ゲームのロリキャラにTS転生してふたなり化して触手プレイする話 作:凡百
…獣耳娘ちゃんやこの世界のバックグラウンド的な話が続いてて辛い。早くエロシーンにたどり着け俺!
最初の誤算は、休憩場所に選んだある程度の遮蔽物になりそうな木々が生えた場所。そこに擬態したトレントが居たことである。
黒き森が深くなる西側では珍しくない魔物だが、東側で見かけるのは稀である。いや、トレントそのものはそこまで問題ではなかった。実際、不意打ちを受けた者も運良く避けることが出来たので被害もなく、悲鳴に反応した周りの狩人達によって多勢に無勢の見本のようにさっくり狩られた。
問題はその悲鳴。もちろんその声によって即座に対応できたのは事実なのだが、かなり遠方まで響いてしまった「声」は間違いなく多数の魔物を呼び寄せただであろう。囮となって別れた青狼獣人たちにも届いたことで合流に迷うことはなかったのが救いであろうか。
2つ目の誤算は集まってきた魔物にゴーレムが居たことである。それも森林内部では珍しいとは言え、存在自体は確認されていたウッドゴーレムだけでなく、山塊部に出現するストーンゴーレムまでいたことである。重く硬い石の動像は、森の中で動きやすさを優先した装備では破壊に手間がかかりすぎたのだ。そしてストーンゴーレムの移動速度が遅いとは言え、狼獣人達も女子供に老人まで抱え込んで森を移動となれば振り切れるほどではなく…。
強行軍になった。
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もはや策もなく、愚直に森林内を進む狼獣人の群れと、ただひたすら人間種を襲うために追いかける魔物の群れ。後から殴りかかるオークを押し返し、脇から突進する猪を切り裂き、足元に這い寄る蛇を踏み潰し、頭上から襲い来る魔鳥の類を叩き落とす。鬱蒼と茂る木々に移動速度を上げられず、ジリジリと増える怪我人を庇いながら、それでも死者を出すことなく夜通し駆け続け、ついに脱落者も死者も出すことなく森を抜けることに成功した一行は、丘陵にそびえる石造りの城塞を彼方に見て。
自分たちと同じように魔物の行動も阻害していた木々から離れたことで加速した魔物の群れに飲み込まれた。
「ダメだボス完全に囲まれた!」
「おちつけ! 数は多いが逆に多すぎて大半は他の魔物に邪魔されて近づけん。ここで凌ぐぞ」
「凌ぐったって、こんな数…「良いから急げ!」はいい!」
外周部ではすでに地属性の黄の狼獣人達が無理やり立ち上げた土壁を利用しての防衛戦が始まっていた。
「おい、緑の」
「何だ青の。交代か? こっちにはほれ、娘の方しか来ていないが黄のほうがいいんじゃないか」
統率の交代なら素早く壁を作って戦闘を始めた地属性をもつ黄狼獣人の後継にまかせるべきではと風属性の緑の長が問う。
「それはわかっている。あの草人の塒、タイモゥと言うのだが。伝令を出せるか」
「脚の速さは六族一を自負してはいるが、こうも囲まれていてはな。…なあ、草人は我らを助けると思うか?」
「魔物狩りは人間種全体の仕事だ。それは疑わん。ただ、すぐに出てこれるかどうかはな」
「まあ、そうだな。ただ、魔物共を引き連れて押し付けるような形になったからな…。がめつい草人のことだ何を要求されるか」
「広い縄張りを欲しがるからな、草原に新しい塒でも作るんじゃないか」
「そんなに塒ばかり作ってどうするんだろうな。東に作ってるのだって住んでる草人のほうが少ないぐらいだろう確か」
「そこのタイモゥも草人の数は半分ぐらいだと聞いているな…。石組みの塒が魔物と戦いやすいのは認めるがね。我らにも住めといってくるのではないか?」
「そんなところか。まあここ数年、魔物の動きはおかしい。人間種でまとまって対処するべきなのかもな」
「さて、持久戦だ。狼獣人が足を使って狩るだけではないところを見せてやる」「おう」
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北門を抜け、丘を駆け下りたところで停止した魔石狩りの先頭集団。そこにリセッタとネイネも居た。
「うぐぐぐぐ、下ると何も見えない。ネイネちゃんどうなってる?」
「うーん、包囲されたまま変わってないですねー。魔物さんが囲んでますけど後ろの方は暇しちゃってますよー」
逸る気持ちを押さえられないのかブンブンと腕を振りつつ背伸びしたり後を振り返ったり。人間種でも背の低い側にいるドワーフなどの移動速度の遅い組や後衛職がようやく追いついてきたところである。
「まあそう焦りなさるな神官殿、狼獣人達もよく防衛している。あれならそうすぐには落ちますまい…、っと、伯爵のお出ましですな」
北を向いて突撃陣形を組みつつある魔石狩りから見て左手、西側から馬上武器を構えた騎兵が突入していく。
領都タイモゥの騎兵戦力はおおよそ50騎。もちろん伯爵領全体でいえばもっと大量に配備されており、面積に制限のある城塞内に馬場を確保できない領都の常備軍が抱える騎兵数である。だが少数とは言え騎兵の衝撃力は、他の魔物に邪魔されてうろついていたり、ぞろぞろと集まってきた他の人間種の方へ標的を変更するか迷いを見せていた魔物たちを鎧袖一触、綿帽子のように粉砕した。
「ヒュー! やっぱ騎兵は強いな!」「こっちに集まってたのは小物ばかりにゃ」「ま、デカブツは森側に多いみたいだしな」
「お前たち、喋ってないでいくぞ! 神官殿、加護を!」「ウッス!」「はいにゃ」「はいっ、【範囲拡大・武具の祝福・剣・鎧】! 能力強化はぶっつけ本番は危ないと思うので…」
「それで構いませんぞ、では神官殿はこちらで後衛達と待機をお願いします。前衛は突撃だ!」
「おおおおおおおおお!!!」「おー」 「あ、ちょっとこれ持っててください」「えっ錫杖? ちょっと!? あなたも神官で…」
騎兵突撃によって切り取られた空白に取り付いた魔石狩り達は、まず狼獣人達との合流を目指した。おそらく逃げて来たのだろうという予測以外は何もわかってない以上、最初に意思疎通というのは当然である。
局所的に挟み撃ちの形になった魔物達に食い込むところまでは上手くいった。だがそこからが問題だった。領都の魔石狩り達は長らく少人数のパーティ規模で狩りを続けており、このような大規模集団同士の混戦を経験したものなど数えるほどしか居なかったのだ。
「ええい多いな!」「横ばっか見るな上からくるぞ!」「あはははー」「うぉっあぶねぇ」「足元にも細いの居るにゃ!」
伯爵麾下として集団戦の訓練もしている隊長や経験のある古株、そして最近対多数戦をこなしたばかりのネイネが押し込むのについていけずに少しずつ分断されていく。
【鑑識眼】【鑑識眼】【鑑識g】「もううるっさい! 細かい説明は後にして魔物かどうかだけ判断!」
【鑑識眼】『メタルビートル。魔物』『ダイブホーク。魔物』
「うおっでっかい虫」
金属光沢の50cmを越えるヘラクレスオオカブトムシっぽい甲虫を握りつぶして急降下してきた隼型の魔物に投げつけて砕く。
【鑑識眼】『ポイズンスパイダー。魔物』『ホブゴブリン。魔物』『ブッシュバイパー。魔物』『グリーンスネーク。動物』
「毒っ【石礫】! んでディザーム! からの投げっ、蛇っ、またへb…、ていっ」
足元に這い寄る名前からして毒持ちっぽい蜘蛛には石をぶつけ、大きめのゴブリンが持つ棍棒を武器落としで奪い取りつつ首を掴んで地面に叩きつけ、棍棒で蛇の頭を殴り砕き、次の蛇は魔物ではなかったので死なないように足ですくい上げて遠くに放り投げる。
「ええと、あっちか。おっと【小治癒】」「ああ、ありがって神官ちゃん!? なんで前線に!?」
敵が小型とはいえリセッタの身長では埋没しそうになるし視界も遮られる。集団からピョンと頭一つ飛び出しているネイネが見えるのでそちらに移動する。ついでに近くで負傷していた戦士に癒やしをかけておく。後方待機しているはずの神官を前線で見かけた女性軽戦士の驚きはいかほどであろうか。
「ネイネちゃん大丈夫?」
「あはー、大丈夫ですよー」
ひょいひょいと戦場をすりぬけ、癒やしを掛けたり背後を取られそうな味方の援護をしたりとうろちょろしながら前に出て、『狂戦士』によって昂るネイネに追いついたところで声を掛けると、ギラついた顔だがいつもの調子で答える。ざっと怪我の有無を確認。
「うーん、みんなとちょっと離れちゃったね」
「ふー、ふー、そうです、ねー!」
足を止めた二人に群がろうとしたゴブリンの集団を両手長剣をぶおんとひと薙ぎし追い散らす。
「さて、どうしよう…、ちょっと前に出過ぎてるかな? 一旦下がって隊長さんたちに合流しよわああああ!?」
魔物の頭上を超えて飛んでいく獣耳の娘。慌ててリセッタが飛びついて空中で回転、ベクトルを下向きにして強引に着地を決める。
「うわったっとぉうお!? 「ぎゃんっ!?」 何突然何!? って左足折れてるじゃん!」
気絶しているのかぐったりと反応のない獣娘。おそらく意識にトドメをさしたのは強引な着地だが、そのまま飛んでいけばもっとひどいことになったのは確実なのでやむを得ない損害である。
獣娘の、動きやすいと言えばいいが二の腕やお腹や太ももとかいろいろな部分で肌色の多い姿をさっと確認。左半身を中心に傷が多いので『中治癒』詠唱開始。その間はネイネがカバーに入りつつ、獣娘が飛んできた方を伺う。
「あ、オーガさんが土壁に取り付いてるんだよー。ちょっとまずいかもなんだよー」
「これでよしっと、オーガを挟み撃ちにして中に入ろう!」「はいー!」
両手長剣を構えて駆け出すネイネの後を追って、まだ意識を失ったままの獣娘を肩に担ぎ上げて追従する。
(うーん、ジリ貧かなぁ)
右に左に長大な剣を振り回すネイネの後ろ姿を見ながら考える。自身がどうすれば良いのかを。
実際今からでもリセッタが本気を出せば、この程度の集団など30分とかからずに処理できるだろう。最も硬いストーンゴーレムですら幼く短い彼女の腕の一振りで容易く砕け散るのだから。
(まあ、鑑識眼で見ても他人どころか自分のレベルやステータスも見えないけど…、多分ボクが領都で一番強いとは思うんだよね。でも、その強さで魔物を蹂躙しちゃっていいの? ネイネちゃんとか他の人が強くなる機会を奪っちゃわない?)
ゲームのように自分だけが強くても守りきれるものではない。敵は順序よく並んで主人公だけを襲ったりしないのだから。逃げてきた狼獣人も、突撃した騎兵隊も、奮闘する魔石狩り集団も、それぞれがちゃんと強いからこそ、まだ破綻せずにいられるのだから。
▽
狼獣人達が築いた土壁の周りは、排除に手間取るオークなどの大きめの魔物が群がっている。
土壁と土壁の隙間を調節して足止めしつつ削り殺す作戦なのだが、いかんせん森の移動に邪魔になるからと槍などの長柄武器を殆ど捨ててしまったのがここに来て重くのしかかっている。オークぐらいなら壁越しにでも殺せていたのだが、より大きく頑丈なオーガが一体取り付いただけで対処できなくなっている。大物に対処できる呪い使いの大半がゴーレムにかかりきりになってしまっているのもまた重い。
そんな絶望的な戦況の中、今にも半壊した土壁を粉砕して中に入り込もうとしていたオーガが、斜めに真っ二つになって上半身だけ内側に転げ落ちた。
「おわあああ何い!?」「いいから止めさせまだ生きてんぞそれ!」「心臓抉ちゃえ心臓!」「魔石も引っこ抜け!」
急な展開に驚きつつも対処は間違わずに速やかに魔物の上半身を始末する。真っ二つになったぐらいでは再生してくることもあるのがオーガである。
続いて半壊した土壁を飛び越えてきた革鎧姿の長身少女と、隙間から入ってきた白い神官服の少女に一瞬警戒するが、神官に背負われた同族にわっと集まる。
「あなた達草人よね!? あっちの石でできた集落の人!?」
「えっうんはい、そうだよ。ちょっと先行して来たんだ。ボクはリセッタ、あっちの子はネイネだよ、…ですよ」
「…はっ、あっ癒し手様! 私はイーリミンといいます、あの、娘は、シーラは」
「このこ? 怪我は(もう治したので)大丈夫ですよ」
実は内蔵にまでダメージが入っていたが込めた魔力の暴力で強引に修復されているので実質無傷。
「それより他に怪我した人はいますか?」
「はいっ、それならこちらドオオォォン!!にいいい!?」
「防壁破られちゃ…ってない!? 何の音!?」
「何かが落ちたような音…なのかなー?」
「ボクは治療に回るから、ネイネちゃんお願いできる?」
「おまかせなんですよー」
ネイネに『武具祝福』をかけなおして、ストーンゴーレムの取り付く森側の防壁に送り出す。長大な剣を構えて軽快に走り去る背の高い少女を見送り、力を入れて振り向く。そうしないと一緒に走り出してしまいそうだった。
「やっぱりもう中にいたにゃ! れーちゃん! 神官ちゃん見つけたにゃ!」
「れーちゃんではない。貴女ね、治療班は後方待機って言われたでしょ! 確かに貴女はうちの神殿じゃないけど戦闘に参加するなら勝手な行動しちゃダメでしょう! 後はいこれ錫杖」
「あっはい。えっと…」
「そういえば自己紹介してなかったわね、私はレイニィ。タイモゥ伯爵領・領都タイモゥ主神殿の癒神官よ」
「ボクはリセッタ。えっと、旅人です? 森の向こうから来ました」
「じゃあリセッタ、私達は狼獣人たちの治療に当たるわよ」「怪我人はあっちのほうに…」
▽▽▽
合流した癒神官と共に移動する野生の神官を見送った猫娘が隣に来た隊長に話しかける。
「たいちょー、全員逸れず中に入ったにゃ」
「うむ、誘導助かった。私はこちらの指揮官と会いにいくが」
「ニャーはデカいのはトレントぐらいだと思って油ぶっかけファイヤー!の用意してたにゃ。石人形相手じゃダガーしか持ってきてないニャーは役立たずにゃ…。オーガにでもぶっかけてくるにゃ」
「混戦で火攻めは危ないから止めてくれたまえ」
▽▽▽
「ぐうぅぅ、腕が」「折れてズレてるから戻してから癒やすわ!痛いわよっ、【小治癒】」「ぎゃああ!」「キミはたは裂傷だけだからそのままで…【小治癒】」「ああ、ありがとうございます癒し手さま」
陣地のほぼ中央に集められた負傷者の周りでリセッタと癒神官と癒し手が治療にあたっている。
「癒やし手さま、次はこちらお願いします!」
下ろすタイミングを逸してずっと抱えられたままだったシーラもなし崩しに助手扱いでついて回っている。今もかなりの怪我をした女戦士を運んできていた。
「わっ、『小治癒』じゃ足りないね。【中治癒】」
「…貴女まだ精神力続くの」
「ボクもこの森を一人で突っ切ろうとするぐらいには自分に自身がありますからね」
MPが枯渇しかかっているのだろう青ざめた顔をしたレイニィの視線には隠しきれない嫉妬が滲んでいるが、リセッタもそこまで構っていられない。ただでさえ『瞬発』を隠しているのだ、ここでMP残量まで誤魔化していては流石に死人が出る。
「聖女レイニィ、こちらを」「うっ、これ不味いのよね…」「まあ美味しい薬など無いってことです」
なにやらドロリとした紫色の液体──【鑑識眼】精神回復薬:30分かけて1割ほどの精神力を回復する──を飲み干しながら座り込むのを護衛の神殿戦士が支える。これでこの場で回復魔法を使えるのはリセッタだけとなった。なお治療ポーションなどとっくに無くなっている。そもそも魔法ほどの即効性はないし使用上限もある。…人間そんな大量に液体を飲み続けたりは出来ないのだ。
(都市にはまだいるはずだけど、魔物に囲まれたここに近寄れないんだからいないのと同じ。どうするボク?)
運ばれてきた怪我人に治療魔法をかけつつ戦況を伺う。すでに崩れた土壁は再生できず、魔物狩りの盾持ちが並んで食い止めているような状態だ。
(さっきレイニィさんが使ったエリアヒール1っぽいあれが僕も使えたらマシなんだけど…。すぐ使えるようになる気はしないなぁ…。上から目線で経験を奪わないようになんて止めて全部ぶっ飛ばしちゃうか)今すぐいうならこんなんあるで。
「…【天空に座します金円の神、その光落ちる地を聖別せん。聖域】」
自然と頭に浮かんだ呪文を唱えながら、傍らの錫杖を取り上げ地面に突き立てる。ふと日差しが強くなったように感じるとともにリセッタを中心に結界が形成された。
「ん? リセッタ様?」「なんにゃー?!」「何だ結界か!?」「ああ、温かい…」
崩れかけた防御陣地のほぼ中心から発生したソレは真円半球の光る壁となって一回り大きく包みこんだ。ストーンゴーレムのすぐ前に立つネイネも、逆の位置で小物排除に務める魔石狩りたちも、横たわる怪我人たちも優しく照らす。そして同じく照らされた魔物は、まるで不快なものを浴びせられたかのように身を捩りながら後退した。
「これ、『サンクチュアリ』? こんな広範囲に、しかもストーンゴーレムまで押し戻すなんて…」
自身も聖女として修練を積むレイニィには、これがとんでもなく強力な魔法であるかが解ってしまう。
「はぁ、ここまで差があると嫉妬もわかなくなるわね…。皆、今こそ魔物共を森に叩き返すのよ!」
そう言いながら自身も武器を抜く聖女に鬨の声が上がる。
「…ちょっとまってボク動けないんだけど!」「当たり前でしょう何言ってるの」
「うう、しょうがない。えっとシーラちゃんだっけ、怪我した人はボクの左手が届く位置まで運んでくれるかな」
「ひゃっ、ひゃい!」「…『サンクチュアリ』を維持したまま回復魔法まで使えるのね…慄くわ」
眼の前で神の奇跡とでもいうべき大魔法を見せつけられた獣娘が言われたとおりに動き出し、女神官もつぶやきを残しつつ戦場へと駆け出す。
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安全に回復できる陣地と無尽蔵に怪我を回復させる癒神官の援護を受けた戦闘集団が魔物に負ける理由もなく、ようやく駆けつけた領都軍の重装歩兵隊との挟み撃ちによって殲滅するまで一人の死者も出すことはなかった。
「リセッタ様ー! 石人形さんの魔石なんだよー!」
「うわっでっかっ」
「わあ大きい。あ、ネイネちゃんこの娘はシーラちゃん」
「初めましてー、私はネイネっていうんだよー」
「あ、どうも初めまして、私はシーラシュツァ、長いのでシーラでいいよ」
「…あの狼獣人なんで神官ちゃんが連れてるにゃ?」
そして次回もエロがない、頑張れ俺…。