相澤side
俺は今、重たい気持ちで職員会議に出ている。
理由は簡単だ。
俺の受け持つクラスの1人が亡くなったからだ。
俺は今まで受け持ったクラスの全員を除籍にしてきたが、生徒が亡くなったのは初の経験だ。
山田の奴が「お前だけのせいじゃない。
そう思って仕方ない。
そして俺が会議室に到着すると校長が口を開く。
「会議を始めようか」
山田side
先日の
やっぱり、生徒が死んだことを引きずっているんだろうな。
俺がイレイザーのこんな顔を見るのは2度目だ。
俺たちがA組の3バカと呼ばれていた頃に一緒につるんでた白雲 朧が亡くなった時と同じ顔をしている。
「さて、最初の議題だけど。今回襲撃してきた主犯以外のメンバーの正体だけど、人間じゃなかったのさ…」
その言葉に俺や他の教員たちも驚きを隠せなかった。
「彼ら…と言ってもロボットだけどパワーローダーに調べてもらったのさ」
その言葉を聞きパワーローダーが席を立ち、解説を始める。
「アレの技術は私が知る限りの科学の限界を超える物でした。恐らくですが今の人類が残された素材を研究しても2~300年はかかるかと思われます」
「それだけ優れた技術者が奴らの背後にいるというわけか」
「それと主犯の事をオールマイトの知り合いである刑事の1人に調べてもらったら当てはまる人物が1人浮かび上がったのさ」
校長がそう言うとスクリーンに青い髪にピエロのような顔をした男が写し出される。
「彼の
「そんな人物がなぜ雄英に侵入してきたのかしら」
ミッドナイト先輩の意見も勿論だが俺は1つの疑問を感じた。
「待ってください。その男は既に」
イレイザーも同じことを思ったのか珍しく口を挟んできた。
校長は黙って頷き。
「そう、彼は数年前に逮捕されてタルタロスにいるはずなのさ」
そう、その男は確か数年前に俺とイレイザーで捕まえたんだ。
「おそらくだけど
「ツマリ犯人ハ、インゲニウムトA組ノ飯田ノ関係ヲ知ッテイルトイウコトカ!」
結局分かったのは犯人のグループには優れた技術者がいるという事と飯田とインゲニウムの関係を知っているの2つだけだった。
相澤side
「それと2週間後に控えている雄英体育祭だけど、例年通りに行う事が決定したのさ」
「こんな事があったのにですか?」
俺の疑問を校長は頷き話を続ける。
「こんな事があったからこそさ。雄英の警備はより凝固になったと犯人に思わせる為にもね。それとヒーロー公安委員会から今回の
「何故ですか!?」
俺は思わず立ち上がりながら叫んでいた。
「いつもの君らしくないね、イレイザー。気持ちは分かるけどね。ただ、ここで発表してしまったらマスコミどころかマスゴミが取り立ててくると思わないかい」
その言葉を聞き俺は着席するしかなかった。
結局亡くなった針山は体育祭には体調不良で欠席するという形で話が決まった。