高貴なるTS転生大和撫子清楚系美少女JK退魔師巫女が強者足る雄に惨めにも全裸土下座にて屈服した果てに孕んだ挙句、その子供も交尾を懇願するまでに無様にも雌落ちした屈辱隷属花嫁に至るまでの恥辱を晒す軌跡 作:ユキリス
今朝共に登校したユキの様子は何処かおかしかった。
帰宅後、居間で胡座をかいて呆然と母さんが夕飯を作る姿を眺める。
「どうしたのテツ?そんな間の抜けた顔をして?」
その問いかけに一瞬我を取り戻すもすぐさま思考がユキのことに飛んだ。
「い、いや、ただ‥その‥なんていうかユキが‥」
そう言うと母さんは揶揄いの表情を浮かべて言った。
「なーに?ユキちゃんがどうかしたの?もしかしてもう告白しちゃった?」
母さんの揶揄いに自分でも頬が赤くなってしまうのが自覚できる。
「ちげえよ‥。ただ‥あいつなんか今日はいつもと様子が違うっていうか‥妙に‥」
そこまで言うと母さんは目を光らせて言い放つ。
「色っぽかった?」
それはまさに的をいた表現だった。
思わず口を閉じる。
「‥」
すると母さんは呆れたように溜息を吐いた。
「あーあ、あんたがうかうかしてるからユキちゃんが他の人に取られちゃったじゃない」
未だ断定はできないもののその言葉に背筋が凍る。
俺は告白する前に振られたのか?
「‥まだ、そうと決まったわけじゃねえ」
それにユキは俺のことを好いている筈だ。
俺はユキと口付けだってしたことがある。
「そうだけど‥じゃあ確かめてみればいいんじゃない?」
それはその通りなのだが、もしも恋人がいた場合俺は立ち直れる気がしない。
「どうするか‥」
胸の騒めきを押さえつけて唸る。
どうにか確かめる方法はないものか。
「行くしかないか‥」
俺の呟きに母さんは訝しげに此方を見た。
「行くって‥今?」
その確認に俺は頷いた。
母さんは呆れた表情を浮かべて溜息を吐く。
「あんたって変なところで行動力あるわね‥。でも‥流石にこんな時間だしやめときなさいよ‥」
その言葉は母さんにしては明確ではない、何かを隠すような言い方だった。
「なんだよ?なんか行ったらまずい理由でもあるのか?」
その気遣いが妙に鬱陶しく感じたため、俺は母さんを睨んだ。
母さんは数秒迷ったものの観念したかのようの話始めた。
「ユキちゃんってその‥可愛いじゃない?それにその‥身体も男受けするっていうか他の女の子と比べたらそのね‥だからいくら娘って言っても龍鬼さんとあの狭い家で二人だけで暮らしてるってなると何かあるんじゃないかと思っちゃって‥。それにこの時間はちょっとね‥」
此方を慮る言葉に苛立ちが募る。
だが言わんとしていることはわかる。
確かにユキには他の女子どもと比べて圧倒的なまでの魅力がある。
以前は勝手にユキの身を争って決闘が行われた程だ。
しかし、それを考慮してもあの誠実な龍鬼さんが実の娘にそのようなことをするとは思えない。
実際ユキのことになると激怒して手に負えなくなる。
「‥まさか‥ユキと龍鬼さんがそんなわけないだろ」
俺の確信を持ったはっきりとした物言いいにしかし、母さんは不安を表情に浮かべて続けた。
「ユキちゃんって鬼族と龍族の混血じゃない?だからその男の人にね‥逆らえないところがあるの‥」
そのような種族の特徴など初耳だった。
焦燥感が胸の内から湧いてくる。
「じゃあユキは学校なんか通わせたらダメなんじゃないか?あそこは男ばっかだぞ?」
俺の指摘に母さんは申し訳なさそうな表情で弁解した。
「それは‥だってしょうがないじゃない。本人が行きたいって言ったんだもの。子供の意思を蔑ろにするわけにはいかないでしょう?」
確かに言っていることは正しい。
しかしユキのような美しく色香のある少女が男に目をつけられないことなどあるのだろうか。
今更ながらに心配になってきた。
もしも言い寄られでもしたら非力なユキでは抵抗する叶わないだろう。
「そうだな‥でも‥」
過去にユキを巡って男子生徒同士が争い、問題になった時は龍鬼さんが場を収めたから良かったが、最悪殺し合いになっていた可能性すらあった。
「そうだ‥龍鬼さんがユキとなんてあり得ない」
不安を誤魔化すように口に出してみるものの何処か霧のかかったような気持ちの悪い感覚は晴れない。
「行ってみるしかないか‥」
そう呟く俺に母さんは訝しげな視線を向けた。
「行くって本当に?やめた方がいいわよ」
心配そうな表情で此方を窺う母さんの言葉はむしろ俺の行動を促す燃料にしかならない。
「どうしてそこまでして止めるんだ?もしかして何か知ってるのか?」
疑いの視線を向ける俺から母さんは顔を逸らした。
「そうじゃないけど‥あの子って‥その‥言いにくいけど同性から見ると結構男の人に愛想を振りまいてるから嫌われてるの」
瞳を伏せて悲しみを表情に浮かべて残酷なことを言い放つ。
「それって母さんもユキが嫌いってことじゃないよな?」
思わず表情を引き攣らせて問う俺に母さんは強い口調で否定した。
「そんなわけないじゃない‥でもできればそんな子とあなたに関わってほしくないのよ」
俺を慮る表情で言う母さんの声音はいつものように快活としたものではなく暗く澱んだ声だった。
「なんだ‥そんなことか‥それなら心配するこよないさ。だって俺は強いからな変な噂が流れてもこの家は守れるさ」
暗い空気を払拭するように努めて明るい声で虚勢を張った。
「そう‥ありがとう‥嬉しいわ」
和らいだ表情を向けて俺に感謝の言葉を述べる母さんに照れ臭さを感じた。
「なんだよ‥別に俺じゃなくても父さんが守ってくれるから礼なんていらないさ」
照れを隠すため思わず冷たい態度をとってしまった俺に呆れを含んだ表情で母さんは言った。
「全く‥相変わらず馬鹿ねぇ‥それじゃあいつまでたっても女の子にモテないわよ」
馬鹿にするような笑みで俺を揶揄う母さんに俺は反論した。
「モテたいなんて思ってねぇよ」
自分でも負け惜しみにしか聞こえない捨て台詞を吐いてしまったことを後悔するが時既に遅し。
「強がっても意味ないわよ。私がどれだけあんたを見てきたと思ってるの?」
此方の心中を見透かすような視線から顔を背けた。
「うるさい‥俺だってユキに告白したいけど‥」
断られた場合のことを考えていつも躊躇してしまう。
意気地のない俺の言葉に噴き出す母さんは意地の悪い表情を浮かべる。
「もう‥仕方ない子ね‥どうして似なくていいところまでお父さんに似てるのかしら?」
言葉とは裏腹に思いやりが込められた声音で母さんは此方を暖かい眼差しで見ていた。
「だってユキだぜ?知らないと思うけど学校でも相当人気あるんだぞ」
思わず出てしまった言い訳の言葉に母さんはまるで周知の事実であるかのように頷いて見せた。
「そんなの知ってるわよ‥だって色々近所の奥様方が良く噂してるもの」
沈んだ表情で言う母さんの言葉を聞いて驚きを感じるとともに疑問が湧いた。
「それって‥どんな噂なんだ?」
自分でも頬が引き攣るのがわかる。
十中八九よくない噂であることは間違いないだろう。
母さんは俺から視線を逸らして躊躇いの表情を浮かべていたがため息を吐いて語った。
「その‥複数の男性と肉体関係があるとか‥。男子生徒を誘惑してるとか。そんな根も歯もない噂よ‥」
その言葉を聞いた途端腸が煮え繰り返るほどの怒りを覚えた。
「そんなわけないだろッ!ユキがそんなことするわけないじゃないかッ!」
自分でも驚くほどの声量で否定の言葉は叫んでいた。
母さんは肩を震わせて瞳を伏せた。
その表情は深い悲しみに彩られていた。
「そうね‥私だってそう思うわ‥でも‥どうしようもないのよ‥噂が広まりすぎているの」
悲痛な感情が篭る母さんの声に我を取り戻す。
この制御できない怒りの矛先を間違えてはいけない。
「いつからそんな噂があったんだ?」
怒りを必死に表に出さないように努める俺を慮る表情で母さんは言った。
「そうね‥多分まだテツとユキちゃんが知り合ったばかりの頃だと思うわ」
母さんのその言葉に驚愕のあまり応じることができない。
「あの時‥その‥ユキちゃんって虐めを受けていたでしょう?‥その時に近所の人から聞いたのよ‥ユキちゃんがウチの息子と夫を誘惑してるって」
あまりに馬鹿げた言葉に俺は思わず口を挟んだ。
「どう考えたらそうなるんだよッおかしいだろッ」
語気を荒らげてしまう俺に痛ましい瞳を向けて母さんは語る。
「そうよね‥まだ子供だからそんなことあり得ないのにね‥酷い人よね。その人‥家族とはうまくいっていなかったみたいなの。だからちょっとおかしくなってたから私も気にしてなかったんだけど‥」
続く言葉を躊躇する母さんに俺は唾を飲み込んだ。
「でもどんどんそういう変な噂が広まっていったの。ユキちゃん女の人から見ても綺麗だから妬まれるのは仕方ないとは思ったけど流石にここまでくると本人にも何か問題があるんじゃないかって‥私は思ったの」
俺とユキに対して罪悪感を感じていることがその覇気のない声音から窺える。
「それは‥」
確かにユキの悪評は不自然なほど広まっているのは事実だ。
しかし、彼女が男を誘惑するような性格の女ではないことを俺は知っている。
強い口調で否定の言葉を母さんに言う。
「俺はユキがそんなそんなことをするとは思えない。母さんだって知ってるだろ?ユキは優しくて道理に合わないことはしない性格だって」
確信が篭る俺の言葉に母さんは暗かった表情から驚いた面持ちになる。
「あんた‥変わったところで男らしいのね‥」
驚いた声音で言う母さんにまるで馬鹿にされたような心境になる。
「うるさいな‥」
だがいつまで経ってもユキに告白できないでいるのは俺が意気地なしだからというのは事実だ。
自身への苛立ちによって思わず棘のある声が出てしまう俺に母さんは苦笑して揶揄うような表情を浮かべる。
「ほらほらそんな風に女の子に言ったら嫌われちゃうぞ」
その表情に苛立ちを覚えて思わず反抗心を表に出してしまう。
「母さんは女の子って歳じゃないだろ」
口にはそう出したものの母さんの美貌は衰えることなく維持されていた。
鬼人族の肉体は死ぬ直前でも老いることはない。
それは長命と呼ばれているエルフに酷似する性質だ。
母さんは口元に笑みを形作るが内心穏やかではないことが冷たい色を宿した瞳から窺えた。
「ふーんそんなこと言っちゃうんだぁ。せっかく心配してあげたのにぃ」
意地悪な笑みを作って母さんは後ろ手に手をやって何かを取り出して目の前に掲げてみせる。
「これなーんだ」
持ち上げた手を揺らして見せつけられたのは俺が昨夜自慰際に使用した母さんの下着だった。
「ッなッ、なんでそれをッ」
思わず上擦った声で発してしまう俺。
動揺した表情で醜態を晒す俺に挑発するような笑みで母さんは腕を組んで豊満な胸を押し上げる。
肉感的な柔らかそうな胸部が形を変えた。
「あんたわたしとお父さんのしてるところ見てたでしょ」
母さんは挑発するような瞳で此方に揶揄いの眼差しを向けた。
「ッな、なんで知ってるんだよ?」
羞恥心に耐えかねた俺が叫ぶと母さんは下着の匂いをこれ見よがしに嗅いでみせる。
「うーん‥やっぱり臭いとれないわね‥あんたどんだけ出したのよ」
呆れた表情で額を抑える母さん。
しかし、俺はそれどころではなく焦燥感が胸の内に溢れていくのが感じられた。
「ふッ、普通はこういうのってわかってても黙ってるもんだろッ。気を使ってくれよッ」
語気も強く必死なに訴える俺に母さんはため息を吐いて鼻じらむ。
「いやそうなんだけど‥さすがに注意しようと思って。あんたさ相手がいないからって実の母親にそういうことをするのってどうかと思うわよ」
躊躇いの表情を浮かべながらも母さんは無慈悲にも言い放つ。
羞恥心のあまり言葉を失う。
「でも‥あんたってそういうことに興味あったのね‥こう言っちゃ悪いけどあんたって女顔だからそういう欲もないのかと思ってた」
普段から他の男に劣等感を持っている要因を目の目でこともなげに述べる母さん。
「なッ‥俺だって父さんに似ればもっと体格だって大きく‥」
反論するべく強気な態度で応じるが段々と奮い立たせた反抗心も次第に言葉を重ねる内に虚無感に変わる。
「はあ‥でもあんた‥周りの子達に比べて全然背が大きくならないじゃないの‥」
物言いたげな視線で腰に手を当てる母さんは更に心を抉る言葉を言い放つ。
「わたし達の見て夜遅くまで起きてるからよ。全く‥困ったわね‥」
憂を帯びた表情で頬に手を当てる母さん。
その仕草も何処か色気を帯びた艶やかな印象を受ける。
「うるさい‥」
これ以上の醜態を晒さぬように顔を逸らす俺。
そんな様子を見た母さんは苦笑を浮かべて肩をすくめた。
「もう‥でもまあいいわ‥あんたもお年頃なのよね‥」
此方の心中を見透かすような視線を向けられて居心地の悪さを覚えた俺は話を逸らす。
「俺‥今からユキの家に行く」
突然に投げかけられた突飛すぎる言葉の驚いた表情を浮かべる母さん。
「え‥あんたねえこんな時間に行くの?やめた方がいいと思うわよ」
苦い表情を浮かべて俺を引き留める母さんだが語る調子は弱々しいもので何処か躊躇う様子があった。
「大丈夫さ‥噂なんて俺は気にしない」
語気を強く言い切るものの母さんは不安を表情に浮かべて煮え切らない様子をみせる。
「じゃあ‥行ってくる」
今の俺には母さんを納得させるための材料を有していないことを理解するに至る。
未だ頭を悩ませる母さんを尻目に勢いよく玄関を飛び出した。
「あッこらッ」
走り出した俺にかけられる母さんの静止の声を振り切って家を出て、ユキの家へ向かった。
*
ユキの家は小さな平屋に龍鬼の親父さんと二人暮らしだ。
龍鬼さんの稼ぎは悪くない筈だが何故か増築しないのは謎だった。
「‥おーいユキ!」
玄関扉の前で俺は声を張り上げる。
すると凄い物音を立ててユキが扉の隙間から顔を出した。
「テツさん‥どうしたんですか?」
ユキは風呂から上がったばかりなのか汗をかいていた。
何処か甘い香りが鼻先を擽る。
「いや‥ちょっとな‥」
そう言いながら俺は玄関の扉を開けた。
そして同時に驚愕する。
ユキの姿は下着姿だった。
豊満な胸は窮屈そうに下着から溢れ出した肉がはみ出ている。
下半身もユキが動くたびに尻肉が震える。
あまりの肉感的な身体に俺は自分の下半身に血が集まるのを感じた。
「え‥と‥今お父様がいるので‥」
ユキの遠慮しているが、明確な拒絶に俺は顔を顰めた。
ユキは俺の言葉には基本的に従う少女だ。
男を立てるのが上手いいい女だった。
しかし今は違った。
「いいだろ?別に俺と龍鬼さんは仲が悪いわけじゃないんだし」
俺は気にせずに家に中に入ろうとした。
しかしそれはユキの後ろから伸びた巨大な手に阻まれた。
「テツ君すまないが今は用事があって無理なんだ。後日また来てくれないか?」
龍鬼さんだ。
鍛え上げられた上半身は俺の数倍は大柄だ。
「あ‥はい。‥でも‥なんで二人ともそんな格好なんですか?」
龍鬼さんは下半身を隠す布しか身につけていなかった。
娘とは言えどこの年頃の少女の前で晒していい姿ではないように思う。
「ああ‥先程ユキが風呂に入っていてな、俺も入ろうと思ったところだったんだ」
そう言ってユキの肩を抱いた龍鬼さん。
ユキは嫌がるそぶりも見せず。
むしろ嬉しそうに頬を赤らめた。
「あ‥の‥お父様?」
家族の触れ合いというのはこのぐらいなのだろうか?
俺には父親が居ないので不明だった。
「‥そうっすか‥。わかりました。こんな時間にすみませんでした」
龍鬼さんの巨体から放たれる威圧感に俺はそう答えるしかなかった。
将来ユキと結ばれるためにはこの人を倒さなくてはならない。
しかし、未だ現役でこの村一番の強さを誇る龍鬼さんに実力も経験も足りていない俺が果たして勝てる日がやってくるのだろうか?
「それじゃあユキ行こうか」
龍鬼さんはユキの肩に回した腕を腰に回して抱き上げた。
その唐突な行動に俺は目を丸くした。
「お、お父様ッ!」
しかし、頬を染めて羞恥心を露わにするユキを見て胸を撫で下ろす。
「‥相変わらず仲いんだな」
俺の言葉に龍鬼さんは強面を歪めて野生的な笑みを作る。
「まだまだ俺は現役だからなこれくらいどうってことないさ」
そう言って玄関の扉を閉めた。
俺は嫉妬心が沸々と湧き上がるのが感じた。
俺でさえユキに対してあそこまで触れたことがない。
なのにユキは嫌がる素振りも見せず、龍鬼さんのすることを絶対の信頼をおくかのように従順に受け入れていた。
「くッ」
想像するだけで嫉妬心が心の底から湧き上がってくる。
この感情は良くないものだ。
しかし抑えきれない。
「‥」
深呼吸をして俺はこの破壊衝動とも言える感情をどうにか制御すべく考えを巡らせた。
「とりあえず‥」
修行でもしよう。
こんな益のないことを考えていても強くは慣れないのだから。
俺は森に向かって歩き出す。
森は危険な獣がいる。
鬼族の力ならば素手でも屠ることができるが、ユキは違う。
昔から鬼族の血を受け継いでいるにも関わらず力が弱い。
近所の子供にも劣るほどだ。
だから俺が守ってやらなければならない。
「‥」
森の手前で獣の唸るような息遣いが聞こえた。
気配の大きさと研ぎ澄まされた純粋な殺意から熊であることが判断できる。
俺は今日の晩飯をこいつに決めて不意をうち確殺するために構えをとった。
腰を低く落として相手の呼吸が途切れる瞬間を待つ。
熊は此方を観察したまま動かない。
しかし獣であっても俺の発する鬼族特有の威圧感には耐えかねたようだ。
一瞬だけ呼吸が乱れるのが感じ取れた。
「ふッ」
俺は全力で駆けた。
熊は唐突な接近に虚をつかれて動けない。
その一瞬のうちに懐に入り込む。
溜めた拳を頭部へと打ち付ける。
肉を抉る感触が鮮明に伝わる。
振り抜いた時には熊の頭部が衝撃に耐えきれずに爆散して周囲に飛び散った。
肉片が汚い音を立てて地面に落ちた。
「ふぅ‥」
このような雑魚では全く相手にならない。
修行をするには自分よりも格上な相手と戦わねばならない。
しかし俺に付き合ってくれそうな奴はこの村には居ない。
「くッ」
あまりのもどかしさに思わず唇を噛んだ。
俺はその感情を誤魔化すために次の獲物に目をつけて駆け出す。
手当たり次第に戦いを挑む。
しかし、俺の心に溜まった鬱憤はついぞ晴れることはなかった。
「はぁ‥」
思わず漏れたため息に更に気が滅入る思いがした。
「‥帰るか」
急激に押し寄せてくる虚しさに辟易した俺は暗い森を出る。
暗い木々の群生地の終わりを眼前に大柄な男の影が見えた。
何者かと目を凝らしてみると筋骨逞しい背の高い男が此方の様子を伺っている姿が確認できる。
「父さん?」
果たしてその人物は俺の父親であった。
俺の驚きの伴う疑問の声に父さんは笑い声を上げる。
「ははッなんだッテツじゃないかッ」
気持ちの良い快活な笑みを浮かべる父さんの手の中には巨大な動物の死骸の姿があった。
「父さん‥それッ」
未だに俺でさえ倒すことのできない此処らに生息している凶暴な獣。
熊のようにも見えるが頭部に生えた角の存在がその正体を物語る。
「ああ‥魔物に変異した個体だ」
こともなげに悠然とした態度で答えてみせる父さんは無造作に魔物の死骸を地に下ろす。
その際に生じた地に響くような音に俺は驚愕する。
巨体が砂埃を巻き上げた辺りに砂埃を舞わせる様子から余程の重量があることが伺える。
重量に比例して鋭い爪に繰り出される一撃の重さは脅威増す。
そんな相手を無傷で倒すことのできる父さんの強さは俺の力量では測ることさえおこがましい。
「すごい‥」
唖然とした表情を浮かべて感嘆の声をあげるしかできない俺を見て照れ臭そうに頬をかく父さん。
「いずれはお前もこれぐらいできるようになるさ」
俺を鼓舞する励ましの言葉を聞いても全くもって実感の湧かない話である。
「そうかな‥」
自分でも反射的に漏れ出た声に力がないのがわかる。
「ほら‥今日は父さんが大物を仕留めてやるからな」
俺の不安を払拭するように父さんは快活な笑みを浮かべてみせる。
「だから沢山食ってその線の細い身体をなんとかしろ」
俺の未だに筋肉がつかない細腕に視線を配る父さん。
その言葉は事実で村の男達と比べて俺の身体はあまりに貧弱だった。
これではユキを虐めから守ることなど夢のまたゆめだということを改めて思い知らされる。
「わかった。‥でも‥俺だって食べてないわけじゃないんだ。しっかりと食事は摂ってるんだけど全然肉がつかないで細いままなんだ」
言い訳のように言葉を並べ立てる自身に自己嫌悪が湧いてくる。
しかし父さんはそんな女々しい様子をみせる俺の言葉を嫌な顔ひとつせずに黙って聴いてくれた。
「そうか‥お前も大変なんだなぁ‥」
目の前まで近づいてきた父さんは大きなな手のひらで俺の頭を撫でてくる。
優しい手つきに思わず心地良さから目を細める。
しかし咄嗟に我に帰った俺は語気強く不満を表明する。
「やめて‥子供扱いするな」
睨みつける俺の眼光を浴びても何ら怯む様子を見せない父さん。
「ほう‥だがお前は小さい頃は良く抱っこをねだってきたものだが。‥そうか‥お前もそういう時期なのか‥」
何やら一人で感じ入った様子をみせる父さんに苛立ちを覚えた俺は頭に置かれた手を振り払った。
「‥馬鹿にしてる‥」
怒りを孕んだ俺の声音に何故か可笑しそうに笑みを浮かべる父さん。
「そんなことはないぞ‥喜んでるんだ」
口元に満面の笑みを浮かべて弁解する父さんに思わずため息を吐く。
「はぁ‥もういい‥早く帰ってご飯食べよう」
お腹をさすって帰路につくように促すと再び俺の頭に手を置いてくしゃくしゃにする父さん。
「おうッ帰って母さんの料理を食べよう。今日は肉だぞ。お前も食えよッ」
豪快に笑みを浮かべて意気盛んな様子をみせる父さんだが献立に肉が出るのは珍しいことではない。
むしろ肉がそこまで好きではない俺にとっては憂鬱でしかなかった。
内心で夕食への不安で頭を抱えていると父さんは唐突に俺の身体を片腕で持ち上げて走り出した。
まるで赤ん坊を抱えるような体勢にに羞恥心を覚える。
「ちょッちょっとッ」
動揺する俺の反応になんら構う様子を見せずに父さんは笑い声をあげる。
「はッはッはッは。どうだ?早いだろう?」
確かに言葉通り父さんの移動速度は俺と魔物の死骸という荷物を運びながらでさえ驚異的な速さをみせた。
「でもッこれはいくらなんでもこれは恥ずかしい」
子供の頃ならまだしも現在の年齢でこのような幼稚な姿を見せるのは憚られた。
「なに、大丈夫さ‥何か言われる前に家に着く」
言うと同時に父さんの脚が轟音を奏でながら地面を蹴る。
化け物じみた脚力によって爆発的に駆ける速度を上げる父さん。
「すごい‥」
馬など容易に追い越すことができるであろう馬力に感嘆の言葉を漏らすしかなかった。
視界に映る景色が物凄い速度で後ろに流れていく様子を眺めているとあっという間に家に着く。
「帰ったぞ。レイラ」
母さんの名前を呼んで玄関の扉を開ける父さん。
奥から軽い調子で駆ける足音が聞こえてきたと思えば次の瞬間母さんが父さんの身体に抱きついた。
「アルスさん‥おかえりなさい」
花開くような笑顔を浮かべる母さんは言葉と同時に父さんに唇を落とした。
互いの唇が触れ合うと次第にどちらともなく深い口付けを交わした。
艶かしく動いて唾液を交換し合う様子に羞恥心を覚えて視線を逸らす。
「ん‥ちゅ‥んぅ」
以前として唇を離す気配が感じられない二人に嘆息する。
仮にも息子の前なのだから遠慮して欲しいところだ。
艶やかに唾液に濡れた舌同士が絡み合う様子は強烈に淫靡な印象を抱かせる。
「おーい‥いい加減にしてよ」
流石にこれ以上庭先で行為を続けられては堪らない。
静止の声を投げかけられた二人は何事もなかったかのようの微笑を浮かべたまま互いの唇を離す。
その際に母さんの艶やか唇が父さんの舌に吸い付いていたのが強烈な印象を与える。
「ごめんね‥テツ‥つい夢中になっちゃって」
口ではそう言うものの全く悪びれた様子もなく母さんは身を父さんの身体に寄せて腕を絡めた。
「ははッ別にいいじゃないか。お前もこんなの見慣れたものだろう?それともお腹が空いたのか?」
行為を窘められたことなど気にした素振りも見せずに父さんが豪快に笑う。
「それは‥」
昨夜二人が濃厚に身体を重ねていた光景を想起した俺は母さんに視線を移す。
そこには意地悪く口角を上げて悪戯っぽい笑みを浮かべた母さんがいた。
「そうねー。テツは覗き見していたんですものねー」
心底愉快そうな声音でクスクスと含み笑いをする母さん。
これからは当分このことで揶揄われるであろうことを理解するに至った俺は辟易した。
「そんなコソコソしなくても言ってくれれば目の前で見せてやるぞ」
そんなあまりに無遠慮なことを言い放ちながら俺の頭を豪快に掻き撫でる父さんの手を払い除ける。
「さっきも言ったけどいい加減頭撫でるのやめてよ」
最早父さんの癖と言っても過言ではない行為に俺は羞恥心を覚えていた。
しかし俺の拒絶の言葉になんら考えを改める様子がない父さんは再び手を伸ばしてきた。
「ははッ別にいいだろ誰が見てるわけでもないんだからな」
全く俺の意見を聞き入れる様子がない父さんに肩をすくめてため息を吐く。
されるがままに乱暴に撫でられる頭を揺らす俺に母さんも穏やかな微笑を浮かべて近づいてくる。
「そうよ‥あなたは私たちのたった一人だけの息子なんだから‥」
優しい声音で頭を胸に抱かれた俺は突然の母さんの行動に驚愕した。
大きくて柔らかい乳房の感触を顔に当てられて思わず上擦った声を上げてしまう。
「ッいきなりなんだよ」
混乱している此方を宥めるように母さんは背中に回してきた手で俺の背中を撫で始めた。
「ほらッお父さん達だけ触れ合ってて寂しくなっちゃったんでしょう?大丈夫仲間はずれになんてしないわよ」
軽い口調とは裏腹に背中を優しく気遣うように撫でる手には深い愛情が籠っていることが感じられた。
「べ、別にそんなんじゃない‥」
なんだか照れ臭くて否定の言葉を零す俺に母さんは穏やかな微笑を向けてきただけで何も言わない。
「そうだぞお前には俺たちがついている」
真剣な表情で父さんが力強い声音で言い放った言葉に心が安堵感に包まれて満たされていくのが感じられた。
「‥なんでそう言う話になるんだよ別に寂しいなんて思ってない」
しかし羞恥心を感じてしまい、どうしても素直に頷くことができない。
「ふふ‥素直じゃないんだから‥」
そんな情けない姿を晒しているにも関わらず母さんの表情は慈愛に満ちていた。
優しくて抱きしめたまま頭を撫でてくれる母さんに心が暖かくなった。
「どう‥?落ち着いた?」
此方労わるような声色で尋ねてくる母さんの言葉に素直に頷いて返事を返す。
「そう‥じゃあもうお家に入りましょう」
朗らかな表情を浮かべて俺の手を引いて家に入る母さん。
続いて優しい瞳を此方に向けて歩いてくる父さんが中に入ると玄関の扉をそっと閉めた。
*
「大丈夫か?」
お父様はわたしに気遣って声をかけてくださいました。
そのことに胸が暖かくなって愛おしい気持ちが心の奥底から湧き上がってきました。
「はい‥ありがとうございます。お父様」
そう言ってわたしはお父様のお顔を見上げました。
お父様はとても慈愛に満ちた表情でわたしを見下ろしています。
「そうか‥しかし、なぜ俺達の関係をテツ君に隠す必要かあるんだい?俺は別に言っても問題ないと思うが」
抱き上げられたままのわたしの頭を撫でながらお父様は不思議そうに言いました。
わたしの前世では親子でそのような関係になるのは禁忌とされていたのです。
しかしそのことをお父様に説明はしたくありません。
生前は男であったなどとは知られたくないのです。
「その‥一応わたしたちは婚約者ですので‥」
お父様の声が怒っているように感じてしまったわたしは甘えるような声でお父様に言いました。
「‥そうか‥しかしそれは子供の頃の話で、しかも口約束だろう?そんなものにはあまり意味がないように思えるな。それにユキとテツ君では、可哀想だが釣り合わん」
そう言ってお父様がわたしに口付けをしました。
それは恋人のするような深いものでした。
大きくて分厚い舌がわたしの口内に入ってくるのが感じられました。
わたしも自分の舌を絡めて答えます。
お父様の唾液が舌に絡みつきそれがとてもいやらしい音を立てて狭い部屋の中に響きました。
「んッお父様ぁ‥もう」
お父様の股間が布越しでも大きくなるのがわかりました。
その大きさはわたしの生前の頃の数倍はありました。
しかし劣等感を覚えることはありませんでした。
わたしはお父様の雌であり、雄としての矜恃など処女を捧げた日にとっくに粉々にされているのですから。
「昨日したばかりなのに‥もうこんなに大きくなって‥お父様‥大丈夫なんですか?」
わたしは男性に対しては理解があります。
なので昨夜あれほど出したのにも関わらずもう回復していることに驚愕を隠せません。
「ああユキを見ていると、どうしてもな‥」
その言葉にわたしはお股の奥が熱くなるのが感じられました。
愛しさが溢れて思わずお父様の股間を手で撫でてしまいます。
「どうした?‥さっきまで散々しただろう?」
わたしは頬が赤くなるのが自分でもわかってしまうほどに恥ずかしさを感じました。
でもお腹の熱はお父様の精液を欲していました。
熱くて雄臭く、濃厚な匂いのするそれをどうしようもないほどに。
「ごめんなさい‥お父様」
わたしは気がつけば自分でもわかるほどに醜くお父様に媚を売るように甘えた声を出していました。
お父様の大きな陰茎が更に大きくなるのが感じられます。
わたしは陰茎から手のひらに伝わる熱を愛おしく感じました。
「そうか‥ユキの身体が大丈夫なら俺もしたい」
わたしはその言葉に背筋が震えるほどの歓喜を感じました。
お父様はわたしをベッドの上に優しく横たえました。
わたしは妻として役目を果たすため、起き上がってベッドの上でお父様に向かって頭を下げました。
三つ指をついて平伏します。
これは相手に対して完全に服従したことを示す姿勢であることはこの世界でも同様でした。
「お父様‥ユキを抱いてくださいませ」
わたしは顔を上げてお父様が身につけている腰布を取り去ります。
その際に収まっていたお父様の陰茎がわたしの頬を打ちました。
雄の匂いがわたしの鼻腔を刺激します。
わたしはその匂いを深く吸い込んでから頬を陰茎の先端に擦りつけます。
あまりにふしだらな行為ですがそれが気にならないほどに興奮しているのが自分でもわかりました。
「ユキは本当にこれが好きだな」
お父様の瞳は獲物を仕留める時のように興奮しているのがわかります。
その瞳にわたしは興奮から背筋が震えるのを感じました。
「はい‥お父様の凄く熱いです」
わたしは舌でお父様の陰茎から垂れる先走りの汁を受け止めました。
それは濃い雄の味がしてわたしは履いてる下着が自分の愛液で濡れていくのが感じられました。
気がつけば亀頭の割れ目に舌を這わせて、お父様にも気持ち良くなって欲しいという感情から一心で奉仕していました。
「いいぞッユキッ」
お父様の声が快感で震えるのがわかりました。
わたしはそれに悦びを感じて更に唇を先端に落とします。
生前の男であった経験からわたしはこの行為が男の支配欲を満たすことを知っていました。
お父様の大きな手がわたしの頭を撫でました。
「偉いぞ‥ユキ‥俺だけのユキ」
お父様に褒められてわたしは深い快感を感じました。
「あ❤️あッ❤️お父様きちゃいますッ」
わたしの言葉にお父様は頭から手を離してしまいます。
わたしは胸が苦しくなってお父様の顔を見上げます。
「褒められると嬉しいのか‥ユキは頭を撫でられるのが好きなのか?」
お父様はそう言って再びわたしの頭を撫でてくれました。
わたしはその感触に心地よさを覚えます。
「はい‥お父様に撫でてもらうのが好きです」
わたしははしたなく頬を窄めて陰茎の先端を吸いました。
大量の先走りの汁がわたしの口内には入るのがわかります。
口内に入った熱いそれを舌で転がします。
ドロドロの精液の混じった液体はとても濃厚で中々飲み込むことができません。
「ん‥❤️れぇ❤️」
お父様の陰茎が震えるのがわかりました。
これはもうすぐ射精するという合図です。
わたしは口を開けて舌を突き出します。
陰茎から白い液体がわたしの口内に勢いよくたたきます。
全て口内に入ることはなく、頬や髪にも掛かるのを感じます。
口内一杯に感じる強烈な匂いのする精液をわたしは舌で転がします。
「んぅ‥❤️んぇ❤️」
唾液と混ざり合った生臭い精液を上目遣いで唇を開いて口内を見せつけます。
恥辱で心臓の鼓動が早鐘のように脈打つのが感じられます。
「偉いぞユキ」
お父様の太い指がわたしの口内の精液をかき混ぜて弄びます。
「んれぇ❤️」
舌を摘まれて引っ張られたわたしは思わずはしたない声をあげてしまいました。
「いい表情だ」
お父様の言葉に羞恥心を覚えたわたしは舌を口内に戻そうとしましたがお父様が離してくれません。
「おふぉうふぁま?」
見上げるとわたしを見下ろすお父様の視線には加虐心が宿っていることに気がつきました。
わたしはそのことに興奮か思わず背筋を震わせてしまいます。
強い男の人に支配されている事実はわたしにとても甘美な感覚を与えてくれるのです。
「ああ‥ごめんな‥ユキあまりにも可愛いものだからついな。嫌だったらやめるが」
生前が男だったにも関わらず女の子としての称賛の言葉に喜びを感じてしまうわたしはもう手遅れでしょう。
「嫌じゃないですぅ❤️お父様ぁ❤️もっとしてくださぃ❤️」
甘えた声でおねだりをしながら指を舌先で舐めた。
「ははッユキは本当に甘えん坊だな‥よしよし」
笑みを浮かべたお父様はわたしの口内の精液に視線を落として言いました。
「そうだな‥じゃあそれをちゃんと飲めたらご褒美をあげるぞ」
わたしは口内の精液を残さず飲み下します。
雄臭い匂いが喉に残る感覚がとても心地よく感じました。
「ぜんぶのみました‥❤️お父様」
口を下品なほど大きく開いて見せつけるようにお父様に向けました。
「すごいなユキは流石俺の娘だ」
悦びが胸の内に満ち溢れてだらしなく表情を緩めてしまいます。
「えへへ‥❤️お父様に喜んでいただけて嬉しいです」
わたしの媚びを含む言葉にお父様は強面の顔をゆるめて言いました。
「そういえばユキは昔から飲み込みが早かったな」
お父様の言う通り輪廻転生を果たして前世の記憶を持つわたしはその恩恵を最大限活用させていただきました。
基礎的な学力が生まれた段階から有していたわたしは必然的に他者よりも一歩勝るのです。
しかし、身体能力だけは年下の男の子にも負けてしまうほど貧弱でした。
なので虐めを受けることもあったのですがお父様がわたしを救ってくれたのです。
「はい‥でも武芸の方は全然です‥」
思わず弱音を吐いてしまうわたしを慰めるかのようにお父様は優しげな声音で言いました。
「ユキは女の子なんだから強くある必要はないさ。ほら‥こっちにきて背を向けてごらん」
お父様の言う通りに恥ずかしさを覚えながらお尻を向けます。
「きゃッ」
すると突然お父様はわたしの頭を布団に押さえつけて身体の上にのしかかってきました。
「ほら‥どうだ?全く動けないだろ?」
お父様の言う通り岩男のような筋肉で覆われた身体で押しつぶされて身動きすらとれません。
「はい‥あの‥お父様‥その‥当たってます」
お尻に固い感触を感じるて視線を向けるとそこには張り詰めた陰茎があった。
「すまないな‥ああ‥どうしてもユキを見てるとな‥」
嬉しくなってわたしはお父様の陰茎をはしたなくもお尻を振って擦ります。
「どうですかぁ?お父様気持ちいいですかぁ?」
火傷しそうなほどに熱い陰茎を肌で感じてお股が熱を持ってしまうのが自分でもわかりました。
わたしのことを気持ちよくしてくれるこの硬い肉棒には逆らえないんです。
だってこんなにも触れると気持ちがいいんです。
「またしたくなったのか?ユキは本当にすきだな」
瞳に獣欲を宿したお父様はわたしの胸を背後から鷲掴みにしました。
「んッ❤️」
いきなりの強い刺激に声が出てしまいました。
「相変わらずすごい大きさだな‥小さい頃から成長が早かったが止まる様子がないな」
お父様の言う通りわたしの胸は凄く大きいです。
最初はその質量に違和感を覚えて煩わしく感じていました。
ですが今では胸を露出させた服を着るとお父様が喜んで下さるので苦ではないです。
最初はそんな服を男性に見せるのは苦痛を感じました。
心まで女にはなりたくなかったからです。
でも、今は見られることがどれほど気持ちいか知っています。
なので普段からわたしは男の人が喜びそうな服を身につけています。
でも外出する時は身につけていません。
そうするとお父様が激怒するからです。
本当に怖かったのでもう絶対しません。
「もう‥お父様は本当に胸が好きですね‥」
わたしは生前の記憶から男性が女性の大きな胸を求めるのは多少の理解はあります。
しかし、この身体になってからは女性の身体には全く魅力を感じなくなってしまったのです。
むしろ男の人の筋肉に見惚れてしまうことの方が多くなってきました。
「ああ‥好きだ‥それにしてもユキはこんなに大きくて大変じゃないのか?」
お父様はわたしの胸を揉みしだきながら聞いてきます。
確かにお父様言う通り重さで肩が凝るし汗も谷間にかきます。
正直鬱陶しいと思うこともあります。
ですががお父様に乱暴に扱われるよとても気持ち良く感じてしまうのです。
だからこのままもっと成長しても構いません。
「はい‥ちょっと大変です‥でも大丈夫です」
わたしのはっきりしない態度にお父様は安心させるように微笑み浮かべてわたしに言いました。
「ユキが嫌ならもう触らないけど‥どうする?」
気を遣って胸から手を離すお父様にわたしは頭を左右に振って否定します。
「違うんです‥お父様に触られるのは‥その‥いやではなくて‥むしろ気持ちいいです。でもその‥知らない男性から視線を向けらるのは‥」
実際に初対面で不躾な眼差しをむけてくる人は男性に限らず大勢います。
その時は強烈な不快感に襲われました。
わたしの言葉を聞いてお父様が瞳に宿したのは怒りではなく強い嫉妬の感情でした。
「そうか‥それは学校の教師か?それとも同級生の子かな?」
お父様は再びわたしの胸に手を移します。
次第にわたしの硬くなった乳首に指が這わされました。
「あッお父様‥それは‥」
わたしは快感から身を捩らせて逃げてしまいました。
でも、お父様は乳首を離すことはなく強く引っ張られてしまいます。
「んんッ」
強い刺激に大きな声が漏れ出てしまいます。
「お父様ぁ‥そこはだめです」
わたしはお父様の腕を押さえようとしますが意に解すことなく乳首を弄ばれてしまいます。
「どうしてだ?ユキのここはこんなに濡れているぞ」
わたしの股間の割れ目に指を這わすお父様。
あまりの快感に背筋が震えます。
「んッお父様ッ言わないでくださぃ、んッ」
奥まで指を差し込まれたことによってわたしは力が抜けてお父様の固く鍛え上げられて筋肉に覆われた胸板に縋り付きます。
「そんなに気持ちいいのか?ユキは淫乱だな」
お父様は口の両端を吊り上げてわたしの濡れたあそこを掻き回します。
「んッ❤️待ってくださいお父様ッ❤️本当にもうッ❤️」
快感が限界まで張り詰めてきて足が震えます。
「なんだ?もう果ててしまうのかい?」
静止の言葉を聞いてもお父様は手を止めることはなく愛撫をやめてはくれません。
「あッ❤️あああッ❤️ああ」
脳味噌が焼き切れるような感覚に陥って全身の力が抜けました。
「ひどいですお父様‥」
お父様の太く逞しい腕の中で甘い快感を貪りながらわたしは講義の声をあげました。
「ごめんなユキの感じてる顔が可愛くてな」
両腕で強く抱きしめて謝罪をするお父様。
わたしの身体とは違う筋肉で覆われた固さが安心感を与えてくれます。
「お父様‥その‥好きです」
わたしは切ない気持ちになってお父様を見上げて口づけをおねだりします。
「ははッ昔は全然懐いてくれなかったのに‥最近は随分と変わったな」
堀の深い端正な顔立ちに目立つ大きな傷跡は未だ迫力を感じてしまいます。
ですが抵抗感を感じることはなく、むしと殿方としての魅了をそこに感じてしまいます。
近づいてくるお父様の口元に唇を落とします。
「ん‥」
最初は唇同士を触れ合わせるだけのものでしたが次第に物足りなくなってしまったわたしは自ら舌を出して懇願しました。
「お父様‥もっとしてください‥」
おねだりの言葉に口元を緩めたお父様は大きな手でわたしの後頭部を押さえ込みました。
すると口内にお父様の舌の感触を感じることができました。
あっという間にわたしの舌はそれに絡みとられて口内を蹂躙されてしまいます。
「んぅ‥❤️ちゅぅ‥❤️ちゅんんッ❤️」
口付けをするとわたしの頭は蕩けてしまい何も考えることができなくなってしまいます。
口付けの余韻に浸っているわたしは身体の力を抜いて身をお父様の固い胸板に預けます。
胸の内を安心感は満たしてわたしは急に強い眠気が襲ってくるのを感じました。
「どうしたユキ?眠くなってしまったか?」
優しい声音で労わるように背中を撫でてくれました。
「‥はい‥なんだか暖かくて‥」
落ちる瞼になんとか意識を保とうと抵抗しますが本能に逆らうことができません。
「そうか‥なら眠れ‥俺が側にいてやる」
力強い言葉にわたしはお父様の大きくて暖かいその身体のぬくもりに身を任せ暗闇に意識を落としました。