高貴なるTS転生大和撫子清楚系美少女JK退魔師巫女が強者足る雄に惨めにも全裸土下座にて屈服した果てに孕んだ挙句、その子供も交尾を懇願するまでに無様にも雌落ちした屈辱隷属花嫁に至るまでの恥辱を晒す軌跡 作:ユキリス
先程の喧騒が支配した所とは打って変わって、此方は下町の繁華街から程近いながら、人々が集う市からは外れた裏路地に面した位置へと所在している酒場にて。
依然として厳しい装いの男達を引き連れている外套を目深く被る面々は、些か寂れた老舗といった塩梅の店舗へと足を踏み入れた次第。
少なからず塗装すらも剥げ落ちて窺える同店舗へと入店を果たして面々は、店内の最奥足る長椅子へと腰を落ち着ける。
お陰で周囲に厳つい強面の男等を侍らせている手前、それに伴う圧迫感をこの場へと与えている。
都合、美麗なる美しい少女二人に両脇を陣取られているアイであるがしかし、男達の密集した光景を見て取ったが故に、少なからず気圧されている模様。
これに応じては肩を縮こまらせて萎縮する他にないアイであるから自ずと、口を噤む限りである。
それ故に途端、同所へと痛い程の沈黙の帳が舞い降りる羽目と相成った。
だがしかし、これに際して応じる、場を共にする代表と思しき男は唐突、静寂に厭うこともなく口火を切った。
「あの、姉御‥じゃなくて姐さん。俺らは一体これからどうすりゃ良いっすかね。ウチの連中には出所を捜査させていやすが、いかんせん相手方の方がどうやら一枚上手の様でして、下の者達に結構ば被害が出ているんですわ。ですから如何にかして姐さんからお上に口利きしてもらって、聖騎士の方々を動かしてもらうことはできないですかね」
予期せぬ沈黙が支配する同所にて、男から捲し立てられた思いがけない内容の口上に対し、真っ先に顕著な反応を示すのが姉妹の片割れであるマリア。
「次にわたしのことを、その様な下賎な呼称で呼んだら、命はないと思いなさいな。良いかしら?わたしのことはマリア様と呼びなさい。そして貴方の言う聖騎士に関してだけれど、現状平民如きにまでしか被害が及んでいないのであれば、例え動員したとしてもごく少数になるわ。それに、貴族の邸宅からの訴えが上がったのであればまだしも、たかだか貴方達みたいな所詮二流の言葉に、国のお上が動くわけがないでしょう。仮にその限りではなかったとしても、貴方達みたいに下賎の輩と、貴族の生まれである聖騎士達が、協力できるわけがないじゃない。おそらくだけれど、捜査に余計な混乱を招くのが関の山といったところね。街の地理に関しては貴方達庶民の方が余程詳しいのだから、その点を鑑みても焼け石に水よ。幾ら人手は重要といっても、流石に領分に差がありすぎるわね。これを踏まえた上で判断するのであれば、其方の提案を受け入れる必要性は皆無ね。貴方の望む聖騎士だけれどお生憎様、其方が考えているみたいに役に立つ訳でもなければ、それ程に万能というわけではないの。少なくともこういう方面の作業においては、貴方達の方が、圧倒的に優秀ね。良かったじゃない。少なからず貴方達の有用性をこのわたしに示すことができて。ああでも‥例え無能であったのなら、即刻貴方達の首を飛ばしていたわね。だってそうでしょう?平民に対して慈悲深いわたしであるから、幾分か猶予があるとはいえ、その様な無礼極まる態度をとっているのだから、幾ら寛容なわたしでも我慢の限界よ。本来であれば不敬罪と称して打首物なのだから、下賎の生まれである庶民にも寛容な、心優しいわたしに感謝してほしいくらいだわ。それくらい甘んじて受け入れるべきよね。もしも自らそれを望むのであれば、わたしは一切の躊躇いなく安らかな死を与えましょう。勘違いをしない様に、予め言っておくけれど、それ程までに貴方達平民が嫌いよ。寧ろ穢らわしくすらも思っているわ。でもそれくらい当然よね。だって貴方達ってとても不潔に思えるのだもの。ああ‥ごめんなさい、高貴なる身分に相応しい、わたしに対しての道理など説いたとしても、貴方達みたいな無教養な人種には到底理解できるはずもないわよね‥。良いわ‥学の無い貴方達にも教えてあげるけれど、わたしの言葉は下々の者達の命よりも遥かに重く意味を持つわ。そんなわたしが、貴方達のこんなにも薄汚い街に対して、直々に救いの手を差し伸べてあげているのだから、素直に言われるがままを実行していればいいの。下される命令に対しての疑問を抱くことなく淡々と与えられた言葉に対して従順にしていれば、また変わらぬ明日を生き永らえることができるのだから。そう、貴方達はただただ、わたしの言う通りに従っていればいいの。そうすれば、全ての物事を上手く運ぶことができるわ。そこに自らの意思が介在できるだなんて、その様な不敬極まる、甘い考えは速やかに捨てる方が貴方達自身の身のためよ。良いかしら?このわたしからもう一度忠告しておくけれど、次はないのだから一言一句違わずに覚えておきなさいな。貴方達平民如きがわたしに対して意見するだなんて、到底許される様な振る舞いではないわ。増してや欲を掻いて交渉をしようだなんて愚か者の所業に他ならないの。正に愚の骨頂と言った所かしらね。それを胸に刻み付けて、くれぐれも言葉には気を遣って発言をしてほしいわね。でなければ、思わず衝動的に殺してしまいそうになるから。出来るだけわたしを苛立たせる様な愚行は冒すべきでないことくらいは、幾ら頭の巡りが悪い貴方達でもよくよく理解したわよね?愚図は嫌いよ、わたしの言葉通りであることを自覚して、自らの無能に及んだのであれば、思い知ったそれを態度で示しなさいな」
与えられた提案の悉くを何の躊躇いもなく、容赦のない物言いにて一蹴する限りの彼女の言葉は、殊更この場へと響いては聞こえた。
対して、酷く一方的に語り見せる彼女の言い放った数々の言葉を受けては、流石の厳ついならず者とて、返答に躊躇する。
その理由は偏に、自らが向かい合う様にして並び立つ、対峙している相手の瞳が、真正面から自身を射貫いているが所以。
さしもの男達のまとめ役である先に提案して見せた男であっても、面と向かって口論を交わす度量は持ち合わせていない様だ。
都合続く言葉を失い、二の句を告げることができずに押し黙る他にない彼は、幾分か威勢を削がれた様子で押し黙る限り。
お陰で完膚なきまでに会話の主導権を未だ幼い少女へと握られた同所において、重苦しい沈黙が舞い降りる羽目となる。
しかしながら他方、そんな彼等彼女等の様子を見て取ったリリーがこれに構わずに発言を呈す。
どうやら自らの姉であるマリアに任せていては、纏まる話も纏まらない事に思い至ったリリーが気を利かせた次第。
「そっかぁ‥。やっぱり君たちじゃ、手も足も出ない感じなんだぁ。まぁそうだよねぇ、だって街のチンピラ如きにやられてたら、とっくの昔に尻尾を掴んでいる筈だもんねぇ。これはもう、わたし達が直接動くしかないんじゃないかなぁ?」
平素と変わらずに戯けた調子にて、甘ったるい声色で語り見せる彼女であるがしかし、その美貌には自ずと、真剣な面持ちが浮かぶ。
しかしながら自身の妹である彼女の発言に対しても何ら譲歩する姿勢すらも見受けられないのが、これに続くマリアである。
「はぁ?リリー、貴方は一体何を聞いていたのかしら?わたしは言ったわよね?愚民如きがわたしに意見するなんて不敬も甚だしいと。増してやそれにわたし自らが協力をして捜索をしろとでもいうのかしら?ハッ、冗談も大概にしなさいな。ほとほと呆れて物も言えないわ。どうしてこのわたしが自ら出向かなくてはならないのかしら?こういうのは普通下賤の身である下々の者達が負うべき役目よ」
リリーの提案に応じるに際しては、殊更その美貌を歪ませて不快感を露わとするマリアだろうか。
何故ならば、平素から自身以外の他者を見下して生きているが故に、肥大化した膨大なまでの人一倍に高い自尊心が所以。
同所に置いて身を置く、場を共にした誰よりも我が強い彼女はそれが例え、同じ生まれにある血縁者の言葉でも反抗を示さずにはいられない。
それ故に、仮に自らと同様の地位に位置する、高貴なる階級の出生の身分であろうとも、これに対し反発するのがマリアの際限のないプライドだ。
であるからして同じ胎から生まれ落ちて、共に人生を歩んできた、血の分けた妹の発言でも、それは例外ではなかった。
その様に傍迷惑極まる存在が奇しくも、同所において一番に発言権を有している人物であるから現状、殊更に質が悪い事態と称する他にない。
そんな渦中の中心に現在身を置く彼女の名こそ、世界が誇る宗教国家のレアノスティア聖王国が巫女の一人、マリア・スノーホワイト・フォン・レアノスティアという人物であった。