高貴なるTS転生大和撫子清楚系美少女JK退魔師巫女が強者足る雄に惨めにも全裸土下座にて屈服した果てに孕んだ挙句、その子供も交尾を懇願するまでに無様にも雌落ちした屈辱隷属花嫁に至るまでの恥辱を晒す軌跡 作:ユキリス
そうしてアナスタシアお姉様からの指導に身をやつすこと暫くの事に御座います。
ややあって、皆様方がお食事を終えられた後は、湯浴みのお時間となるとのことです。
でしたのでわたしはそこで少なからず思考を働かせます。
というのも、アナスタシアお姉様の目を忍び、フウガ様と共に御言葉を交わす機会はここにしかないと踏んだ為です。
ですからこの様にしてアナスタシアお姉様には腹痛を訴えて、お手洗いに行く素振りを見せた次第です。
しかしながらそれは無論アナスタシアお姉様の慧眼を欺く為の所業に他なりません。
その為ここまで大仰な程までの嘘を吐かねば、ここまで事を順調に運ぶ事など出来なかったに相違ありません。
ですのでそれらの経緯を経て今にわたしが向かいますのは、フウガ様が居られます浴室に御座います。
無論今も身に付けているこの丈の短いスカートとはそのままに御座います。
そしてこれに加えまして、肩口と共に脇の下までにかけての肌が露出している上着もこれに倣い例外ではありません。
今現在歩みを進めている間にも、僅かばかりにスカートが翻りとてもお尻の辺りが心許ないのです。
恐らく臀部の割れ目までもが見えてしまっているに違いありません。
無論先程まではそれを厭うたわたし自身スカートの丈を伸ばすことを試みました所存です。
しかしながら生憎これ以上は一寸たりとも布地の丈がわたしの身体を隠すことはありませんでした。
恐らくアナスタシアお姉様のお下がりのお洋服の布地面積が特段幼少の時分から身に付けていた代物である為なのでしょう。
ですがこれはあまりにサイズが小さく、わたしの臀部の大きさでは、敢えて下から覗き見ることなく、周囲から見えてしまうのです。
そしてこの無様は殿方に見られた日には、わたしとしてもこれまでにない屈辱を禁じ得ないでしょう。
ですが着替え様にも肝心のわたしの正装の修道服の程は、今もアナスタシアお姉様の私室にその身を置いているのです。
恐らくわたしの今現在の境遇などいざ知らず、お洋服箪笥の中で、スヤスヤと心地良くお眠りになられているに違いありません。
そしてこの様に愚考を巡らせている最中にあっても、わたしのスカートはふわふわと、まるで雲の様に浮き上がります。
そうしてわたしの人よりもほんの少しだけですけど大きいかもしれない臀部が見えてしまうのです。
その様に行く道にて殿方の使用人と思しき人々にも晒されてしまうのは甚だ不本意なのです。
けれどそれに抗う術など今のわたしに備わっているわけが御座いません。
無論、わたしとしてもお母様からの教育を受けてきた身で御座います。
ですので自らの身に対して危機が迫る来るいざという時の切り札は持ち合わせています。
しかしながらそれは平時ではなくあくまでイレギュラーが起こり得た際限定に行使が許される代物で御座います。
ですから到底、この様些事で消耗する様な愚行は憚られるのです。
そうなのです。
なんと言っても切り札に御座いますから、そう幾度も手の内を晒してしまっては、方手落ちというものでしょう。
その様な始末では当然ながら切り札たり得る事はありません。
それ故に今にこの屈辱的な現状に対して改善を試みないのは最善に他なりません。
あくまでわたしはそれに自ずから理解しています為、恥辱に耐えるのは、偏にこれが所以に御座います。
そしてそれは聖札符を用いた術に他ならないのですが、ただでさえ残り少ない代物を消費するのは躊躇われます。
ですので平素から持ち歩いている数には限りがある為、この様な局面において使用するのは正に愚の骨頂と称する他にないのでしょう。
であればその様に特段愚行を自ら冒すこともなく、自身の利得となる所に使うべきに相違ありません。
それ故この様に辱められた挙句に忍耐を強いられる位であれば、最早此処に使うことも一考の余地があるに違いありません。
しかしながらその様にして身を焦がす情動に身を委ねるがままに行動していては、当初抱いていた目的も果たせぬままに事が露呈してしまいます。
ですがここで光の屈折にて人目を憚るのもさして痛手となるわけでないのです。
寧ろ自身が与えられる視線から身を守り、その羞恥を霧散させる益があるのですから吝かではありません。
その為、わたしの露わとなってしまっているお尻を隠すこともすぐさま実行すること自体は容易に御座います。
そうして其処までの思考へと巡らせた所で、太腿へと巻き付き圧迫しているサイホルスターへと手を掛けます。
それは今にわたしが持ち合わせている聖札符符が全て収納されているそれは一種の精神安定剤に御座いますが故。
それの意味する所はわたし自身が臆病であることの証左でもありましたが、思わず触れずにはいられませんでした。
ですからその聖札符符がしっかりと其処にある事実を確認して、その肌へと直に巻きつくホルスターから五指を引き離します。
これ以上に不審な振る舞いを晒していては、誰かに勘づかれてしまうやもしれません。
ですので警戒を怠らぬ様にして、その聖句が施されている代物から意識を逸らします。
そうすればたちまち小心者なわたしでは不安になってしまうのですが、こればかりは致し方ありません。
此処でそれを行使する誘惑に大いに駆られてしまうのです。
しかしながらそれを試みた時点で、わたしの手札が露呈することとなります。
はい。
なので、これを人目に晒してしまうのは、どれだけこの身が羞恥に駆られようと避けるべき事柄であるのは自明の理であるのです。
奇しくも幸いな事にわたしの魔力は他者から感知されない所にある様なので、選択さえ違わなければそれが暴かれることはないのです。
しかしながらそれはわたしの持ち合わせているそれがあまりに微弱であり、只々観測できる域にないが所以に御座います。
それ故まかり間違っても堂々と胸を張って誇れる様な事柄ではないのです。
ですがわたしは気丈な立ち振る舞いを装いフウガ様が居られるでしょう浴槽へと足を運ばせるのです。
歩むのです。
何故ならば、今ここで誰かしらに怪しまれでもしたのなら、アナスタシアお姉様に報告がなされてしまう恐れがあるのです。
その可能性が微細ながらにでも存在している以上は、毅然としていなくてはなりません。
そして仮にその様な最悪の事態になった場合、果たして弁解の余地は与えられるのでしょうか。
そうしてそこまで思考を巡らせていますと、漸く目的地が眼前にまで見受けられます。
ですがここでは決して早足になる様な愚行を冒すわたしではありません。
誰が何処から見ているのか依然として判然としませんから、演技の程は最後まで貫き通すのが最上であるのです。
それ故それを心底から心得ていますが為に、向けられる視線の程を把握しておく必要が御座います。
しかしながらそれらのわたしに対して注がれる大半は、下半身それもお尻へと集いを見せているが故に、意味する所の理解には及びます。
そしてその眼差しから読み取れるの感情の色の本質は恐らく邪な情欲であるのでしょう。
その証左として、特段その傾向が顕著として窺えるのは第一にやはり殿方の使用人に御座います。
そして次点において何処か悪意めいた眼光の光が著しくしく見て取れますのが、恐らくこの場に居合わせています女中の方々でしょう。
兼ねてより以前からユキリスお母様より聞き及んでいる事柄に御座いますが、どうやらそれに倣い、女性の方々にも陰湿な性質を併せ持つ者達がいる様なのです。
その上何事かをこそこそと人目も憚らずに言葉を交わしている姿を鑑みるに、わたしが並々ならぬ批判を買ってしまっているのは、敢えて確認するべくもなく自明の理であるのです。
その為自惚れでなければわたしは殿方からの注目を集わせてしまい、それに対して女中の方々が嫉妬をしている、という状況になるのでしょう。
と、其処まで分析をしてしまいましたので、真偽の程は定かではありませんが少なからずわたしのスカートへと少なくない視線が注がれているのはどうやら事実の様なのです。
それ故同所におけるこの身を置いて月日が浅いわたしは勝手が及ばないが故に、恐れ慄くばかりで御座います。
やはり大半の月日を聖域にて消費してきた手間も相まって、世俗に疎いわたしからすれば、俗世はやはり未知の世界に他なりません。
ですので如何にこの場には魔物も居ないお屋敷とあっても、人々から向けられる悪意というのは、否が応にも付き纏うことになる代物に御座います。
ですから先程にも自らの聖札符符の行使を試みた腹積りは特段間違いだったとは思われません。
いいえ。
或いはそれもまた正しい選択であったのやもしれませんが、今此処に至って改めてその下した結論を撤回するというのもあまりに悪手に過ぎるでしょう。
ですからこれは用いることなく本当に自らの身が危険に晒された局面にこそ、使うべき代物となります。
しかしながらこの場は無論ですが殿方が入浴なされていた、ただの浴場となりますが故に、特段脅威には値しません同所です。
その為わたしの一歩足を運ばせる度に翻るスカートに不躾ながらに視線を向けてくる方も当然ながら少なくありません。
とはいえわたしの意識はその様な些事に拘っている暇はないのです。
にも関わらずスカートの裾あたりを手で抑えてしまうのは、本当にキリがありません。
その為少なからず歩みを進ませるのが遅延してしまうのは、致し方が無いのです。
わたしは自らの立ち振る舞いよりも守るべき尊厳の方を優勢してのです。
そしてこの様な有様ではアナスタシアお姉様を出し抜くことなど夢のまた夢ですが最早それは構う所に御座いません。
そうです。
これは勝敗以前に争い事でもないのですから、曲がりなりにも御子のわたいはその様に考えてはなりません。
これも全てはわたしの不得の致す所にあるのですから、目的は必ず完遂致します。
ですので特段切り札を使うこともないままに、脱衣場と思しき扉を視界へと納めた、ちょうどその時に御座います。
気がつけば真正面から足を運ばせてきました男性と肩をぶつけてしまいます。
何分唐突の事でした。
「きゃっ」
その為それは到底予期しない出来事に御座いましたので途端、自分自身でもまるで信じることが出来ない様な婦女子の如き悲鳴を挙げてしまいます。
その様は恐らくですが傍目に見てもさぞ滑稽に映るわたしの姿に相違無かったでしょう。
何故ならこの様な醜態など晒すつもりは到底なく、先ほどまでは意図して毅然と振る舞っていた手前も相まって、あまりにも無様といって差し支えないが所以に他なりません。
そうなのです。
今し方までは何処か気取って足を運ばせていたわたしが突然進めていた歩を止めて一転打って変わる無様。
突如としてまるでか弱い少女の如く尻もちを付いてしまっているなど、あまりにお笑い草であるのです。
この為わたしは改めて悟るに至ります。
わたし如きにはその様な大層な立ち振る舞いの演技をするなどと、烏滸がましいにも程があったのです。
それはあまりに致命的な唯一無二の失態に御座いますが故に、取り返しがつきません。
ですので反射的に自身の携帯している聖札符符へと手を延ばしかけますが、その寸前にて踏み止まります。
仮にこの場においてそのレアノスティア様に対して捧げるべき祝詞を行使すれば、現状は乗り越えられるやもしれません。
しかし今に誰かと接触してしまったら、同所において顔が効かないどころか、完全に新顔であるわたしはどの様に言い繕えば良いのでしょう。
しかしながら時はすでに遅く、恐らくですが尋問の程は免れないに違いありません。
そしてアナスタシアお姉様に通達も行き届き、わたしの秘密も皆様方に共有されることとなるでしょう。
ですから否が応にも最早諦観の念を抱くに及んでいるわたしはといえば、当初の志していた計画など脳裏にはありません。
それすら皆無になる程今現在何をするでもなく、後ろ手に自らの自重を支えていますわたしは、追い詰められていたのでした。
ですがそれも致し方ないと称してしまっても差し支えないに相違ありません。
何故ならばこの様な事態に陥ってしまった手前、この状態から事を万事上手く運ばせる方法など皆無に等しいのですから。
それ故心底から救えない有様を晒す無様なわたしはというと、そのまま呆然としていましたが次第に自身の焦点が結んでいく事実に及びます。
どうしてこんなにもわたしは惨めなのか、それ程の衝撃はありませんでしたがそれ故に考えてしまいます。
失敗してしまいました。
この様な一番重要な場で唯一失態を犯してしまうなど、愚かしいにも程があります。
そうしてわたしはその場で無様にもストンと尻もちをついてしまうと起き上がることができません。
そうです。
元来筋力に乏しいわたしでは、咄嗟の起点を効かせて踏み留まることすらもままならないのです。
これも平素から運動に励まないわたし自らの怠惰が所以の原因であるのですが、大柄な肉体に恵まれない為に、仕方がなかったのです。
そしてそんな風に今し方に身を襲う現実から逃避していたのですが、そんなわたしに対して不意に手が差し伸べられます。
「平気か?」
そうして与えられた野太い威厳たっぷりに思われます声色に応じて頭上を仰ぎ見ます。
「‥はい」
すると其処にはわたしが探し求めていた相手である、フウガ様が佇んでおられました次第です。
それは漸く現実に意識が向いたわたしの視界へと広がる光景に他なりません。
そしてそれと同時に自らの身に対して起こり得た幸運は、驚愕に値する因果と称して過言ではないでしょう。
それ程までに今し方にわたしが鮮明になった視界にて見て取れる光景は、思わず歓喜を露わとしてしまっても差し支えない代物なのでした。
お陰でその極めて絶妙なタイミングに都合良く現れましたフウガ様の姿を改めて認識して、果たしてどの様な因果であるのかを疑ってしまいます。
恐らくこれはわたしが平素からレアノスティア様に対しての捧げる祝詞が足りないが為に、与えられたそのきっかけとなる信仰の兆しであるのやもしれません。
それ故わたしは自身の悪意の強さとでも形容すれば良いのでしょうか。
或いは本当にレアノスティア様からのご加護に相違はないのやもしれません。
いいえ。
きっとそう違いないのです。
ですからいずれにせよその祝福に対してわたしは心底から歓喜を露わと致しました所存に御座います。
「あ‥」
ですがそれを認識してすぐさまわたし自身の晒している体勢に及びます。
そうです。
床に尻もちをついてしまっては後ろ手に自らの自重を支えている手前も相まって、太腿の付け根までもが丸見えです。
それに加えてただでさえ丈の短い代物で御座います故、もしかしたらフウガ様の位置取りではお尻が鮮明窺えるやもしれません。
その様にしてようやく自身の露呈しているそれに思い至るわたしは、反射的に内股となり、スカートの布地を抑えます。
そして伸ばされた無骨でいて大きな掌にわたし自身の五指を置いた瞬間です。
今までの生に置いて感じたことのない様な、物凄い腕力で引き上げられました。
ですがそれは一見して強引にも思われますがしかしながら、わたしの身体運びを正確に見抜いた上での振る舞いである様でした。
一瞬の間にして身体さばきをも全てが読まれてしまうわたしは、微塵の衝撃すらもなく立ち上がることが叶います。
いいえ。
これはそうさせられたと称してしまっても差し支えないでしょう。
それ程までにフウガ様が今に見せました身のこなしは、最早一流を超えた極地にあるのです。
「ありがとうございます。その‥お兄様」
ですからその一連の出来事を鑑みてが、この絶好の機会を逃すわけには参りません。
わたしはなんとしてでも自身の今の環境と、お母様に関してのお話を聞くのです。
「‥お兄様‥か」
しかしながらそんな風にあからさまな媚びを売ったわたしの素振りに対して何処か釈然としないといった面持ちを浮かべるフウガ様に御座います。
「それもアナスタシアに言わされているのだろう?それなら俺に対しての遠慮は無用だ。仮にその様に言い付けられているのであれば、強制しているあいつが悪い。故にそれを守る必要もない」
そして応じられましたその口上を鑑みますと、どうやらわたしの内心までは及ぶ所にない様です。
「いいえ‥そのフウガお兄様はとても素敵な殿方に御座いますので、これはわたし自身がそうしているだけなのです。ですからアナスタシアお姉様をあまりその様に言われないでください」
ですのでこれ幸いとして思いましたわたしは、今に語りませました通り、演技の程を披露致します。
際しては、以前と同様に媚び諂った上目遣いで見上げることも忘れません。
それに加えて自ずと、後ろに自らの臀部を下品にも突き出して、自身の上体を前方へと僅かばかりに傾ける体勢も伴われます。
「はは‥これは参ったな。俺も決してあいつを疎んでいるわけではないのだ。ただな‥如何にもあいつには悪癖があるのでな。それは正してやらんとあいつの為にもならんが故、こうして言ったまで。アイリスがそうしていたいのであれば、俺が口を出すことでもない。故に俺としてもそうであれば構う所にない」
するとこれに応じたフウガ様は、そうしてわたしがたった今に吐いた嘘に気付くこともありませんでした。
どうやらお母様からご教授賜りました所の殿方に対する振る舞いが功を奏した様ですね。
「‥して、何故君は此処にいる?それも到底君の様な巫女に位置付く者が訪れるに相応しくない場所に。差し支えなければ理由を聞かせて欲しい。もしも迷ったのであればアナスタシアの所まで俺が送ろう」
ですが次に紡がれました台詞では、案の定わたしがこの場に居合わせました理由を問うてきました所存に御座います。
ですので必然、その様にして予め予期していた想定内の質問に対しては、当然それに備えて用意していた返答で応じることとなりました。
「‥フウガ様がわたしの為にお母様を探している事を聞き及んでいます。‥わたし如きではフウガ様のお役に立てることは、お背中を御流しすることしかありません。その為恐れ多くもこの場へと足を運びました所存に御座います。‥ですから‥あの‥その‥どうかわたしにご、御奉仕をさせて頂けませんか?ただわたしばかりがご迷惑をお掛けしていては、お母様にも胸を張ってお会い出来ません。これではわたし自身あまりに惨めです。ですから、そのわたしではご不満でしょうか?ふ‥フウガお兄様ぁ❤️」
そうしてわたしは尊厳と共に、自尊心などあらゆる代物を自ら貶めた次第に御座います。
そしてまるでこの様にして殿方に対して媚びを売ることを生業としている娼婦の方々の如く、無様な立ち振る舞いを披露致します。
それ故自ずと、後ろへと自身の臀部を突き出して両手を胸元で組み合わせ、まるでレアノスティアへと祝詞を捧げるかの様にも思われる体勢となります。
すると自然フウガ様を下から上目遣いで仰ぎ見る形となりますので、これが一番最上であるのです。
ですからそれに対してもう一押しだけあからさまな程大仰に、更なる演技を付け加える必要が御座います。
わたしは後ろへと突き出していたお尻をフリフリと動かして、娼婦の方々でも憚られる様な振る舞いに身をやつします。
「お願いしますフウガお兄様ぁ❤️わたしはこの地に来てから依然として日も浅く、やはり初日とあってか、とても寂しく思います。その為フウガお兄様の様に頼りになる男性の御そばに居たいのです。どうしても不安に思ってしまい、安心を得たいのです。ですが、わたしではやはり御不快ですよね‥」
そうしてこれまでにない程、はしたない振る舞いでもってして卑屈にも懇願致します。
「ダメ‥ですか?」
そしてあまつさえ自ら意図して甘ったるい声色へと変えて、自身の無様な姿をより一層晒します。
「いいや‥構わない。寧ろ、此方こそ頼みたい」
するとこれに際しては、極めて落ち着き払った態度ながらも、鷹揚にも頷きを返して応じてくれましたフウガ様に御座います。
ですのでその返答を頂けた事への達成感を密かに享受したわたしは、お許しが出るに応じて動きます。
次の瞬間には自ずとフウガ様の傍へと侍る様にして身を寄せたわたしは、そのままの上目遣いで見上げます。
「ありがとう御座います❤️やはりフウガお兄様はとても優しい御方なのですね❤️アイリスはとても嬉しく思いますぅ❤️」
いいえ。
無論体格差の関係上そうなるのは必然ですから、特段不自然な振る舞いではないのです。
きっとそうに違いありません。
それ故わたしがこの様な醜態に自らの身を貶めているのは不可抗力に相違ないのです。
つまる所これは決して避けられない事柄であるが為に、起きるべくして生じてしまった事故に御座います。
その為わたし自身がこの様にして殿方に対して媚びを売る、まるで娼婦の如き振る舞いになど甘んじていたいわけではありません。
無論それを自覚しているが故にこそ、わたしはその様な辱めをされるがままに許容していています。
それらのことを鑑みると、これに身を委ねるのは、決してわたし自身の望む所には無いのです。
これは偏に、これらの事柄を踏まえるとユキリスお母様の為であるのは、敢えて考えるまでもなく自明の理であるのです。
ですからわたしは微塵も躊躇いを感じることすらもなく、心置きなくフウガ様に取り入ることが出来るはずなのです。
ですのでわたしは依然として僅かながらに人目を憚りながらも、声を挙げます。
「フウガお兄様ぁ❤️それではお背中を御流しさせて頂きますので、共に中へと入りましょう?」
そうして思い切って些か不敬に当たるやもしれませんが、御声がけを致しました次第です。
ですが慣れない事もあり、少しばかり声色が上擦ってしまったかもしれません。
しかしながら、恐れながらも入室を促しましたわたしの言葉に対して反応が見られます。
恐らくは少なからずわたしの演技が幸いにも功を奏したのかしれません。
「ああ、よろしく頼む」
すぐさま寛大なフウガ様は至極厳かな立ち振る舞いにて、脱衣場の扉を開きます。
次いでわたしの腰へと腕を回してくださいました事を鑑みるに、どうやらエスコートしてくださる様です。
それも些か屈辱に感じますが、此処は特段受け入れなくてはならない所である筈です。
「はいっ❤️一生懸命に御奉仕させて頂きますので、このアイリスにお任せくださいっ❤️」
ですがそれにも関わらず自分自身でも驚愕に値する事でしたが、それに際するに伴いまして仄かな満足感を得ていたのです。
それ故そうして自らでもそれに及ぶ程の喜悦を露わとしてしまったわたしは、心にも無い失言を致します。
しかしながら自ずと口としてしまった言葉は消えずに、わたし自身の脳裏へと殊更に響いては聞こえたのでした。
そしてその様に応じたわたしは、フウガ様の逞しい肉体へと侍る事に対して何処か安堵の様な感慨を得るに至ります。
その安心感は、とても心地良く、不躾にも僅かながらにわたしの臀部へと触れているフウガ様の無骨な五指の感触にも気が及びません。
いいえ。
この様に気付いてはいるのですが、そのゴツゴツとした掌の感触に多幸感に酷似した感情を抱いてしまうのです。
それに恐らくですがフウガお兄様も意図的のことでは無いと思われますので、改めて指摘するのも憚られます。
加えてこの見知らぬ土地で寄るべも無いこのわたしに居場所を与えてくださいましたフウガ様にその態度は不敬に過ぎる事でしょう。
その為されるがままに身を委ねる他にないわたしはといえば、フウガお兄様に身を預けます。
「んんっ❤️フウガお兄様はやはりとても逞しいです御身体をしていますぅ❤️アイリスとは全然違いますのね❤️とても素敵です❤️」
そして伴われるがままにお側へとこの身を侍らせて、媚び諂うことしかできませんでした。
「当然だ。男であればこうして君くらいなら容易に連れ去ってしまえるのだから、くれぐれも気を払った方が良い。当然アイリスのことは俺が守るが、無論当然ながら至らないこともある。故にそれをよくよく理解しておいた方が身のためだ」
しかしながらそれに対して応じましたフウガお兄様は、更にわたしの身を引き寄せてしまわれます。
そのお陰でわたしの肉体は自ずと、フウガお兄様の逞しく隆起した筋肉と触れ合うこととなってしまいます。
ですからその幾重にも割れた腹筋の硬さや、鋼の様に密度の感じられる剛腕の程が肌身に感じられました。
ですのでそれはとてもわたしの及ばない所にあるとすら実感できる代物です。
それ故自ずとこの素敵な強靭なる肉体に対しては、憧憬の念すら抱くに至ってしまいます。
その為どうしても脆弱極まる身体のわたしは、この素晴らしい殿方の肉体が、羨ましくて仕方がないのです。
それに加えてフウガお兄様のまるで岩男の如き体格と、わたしの様に依然として幼子の様な身長では雲泥の差があります。
そしてそのあまりにかけ離れた天と地程の差も明白な程に感じられます格差は、とても惨めです。
この今に侍りますフウガお兄様という殿方に対してわたしは、全ての面において敗北を期しています。
そうしてそれとは対称的にフウガお兄様は、全てにおいて例外なく劣るわたしよりもあらゆる面で優れています。
それ故自ずと劣等感を覚えずにはいられないのです。
しかしながらそれらのことを踏まえた上でわたしはユキリスお母様の為に、フウガお兄様へと媚び諂うのでした。