※この作品はR-18です。

高貴なるTS転生大和撫子清楚系美少女JK退魔師巫女が強者足る雄に惨めにも全裸土下座にて屈服した果てに孕んだ挙句、その子供も交尾を懇願するまでに無様にも雌落ちした屈辱隷属花嫁に至るまでの恥辱を晒す軌跡   作:ユキリス

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戦時中の炊き出し

 

 聖王国との交戦の話を聞いたアイリス。

 

 彼女はすぐさまフウガへと訴えた。

 

 アイリスからの強い申し出。

 

 人々に対する強い奉仕への欲求をアイリスはフウガへと伝えたのだ。

 

 そんな彼女の強い想いに根負けした形でフウガという護衛を傍らに侍らせて現在ここに至る。

 

 其処でこの広場へと赴いたのアイリスと偶然鉢合わせとなったのがミコである。

 

 一体どの様な因果か、本心こそアイリスに隠し通しているものの、前者と後者の相性の程は犬猿と仲と称して、なんら差し支え無いだろう。

 

 巡り合わせが悪いにも程がある。

 

 果たして神は何を思ったのか、それ程までにアイリスとミコの両者の間柄は不良であった。

 

 無論未だ深い関係性を築くにまでは及んではいない。

 

 けれどこの場で仲を深める様な真似を強いられれば、例え一方的にでも拒絶するだけの自信がミコにはある。

 

 仮に付けた仮面がこの身から剥がれ落ちようともそれは変わらない。

 

 それ程までにミコは母と似通った所のあるアイリスを嫌悪していた。

 

 ミコはアイリスに対して、至極一方的に穿った価値観の基に自らの母と同類である、と決めつけていた。

 

 当初は父が居ないというお互いの共通点を知り共感を得た。

 

 けれどフウガとの関係を目撃した今となっては、過去に感じた親和性など遠い記憶の事柄の様に思われた。

 

 そうした果てには歪んだその判断基準に巻き込まれたアイリスは飛んだトバッチリを受けた形だろうか。

 

 まさか自身がその様な理不尽にも一方的な判定を受けているとは夢にも思わないし、毛程も知る由はない。

 

「アイリスさん‥一体どうして此処に?」

 

 とはいえ無論、対応するミコとて無闇に敵は作りたくなかった。

 

 それも相手がフウガの女として囲われているならば尚更だ。

 

 何故ならば、かの暁家という血筋に連なる者に反抗すればこの都市で生きながらえる事は出来ないのだから。

 

 故にアイリスから嫌われてフウガより反感を抱かれたくは無いミコは必死に己の外面を取り繕う。

 

 

「その‥微力ながら、わたしも皆様のお役立てればと思い‥」

 

 どうやらその言から察するに、この炊き出しへの手伝いへと赴いた様だ。

 

 そんなアイリスの面持ちは何処か恥ずかしげで、きめ細やかな純白の肌には紅が刺している。

 

 その様に無自覚にも頬を羞恥に染めるアイリスに対して、ミコは内心で唾を吐く。

 

 というのもそれは偏に、アイリスへと集う視線が所以である。

 

 見目美しい少女が訪れた途端にこれだ。

 

 老若男女の注目、特段男達からの意識がアイリスへと向けられている。

 

 だがそれもその筈、アイリスは過度に肌の露出の多い修道服を着ているのだから当然だ。

 

 彼女の正装たるそれは太腿へとスリットが入り大変扇状的な装いとなる。

 

 都合、剥き出しとなっている柔らかな太腿が露わとなっていた。

 

 それ故、この場に居合わせている男たちの気を惹いてしまってもなんら不自然では無い。

 

 寧ろこれは自然な成り行きと称しても差し支え無いだろう。

 

 だがそのお陰で、ミコはあからさまな光景を目の当たりとして苛立ちを募らせる限りだ。

 

 ただそれも致し方無い事だろう。

 

 何せ可愛らしいそに容姿に似つかわしく無い豊満な肉付きのアイリスだ。

 

 男達から見てその肉体を前としたら、垂涎モノには違いない。

 

 加えてアイリスの柔らかな乳房は僅かな布地を押し上げて、大変淫らな光景を作り出していた。

 

 修道服に覆われた前方へと大きく突き出した乳肉は、歴とした雄にとっては目の毒になんら相違無かった。

 

 更にはあまりに胸部が大きすぎる為か、乳肉の側面が傍目にも丸見えだ。

 

 露出した柔らかな肌色が、惜しげもなく晒されている。

 

 その為ミコは再び憤慨した。

 

 

 ─うそ‥

 

 

 明らかにアイリスの肉体にはそぐわない修道服を見て、ミコの脳裏に記憶が去来する。

 

 それはアイリスが転校してきた初日の事。

 

 確かに彼女の胸は平坦だった。

 

 それもミコより起伏が一切無いとすら思えた程。

 

 仮にサラシを巻いていたとしても恐らくは隠し通せまい。

 

 にも関わらず今目の前にしているアイリスにはあまりに巨大に過ぎる双丘がある。

 

 果たして一体これは何事か。

 

 何故その様な自らの身体には見合わぬ布地により誂えられた、悪趣味な修道服を着てきたのか。

 

 最早ミコの心中には幾多の疑問が生じていた。

 

 まるで男に対して媚びる様な装いのアイリス。

 

 そんな彼女を前としては、流石のミコとて面持ちを歪ませる。

 

 まさか自らの母を遥かに超える様なその露出の多いアイリスの装いを目の当たりとして、苦言を呈さずにはいられない。

 

 けれどその様な話をこの場で面と向かって言うのは憚られる。

 

 ミコは存外にも周囲を気にする性格だった。

 

 否、それは特段言及するまでもなく明白だ。

 

 何故ならば彼女は平素から外面だけは完璧に生活をしているのがその証左。

 

 故に人一倍時と場所への配慮が出来る少女だった。

 

 

 ─最悪

 

 

 今も城壁の外ではミコにとってはどうでもいい交戦が続いている。

 

 其処に示し合わせでもしたかの如く、居合わせたのはまさかのアイリスだ。

 

 まるで追い討ちでもかけるかの如き所業。

 

 当初ミコはアイリスに対して一方的な共感を抱いていた。

 

 当然ながらそれを裏切れた相手との再会は、不愉快極まりないだろう。

 

 酷く理不尽な内心。

 

 けれどミコにとっては己を俯瞰するまでもない。

 

 彼女には、例え自らに非があれど、気に入らない相手を認める事など到底出来そうにも無い。

 

 であればいっそ関わり合いになりたく無いというのがミコの正直な心中だ。

 

 ただそれを露呈する訳にもいかない為、彼女は困惑を露わとしている最中だった。

 

 その様にして、明らかに側から見ても如何にもな塩梅に、具合が悪そうに、自らの面持ちを歪ませるミコ。

 

 無論彼女自身依然として取り繕えていると思っている。

 

 だが、彼女と真正面から対峙しているアイリスはその異変を悟る。

 

「あの、何処かお身体の具合がよろしく無いのでしょうか?」

 

 心底から気遣わしげな面持ちで問いを投げかけるアイリス。

 

 その眦が垂れた、如何にも心配に心揺らがせる彼女の振る舞いを受けて、ミコは言う。

 

「うん、ちょっとね‥」

 

 無論体調に不良は感じられないものの、平素から習慣としている気丈な振る舞いをしてしまう。

 

 此処はすぐにでも己の疲弊を訴えて、同所を離れたかったミコだ。

 

 ただ、例え相手がアイリスであろうとも、意地を張ってしまうのがミコという少女の人柄だった。

 

 とはいえこれではあまりに無体が過ぎる。

 

 先程から自らの行動に一貫性が無い事は、無論ミコ自身とて痛い程に理解している。

 

 けれど今し方に晒した悪手はやはり看過できる醜態では無い。

 

 平素の自身であれば容易にアイリスへと己が課せられた責務を押し付けられていた。

 

 にも関わらず変に気丈な振る舞いを見せたせいでこの始末だ。

 

 お陰で彼女は未だ炊き出しの手伝いにその身を拘束されているままだ。

 

 そんな有様のミコは如何にかしてこの強制労働より逃れたかった。

 

 しかしながら先程に虚勢を張ってしまった手前も相まって、今更自らの体調不良を訴える訳にはいかない。

 

 予期せぬアイリスとの邂逅により先程から墓穴を掘る彼女だ。

 

 その人一倍高い自尊心が自らへの枷となり、彼女自身の足を引っ張っていた。

 

 ところが聡明でこそあれど、依然として歳幼い彼女は己が轍を踏んだ事実には未だ及べない。

 

 それ程までにミコは精神の面においては同年代と比較して、その家庭環境故に未発達であった。

 

 そんな彼女浅ましくも眼前のアイリスを見据えて早くこの場からの離脱を図りたいと切に願った。

 

 と、そんな風に内心では悪態を付いているミコへと再度に渡りアイリスから言葉が与えられる。

 

「わたしにも何か、役割をいただけませんか?」

 

 それを耳としたミコも、眼前の奇特な振る舞いが目立つ人物へと再び視線を注ぐ。

 

 その扇状的な装いも同様だが、この場に対して向ける異常なまでの奉仕精神は、何処か薄気味悪くさえ思われる。

 

 少なくともミコにはそう感じられた。

 

 ただ無論、ミコとてアイリスから受けた訴えを叶えてあげる事もやぶさかではない。

 

 否、現状は最早、ミコとしてはあまりに好都合な状況と称しても、なんら差し支えない。

 

 ─この子に押し付けよう

 

 言質を取った、とでも言わんばかりに内心歓喜するミコである。

 

 

 けれど、例え心中では舌を出していたとしても、その現金極まりない感情の吐露を、無論面に露呈させる様な愚は犯さない。

 

 思考を巡らせた彼女は、まるでここぞと言う所で今し方にアイリスから自身が受けた嘆願に対して微笑を見せ付ける。

 

 優等生を気取る彼女としてはなんら申し分無いその愛想のある笑みは、惜しむ事なく全てがアイリスへと向けられる。

 

 それは最早、側から見れば慈愛さえ滲む、まるで一切の隙が無い完璧な笑顔である。

 

 そんな振る舞いを演じながらも、内心では舌を突き出して嘲笑う。

 

─この子に配給も任せちゃっていいよね

 

 そう心に決めたミコは、炊き出しの手順をアイリスへと教授するべくして受け応える。

 

「わかった。ありがとうアイリスさん。そう言ってくれてわたし、とっても助かるなぁ」

 

 心にもない、あまりに内心とは乖離した言葉を返したミコ。

 

「いえ‥、そんな、お礼なんて‥。この様な事、お世話になっている身で御座いますから当然です」

 

 故に生まれてこの方、一度として人の悪意に触れた事の無いアイリスは、ミコの外面だけは完璧な微笑みを受けて案の定、自然と羞恥に頬を赤らめた。

 

 それと共に、朗らかにも美しく。

 

 まるで花が咲き誇らんばかりに貴族の様に控えめに微笑するアイリス。

 

 同時に口元へと手を当てて、その笑顔を浮かべる自らの振る舞いを恥ずかしがる様な仕草。

 

 

 それは、同所にて居合わせている人々の目から見ても、気品すら内包してさえ感じられた。

 

 気持ちの一切が伴わない、言葉だけの感謝に対して、初々しくも戸惑いを露わとする彼女だ。

 

 次いでその表れとしてもじもじと自らの手前に、その両手の五指を絡ませている。

 

 どうやらあからさまに社交辞令なお礼を言われたアイリスは酷く照れている様だ。

 

 まるでその証左として自身から気を逸らす様にしてあたふたとする彼女の姿は、その美しい容姿も相まってかこの場に居合わせている面々から見ても至極可憐である。

 

 可愛らしい容貌。

 

 それに反して酷く不釣り合いな程の色香を漂わせるむっちりとした豊満な肉体は再び周囲の男達を虜とする。

 

 ただそんな彼女を目の当たりとして面に露呈させる様な悪手は犯さないものの、内心では毒を吐く輩が同所には一人居合わせている。

 

 無論その者とは、今も怖い程に欠点の無い満面な笑顔を浮かべているミコである。

 

 まるでその向日葵様な溌剌とした印象をミコを前とした者へと与える笑顔は、アイリスとは対称的に映る。

 

 強烈な色香を漂わせながらも、何処か可憐ささえも内包した後者のそれとは反対。

 

その本人の心中はどうあれど、活発で爽やかに感じられるミコの笑顔は、内心の実態を考慮して尚、貴賎なく癒される。

 

それ程に見目に優れる少女達の華やかな面持ちは周囲の男達にとっては最早、救いの担い手の様にさえ感じられた。

 

 そんなミコの一流の役者に勝るとも劣らない演技により、アイリスは単純にもまんまと騙されてしまう。

 

 その様な、上辺だけのやり取りを経た今。

 

 先程からミコが心底より請い願っていた、炊き出しの作業を、自身の代わりに働き、肩代わりしてくれる内容を意味する所の申し出。

 

 これを依然として現在も目障り極まりないアイリスの口より受けて、決して聞き逃すことなく耳としたミコ。

 

 彼女は、この絶好の機会に乗ずるべくして、自身の行動をなんら厭わない。

 

 並びにミコ自身が任された仕事をアイリスへと押し付けてしまう事を躊躇う様子が皆無だ。

 

 その事柄への罪悪を覚える事も一切無く、ミコは満面の笑顔でアイリスへと応じたのであった。

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