※この作品はR-18です。

高貴なるTS転生大和撫子清楚系美少女JK退魔師巫女が強者足る雄に惨めにも全裸土下座にて屈服した果てに孕んだ挙句、その子供も交尾を懇願するまでに無様にも雌落ちした屈辱隷属花嫁に至るまでの恥辱を晒す軌跡   作:ユキリス

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不遜

 凡そアイを筆頭とした、高位の聖職者としての御子の立場を担う面々が身を置くにしては、あまりに相応しくない同所にて。

 

 

 

 依然として荒くれ者達が集う様な酒場へと、未だその身を置いている面々は、極めて剣呑に張り詰めた様相の場を呈して窺える最中。

 

 

 

 そんな話し合いを交わすこの場において、誰も彼もが互いの顔色を伺い合う様な、油断も隙もない雰囲気に包み込まれている時分の出来事である。

 

 

 

 奇しくも同所へと場を留めている面々は、まるで肌に焼け付くかの様な雰囲気が支配する空気に気圧されて見て取れる。

 

 

 

 その理由は偏に、ここぞとばかりに散々、プライドの高い姉妹の片割れであるマリアが、語り散らしたが所以。

 

 

 

 酷く穏やかではない沈黙が包み込む同所にて、プラチナブロンドの髪を掻き上げる、酷く傲慢な振る舞いが見受けられるマリア。

 

 

 

 都合、彼女のその流れる様な高飛車な動作に応じては、金糸の如き白金の長髪が虚空を撫でるに伴い、金色の軌跡が跡を残す。

 

 

 

 それと同色の、強い意思が感じられる宝石の如く透き通る美しい二つの双眸が、辺りを睥睨していた。

 

 

 

 そして途端、そんな彼女の感情の昂りに応じては、未だ幼きその身に反する程に膨大な、内包されている魔力の奔流が迸る。

 

 

 

 これに際しては、唐突に滲み出るそれを受けて、自ずと一方的に圧倒されてしまう限りの面々だろうか。

 

 

 

 その理由は偏に同所において現状、一番に異様なまでの存在感を呈して窺えるマリアの美貌に気圧されているが所以。

 

 

 

 その様にして、相も変わらず殊更なまでに苛烈な気性を露わとしている彼女は、依然として気勢を削がれた様子は見受けられない。

 

 

 

 男等を射貫く、美しい輝きを垣間見せている白金の瞳からは、眩いばかりに煌めく虹彩すらも称えられて窺えた。

 

 

 

 それ故に、これを目の当たりとしたこの場におおける場を共にする誰もが一切の例外なく、見惚れてしまう他にない。

 

 

 

 外套により目深く隠されていた面貌から覗ける極めて美麗なる、端正な顔立ち故に、二の句を継ぐことができないといった具合の塩梅だ。

 

 

 

 それ程までに場を共にする同所における人々へと、鮮烈な印象を与えている容姿を誇る存在こそが、レアノスティア聖王国が誇る、純白の聖女ユキリスの息女が一人に他ならない。

 

 

 

 誰であろうその名も、少女自ら名乗りをあげるまでもなく誰の目にも、その見目美しい容貌を一目見ただけでも明らかな程に、完膚なきまでに完成された端正な顔立ち。

 

 

 

 一見して人形の如く誂えられて見て取れる美貌を誇る、極めて精緻な顔の造りが窺える彼女こそが、マリア・スノーホワイト・フォン・レアノスティアその人の容姿である。

 

 

 

 であるからして、その様に天上の人物を前としているが故に都合、この場に居合わせて面々も萎縮する限り。

 

 

 

 それに加えて今し方まで、未だ幼き齢の少女から一方的に物を語り見せられてしまった手前自然と、続く台詞を躊躇する羽目となる男達だろうか。

 

 

 

 自ずと閉口する他にない彼等ならず者達の面々は、各々が互いに目配せを交わしながらも静寂を保つばかり。

 

 

 

 都合、その場にて只ひたすらに立ち竦む彼等面々は、これを耐えるかの如く肉体を緊張させる羽目と相成った次第。

 

 

 

「ようやく自らの愚かな振る舞いに及んだ様ね。とても、ええ‥とても懸命な判断だわ。自身の無知を思い知ることは、貴方達愚民からすれば大きな進歩といえるものね。良かったわね、無能な貴方達如きでも些細な成長を自覚できて。生まれ付いて完璧な存在のわたしからすれば、羨ましい限りだわ」

 

 

 

 他方、惨めながら顔面蒼白となり、無様にも恐れ慄いている面持ち強張らせて窺える男達の姿を見て取って、嘲りの微笑を称えるマリア。

 

 

 

 未だ鋭い眼光を称えたままの切長の瞳は、何処か男達を見下す様な色を帯びてさえ見受けられた。

 

 

 

 お陰で、そんな研ぎ澄まされた双眸で同所へと睥睨するマリアと、これに気圧される限りの男達である。

 

 

 

 平素にも増して、酷く一方的な振る舞いのままに、長椅子へと腰掛けたまま脚を組む前者は未だ、挑む様な眼差しを後者へと向けたままに、微動だにしない様子が見て取れる。

 

 

 

 真正面から厳つい容貌の男達を前としてこれに臨むに応じるマリアは、依然として高飛車な姿勢を崩すことはなかった。

 

 

 

 お陰で自らの進退が極まった男達は、些か顔色を悪くして、その場に立ち尽くしている姿が見受けられる。

 

 

 

 依然としてマリアから注がれる険のある眼差しを目の当たりにしては、顔面を蒼白にしてさえ窺える彼等だろうか。

 

 

 

 だがしかし、これに意見するだけの上手い言葉を持ち合わせていないならず者の男達であるからして、口を噤むばかり。

 

 

 

 都合話し合いは一向に、平行線の一途を辿る限りであるから、終始只ひたすらに痛い程に同所における場の雰囲気を悪化させる一方だ。

 

 

 

 しかしながら、皆の機先を制し、会話の主導権を握った彼女が、この場を共にする人々の意識を完膚なきまでに掌握していたのも束の間のこと。

 

 

 

 途端再三に渡り、質量さえ伴って窺えるまでに痛い程の沈黙が支配する最中、自ずと声を挙げたのは、依然として萎縮した面持ちのアイ。

 

 

 

 しかしながら唐突、次の瞬間刹那の暇を置いて、何事かの意を決したかの如く、自ら口を開いた次第の彼である。

 

 

 

「マリアお姉ちゃん、この人達はとても困っていると思う。だからどうにかして、お願いを聞いてあげられないかな?」

 

 

 

 自然、それに応じては、同所を支配していた張り詰めた空気を払拭するだけの、救いの担い手として舞い降りることと相成った彼の美声。

 

 

 

 凡そ男児としては相応しくない、まるで少女の如き可憐な声音がこの場へと、殊更に響いては聞こえた。

 

 

 

 沈黙に包み込まれた同所において唐突に奏でられた、予期しない自らの弟の発言に対し、眉を跳ね上げる様子が見て取れるマリア。

 

 

 

 流石の彼女とて、傍らに腰を落ち着けている自身の弟に関しては、歳下であることも幸いしてか、食って掛かる様な真似は憚られる模様。

 

 

 

 そうして僅かばかりに続く台詞に躊躇した自身の姉を見て取ったアイは、ここぞとばかりに挑む様な素振りで言葉を紡ぐ。

 

 

 

「街の人達が困っているのなら、アイも協力したい。ママもそういう人から助けを求められたら、きっとそうすると思う」

 

 

 

 互いの身長差もあってか、彼は自らの姉を仰ぎ見る形となって対峙しての、真正面からの異議申し立てである。

 

 

 

 しかしながら、反抗の意を呈するアイの、極めて稀に見受けられる姿勢を受けて尚、これを一蹴してみせるマリアだろうか。

 

 

 

「あら、随分と一方的に言ってくれるじゃない。それにしてもわたしの弟であるあなたは、この愚民どもの肩を持つものね‥アイ。未だにお母様の言いなりだなんて、やはりあなたはまだ子供ね。他者からの言葉に言いなりになって、掌の上で良い様に踊らされている現状を甘んじて受け入れるなんて、到底わたしには理解できないわね。良い加減お母様から離れなさいな。わたしの弟ともあろうものが、愚鈍なお母様から何を吹き込まれたのだか‥。良いかしら?あの人の言う事は全てが綺麗事に過ぎないわ。彼方には彼方の思惑があるし、此方には此方の事情があるの。それを一つとして理解しないあなたがおいそれと口出しして、上手く事が運ぶ様な簡単な話ではないの。ここまで言えば、流石に愚図なあなたの頭でも、事の詳細は及んだわよね?全く‥お母様に似たあなたは、やはり愚鈍だわ。フンっ、これに懲りたら軽々しい発言は控えることね。わたしが先程も忠告した通り、あなたはわたしの隣で只々指を咥えて見ているだけでいいの。如何にこのわたしが優れているのかを思い知りなさいな」

 

 

 

 どうやら自身の独壇場と化していた同所における雰囲気を、彼より与えられたたったの一声にて乱されてしまった事実が、殊更気に障る模様。

 

 

 

 都合語る調子もそれに応じて、幾分か威力的な物言いが伴う程に、苛烈な言葉での内容となっている。

 

 

 

 お陰でこれを一方的に耳とする羽目と相成ったアイは、今し方までの威勢も失われ、気圧されるばかり。

 

 

 

 だがしかし、そんな彼を見下ろすマリアの、次いで言葉を紡ぐに際した物言いは、次の瞬間には幾分か穏やかな調子を取り戻して見受けられた。

 

 

 

 どうやら自らの弟の萎縮した素振りを見て取っては、これ以上の語りを続けることは、流石の彼女とて憚られる次第な様子。

 

 

 

 それ故に、これに続く上手い台詞を思い浮かばないマリアは、刹那の逡巡を垣間見せたものの、その瞬間の熟考による選択により言葉を紡ぐ。

 

 

 

「けれどそうね‥これ以上に下賤の生まれの無学無教養な愚民と無駄な話をしていたら、この高貴なるわたしが穢れてしまうかもしれないわね。‥わたしは早々に済ませてしまいのだから、手短に其方の要件を述べてみなさいな。そして手早く終わらせるのよ。この私、マリア・スノーホワイト・フォン・レアノスティア自らがこの手で、終わらせてあげましょう。散々に好き放題してくれた愚図共には、必ず引導を渡してみせるわ」

 

 

 

 次いで殊更に不遜極まる調子にて、ここぞとばかりに一方的に語り見せる彼女は、大上段な物言いにて宣言した。

 

 

 

 まるで同所へと居合わせている面々に対し、そうして言い含める様にして締め括った次第のマリアであった。

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