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さやかの決意が硬いのは解った。
僕に彼女がいても、杏子としたって事実があっても・・・。
でも、だ。
「あの、さ、さやか・・・。」
「いーの。あたしもアンタの手の届く距離の中にいさせて?」
あれ?
「なんだ、杏子の言った事を気にしてるの?」
"近しい他人"
確か杏子はそう言っていた。
なんだ、あの時起きてたのか?
「あたし、気にしないよ?・・・嘘、少しだけ気にするかな・・・でも、もういいの。あたしは決めたの。自分の居場所くらい自分で決めさせて?」
・・・これ以上何を言っても同じか・・・堂々巡りにしかならないや。
僕はさやかの頭を撫でる。
それから頬、胸へと手を下ろしてから、彼女の唇にキスをする。
「んっ・・・。」
「脱がすよ、さやか・・・。」
一応、許可を取って彼女のスカートに手をかける。
返事はないけど、嫌がる素振りもないので、スカートのホックをなんとか探り当てて外すと、さやかが腰を浮かせてくれた。
スルリと脱げるスカートの下から、オレンジストライプのパンツが姿を現した。
「あ、あんまりジロジロ見るなぁっ。」
半泣きのような悲鳴を上げて恥らう姿が可愛い。
「可愛いよ、さやか。」
「バカっ。もぅっ、早くして!」
情緒もへったくれもないな。
でも、これが僕とさやかには似合っている気がする。
「僕が脱がすのと、自分で脱ぐのとどっちがいい?」
「もういい!自分で脱ぐ!お、お風呂の時と変わんないもん。」
あの時はさやかさんバスタオルを巻いていませんでしたっけ?
首を傾げる僕に構わず、さやかはするするとパンツを脱いでしまう。
くるくると巻かれた上体で放り捨てられるパンツが生々しかった。
掌から少しこぼれるくらいの胸と、うっすらと生えた下の毛。
細身の割りに引き締まった身体。
「な、何か言ってよ。」
リアクションのない僕に困っているさやか。
リアクションと言っても・・・う~ん・・・。
「うん、やっぱり綺麗だよ、すっごく。」
我ながら本当に安直だ。
「うぅ~っ・・・もぅ・・・じゃあ、アンタのはあたしが脱がしてアゲル!」
何がじゃあなのか解らないけど、報復のつもりだろうか?
さやかはカチャカチャと僕のベルトを外して、ズボンを下着ごと乱暴に引き下げた。
「う゛・・・。」
元気良く飛び出した僕のモノを眺めたまま硬直するさやかが少し笑える。
そっちの方が大きくて、僕の恥ずかしさが薄れるくらい。
「大丈夫か?」
「う・・・ん。スゴいね?あたしのを見てこんな風になったんだよね?」
「まぁ・・・そうだね。」
異論はございません。
「こんなの・・・入るかな?あ、でも杏子ちゃんの中にだって入るんだから、入るか。」
何を一人で納得してるのやら。
さやかは一人で頷きながら、ゴクリと息を呑む。
「さやか?」
「そもそもコレが入るように出来てんだもんね。うん、大丈夫大丈夫。じゃ、どんな風にする?」
「は?」
どんな風・・・に?
「ほら、色々あるじゃん?上とか下とか、う、うう、後ろから、とか。」 「じゃ、後ろ。」
試しに即答してみた。
「えぇっ?!」
「冗談だよ。」
最後の選択肢を言うのにかなりギョドっていたから、言ってみただけ。
だって、僕ばっかりあわあわするのって不公平じゃないか。
「さやかの好きなので。僕としては、可愛いさやかの顔を見ながらのがいいな。」
「うん、そうだね。顔が見えないのは・・・ね。じゃ、アンタから来て。その方が求められてる気がするから。」
「解った。」