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「じゃあ、次はあたしの番だな。」
「は?」
じゃあって、何がじゃあなんだろう?
ご飯入れとくヤツ?
「なっ、何を言ってるのよ!」
「え?だって言ったんだろ?互いにさ。だったら、次は公平にあたしが貰う番じゃね?」
どういう理屈だよ、それ・・・。
「どういう理屈よ!」
あ、マミ先輩も同じコト考えてら。
「んー、まぁ、ほらさ、結局のところ、アニキがあたしとしてもいいって、したいって思ってくれんなら、どうなろうと関係ないだろ?」
まぁ、確かに双方の合意があれば、何も問題もないと言えばないけど、そんな事よりも僕には言いたい事がある。
「それにアニキはその代償にマミに捨てられて、別れる覚悟だってしてたんだしさ。」
「別れません!私はこの人の彼女です。だから誰にもあげません!」
堂々と胸を弾ませて・・・しかも、凄い弾んで・・・じゃなくて張って先輩が主張してくれるのは嬉しいんだけれど、僕も主張したい事がですね・・・。
「あ、あの・・・それより・・・。」
「へぇ。最近の彼女ってヤツは彼氏をレイプするんだ?」
「れっ、レイプ?!」
先輩がすっとんきょうな声を上げる。
まぁ、そうだよね・・・。
「だって彼氏をふん縛って、上に跨って腰振りまくるなんてレイプと変わんないだろ?」
杏子の主張にようやく先輩は現状を冷静に把握してくれたようで、僕の顔を恐る恐る見つめてくる。
「・・・解いて欲しいってさっきから言ってたんだけど・・・。」
それが僕の一番言いたい事で、今の切実な願いだ。
両手両足を縛られたまま、股間を曝け出した状態で、女性に跨られてえっちした。
それは確かに普通じゃない光景だし、普通じゃないプレイだと思う。
勿論、僕にはそういう性癖はない。
「あ、あ、あ、あのね、私は、その・・・ね?」
何が"ね?"なのか解らないけど・・・。
「解いて?」
杏子が解いてくれなかったのだから、涙目になっている先輩には悪いけど、彼女に頼むしかない。
僕の訴えに、先輩は手を縛っている布を解こうと・・・。
「いいのか?ソレ解いたら、もう二度とアニキはマミを抱かないかも知れないぜ?」
ビクリと先輩の身体が震えて、手が止まる。
「ちょっ、杏子、何を言ってるんだよ!」
「いや~、ほら、アニキの事だから、そう言いそうだなーって。でも、だからってあたしやさやかを選ぶなんてコトもしないだろーし?」
そりゃ、先輩と別れたからって杏子と、なんてムシが良過ぎる話だ。
たとえ杏子が良かろうとも、僕が良くない。
納得出来ない。
「そうなると、みんな他人で、バラバラになっちゃうなー。」
「他人・・・ばら・・・。」
絶句したまま固まる先輩と、何を考えているのか全く解らない杏子。
杏子はニヤニヤと笑みを浮かべたまま、先輩に近づくとそっと彼女の耳元に口を寄せる。
い゛がんっ!
「ヲイ。変な事を言わないでよ?マミ先輩も杏子の言っている事を真に受けないで下さいよ?」
杏子が先輩に何を吹き込んでいるか解らないけど、今までの傾向から120%ロクな事じゃないのは明らかだ。
けど、先輩は何やら杏子の言う事に目を細めてから、僕をまじまじと見る。
「・・・アナタは、私が別れないって言ってどう思ったのかしら?」
「え?そりゃ、嬉しいです・・・けど・・・。」
「けど?」
「それって、杏子に対して不誠実かなって・・・。」
杏子だって、ただ僕と一緒にいたかったって強く想った末の行動だったわけだし。
「そう。」
それでもう会話は終わりと言わんばかりに言葉を切ると、先輩は僕の手の拘束を解く。
「ふぅ。うわっ、手が赤くなってるや・・・。」
柔らかな布とはいえ、きつく縛られたら赤くもなる。
その手をゆっくりとさする。
「じゃ、あたしは寝るかな。さやかの横の隙間でいいや。」
いやにあっさりと杏子が言う。
何やら怪しい。
怪し過ぎる。
その程度には杏子の小悪魔的言動を僕は学習した。
「その前に・・・。」
しかし、問題はそっちの小悪魔的言動ではなくて・・・。
「おちんちんミルク、ぜぇ~んぶっ、出し切っちゃいましょうね♪」
「え゛?」
にっこりと先輩が微笑むと、その腰が僕の腰に密着して、再び妖しくくねり出したのだぅっ?!
「うっあぁぁーっ?!」