※この作品はR-18です。

淫らに喘ぐ女たち   作:きゅうき

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お隣の未亡人

 

チラと時計を盗み見て時刻を確認する。

 

現在の時刻は六時三十分。

 

そろそろだろう。

 

 

ソワソワとしながら待つこと一分。

インターホンが鳴った。

 

「はーい」

 

少しばかり駆け足になりながら玄関に向かい、扉を開けてみればそこには予想通りの人が立っていた。

 

「度々すみません。また夕食作りすぎてしまったので、お裾分けです」

 

そこに立っていたのは、隣に住む在原菜々緒さんだ。

菜々緒さんはここ一年くらい、男の独り暮らしをしている俺に夕食をお裾分けしてくれている。

 

「ありがとうございます。いつも貰っちゃってすみません」

「いえ。わたしが作りすぎちゃってるのが悪ので、気にしないで下さい」

「そうですか……。では有難く頂きます」

 

いつも貰ってばかりで悪いなと思いつつも、料理の入ったお皿を受け取る。

そして、ペコペコと頭を下げながらお礼を言って扉を閉める。

 

菜々緒さんから受け取った料理を抱えながら部屋に戻ると、早速食事の準備を始める。

受け取った料理を机に並べると、キッチンに向かい炊飯器からご飯をよそう。

そして箸を取り出すと席に着き、小さく『いただきます』と口にしてから食事を始める。

 

「うん、今日も美味しいな」

 

今日のメニューは肉ジャガだった。

味がよく染み込んでいてとても美味しく、とても手が込んでいるのが分かる。

あまりの美味しさに手が止まらず、気がつけば食べ終えてしまっていた。

 

「ふう……」

 

腹が膨れて満足した俺はベッドに横たわって暫くスマホを弄る。

少し時間が経てば食べたものが消化されて動く気力が出てくる。

菜々緒さんから受け取った皿を洗うためにキッチンへと向かう。

そして皿を洗い始めると、菜々緒さんからお裾分けを貰い始めた時の事を思い出す。

 

 

 

初めて菜々緒さんが家に夕食をお裾分けしに来たのは、少しばかり気温が下がり始めてきた季節の木枯らし吹く日だった。

その日もいつものように大学の講義を終え、家に帰ってベッドに大の字に寝ていた時だった。

ピンポーンとインターホンが来客を知らせる。

 

「はーい」

 

時計を見れば時刻は七時過ぎ。自分を訪ねてくる人や宅配の心当たりが無く、「こんな時間に誰だろう」と不思議に思いながらもドアを開ければ、そこにはエプロン姿の菜々緒さんが立っていた。

 

当時は目の下に隈が出来ており、髪はボサボサで今以上に陰鬱な雰囲気を醸し出していた。

だがそれもそうだろう。当時の彼女は夫をつい二週間前に亡くして未亡人になったばかりだったのだ。

そんな彼女を見て最初は驚いたものの、直ぐに落ち着きを取り戻して「何か御用でしょうか?」と聞いたところ

「夕食が余ったので要りませんか」と言われた。

 

その時、彼女が間違って亡くなった夫の分も作ってしまったのだろうと察した。

だから俺は「嬉しいです!ありがとうございます!!」と大袈裟に喜んだふりをした。それで彼女の心が少しでも慰められたらと願って。

 

それからというもの、菜々緒さんは毎日の様に作りすぎたと言って俺の家を訪れては夕食を分けてくれるようになった。

そして一年たった今もお裾分けをくれる。

一年もの間ずっと量を間違い続けるなどあり得ないので、途中からわざと作る量を間違えているのを察したが何も言わずにありがたく頂戴している。

恐らく誰かのために料理を作ることで、寂しさを紛らわせようとしているのだと理解したからだ。

 

「よしっ」

 

そうこう考え事をしているうちに皿を洗い終え、水分もきっちりと全て拭き取った。

 

「返しに行くか」

 

洗い終えた皿を手に持って靴を履くと、菜々緒さんの家に向かう。

玄関前に着くとチャイムを鳴らす。

すると扉の向こうからドタドタと足音が聞こえ、ガチャリと扉が開かれた。

 

「はい……」

「どうも糸川です。お皿返しに来ました」

「ご丁寧にありがとうございます。今日の肉ジャガどうでしたか?」

 

此方の様子を伺う態度で感想を聞いてくる。

 

「今日も美味しかったですよ。ご馳走様でした」

 

俺がそう言えば、菜々緒さんは僅かに顔を綻ばせる。

陰鬱な面持ちの中にある微かな笑みが、闇夜から現れた朧月の様でとても儚く綺麗だと思った。

 

「それでは失礼します」

 

そう言って帰ろうとしたところで呼び止められる。

 

「あのっ……今お酒を飲んでまして。晩酌に付き合って貰えませんか?一人で飲むには量が多すぎるので……」

 

量が多くて一人で飲めないと言うのはいつもと同じ方便だろう。

ということは、本音は「一人で飲むのは寂しい」と言うことなのだろう。

暫し考えるが美人からの酒の誘いを拒否する理由もないので僅かな下心と共に承諾する。

 

「分かりました。俺でよければ付き合いますよ」

「そうですか……良かったです」

 

菜々緒さんはホッとした様子を見せると家の中に案内してくれる。

 

リビングに連れられると部屋の中央に設置された二人掛けのソファーに案内される。

 

「すぐに準備するので待っててください」

 

パタパタと足音を立てながらキッチンに向かうと、グラスを一つ持って戻ってきた。

テーブルの上に並んで置かれた二つのグラスに薄い黄金色のお酒を注ぐ。

そしてお互いにグラスを手に持つと、軽くぶつけ合い乾杯をする。

 

グラスを傾けて中身を煽れば、上品な口当たりの酒が喉を下る。

 

「美味しいな……」

 

思わずそう声が出る。すると菜々緒さんが嬉しそうな表情を浮かべた。

 

「ふふっ。それは良かったです」

 

その後は他愛のない会話を続けながら飲み進めていく。

お互いに酒が完全に回りきった頃になると、話題が尽きてしまい黙ってしまう。

暫くの沈黙の後、チラリと菜々緒さんの方を見れば目が合う。

僅かに潤んだ物憂げな瞳に吸い込まれそうになる。

不意に菜々緒さんの顔が近づいて来ると、それに応えるように無意識の内に俺も顔を近づけていた。そして数秒の後、唇が重なる。

 

柔らかい唇の感触と仄かに香ってくるシャンプーの匂いが脳髄を刺激する。

アルコールによって緩められた理性は歯止めをかけることを忘れ、体を本能のままに動かす。

一度唇を離すと、今度はより強く押しつけて二度目のキスを交わす。

何度かキスを交わしている内に舌を入れた深いキスへと変わっていく。

お互いの口腔内を貪るようにして絡み合わせる。

やがてどちらからともなく口を離せば、二人の間を銀糸が伝う。

 

「菜々緒さん……」

 

此方を見る瞳が俺を求めているように見えた。

そんな物欲しげな瞳に我慢できなくなった俺は、菜々緒さんをソファーに押し倒す。

 

「糸川さん……」

 

菜々緒さんも熱に浮かされたような声で俺の名前を呼ぶと、首に腕を巻き付けて引き寄せてくる。

貪るようにキスをしながら乱雑な手つきで服を脱がせていく。その勢いのまま下着も剥いで全裸にさせる。

 

菜々緒さんの唇を味わいながら胸に指を沈め柔らかさを堪能する。

しっとりと指に吸い付き、どこまでも相手を受け入れるような感触だ。

 

「んっ!!」

 

夢中になって胸を揉んでいると指の腹に一つの硬い突起が当たり、菜々緒さんがカン高い声を上げる。

 

「ここがいいんですか?」

 

口を離すとそう言いながら乳首をコリコリと摘まむ。

 

「あっ!やっ!」

 

乳首を触ってやれば体をくねらせながら大きく反応を示す。

見れば股から愛液が流れ出して股間が銀色に光っていた。

それを目にした俺は興奮を抑えきれず、菜々緒さんの両乳首を両手で摘まんで引っ張る。

 

「ひゃあああん!!ダメぇ……そんなにされたらおかしく……」

 

恐らく旦那さんが亡くなってから一年近く性欲を溜め込んだ為だろう、乳首を刺激されればあっという間に絶頂を迎えてガクンガクンと腰を跳ねさせる。

 

「はぁ……はぁ……」

 

薄っすらと汗ばみ肩で息をする菜々緒さんは、とても色っぽくて魅力的だった。

 

「菜々緒さん。次は俺の番です」

 

性欲に任せてズボンのチャックを下げてペニスを取り出すと、ギンギンに勃起して硬くなったそれを菜々緒さんの顔に近づける。

 

「凄い……」

 

約一年ぶりに見た肉棒なのだろう。菜々緒さんの視線は釘付けになっており、熱い吐息が亀頭に掛かる。

 

「舐めてください」

 

そう命令をすればコクリと小さく首肯して亀頭を咥える。

咥えられた瞬間、ぺニスが蕩けそうなくらいの熱に包まれ、ビクリと反応してしまう。

 

「んぅ……ちゅぱ……れろ……じゅぷ……んふぅ」

 

菜々緒さんは頬を凹ませて必死にバキュームフェラを始める。

強烈な吸引力によってぺニスが持っていかれそうな感覚を覚える。

 

「うおっ……気持ちいいですよ……」

 

菜々緒さんのテクに、直ぐにハテてしまいそうになる。

だがそんな直ぐにイッてしまっては勿体ない。フェラをもっと楽しむために尻に力を入れて、グッと我慢する。

 

その間も容赦のない口淫が続き、精子を吸いだそうとしてくる。

美しい顔が歪み、男の精を吸い取ろうと絶えず変化する。

股間から伝わってくる快楽と視界に入る淫猥な表情に、否が応にも精子が上ってくる。

 

「じゅるっ!ずぞっ!んっ……ごくっ……」

 

竿がビクビクと震えだし、射精が近いことを察した菜々緒さんがラススパートを掛けてくる。

激しく頭を前後に動かし、ぺニスを奥深くまで咥える。

それに耐えられなくなった俺はぺニスを震わせて射精する。

 

「うっ、出ますっ!」

「ふぶっ!?」

 

限界に達した俺は菜々緒さんの頭を掴むと、そのまま喉奥に精子を流し込む。

竿をポンプの様に動かし次々と吐き出していく。

 

「んっぷ……じゅぷ……」

 

必死になって口内に流し込まれた大量の精子を飲み干そうとしてくれるが、あまりの射精の勢いに飲み込み切れず口から溢れる。

口の端からだらりと精子を垂れ流す姿は酷く官能的で、此方の性欲を煽ってくる。

 

「はぁはぁ……ケホッ、いっぱい出ましたね。でも、まだ足りない様ですね……」

 

射精したにも関わらず一切反り返りが下がっていない俺のぺニスを見て、菜々緒さんは自ら脚を大きく開いて秘所を見せつけくる。

 

「満足するまで此方を使ってください……」

 

濡れそぼった秘所を指で広げて誘ってくる。それを見た俺は我慢できなくなり一気に挿入する。

避妊の心配だとか、俺と菜々緒さんは恋人でも何でもない唯の隣人だとか、そんな考えは吹き飛ぶ。

 

「ああぁぁぁぁっ!!」

 

膣内は熱くてヌルヌルしていて、まるで別の生き物のように絡みついて来る。

そんな膣肉を振り切り、腰を引く。そしてぺニスが膣から抜けるギリギリまで行ったら、一気に挿入してぺニスを膣に叩き込む。

 

「ああっっ!!凄いっ!!」

 

挿入したばかりだとかそんなことは考えず、欲望の赴くままに腰を打ち付けパンッ、パンッと肌同士がぶつかり合う音を部屋に響かせる。

それに負けじと菜々緒さんも大きな声で喘ぐ。

 

「あっ!んっ!んんっ!激しいですっ!!」

 

膣をキュンキュンと締め付けながら背中を仰け反らせて悦ぶ菜々緒さん。

そんな声を聞きながらさらにペースを上げていく。

お互いに獣のように交わっていき、絶頂へと上り詰めていく。

 

「イキそうですか?私の中で出して下さい!」

 

俺の腰に足を絡めながら精子を催促してくる。

 

「菜々緒さん!」

 

俺は菜々緒さんの望み通りに中出しする為、ラストスパートを掛けて腰の動きを早める。

 

「あっ、奥ゴツゴツ突いてっ!!イクっ!!イッちゃいますぅっ!!!」

 

子宮口をノックされる度に体を痙攣させ、膣をきつく締まらせる。

ならばと奥まで突けるように、意図して深いストロークに変えて子宮を小突く。

そうすれば面白いように甘イキを繰り返して、膣内がずっとビクビクと震える。

 

「そろそろ出しますよ!」

「来てぇ!中に沢山注いでぇっ!!!」

 

子宮は完全に降りてきていて精子で孕む準備が出来ている。

ならばとぺニスを思いっきり奥に突き刺すと、溜め込んでいた精液を子宮に直接吐き出す。

 

「おらっっ!!孕めっ!!」

「あああっっっ!!奥に一杯ザーメン出てるぅぅぅぅぅ!!!」

 

熱い奔流を受けて菜々緒さんは盛大に絶頂を迎えた。

同時に潮を吹きだしながら大きく背筋を仰け反らせ、ガクンガクンと身体を跳ねさせる。

それでも腰に巻き付いた足はそのままで、ぺニスを逃がさないようにガッチリホールドしている。

最後の一滴までも受け止めんとする貪欲な動きに興奮を覚える。

 

「はぁ……はぁ……まだ硬いままですね」

 

射精を終わらせても依然硬いまま膣を押し広げているぺニスに、菜々緒さんは妖艶な笑みを浮かべる。

 

「これで終わりじゃありませんよね?」

 

事実を確認するような、続きを催促するようなその言葉に、俺は「勿論」と言葉を返す。

菜々緒さんの上体を起こさせると対面座位の形になる。

 

「ふふっ、まだこんなに硬くして。本当にエッチなんですね」

 

俺のぺニスが入っているお腹を撫でながら妖艶な微笑を見せる菜々緒さん。

最初の頃の仄暗い雰囲気は何処へ行ったのか、今は淫魔のような淫猥なオーラを纏ってる。

或いはこれこそが菜々緒さんの本来の雰囲気なのかもしれない。

酒と性欲で夫が亡くなった事実を一時的に忘れて、素の自分に戻っているのだろう。

 

「今度は自分で動いてみて」

「はい……」

 

俺が命令すればゆっくりと腰を上げてぺニスを膣から引き抜く。

引き抜かれる際にカリ首が膣壁に引っかかれば「んっ……」と小さく喘ぎ声を漏らす。

ギリギリまでぺニスが抜かれたら腰を下ろして、ぺニスを呑み込んでいく。

体が上下に動く度に目の前で大きな胸が揺れて視覚的に興奮させる。

 

「どうですか?気持ちいいですか?」

 

初めは腰を上下に動かすだけだったが、途中からグラインドさせたり円を描くように動かしたりと多彩な動きで奉仕してくれる。

 

「凄い、いいですよ。上手です」

 

巧みなテクニックに感心して素直に褒めれば、更に激しく奉仕してくれる。

 

「もっと気持ち良くなってくださいね……」

 

そう言うと俺の首に腕を回してキスをしてくる。

お互いに向き合ってキスをしながら繋がるなど、まるで恋人同士みたいだと思いながら舌を絡ませる。

 

「ちゅぷっ、れろっ……私に種付けしてください」

 

耳元で囁かれた誘惑に抗えず、腰に手を回すとそのまま下から突き上げる。

 

「ああっ!いきなり激しい……」

 

俺からの突然のピストンに驚いた様子を見せるが、直ぐに快楽に表情を蕩けさせて喘ぐ。

その様子を見てさらにペースを上げる。

 

「あんっ!激しいです!壊れちゃいますっ!」

 

肉棒を出し入れする度に結合部からはジュプ、ジュプと卑猥な水音が漏れ出して俺達を包み込む。

 

「ああぁぁっ!ダメっ!イクッ!イッっちゃうぅぅ!!」

 

膣壁が激しく収縮を繰り返し、搾り取るようにぺニスを締め付ける。それに耐え切れずまたもや中出ししてしまう。

 

「あっ、熱いぃ……」

「くっ!」

 

絶頂を迎えて身体を震わせる菜々緒さんからぺニスを抜いて、後背位の体勢にさせて挿入する。

 

「ひゃっ!?」

「まだまだ満足してませんよね?」

「はい、もっとして下さい」

 

そう言ってヤリやすいよう尻を高く上げてくる。

 

「おらっっ!!」

 

勢いよく子宮口まで叩きつけ、子宮口をグリグリと押し潰す。

 

「あ"あ"~!!そこぉっ!!イイっ!!」

 

獣のように叫ぶ菜々緒さんの姿に興奮が収まらず何度も子宮を虐め、結局夜通しで犯し続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「んっ……」

 

翌朝目が覚めると其処は見知らぬベッドの上だった。隣には菜々緒さんが寝ており、衣類は下着を含め一切身に纏っていなかった。

 

「んあ……おはよう御座います……」

「おっ、おはようございます……」

 

裸の菜々緒さんをまじまじと見ていると目を覚まし、此方に挨拶をしてきた。

裸を見ていた手前、若干挙動不審になり言葉がどもってしまった。

 

「あの、えと。昨日のことは……」

 

お互いに酔っていたとは言え体を重ね、あまつさえ中に出したのだ。

何かしら責任を取らなければならないと思い、謝罪の言葉を述べようとする。

しかし──

 

「謝らないでください。昨日はお互いに酔ってましたし、私の方から誘ったんですから」

 

そう遮るように言葉を被せてきた。

 

「それに……」

 

一端言葉を切ると、耳元に口を寄せてきた。

 

 

 

「とっても気持ち良かったので」

 

 

 

「ッ!?」

 

耳元で囁かれた蠱惑的な台詞に思わずドキッとする。

 

「なので私は気にしてませんので大丈夫です。むしろ、糸川さんの方こそお嫌じゃなかったですか?」

「いえっ、俺は全然!」

「ふふっ、なら良かったです」

 

菜々緒さんは艶やかな笑みを浮かべると「折角なので朝ご飯食べていって下さい」と言って服を着てからキッチンに向かった。

その背中を見送った俺の頭では驚きと戸惑い、そして少しの罪悪感が入り交じっていた。

 

菜々緒さんの事は決して嫌いではない、むしろ好いている方だ。

とても物腰が柔らかく、優しくて素敵な女性だと、この一年間の付き合いの中で分かっている。

おまけに、とてもスタイルが良く美人であるため、性的魅力を感じている。

だから昨夜の出来事をラッキーだとも思っている。

だが同時に亡くなった旦那さんに対して申し訳ないと思っている自分もいる。

 

昨夜のアレは寂しさと酔いから来た過ちなのか、それとも密かに俺を思っていたが為の行動だったのだろうか。

先程の思わせ振りな台詞を考えると、後者の考えが全くの妄想とも思い切れない。

 

「はぁ……」

 

悶々とした気持ちを溜め込みながら深く溜め息をつくと、床に散らばった下着と服を着てリビングへ向かった。

 

朝食の味はいまいち分からなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

菜々緒さんと一夜の過ちを犯してから三日経った。

その間も菜々緒さんはお裾分けをくれたがそれ以外に特にこれと言った出来事もなく時間が過ぎた。

今日も何もないだろうと思っているとチャイムが鳴った。

もしやと思い出てみれば、案の定チャイムを押したのは菜々緒さんだった。

 

「こんばんわ」

「こ、こんばんわ……」

「すみません、今晩もご飯作り過ぎちゃって……」

 

そうは言うものの手には何も持っていない。

 

「よろしければうちで食べませんか?」

「家で……」

「はい」

 

菜々緒さんからの誘い。

これはつまりはそ(・)う(・)い(・)う(・)事なのだろうか。

 

「ダメですか?」

 

何処か悲し気な顔でそう言われては断ることは出来ない。

 

「いえ!頂きます!」

「それは良かったです」

 

 

こうして俺は菜々緒さんの家でご飯を食べることになった。

そして食事が終わると菜々緒さんは俺の隣に座るとグイと体を寄せてくる。

そして俺の太股に手を乗せると耳元に口を近づけてくる。

 

「それで今日もシませんか?」

 

太股を撫でられながらゾッとするほど蠱惑的な声でそう誘われる。

 

「ッ!!……」

 

半ば予想していたがあまりに艶っぽい声に一瞬声が出せなかった。

だが直ぐに気を取り戻して答えを返す。

 

今日の誘いを受けた時点で期待自体はしていた。

 

「是非、お願いします……」

「はい♡」

 

 

 

それから俺は再び菜々緒さんと交わった。

俺の下で喘ぐ菜々緒さんは妖しく、淫らで、美しくてどれだけ出してもどれだけ抱いても劣情が尽きることはなかった。

結局朝日が昇るまでセックスは続きお互いに様々な体液でぐしょぐしょになり、菜々緒さんは全身精液濡れの姿を朝日に照らされていた。

 

そしてそんな姿を見た俺は思った。

これから俺は菜々緒さんとの爛れた肉体関係を続けていくのだろうと。

 

 

 

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