クリントンで、十三歳くらいのヒッチハイカーを拾った。
これまでの人生でヒッチハイクを受け入れたことはないけれど、道端でサムアップをしていたサラというポニーテールの女の子があまりに可愛らしかったので、思わず車を止めてしまったのだ。
サラちゃんはオクラホマシティ、できればダラスまで行きたいという。
私はちょうどフォートワースの実家まで行く予定だったので、ついでに空港で下ろすことは可能だと伝えた。
そんなサラちゃんの同伴者に、大柄なアジア人の青年がいたことには驚いたけど、さすがに今さら断るわけにはいかないので、私は白人の少女とアジア人の青年というあまり見ない組み合わせを後部座席に乗せて、一路ダラスへと向かうことになったのだ。
いったい二人がどんな経緯で一緒にいるかはわからないけど、あまりプライベートな事柄は詮索できないし、私は表面的な質問だけで留めておいた。
二人は血の繋がらない親戚なのか。
それとも人種違いの恋人なのか。
聞きたいことは山程あったけど、私の目的は休暇を利用して実家に帰ることだけだったので、私は質問をそれらの質問を押し殺す。フォートワースまでの移動時間は長いので、暇つぶしの手段はできるだけ多いほうがいいけれど、他人の事情を肴に時間を潰すのはあまり趣味ではなかった。
ダイスケという日本人はシャイだった。
私にも何人か日本人の知り合いがいるけれど、彼らはみんな奥手な性格で、失礼だけど友人にはなれてもそれ以上の関係にはまずなれないと思っていた。
このダイスケという青年も英語があまりしゃべれないせいか言葉数も少なく、悪いけど見た目もピンとこない。女にはまずモテないだろうなという印象だった。彼に限らず、この国ではアジア人の男は大抵そうだろうけど。
「ステファニーさんは恋人はいるの?」
無垢な笑顔でサラちゃんがそんなことを聞いてきた。
私にも覚えがあるが、これくらいの年頃の女の子は、色恋の話にあれこれ興味を持つものだ。
隣りにいる日本人がこの子の恋人――ということはまずありえないだろうけど、私は自分がそんな年頃だったときのことを思い出して、思わず会話に乗ってしまった。
私にはアマリロに残してきた恋人がいる。
今回は仕事の都合で休みが取れなかったけど、将来は結婚を考えている仲だ。
いずれは両親にも紹介するつもりで、その日取りを今から入念に考えている。
もちろん白人の男性で、年齢は二つ上だ。
優しく、顔立ちも良く、悪いけどダイスケ君とは似ても似つかない、理想の恋人である。
「その彼氏ってセックスは上手? ペニスの大きさはどれくらい?」
「え?」
一瞬、私の聞き間違いかと思った。確かにサラちゃんくらいの年頃は、そういうことにも興味を持ち出す時期だけど、そんなにストレートに聞く? しかも英語がほとんどわからないとはいえ男の人の前で。
「やっぱり、大きいほうが気持ちいいよね? 真ん中らへんにかろうじて当たるペニスより、奥まで届くペニスの方が全力でセックスを楽しめるでしょ?」
「いい加減に――」
思わず声を荒げそうになった私は、バックミラー越しにサラちゃんを見て、硬直した。
正確には、サラちゃんではない。サラちゃんがその手で擦っていた、とんでもないものを目撃したからだ。
(なに……これ……?)
いつの間にか、ダイスケくんがズボンからペニスを取り出して、勃起させている。そしてそのペニスを、サラちゃんが忙しなく手コキしているのだ。
いったい何考えてるの?
そう思う以前に、私はダイスケくんのペニスから視線が離せなかった。
天井に向かってそそり立った、彼のペニス――。
それはあまりに逞しく、巨大なペニスだった。
長さは平均的なペニスの三倍近くあり、太さも尋常ではない。
当然ながら私の恋人よりも大きく、あまりにもいやらしく反り返っている。
なんて逞しいペニス。
なんて男らしい男性器なの?
とはいえ、私は運転中だ。
後続車も多いし、車を止められる路肩も見当たらないので、私は仕方なく運転を続けた。
本来なら、この非常識な二人を愛車から追い出すべきなんだろうけど、突然の出来事に頭が上手く働かない。
一体二人はどういう関係なの?
サラちゃんはまだ幼い。そんな女の子にペニスを触らせるなんて、この男は何を考えているの?
そもそも白人とアジア人のカップルなんてありえるの?
失礼だけど絶対に白人男性の方がクールだし、紳士的だ。野蛮な猿といやらしいことをするなんて、この子は一体何を考えているの?
もはや何も言えず、私は車を走らせた。
サラちゃんは、明らかに私が気付いたことに気付いている。
だからわざわざあんな話題を振ったのだ。
とはいえ、ここで反応したら負けだと思った。
ここはいっそのことをフォートワース空港まで二人を送り届けて、何も見なかった・気付かなかった体で押し通すのがいいかもしれない。
私も得体の知れないものには付き合えない。
アジア人と白人少女のカップルになんて興味はない。
しかし、
(なんて逞しさなの……?)
ルームミラーで後方確認をするたびに、彼のペニスが視界に入ってきてしまう。
あんな大きさのペニスはこれまでに見たことがない。
私の男性経験が少ないだけなのか。ダイスケくんのが凄すぎるだけなのかはわからないけど、後方確認のたびに彼の反り返ったペニスが目に入って、全然運転に集中できない。
やがてサラちゃんは、その逞し過ぎるペニスを口に含み始めた。
いやらしい唾液音が車内に響く。
普通に考えればエンジン音にかき消されて聞こえないはずなのに、サラちゃんがわざと大きな音を出していることがわかる。
可愛らしい舌先で巨大なカリ首を舐め上げ、逞しい肉棒を口いっぱいに頬張って顎を上下させる。
ああ、なんていやらしいblow jobなの。
まるで巨大なバナナみたいに逞しく反り返って、袋もありえないほど大きい。
太さも長さも桁違いで、思わず彼氏の粗末なそれと比べてしまう。
あんな大きさを口に含んで、顎が痛くならないの?
車がオクラホマシティの郊外に差し掛かる頃、私は後方確認も何も必要ない道で、何度もルームミラーを確認していることに気付いた。
彼らが不審な動きをしないか確認するため?
いいえ、すでにこの行為自体が不審だわ。
あんな逞しいペニスを人前でしゃぶるだなんて、人としてどうかしてる。
ああ、いっそのことセックスしなさいよ。そしたら私も車を止めて、彼に犯されに行くから!
“Ah!!”
そして次の瞬間、彼は勢いよく射精した。
飛び散った精液が、私の大切な愛車を汚していく。
すごい量。そしてすごい臭いだった。
運転席に座っているのに、彼の強烈な精液の臭気が鼻を刺す。
一体なんてことをしてくれたのか。
こんな逞しい臭い、消臭剤なんかじゃ絶対に落ちない。
こんな逞しい精液の臭いにあてられて、まともな安全運転なんて、絶対にできない。
「あなたたち、いい加減にしなさいよ!」
私は後部座席のドアを開けて、彼らを強く怒鳴りつけた。
私の愛車にとんでもないことをしてくれて、一体どうやって責任取ってくれるのよ。
「もう許さないから」
私はサラちゃんを押しのけ、ダイスケくんのペニスに食らいついた。
ああ、やっぱり凄い。
彼氏の粗チンなんかと全然違う。
こんな逞しいペニス見せつけられて、興奮しないわけないじゃない。
顎が外れそうなほど太いペニスを咥えながら、私は全身で彼のペニスの臭いを堪能していた。
太い。
長い。
逞しい。
優れたオスのそれは、あっという間に私を虜にした。
私はサラちゃんと一緒に彼のペニスと袋を舐め、優れたオスにご奉仕した。
圧倒的に優れたペニス。
その力の前に、女の理性など無力だ。
「こんなの……ずるいわ」
私は自慢のバストで日本人のペニスにご奉仕しながら、その逞しさに嫌味を言った。
こんな逞しいペニス、女が咥えないわけない。
こんな強烈な臭いにあてられて、女が発情しないわけがない。
「ああっ!」
やがて彼の逞しいペニスから、大量の精液が解き放たれた。
やっぱり、すごい。
この臭い。この量。
女を蕩けさせる卑怯な白濁液。
この精液になら、全身を汚されても構わない。
できるなら直接、子宮に注ぎ込んで欲しい。
「ああっ……なんて立派なペニスなのっ!」
やがて私は当たり前のように、彼とのセックスを開始していた。
彼の逞しいペニスの上に跨って、pussyに生のそれを迎え入れる。
大きさも、太さもすごい。
そしてなんなのこの硬さは。
彼氏のペニスはあんなに柔らかいのに、ダイスケくんのペニスはどうして石みたいに硬いの?
「ああっ! 日本人のペニス気持ちいいっ!! こんなの知ったら、もう白人に戻れないっ!!」
私は自分から腰を振って、彼の逞しいペニスを受けれいた。
張り出したカリ首が私の膣壁をこそぎとり、逞しい亀頭が子宮を押しつぶす。
こんなセックス、したことない。
こんな逞しいペニス、気持ちよくないわけがない。
「ああっ!! イクッ!! 日本人のデカペニスでイかされちゃうっ!!」
私は一心不乱に腰振りながら、pussyで彼の精液を催促した。
この逞しいペニスで射精されたい。
あのすごい量の精液で、白人の子宮を妊娠させて欲しい。
「ああっ!! イクぅぅぅぅッッ!!!」
鮮烈なまでの快楽。
跳躍する意識。
そして人生で最も待ちわびた瞬間が、私の子宮に訪れた。
(これ……すごいッ――こんなの知ったら、戻れないッ――)
意識が飛ばされそうな快楽の最中、彼の精液が物凄い勢いで子宮を叩きつけてくる。
一回の量が尋常じゃない。
勢いも、射精の長さも、すべてが白人とは桁違いだ。
彼の射精のたびに私の意識は飛び、激しいピストンによって再び呼び戻される。
そんな途方もないセックスを繰り返し、気付けば私は、車の中で眠ってしまっていた。
意識の奥で、女の子の激しい喘ぎ声が聞こえる。
きっとサラちゃんだ。サラちゃんがダイスケくんとセックスをしているのだ。
いくら幼い女の子でも、あのセックスには屈服するしかない。
彼は日本からやってきたセックスの神様だ。
私たち白人女に本当のセックスを教えるために、彼ははるばる海を超えてやってきたのだ。
彼のセックスは、本物だった。
本物の男。
本物のオス。
私の彼氏がそうでないことは残念だけど、白人だから仕方がない。
私が今後、彼と付き合い続けるのか、新しい「日本人の」恋人を探すのかはわからないけど、今はこのセックスの余韻に浸っていたいと思った。
もし目覚めたときにまだ彼らがいたら、私は迷うことなくこの身体を差し出すだろう。
本物のオス。
本物のペニスに。
女は逆らう術を持たないのだから――。