ゲームのロリキャラにTS転生してふたなり化して触手プレイする話 作:凡百
プロット上だとドワ娘がなんかうまく濡れ場に持ち込めなさそうな感じだったのでちょくちょく描写入れて攻略していかないと…。
そして前半はエロシーンの描写に繋げたい服関係とか、リセッタの中の人がなぜ現地語の読み書き会話ができるのかとか。
細かいとこはどうでもいいだろうと言われるとその通りですが気になると筆が止まってしまう…。
「あ、そうだネイネちゃん服屋寄っていい?」
北門にある魔石狩りの詰所から一旦宿屋へ戻る途中、服屋を見つけたリセッタが寄り道を提案した。
「ボクって服はこれしか持ってないんだよね。着替えとか欲しい」
そう言って腕を広げてくるりと一回転。真っ白な初心者神官装備一式がふわりと広がる。
「はーい、じゃあ仕立て屋さ…」「いや古着でいいからね?」「えー」「ネイネちゃんも仕立てるなら良いよ」「あそこの古着屋さんにいきましょー!」
そういうことになった。
さて、この世界はいわゆる中世ヨーロッパにちょっと似た感じの文化である。魔法がある関係か、一部は近世と言えるほどに進んではいるものの、服飾に関しては相応といった感じである。つまり一般庶民はほぼ古着か古着を分解して自分で縫い直した服である。なのでサイズだけ合わせた膝丈のチュニックを数枚とサンダルと、下着。
(うーん、やっぱゴム紐無いっぽいね)
形状としてはほぼパンティと言って良い感じだが、紐が通してあって締める様になっていたり、いわゆる紐パンだったり、ふんどしに近い構造のものだったり、ゴムが無い以外は中の人の記憶にある女性下着とそう変わらない物が籠に雑に突っ込んであった。
(そういえばドロワーズって結構新しい下着なんだってね)
紐パンなのかもっこ褌なのかイマイチ判断のつかない布を手に取りつつ、遠い生まれ故郷に思いを馳せる。紐で縛るという関係上、ほぼフリーサイズみたいな扱いで選択肢は色ぐらいしか無い。柄など庶民は気にしないのだろう。色気がない。
(叡智なゲームの世界に似てるくせにダメダメだなぁ)
結局下着もあまり選ぶ気にならず、適当に数枚つまんで済ませてしまった。ブラ?リセッタには必要ないのだ。まあ大人でも上着についた紐で締め付けるのが一般的なのだが。
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古着屋などが集まってる通りを抜けると朝市が開かれていたのでちょっと寄り道。喉が渇いたので果物でもと青果が並んでる店を覗いてみる。
「さくらんぼに桃に葡萄かぁ。ネイネちゃんどれが良「桃にしましょう!」おおう早い」
早速屋台のような店の後ろに回ってシャクリ。果実の甘味と豊かな潤いが口に広がる。
「むふー、甘いですー」「んージューシー」
ちょっとはしたないけど、これが朝市の醍醐味。部屋でつまむ用に葡萄も買って、ふと野菜を見る。
「トマトにナスにきゅうりにトマトにトマトにパプリカ…トマト多い。やはりヨーロッパ風か…、ん、スキニッド?」
【鑑識眼】ウリ科の一種で四角く平たい形状の実。旬は晩夏が盛り。
(っ、脳内に知らない記憶が湧くということは地球にはない野菜なのか)
リセッタがこの世界の言語を理解しているのは『鑑識眼』のスキルをMAXにするほどに知識を収集しているからである。ここまで物事を理解していて言語が解らぬはずか無いのだ。
(地球にもあるもの、似てるものはボクのよく知る地球での名前が頭に浮かぶんだよね。地球にないものを手に取ると勝手にスキルが発動しちゃう…)
ちらりと緑の塊のような野菜に目を向ける、おそらくブロッコリー。能動的に『鑑識眼』を発動してもブロッコリーだと確認されるのみ。
「ん? ブロッコリーって冬野菜じゃなかったっけ?」
「おう、そいつはうちの村でつくってる早生のブロッコリーさ」
「ふぅん? ブロッコリー、ブロッコリー、カリフラワー」「カリフラワーはダメですー」「えっ」「ダメですー」
「駄目なのかー。じゃあこっちのブッコロリは…ブッコロリ!?」
衝撃である。
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荷物を宿に置いて壊れた鎧を持って再び街に繰り出す。ネイネが領都に来てからずっと世話になっている鍛冶屋は騒音のせいか少し離れた場所にあった。
「ああん、こりゃあ駄目だねぇ。とてもじゃないが直せないよ。溶かして打ち直した方が早いさね」
そろそろ老齢になろうかというドワーフの女性が歪んだ胸当てをつまんで持ち上げる。べコリと凹んだ鉄板と千切れたベルト、素人が見ても無理だとわかる。
「もともとあんたにゃ微妙に合ってなかったんだ。これを機に自分に合わせて作り直しな」
「うぅー、せっかくみんなが作ってくれたのにー」
「ま、村付きの鍛冶屋にしちゃ頑張ったほうだと思うけどね。流石に物理的に足りてないのはどうにもなりゃしないよ!」
ネイネは鎧の持ち主だった祖父より背が大きいのだから当然である。
「あんたなら手足を厚めに、胴は動きやすいほうが良いさね。どれ、このあたりのなら混ぜても…」
積み上げられた金属片からひょいひょいと無造作に選んで取り分ける。ガチャガチャと音を立てて桶に投げ込まれていく。と、鉄の棒が戻される。
「おっとこれは駄目だね」
(言われてみれば音が違ったかも知れない気がするけど…わからないや)
リセッタとネイネがほへぇ、とした顔でそれを眺めている。
「はっ、ネイネちゃん。武器も見ないと」「はいー」
「何だいあの両手長剣もやっちゃったのかい?」
「いえ、ボクの武器をちょっと」
そう言ってゴブリンからゲットした物と砦で拾った物を見せる。どちらもショートソードに分類される短い剣である。
「何だいこの剣、ボロっちいのと古臭いのと」「森で拾いました」「拾ったものをそのまま使うんじゃないよ! 振るって壊れたらどうすんだい!」
「わぁ…、この、なにこれー?」
リセッタが至極真っ当な理由で叱られていると、ネイネが妙ちきりんな武器? を引っ張り出してきた。
「えっと、これ、使いづらくないかなー」
ロングソードを2つ、つなぎ合わせたような長い武器である。その長さはネイネの身長より長い。槍のように構えて突く仕草をしつつ、「後側で自分を斬っちゃいそうですー」と感想を漏らす。
「あの子はまあた変なもの作って!」
「あの子?」
「アタシの孫だよ。まだ若いが丁寧に打つ子なんだけどねぇ」
ネイネから受け取ったリセッタが刃をかざす。ダブルセイバー、ツインブレード、セイバースタッフ、両刃剣。いわゆるロマン武器…、実用性はまあお察しである。
「ふぅん…」
右手で持って、体の前でくるりと一回転。地面に当たらないように角度は付ける。上段に構えると後の剣が逆袈裟に斬り上がる。振り下ろすと後、前と袈裟斬り二連。腋に回して上体を前に倒しつつ背中で左手に渡す。左手で頭上に振り上げて上でくるりと回転。右手で受けてもう一回転。再び腋からもう一セット。両手に持って手首の返しと腕の回しで体の正面から左右に☓の字に振るう。
「はぇー」
ビュオオオと豪快に風を切りながら旋回する間合いの広い武器にネイネが感嘆の声を漏らす。それを尻目に腰だめに構えた刃を体ごと回して周囲を薙ぐ。回転の勢いのまま足を振り上げ宙を舞う。複雑に動くふたつの刃が踊る。最後に宙を飛び跳ね右に左に切り裂いたリセッタが着地。星戦争を見て赤い光剣に見立てた物干し竿を振った経験が生きた。
「ふー、ボクにはちょっと長いかな」「すっごいやん!」「うわぁ!?」
カッコつけて残身しているリセッタの手がガシッと掴まれる。
「なんなんなんなん自分すごいやんどないして振るったん!」「圧がすごい!?」
目の前に青い宝石のような眼がある。あまりに近すぎて良くわからないがオレンジ色の髪を持つ若い女ドワーフがリセッタを見上げていた。
「誰ぇ!?」「ああウチはラズラリいうねん!あんさんは!?もっかい振ってみ「落ち着きなこの馬鹿孫!」ぶふっっばぁちゃん痛いやん!」
少し訛りのある言葉でまくしたてる女に店主がゲンコツを落とす。
「お客さんに失礼してんじゃないよまったく」
どつかれた頭をさすりながら祖母に振り返るラズラリを叱る。ほぼ同じぐらいの身長の二人、つまりこの若いドワーフも成人しているということである。背の丈はリセッタより少し低いぐらいだが全体的にがっしりした作りであり、肉厚である。体型はまあそこまで変わりはしないが尻は大きめかも知れない。
「えっと、ラズラリさんが作ったの? この…、ツインブレード? ソード?」
「せやねんウチが思いついて作ってみてんけどなまあ名前はまだないねんけどなツインブレードええなそれ採用や!ところで自分ブンブン振ってたけど使い方わかるん?!」
オタク特有の早口は再度のゲンコツにより強制停止した。
「まあ全体的な形状としてはスタッフやバトンだからね。スピンやトワリングでいいと思ったんだ」
(あとはまあ棍・槍術の舞花とかね…。まあこの都市に東洋系は伝わってないっぽいけど…。もしかして世界に存在してない可能性も?)
手首のスナップだけでくるくるとツインブレードを回転させる。
「まあスタッフと違って両側に刃が付いてるから真ん中しか持てないんだけどね…。ちょっと回しづらい」
(ゲームだとスタッフもロッドもバトンもケインも棍も杖術でまとまってたけど)
低レベル時は魔法使いプレイでもMP切れを起こしてスタッフで殴りかかることも多かったので、杖術もスキルMAXである。ツインブレードは武器種そのものがなかったが流用は可能なようである。先程よりは緩やかに回して背棍で止める。
「…まあ正直カッコイイ以上の物じゃないと思うよ。ボクならスピアかグレイブをオススメするね。なんなら穂先も石突もないただの棒でもいい。刃筋を立てなくていい分振り回すのに向いてる」
「…やっぱ、あかんかぁ」
リセッタが想像した以上にしょんぼりしたので慌てて先を促す。
「ウチもドワーフの鍛冶師となったからにはいつかオリジナルの武器を打ちたいんや」
「でも完全な新規って言われても…。斬る突く払う殴る以外の動きは人間種には難しいしそのための武器ってもうあるし…」
そういいながらもツインブレードを振るう動きは止めないリセッタ。なんちゃって血刃乱舞!
「な、なあ、もしかして気に入ったん?」「わりと」「…神官はん、使ってくれるん?」「もっと短くしてくれないと無理だよ? あ、そうそうボクはリセッタ」「ほなら剣部分をショートソードにしてみる?」「柄の部分を触媒にするのって出来る?」「強度厳しいんちゃうかな」「あと重心はもっと刃先にあったほうがボクは回しやすい」「んーほいじゃ形状を…」
あーでもないこうでもないとツインブレードを挟んで語り合う二人の横でネイネが明後日の砦調査のために中古のレザーアーマーを借りていた。
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「つーん」
宿に戻ってからネイネの機嫌が悪い。まあ鍛冶屋でネイネを放置したリセッタが悪いのだが。
「ごめんネイネちゃん…。ボクが悪かったよ」
「リセッタ様なんて知りませーん。お風呂も入りませーん」
こやつ風呂に入りたくないだけである。
「むむっ、それは関係ないんじゃない「えーい!」ってうわっ」
「捕まえましたー」
高身長のネイネに持ち上げられると何も出来ずにじたばたするしかないリセッタである。いや本気を出せば簡単だが、そんな切羽詰まったシチュエーションではない。
「リセッタ様お口開けてくださいねー。んんー、【洗浄】!」
ベッドに登って生活魔法を発動。抱きかかえて『洗浄』を使うことで1回で複数人を洗うことが出来るのだ。口を開けておけば口内洗浄も一緒に済む。
「ぺっぺっ、もう…。今日はいいけど明日はちゃんと入ろうね?」
「はぁ~い」
渋々といった感じで返事をしつつ、リセッタを抱えたままボフッと横になる。しばらくゴソゴソと位置決め。決まったところで掛布を被って完成。腕の中にある温もりが安心感とともに眠気を誘う。
「もう眠い?」「ふぁい」「ふふっ、お休みネイネちゃん」「おやふみなしゃい…スゥ」
(寝付きはやっ…。まあ昨日ちょっと夜ふかしして今朝は朝からバタバタしてたしね…)
とん、とん、と背中を優しく叩きつつ、リセッタも睡眠機能をONにする。便利な体である…。
でもなんかチョロそうだな…?
趣味の話で釣ったらホイホイ付いてきそうなオタ娘みたいになったぞ?