※この作品はR-18です。

高貴なるTS転生大和撫子清楚系美少女JK退魔師巫女が強者足る雄に惨めにも全裸土下座にて屈服した果てに孕んだ挙句、その子供も交尾を懇願するまでに無様にも雌落ちした屈辱隷属花嫁に至るまでの恥辱を晒す軌跡   作:ユキリス

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異端審問1

 

 

 

 

 

 

 自らがこれまで感じられた事の無い様な、凄まじいまでの痛みに苛まれ、男が振り返り様に見て取れたリリーの姿は、鮮烈な印象として彼の最後に目とした光景として脳裏へと刻まれた。

 

 

 

 都合、依然として肉体に対して、レイピアの刀身で抉り抜かれている当の本人である側の荒くれ者といえば、気道を血液で塞がれているが故に、何を語る事もできない有様だ。

 

 

 

 そうしてまともに呼吸もままならない塩梅な始末である手前、最早彼に残された時間は正に文字通り、風前の灯といった所。

 

 

 

 お陰で返答さえもままならない程完膚なきまでに死に体といった具合の姿は、殊更に見る者の憐れを誘って然るべき状態であるにも関わらず、それに続いて与えられた言葉は無常にも─

 

 

 

「本当に、囮役のお勤めご苦労様だよぉ〜❤️良かったねぇ、君が言うところのお仲間のために死ぬことができてぇ❤️よく言う自己犠牲ってやつかなぁ?リリー的には普通に貧乏くじだと思うけどなぁ❤️あ、ごめんねぇ、刺さってるからぁ、喋れないよねぇ❤️っていうかホントにリリーの声聞こえてる?‥ん〜、まぁいいいやぁ、後はリリー様に任せておやすみなさいしていいよぉ❤️ゆっくり休んでねぇ❤️」

 

 

 

 しかしながら一方で、そうして荒くれ者の意識が途絶えるまでの間にも、平素からの甘ったるい声色もそのままに、巫山戯立ち振る舞いでの受け答えを返すリリーだ。

 

 

 

 それは同所が人気も皆無な路地裏である事も相まり都合、殊更に響いては奏でられるリリーの心底から楽しげな声音。

 

 

 

 お陰で、ここぞとばかりに自らの内に内包した魔力を解き放つ彼女は、これでもかと自身の情動が赴くがままに身を委ねる。

 

 

 

 すると唐突、これに伴い抉り込まれた凶刃の先端が、彼女の言葉に呼応するかの様に眩いばかりの輝きを呈することとなる。

 

 

 

「あぐッ」

 

 

 

 それに応じては、すぐさまこれに顕著な反応を示したのは、荒くれ者と共に串刺しとされているレメラである。

 

 

 

 それも突然、レイピアの切っ先に白金の煌めきが顕現した次の瞬間には、辺りに燐光を撒き散らしたそれは次第に一点へと纏まりを見せた。

 

 

 

 であるからして、それは必然的にレメラの心臓へと突き刺さる先端へと収束を果たすに際しては、黄金の軌跡が垣間見受けられる。

 

 

 

 その刹那の合間の出来事である。

 

 

 

「こ‥れは、神聖術ッぐッうぅぅッ」

 

 

 

 彼女の肉体を貫通するそれは、粒子の如き発光を発生させて、この場に居合わせている者達の視界を覆い尽くさんばかりの事態を呈していた。

 

 

 

「やっぱり、疑わしきは罰せよとは、昔からよくよく言ったものだよねぇ。そ・れ・に、リリーの力をたかが神聖術如きと同列にしないでほしいなぁ?君たちみたいな身の程を知らない雑魚の尺度で、推し量れる様な代物ではないんだよぉ。その程度の分際で物を語らないでもらえるかなぁ。それとぉ、君らみたいな希少種のサンプルは出来るだけ残しておきたいからぁ、ああまり抵抗はしないでほしいなぁ。だってぇ、君達だって痛いのは嫌だよねぇ?それなら潔く諦めた方が、そちらの身の為だよ思うよぉ」

 

 

 

 これに伴い自らの思う所を存分に語り見せたリリーは、至極一方的な物言いを相対する先方へと与える。

 

 

 

「あとあとぉ、君には本当に感謝してるよぉ、ってもう聞こえてないよねぇ」

 

 

 

 そうして一頻り対峙する相手方を煽り散らした彼女は、依然としてレイピアに貫かれたままの荒くれ者へと微笑んだ。

 

 

 

「ちゃぁんと、レアノスティア様のお膝元に行けるといいねぇ❤️それじゃあばいば〜い、さようなら❤️」

 

 

 

 次いでその様にして、極めて小馬鹿にするかの如き振る舞いにて、挑発的な身振りを見せるリリーは、自らの手中に納められているレイピアを手前に向けて引き戻す。

 

 

 

 際しては、同所を覆い尽くさんばかりに顕現している白金の魔力と同色の輝きを呈するリリーの美しい長髪が虚空へと、眩い煌めきの軌跡を残す光景が見て取れる。

 

 

 

「ごふッ」

 

 

 

 だがしかし、その様に思わず見惚れてしまいそうな程に絶景も無常ながら、荒くれ者の命運は、依然として成人にも満たない少女の手により、尽き果てる憂き目を晒す羽目と相成った。

 

 

 

 何故ならば、何ら躊躇う素振りすらも窺えない彼女が操る剣身は、今し方まで抉り込まれていたその肉体から一息に引き抜かれるに応じて虚空を形作るが所以。

 

 

 

 都合、先程まで穿たれていた箇所から血止めの役割を担っていたそれが離れたことにより自ずと、溢れ出た夥しいまでの血液を吐き出す惨状となる他にない。

 

 

 

 お陰で自ずと噴出される鮮血はしかしながら、リリーの白金の魔力により、無常にも蒸発させられている光景が見て取れる。

 

 

 

 お陰で留めなく撒き散らされる吐血は、否が応にもリリーの魔力に妨げられるに伴い、その姿を次第に消失させるばかり。

 

 

 

 そして返す刃にて血糊を散らした彼女の足元の石畳の路上へと、鮮やかな紅色が美麗なる弧を描いた。

 

 

 

 そうして鮮烈な印象の感じられる跡を残す血液はしかし、先程までやり取りを交わしていた筈の荒くれ者から溢れ出た生命の証に他ならない。

 

 

 

 それ故に曲がりなりにも、荒くれ者とレイラ両名の肉体の支柱の役割を担っていたレイピアが引き抜かれるに伴い、それと同時に倒れ伏す羽目となる彼等彼女だ。

 

 

 

「‥なっ、なか‥まを自ら殺すだなんて‥。こっ、こ‥の‥外道‥。今に‥、見て‥なさぁい」

 

 

 

 しかしながら、既に息絶えている前者とは対称的に後者は、地に伏すこととなりながらも、依然として生命を繋ぎ止めている模様。

 

 

 

「えぇ〜、まさか魔物如きに道徳を説かれる日が来るだなんてぇ、わたしからしたらとぉっても心外だよぉ。でもでもぉ、それって散々この街で好き勝手してくれた君たちが言えた台詞(セリフ)じゃないよねぇ?」

 

 

 

 けれど、そんなリリーの独壇場と思われたこの場へと唐突、今し方まで茫然自失の様相を呈していたエメルの声が与えられる。

 

 

 

「レメラッ、術を解放するわッ」

 

 

 

 そうして力強い彼女の宣言が同所へと響いては奏でられるに伴い、まるでその言葉に呼応するかの様にして突然妖しい光が露わとなる。

 

 

 

 それも、今し方に言い放って見せたエメルの両の瞳の虹彩が、美しくも鮮やかな真紅の輝きを呈していた。

 

 

 

 だから、その様にして突如舞い降りた彼女の存在感に対して苛立ちを露わとするリリーはといえば、なんら気圧されるでもなく応じて見せる。

 

 

 

「ふ〜ん、それが魔眼ってやつなんだぁ。もしかしてそれが君たちの所謂奥の手なわけなんだぁ。そっかそっかぁ、道理で尻尾が掴めないわけだよぉ。てっきりお薬だと思ってたのに、見当が外れたなぁ。あ、でもでもぉ、リリーは最初から変だと思ってたんだよぉ。だってだってぇ、あのお姉ちゃんの言うことだしぃ、何か穴があるじゃないかと思ってたんだぁ。そしたら案の定これだからぁ、ホントにお姉ちゃんっておバカさんだよねぇ。まぁでも、それならそれでリリーとしては一向に構わないんだけどぉ。だってだってぇ、サキュバスの魅了の術如きが、このリリー・スノーホワイト・フォン・レアノスティア様に効くはずがないんだからぁ。でもでもぉ、どうしても試してみたいならぁ、どうぞ使ってもらっても、わたしとしては全然構わないよぉ。だってだってぇ、魔眼持ちのサキュバスだなんてぇ、と〜っても珍しいからぁ、今のリリーはとぉっても寛容なんだぁ。寧ろ大歓迎って感じだよぉ〜。希少種の魔物を仕留めるのは初めてだからぁ、すぅっごく楽しみだよぉ❤️」

 

 

 

 都合、まんまと相手の隙をついて先手を取った手前も相まり、ここぞとばかりにこれでもかと煽りに、大上段にも語り散らすリリーだろうか。

 

 

 

 殊更に声高にも、あまりに意気揚々と勢い付いたその口上からは、多分に自らが今現在に対峙する先方への侮りが窺える。

 

 

そんな始末の有様であるからして先方の手の内を見て取っては、舌の巡りも淀みなく流暢に相まって相手方に対しての、自らの優位性を存分に、語りに示してみせるリリーだろうか。

 

 

 それに加えて、少なからず平素にも増して調子に乗っている彼女の姿からは、大いにたかを括っている様子すらも見て取れた次第であった。

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