※この作品はR-18です。

高貴なるTS転生大和撫子清楚系美少女JK退魔師巫女が強者足る雄に惨めにも全裸土下座にて屈服した果てに孕んだ挙句、その子供も交尾を懇願するまでに無様にも雌落ちした屈辱隷属花嫁に至るまでの恥辱を晒す軌跡   作:ユキリス

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屈辱

 とても困りました。

 

 

 何故かと言いますとそれは、今に中天の位置に陽が昇って晴天を極めるお天気なのですが、同所は森の中とあってか日差しの程もお隠れになられて思われました。

 

 

 ですからとても困っているのです。

 

 

 何故ならばわたしは暗闇が至極嫌っていますので、それも相まってか光を何よりも求める傾向として、より顕著にあるが所以に他なりません。

 

 

 

 その為つい今し方にアナスタシア様が魔術に誂えました剣の一刀の元、葬り去られました魔物は暗闇中にお亡くなりになりました。

 

 

 それを見てはわたしとしても少しだけですが憐憫を感じてしまう程に、呆気なく駆逐されてしまった魔物さんです。

 

 

 わたしは思うのです。

 

 

 例え魔物といえども、幾ら悪徳である彼等も流石に自身の最期にあっては、御日様の元で、その身を朽ち果てる事を望むのでは無いでしょうか。

 

 

 

 無論魔物さんの心中などわたしが預かり知らぬ及びがつかないお話ではありますが、少なくともわたし自身はその限りであるのです。

 

 

 

 ですから彼等もその様にあると、自らのそれになぞらえて物事を考える様な、愚行を致しました次第で御座います。

 

 

 

 それ故、どうしてか平素から嫌っていたレアノスティア様への祝詞の程も、おのずから進んで捧げてしまいます。

 

 

 

 ですのでそれに対して思いがけず行った振る舞いに及んだわたしとしては、これは驚きに値するに至ります。

 

 

 

 といいますのも、自ら穢らわしいクマさん型の魔物に近づいていたわたしは、倒れ伏した亡骸を慈しんでいました所存に御座います。

 

 

 

 そうしてそれを今に気付くに及んだ為にわたしは、自身がそこに至るまでに無自覚であった事実に酷く狼狽してしまいます。

 

 

 

 ですがそれは流石に些か過ぎる自らの振る舞いとして理解もできたが故に、踵を返したわたしは、此方に気遣わしげな視線を向けてくださいましたアナスタシア様に感謝の意を示します。

 

 

 

「ごめんなさい。わたしはただ、あの子がとても悲しんでいる様に思えたので、思わず取り乱してしまいました」

 

 

 

 ですからそれに際しては弁解も兼ねての、改めて自らの至らない振る舞いに対して、言い訳も述べました所存です。

 

 

 

 故にこれに応じるアナスタシア様の反応を恐れたわたしは、自分自身でも理解できてしまう程に卑屈な上目遣いにならざるを得ませんした。

 

 

 

 ですがしかしながら、そんなわたしの内心など知る由もないアナスタシア様は、まるで聖母の如き微笑みを称えて仰られました。

 

 

 

「貴方はとても哀れね。けれど大丈夫よ。貴方のそれは恐らくあまり良く無いものだと思うから、わたしが無くしてあげるわ。大丈夫、わたしは貴方のそういう所も、とても好ましく思っているわ。魔物如きに捧げるには、貴方のそれはあまりに不相応に過ぎるもの。だから、慈悲を与える様な振る舞いは恐らくだけれど、わたしにとっては不要とすら思えるわね。そう、あんな下等生物に対しての慈悲だなんて、与えるにも値しないのよ。それに貴方の考えている心配は杞憂よ。だってあれは自ら闇を好んでいるのだから、貴方がそれに対して考えを巡らせる必要性が無いもの」

 

 

 

 そして満面の輝かしいまでの眩いばかりの、極めて綺麗に思われます笑みにて、与えられた言葉の意味する所は、とても彼女らしい物言いで御座います。

 

 

 

 ええ、それはとても美しくも酷薄な感情に彩られた、そして何処か蠱惑的にすらも耳と出来る独白です。

 

 

 

「わたしは‥」

 

 

 

 ですのでそうして与えられた窘めとも受け取ることが出来ますそれに対してしかし、わたしは明確に足るだけの返答を申し上げることが叶いません。

 

 

 

「けれど、今の貴方もそれはそれでとても良いわ。何方にせよわたしとしては構わないわ」

 

 

 

 しかしながらそう、自らの不得の致す所に対して罪悪を覚えているわたしへと与えられたのは、肯定の言葉でした。

 

 

 

 なのでとても驚いてしまって、二の句を告げることすらもままならないわたしはといえば、自ずと口を噤む他にありません。

 

 

 

 ですからそんな風に無様を晒すわたしを前としたアナスタシア様の側は、その漆黒の長髪を自ら翻すに伴い、踵を返す姿が見て取れます。

 

 

 

「ふふ‥早くしないと遅れをとってしまうわね。行きましょう、アイリスさん」

 

 

 

 そしてアナスタシア様の御言葉に従うがままに身を委ねて暫く、周囲には次第と実力者として見受けられます、殿方が居ます同所へと赴いた次第です。

 

 

 

 その中にはあの教師のお方、ソウメイ様の偉丈夫然とした姿も見られることから、ここが特段魔物が密集している地帯だと思われます。

 

 

 

 それ故、当然ながら視線が交錯する運びとなりましたわたしは、彼の力強い瞳に射抜かれる羽目となりました。

 

 

 

「お前たち、何故同性で組んでいる?特に暁、お前の父からは、相応しい相手を見繕う様に頼まれているのだが‥。だがそれも、相手が男でなくては叶うまい?それが何故、龍鬼殿の御息女と共に居る?」

 

 

 

 そしてそれに伴い応じたソウメイ様は、彼を思わず上目遣いで仰ぎ見ましたわたしを、感情の窺えない眼差しで見下ろされました。

 

 

 

 ですので、そんな予期しない彼の振る舞いを受けたわたしはといえば、まるで肉食獣に睨まれた草食動物の様にその場に縫い留められてしまったかの如き錯覚に陥りました。

 

 

 

 ですがわたしは耐えます。

 

 

 だってここで気圧されていては、レアノスティア家の恥となるのです。

 

 

 その名にかけてわたしはキッと相手を睨み返しました。

 

 

 

 ですが、眼前に見て取れます至極堂々たる立ち振る舞いのソウメイ様はといえば、微塵もこれに対して意に介した素振りが皆無です。

 

 

 

 そんな風にされてはわたしとしても困ってしまいます。

 

 

 先程から困惑頻りのわたしはどうしてもここで引くわけにはいかないのです。

 

 

 

 何故ならば、そうでなければわたしは、これから先、この方に逆らうことができなくなってしまうと思ったからで御座います。

 

 

 

 ですがその様なわたしの心掛けも無常にして、応じたソウメイ様は、此方に手を伸ばしてきました。

 

 

 

 そうしてその無骨な掌がわたしに迫り来る光景に対して、思わず身が竦んでしまって、身動きすらままなりません。

 

 

 

 ですがその様にして打たれるのでは無いかと思ったわたしの心配は、次の瞬間に与えられたその感触で杞憂であった事実を悟ります。

 

 

 

 そうです。

 

 

 今に頭部へと感じられるのは、まるで先日にフウガ様から与えられた暖かな慈悲と酷似したそれと比較して相違ありませんでした。

 

 

 

 きっとそれに他なりません。

 

 

 そうなのです。

 

 

 今し方に手を伸ばしましたソウメイ様の大きくて無骨な掌は、わたしの頭を優しく撫でてくれたのです。

 

 

 

 そのとてもゴツゴツとした五指は、わたしの色白な情けのないひ弱なそれとは対称的に思われます程に、逞しい代物でした。

 

 

 

 ですが、それに思わず自ずと瞳を細めてしまうまでに甘受していましたわたしの意識を遮りましたのは、傍らに佇んでいたアナスタシア様です。

 

 

 

「やめなさい。この下衆が。貴方達男がそうして気安く触れて良いものではないの。それだから男は嫌いよ」

 

 

 

 突如として美貌を歪ませた彼女は唐突、自らのその手でわたしを撫でていたソウメイ様の五指を払い除けたのです。

 

 

 

 そして途端、その光景を前としたわたしも即座に我に帰り、挑む様にソウメイ様を見上げました。

 

 

 

 なんだか侮られた様でいて、わたしとしても後になって考えれば、何処か無様を晒したかの如き、屈辱に苛まれる羽目となりました。

 

 

 わたしはどうしてこの男から頭を撫でられたのでしょう。

 

 

 それが未だに判然としないが為に、とっても不服で仕方がありません。

 

 

 何故わたしはこの様な恥辱を与えられて尚、一瞬ながら安らぎに似た感情を抱くに及んでしまったのでしょうか。

 

 

 それが依然として理解できません。

 

 

 

 わたしが今までに及んだ事がない所にある事柄な様に思われます。

 

 

 

 そしてよくよく見て取れば生徒の殿方よりかは顕著ではありませんが、少なからずソウメイ様の視線が向かう先は、わたしの身体の臀部の辺りに注いで思われます。

 

 

 

 その様な不躾な眼差しを向けられては、凄まじい恥辱を覚えると共に、反発の様な感慨を抱いてしまいます。

 

 

 

 ですので自ずとアナスタシア様に同調しましたわたしはといえば、彼女に倣いソウメイ様を仰見ながらも、何を語るでもなく睨み付けたのでした。

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