黒江「あ、そういえば。」
夜人「ん?」
僕たちは休日の3時というオヤツタイムに一緒に喫茶店で一休みしていた。
え、仲良すぎって?それな。ちなみに僕はアイスコーヒーで野々島さんはチョコレートフラペチーノ。
黒江「その誕生日プレゼントの女の子はどうなったの?」
夜人「えっとね〜」
(少年説明中…)
「というわけで喜んでもらえたらしいよ。」
黒江「ほえ〜、よかったじゃん!」
夜人「うん、それにしてもこの喫茶店の中あったけ〜」
黒江「それね〜」
夜人「いや〜、外出たら結局寒いんだけどね。」
黒江「あはは…」
夜人「大丈夫?寒い?」
黒江「うん、大丈夫!」プルプル
夜人「そういえばあったかくなりたい時は人肌が一番いいらしいよ。」
黒江「そうなの?」
夜人「うん。」
黒江「それじゃあ///」ギュッ
夜人「っ!///」
黒江「しばらく借りていい?///」
夜人「うん///」ギュ
しばらく繋いでいた。とっても柔らかかったしあったかかった。
夜人「ついたよ。」
黒江「うん///」
夜人「え、離さないの?」
黒江「もうちょっとだけ…」
そんなことをマンションの自分の部屋前でやってたら
周「あ」
真昼「あっ」
周くんと椎名さんがいた。
黒江「えええええ!?ナンデココニー!?」
何これデジャブ?
周「…というわけだ。」
黒江「な、なるほど。」
ということで周くんの家で野々島さんに説明してます。
黒江「このこと、七瀬くんは知ってたの?」
夜人「まぁ、少し前に知ったけどね。」
周「この展開見たことあるのは俺だけか?」
真昼「私も…」
黒江「それじゃあ誕生日プレゼントの送り先は」
夜人「椎名さんだね」
周「俺はそういう知識があまりなくてな」
周「ということで黙っててほしい。」
黒江「いやいいけど…。なんというか、ねぇ?」
夜人「でしょ?」
周「何が言いたい」
二人「「いやぁ?」」
真昼「あの、お二人は一体どういったご関係で…」
黒江「あー私達?…友達以上?」
夜人「定期的に勉強一緒にしたりとかご飯一緒に食べたりとかかな。気が合うんだよね。」
周「お前らそんな関係だったのか。」
真昼「というか私達全員今の今まで全員が近くに住んでいることを知りませんでしたよね。」
夜人「や〜、僕と周くんは知ってたけど椎名さん達はいるとは知らなかったな〜」
周「それは、そうなんだがな…」
こうして僕たちはまたお互いを知っていく。
野々島さんは椎名さんとずっと友達になりたかったらしく「学校でも話しかけていい!?」なんていっていた。
夜人「…」
黒江「どうしたの七瀬くん、部屋戻ってからずっと顔が堅いけど。」
夜人「え、そんな顔してた?」
黒江「うん、何か悩みでもあるの?」
夜人「…ううん、気にしないで。」
黒江「む、ダウト!」ビッ
夜人「えっ」
黒江「なんもなかったらそんな顔しないから。」
夜人「…わかっちゃう?」
黒江「うん、何かあるなら話してみてよ。聞いてもらうだけでも気持ちは軽くなるもんだよ。」
夜人「いやさ、あの二人の関係もあれだけど僕たちも歪だな〜って」
黒江「歪?」
夜人「ただの友達ならここまで家に来たり一緒にご飯食べないし、その、手も繋がないなって…」
黒江「なるほど〜、で君はどうしたいの?」
夜人「…このままでいいのかなって。」
黒江「じゃあ友達の一線越えちゃう?」
夜人「!?」
黒江「…どう?///」
夜人「…具体的には?」
黒江「急にぶっ飛ばすのはアレだからまずは名前呼びから始めない?」
夜人「名前か〜、確かに一回も読んだことないね。」
黒江「そうだよ、夜人くん!」
夜人「っ、急だね、野々島さん。」
黒江「私も名前で呼んでよ!」
夜人「えっ」
黒江「周くんとかには名前で呼んでるくせに」
夜人「…く、黒江、さん。」
黒江「よろしい。」
一歩、進んだ気がする。