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どうなってるんだ?!
心の中でだけど、声を大にして叫びたい。
その原因はマミ先輩の作った夕食。
美人、巨乳、おしとやかで優しく、成績優秀・・・。
「世の中の不公平さを堪能させていただきました。」
「なぁに?ソレ?」
何故、天は二物も三物も人に与えるのでしょうかね?
偏るにも程があると思う。
「・・・・・・非常に言い難いのですが、マミ先輩に弱点とか苦手なものとか、なんかこぅダメージ2倍効果はバツグンだ、とかいうものはあるのでしょうか?」
是非ともあって欲しいところ。
じゃないと僕みたいな何の取り得もない人間は立ち上がる事さえできない。
まさにorz←なカンジのままで。
「モチロン、あるわ。」
ちょっとホッとしたのは内緒の話。
ところで、正座している先輩の膝、ストッキングが伸びて薄く肌色が見える所に、どうしても視線がいっちゃうのは僕だけだろうか?
「ど、どんなものとかお聞きしてもよろしいでしょうか?」
普通、自分の弱点なんか教えてくれるわけはないけど、こ、恋人なら、いいよね?
「沢山あるけど・・・。」
沢山?!
「あ、オバケとか黒いGとか?」
大抵の女子は弱点だよね。
「うん、そういうのもだけど、一番は・・・。」
「一番は?」
ゴクリと喉が鳴る。
なんで、こんなに緊張してるんだろ?
「一番はね。」
そう言うと先輩はにっこりと僕を指差した。
「へ?」
「ア・ナ・タ・♪」
ナンデスカ? コノカワイイイキモノワ?
「私はアナタの彼女になって日は浅いけど、笑ったり、驚いたり、ドキドキしたり忙しいの。こんなになっちゃうのはアナタのせい。だから、私の弱点はアナタ。」
・・・キュン死とかいう単語を作った者は、今すぐ名乗り出て欲しい。
そして、僕とがっちりと握手してください。
貴方は偉大な言語学者だ。
「なんというか・・・心臓が破裂しそうです。というか、僕ってそんなにマミ先輩に色々してます?」
先輩の言う通り、日が浅いしなぁ。
「それに僕程度の男子ならそこら中にいるし、他の男子でも出来そうなものだけども・・・。」
「そんな事ないわ。なかなかあんな情熱的な告白出来ないもの。」
思い出すと赤面モノだけど、あれで先輩と恋人同士になれたんだしなぁ。
「そういものなのかな?」
「うん。じゃ、後片付けしちゃうね?」
「あ、僕も手伝います!」
「いいのいいの。アナタは今日は大切なゲストなんだから。それに台所、二人じゃ狭いし。」
念を押す先輩の言い分はもっともで、確かに広めではあるけれど、ワンルームの台所はそれ程広くはない。
僕の背格好は平均並みだとしても、二人では狭い。
「じゃ。」
頷く僕を確認して立ち上がった先輩がバランスを崩した。
倒れる!
そう思った僕は慌てて立ち上がるが、緊張していたせいと先輩が立ち上がった勢いのまま倒れ込んできたせいで、先輩を抱きかかえたまま一緒に倒れてしまった。
「ベ・・・ベットが倒れた先にあって良かった。」
良かった、いや、良くない、うん、良かった。
内訳は倒れた先がベットで互いに怪我をしなくて良かった。
そして良くないのは先輩が僕に覆いかぶさっている事。
で、ラストのはその胸が、僕の胸板に当たっている事だ。
僕の胸で潰れて楕円形になっているだろうこの柔らかさを堪能出来てラッキー。
「あはっ、ずっと正座してて足が痺れちゃったみたい。」
失敗、失敗と舌をペロッと出してウィンクする先輩。
う~ん、やっぱり可愛い。
いい匂いがするな。
「大丈夫ですか?」
「うん。助けてくれてありがと。でも、ちょっと動けそうにないから、このままで。」
「喜んで!」
なんか、このフレーズ前にもやったような。
だが、まだまだ感触を堪能出来る事に否はありません!
「もぅ、えっち♪」
そう言う先輩は口調は怒ってるようでも、顔は笑顔のままだった。