤぁっ!イヤァァァァァァァァッっ!!!!見ないで、お願いだから見ないでぇっ!私のウンコ出してるところ見ないでぇぇぇぇっ!!!!!」

「あっ、あぁぁぁ……お、お母さん……!」

 

鈍い音と共に、極太の一本糞を絶え間なくひり出し続ける真希。その全てを典也は目に焼き付け、義母の排便、脱糞を前に言葉を失っていた。

 

「だめぇっ、ダメよっ!止まんないっ!ウンコっ、ウンコ出るの止まらないのぉっ!典也の前でウンコぉっ!息子の前でウンコブリブリって出しまくっちゃってるのぉぉぉぉっ!!!!!」

 

快便であった。腸内に注がれた精液を潤滑油、所謂浣腸として真希は自らの腸内に溜まっていたほぼ全ての大便を出そうとしていた。

 

肉棒によって押し拡げられていた直腸は排泄を円滑にし、尻穴に快感を与えるほどの快便をもたらすのであった。

 

「き、気持ちいい……!あぁぁぁ……!う、ウンコ……ウンコ出すの……すっごく気持ちいいのぉぉぉっ……!あ、あっはぁっ……!わ、わたし……ウンコでイってる……脱糞アクメしちゃってるよぉっ……!」

「うっ、うぅぅっ……お、お母さんっ……お母さんっ……!」

 

賤しいという言葉すらも生温い、下品さを極めつくした真希の脱糞。その姿に典也は嫌悪感と幻滅、そしてその全てを覆い尽くすほどの興奮を得ていた。

 

「んぐぅぅぅっ……!!!あぁぁぁ……典也ぁっ……!私のウンコしてる姿で……チンポ勃ったぁ?あぁぁんっ!!!してっ、してぇっ!チンポシコシコぉっ……お母さんの脱糞姿でチンポイってっ、イってぇぇぇっ……!」

 

ひり出す一本糞は次第に細くなり、排便の終わりを示していた。そして、彼女の足元にそびえ立った糞の山を糧に、典也は自らの逸物を握り締めて激しく扱き上げていく。

 

「んぅぅっ……ごめんお母さんっ……お、オレ……お母さんのウンコしてる姿で……!」

「いいのっ、いいのよっ!わたしで……最低なお母さんでチンポ感じてぇっ!私も……私もまだぁっ……んっぐぅぅぅぅっ!!!」

 

全てを出し切るかのように、全身に力を込めて肛門を拡げる真希。次の瞬間、十二分に脱糞を果たした尻穴から体内に残っていた糞汁が噴射され、自らがひり出した大便へと破裂音を立てて降りかかるのであった。

 

「あぁぁぁぁっ!!!お母さんっ、お母さんっ……!お、オレっ……んんぅっ……!イくっ、イっくぅぅぅぅっ!!!!」

 

そして典也もまた、大量の汚物を撒き散らした義母の背中と尻、そして排泄物に向けて大量の精を解き放つ。便所ではない場所で排便した彼女の姿に、彼は異常なまでの興奮を覚えて、盛大な射精を果たすのであった。

 

「あぁぁんっ!!!あっついのぉっ!!!典也のチンポ汁ぅっ……!私がウンコ出してること見てドピュドピュぅっ!!!あぁぁんっ!!チンポっ、チンポぉっ!私の恥ずかしいウンコにチンポ汁出ちゃってるのぉぉぉぉっ!!!」

 

茶褐色の大便を白く染め上げる白濁。さらには自身の身体へと精液を吐き出す典也の行為に、真希は排便の羞恥すらも忘れて恍惚の表情を浮かべる。

 

「あぁっ……だ、だめっ……わ、わたし……出ちゃうっ!ウンコ出して、おしっこも一緒にぃっ……あぁぁぁぁぁっ……!」

 

十分な排便による解放感を得て、真希は黄金色の小水を撒き散らす。その姿はまるで、脱糞した姿を見られたことによる、喜悦の意思を示しているようであった。

 

「んぅっ……ふぅっ、ふぅっ……あ、お母さんまた、うれションしちゃってるの?」

「ち、違うわよぉっ……!う、ウンコ出すとこ見られて、うれションなんてするわけないでしょ……!?こ、これはただのオシッコよぉっ……!ウンコのついで出たオシッコぉっ……!あぁぁ……あぁぁぁぁぁぁ……!」

 

しかし、真希の心は間違いなく悦びで満たされていた。大便をひり出す姿を目の当たりにされ、さらに白濁で汚し尽くされる仕打ち。排尿を続ける彼女の淫裂からは、密かに愛液が滴り落ちているのであった。

 

 

◇

 

 

行為の残骸を典也と共に片付け終え。真希と彼は共にベッドで横となっていた。

 

「………」

「うぅっ……!」

 

決して会話が出来る環境ではなかった。義母である真希と行為を重ね、幼くも人並み以上の性知識を得ていた典也。しかし、先程彼が目の当たりにした光景は、男はおろか、真希と同性である女さえも見ることが憚れるものであった。

 

「ごめん……お母さん。オレがその……いきなりお尻なんかでしちゃったから……」

「ううん……違うわ。あれは全部私が悪いの。私があなたに快楽を求め過ぎていたから……」

 

見てはいけないものを見てしまったという罪悪感。そしてさらには、その光景を糧として欲望を吐き出したという事実。典也は自身の行いに恐怖すら感じるのであった。

 

「お母さん……怒ってないの?」

「………」

 

典也の問いかけに真希は沈黙を貫く。そんな背中を向けたままの彼女に対し、彼は不安を膨らませる。

 

「お、オレ……お母さんとこういうことをするのは、やっぱりイケナイことだと思うんだ。お父さんにも秘密で、お母さんとすることなんて……」

 

あまりの衝撃と不安に、真希との関係を断ち切ること示唆する典也。それを聞いた彼女は勢いよく振り返り、彼の顔を見てついに口を開く。

 

「そんなの、絶対にダメよ。私をあそこまで辱めた男なんだから……責任を取ってもらうわ。」

「せ、責任?」

 

その言葉に典也は重さを感じる。一方の真希は彼を息子ではなく、一人の男であると認めて言葉を続ける。

 

「私はもう……あなた以外の男に心も身体も許すことなんて出来ない。典也、私の全ては……あなたものよ。」

「えっ、えぇぇぇぇっ!!!!?」

 

突然の宣言に困惑を極める典也。自らに対して全てを捧げると言い切った真希に、彼は思わず問い返す。

 

「お、お父さんはどうするの!?」

「もちろん別れるわ。いずれはあなたと結婚するのだから。もちろん、弘希も私と典也で育てるの。元々あの子は、私と典也の間に出来た子供でしょうからね。」

「け、結婚って……!で、でも……その……お、お金とかは……?」

 

典也は真希よりも現実を直視しようとする。しかし、彼女にとってそれらが障害となることはないのであった。

 

「大丈夫よ。わたし、たぶん俊也さんと同じくらいには持っているし。あなたと弘希が大人になるくらいまでのお金なんて、大したことないわ。」

 

この高級リゾートホテルへ自費で訪れていたことが、真希が放つ言葉に事実と重みを与えていた。それでも典也は、自らの行動が彼女と実の父親を破局まで導いたことに戸惑う。

 

「だ、だからって……急にお父さんと別れるなんて……!」

「……私が俊也さんと別れるなんて言えるのは、あなたなら分かるでしょ?」

「そ、それは……」

 

真希の問いかけに典也は言葉を詰まらせ、彼女の問いの意味を理解してしまう。彼女は自らを満たしてくれる相手として、俊也ではなく典也を選ぼうとしていた。

 

単純かつ明快な選択。そして、典也に文字通り全てを曝け出した真希は、自らの欲望に忠実なまま典也だけに男を求めるのであった。

 

「典也が私を受け容れてくれたら、私はあなたのもの。でも、もし受け容れるつもりがないのなら……」

「な、なかったら……?」

 

恐れを覚えながら、典也は真希に言葉の続きを問う。そして彼女は、狂気をも滲ませた笑みを浮かべて、彼に対して口を開く。

 

「あなたはわたしのものよ。」

 

逃げることは出来なかった。典也に示されたのは二者択一の皮を被った一者択一。どちらを選ぼうとも、義母から逃げることは許されないのであった。

 

「お、お母さん……お、オレは……!」

「ふふっ……大丈夫よ。時間はまだたくさんあるのだから。典也、あなたの好きなほうを選んでちょうだい。」

 

典也は密かに思う。「選ぶ必要などあるのか」と。それでも彼は決意をする。逃げる必要もなく、選ぶ必要もない。唯一確かなことは、真希と典也の間に存在する義母と息子という関係が、因果の彼方へと消滅したという事実であった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。