※この作品はR-18です。

セックスは最高の異文化交流   作:かしわもち@ハーメルン

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※かなり偏った思想のキャラクターが登場しますが、フィクションと現実を混同しないようお願いします。この作品はいかなる人種差別も助長しません。


女性視点 “Emily Claudel”

 パリ市内のパトロールは、私、エミリー・クローデルの日課だ。

 とはいえ私は警察官でも地方自治のパトロール隊でもなく、れっきとした高校生の女の子である。

 

 そんな私が、なぜ未成年の女手ひとつでパリ中をパトロールしているかというと、ひとえにこの国から、白人以外の人間を追い出すためだ。

 

 人には本来、自分たちが住うべき国がある。

 両親も祖父母も、そのまた祖父母の祖父母も生粋の白人だった私は、当然フランス、花の都パリに住う権利を持っている。

 だってそうでしょ?

 フランスは元々白人の国なんだから。後から来た余所者なんかが、大手を振って歩いていい場所じゃない。

 

 黒人は当然アフリカ。みんな私たちの先祖が連れてきた奴隷なんだから、奴隷制のない今、生まれ故郷に帰るべきだ。

 

 最近とみに増えてきた中国人は、当然ながら極東のごく限られた地域で肩を寄せ合って生きるべきだし、その更に東の日本人は日本という小さな島から一歩も出ずに暮らすべきなのだ。

 

 自分以外の人種と交わったハーフ・クォーターなんてもっての他。彼らは彼らで独立国家を作り、純血の人間たちとは一切交わらない環境を作るべきだ。

 

 我らがヨーロッパは白人。

 ユーラシア大陸の端っこが黄色人種。

 アフリカが黒人。

 それ以外やハーフは南アメリカ辺りで共和国を作ればいい。

 

 もちろん白人が一番上で、それ以外はどうでもいいけど、白人混じりのハーフが二番目。それ以外は十把一絡げで最下層でいいと思う。

 

 白人にもスラブとかゲルマンとかアングロサクソンとか色々あるけど、さすがにそこまでの区別は求めない。白人は白人だし、ラテン系が上でアングロサクソンが下だなんて定めたらそれこそ人種差別になってしまう。

 

 あくまで白人は白人に対して平等。

 アジア人はアジア人に対して平等。

 黒人は黒人に対して平等。

 

 互いの人種は交わらない。セックスして子供でも作ろうものなら極刑レベルだと私は思う。

 私たちにはそれぞれの居場所があるのだから、白人は白人と、アジア人はアジア人と結婚すべきなのだ。

 

 にもかかわらず今、私たちのパリは外国人の侵略を受けている。

 シャンゼリゼ通りは誰に許可されたのかアジア人の旅行者が闊歩し、市中では黒人が市民権を得る始末。まったくもってどうかしている。どうしてみんな、アジア人や黒人を排斥しようとしないのか。

 

 だから私はパトロールする。

 分不相応な旅行者が二度とフランスに足を踏み入れようとしないように。

 ヨーロッパは私たち白人の土地だと身をもって理解できるように。

 今日も私はパリ中を闊歩して、排斥すべき異人種を見つけるのだ。

 

「……いたわ」

 

 街外れの小さな広場に、いかにも粗野で木訥なアジア人が腰掛けていた。

 アジア人を象徴する黒髪で、体は大きいけど逞しいというよりゴリラや原人に近い。顔立ちも私たち白人には遠く及ばない。

 服装もボロボロだが、浮浪者というより旅行者だろう。こんな時間に途方に暮れているような様子を見るに、宿泊施設にあぶれたに違い。今はフランスでも有名な画家の生誕祭だから、パリ近辺のホテルはどこもいっぱいだ。そんなことも調べずにフランスに来るなんて、フランスへのリスペクトが致命的に欠落している。アジア人がフランスに来るなら、最低限のフランス語はマスターして来るべきだし、フランスの歴史や有名人について勉強して来る義務がある。無計画でパリに来るなんてもってのほか。ただでさえ、フランスの空気は私たち白人のものなのに、あんなアジア人に私たちが呼吸する空気を穢されただなんて反吐が出る。

 

 このまま餓死すればいいとも思うが、パリにアジア人の死骸が転がるなんて怖気が走るし、死ぬならせめて中国あたりまで東進してから死んで欲しい。アジア人らしく。アジア人の義務として。

 

「こんばんは」

 

 しかしそんなアジア人に、私はあえて優しく声をかける。白人は隣人愛と慈愛に満ちた人種だ。キリスト教を知らない彼らにはわからないと思うけど、他人に親切にするのは子供の頃の教育で染みついている。

 神すら信じない人間がいるという、野蛮な彼らには到底理解できない精神だろう。

 

 “コ、コンバンハ……”

 

 本当に聞くに耐えないフランス語の発音で、男は挨拶を返してきた。この男、絶対にフランス語を勉強して来てない。アジア人がヨーロッパに来るからには、その国々の言語を勉強して来ることは当然なのに。

 まあ仮に、そんなことは絶対にないけど、私が日本や中国を訪れる機会があった場合は、その国を尊重して英語で話しかけるぐらいの気概は持ち合わせている。本当はアジア人も私たちの言語を学ぶべきだけど、未開の地の人間にそこまでは求めない。

 英語すら話せないアジア人は、本当にもう死ぬべきだと思うけど。

 

「あなた、お腹空いてるの?」

 

 幼稚園児にもわかるレベルの英語で、私はアジア人の男に問いかけた。さっきから男が私の顔や身体をジロジロ見てくるのは唾棄すべき事案だと思うけど、アジア人に私レベルの美人が存在しないことは理解してる。これでもちょっとしたファッションモデル事務所にスカウトされたことがあるし、この男にとって天使にも等しい私が、男のあらぬ感情を刺激するのは致し方ないことだ。もちろん、後で必ず天罰を与えるけれど。

 

「ス、スコシ」

 

 これまた噴飯ものの英語の発音で、男は答えを返してきた。この男はフランス語どころか英語も知らない。絶対にフランスを訪れてはいけない人種だ。

 

「よかったらどうぞ」

 

 その男に対し、私は手作りのサンドイッチを差し出した。中身はレタスとハム。私がお昼用に作ったものだけれど、たまたまお腹が空いてなくて残したものだ。

 

 約、二週間前に。

 

「おいしい?」

「オ、オイシイ!!」

 

 コンビニで買ったサンドイッチではないのだ。防腐剤なんか入ってない。おそらくハムの中にもレタスの中にもパンの中にも、ありとあらゆる雑菌が繁殖しているはず。

 しかしそんなサンドイッチを、アジア人の男はあっという間に平らげた。まるで一週間ぶりの食事にありつけたホームレスのように、ほとんど一口二口で、それなりの大きさのあるサンドイッチを食べ終えてしまう。

 

 まさに、野蛮人だと思った。

 見た目はまだ普通のサンドイッチだ。でも間違いなく味には変化があるはず。主成分が小麦でもタンパク質でもなく雑菌であるものを食したのだ。匂いや味に変化がないわけないし、私なら口に近づけた時点で体が拒否するだろう。

 

「ア、アリガトウ!!」

 

 男がオーバーリアクションで感謝を表明してくる。男がサンドイッチの異変に気付かないことにも、その振る舞いがあまりに粗野なことにも、ついでに言うとMerciの発音があまりにおざなりなことにも、私はひどく不快な気分になった。Rの部分を「ク」でなく「ル」で発音されると、物凄く馬鹿にされたような感じがする。

 

「あなた、今夜泊まる場所はあるの?」

 

 しかし私はまた天使のような笑みを作り、男でもわかるレベルの英語で話しかけた。

 私の作戦が効果を発揮するのは、ちょうど「目的地」についた辺りだろう。

 

「ハ、ハイ……」

 

 案の定、アジア人の男は宿無しだった。そもそもあなたたちアジア人が屋根のある場所で寝泊りする必要があるの?と聞きたくなったが、あくまで私は親切なフランス人。私たち白人なら誰しもが抱く疑問も、私は持ち前の優しさでそっと飲み込む。

 

「ついてきて」

 

 マリア様のような笑みを作り、私はいつもの場所に男を案内する。そこは広場からやや歩いたところにある、小さなマンホールだった。

 

「ちょっと待ってね」

 

 私はベンチの下からマンホールオープナーを取り出して、地下通路へのマンホールを開けた。もちろんこんな器具がそこらじゅうに常備されているわけではない。私がこういうときのために個人的に調達して、隠しておいたものだ。

 

「こっちよ」

 

 真っ暗なマンホールの下に、私は梯子を伝って降りていく。普通に生活していたらまず足を踏み入れない空間だけど、私には勝手知ったる庭のようなものだ。

 

「暗いから気をつけてね」

 

 私は鞄から取り出した懐中電灯で足元を照らして、薄暗い地下通路を歩いていく。この先に寝床なんてもちろんない。延々と暗い通路と何本もの配管が続くだけだが、アジア人の男は何の疑いもなく付いてくる。

 

「あなた、シャワー浴びたくない?」

 

 私は満面の笑みで呟いて、配管のバルブを捻った。このパイプだけ壊れていて、バルブを捻るだけで水が流れ出す仕組みになっている。

 

 水。

 

 お湯でも何でもない。外はまだ暖かくても地下通路は肌寒く、こんなところで水浴びなんてしたら間違いなく風邪をひく。

 でも旅行者は断れない。私の可憐さと親切心に、心底絆されているからだ。

 

 そのうちに男は服を脱ぎ、冷たい水でシャワーを浴びることだろう。

 同時に地上で食べたサンドイッチがお腹の中で猛威を振るい、たちまち男はこの世の地獄を見ることになる。

 

「きゃっ!」

 

 しかし先に悲鳴を上げたのは私だった。男が私が見ている目の前で服を脱ぎ始めたからだ。

 

「ゴ、ゴメンナサイ」

 

 男はようやく私の悲鳴の意味に気付いたようで、そそくさと後ろを向く。その時点で私も懐中電灯の灯りを消して、ありえないものを見ないようにする。

 

 本来なら、懐中電灯の灯りを消した時点で、私はこの場から去る予定だった。

 男がお腹を下し、冷たいシャワーで凍えるのをいいことに、こっそりと服を盗んで、マンホールの蓋を閉める。

 その後男がどうなるかは知らないけど、多分二度とフランスに訪れたいとは思わなくなるだろう。

 それが狙いだった。

 今でもそのつもりのはずなのに。

 

(今の……何……?)

 

 男が勢いよく服を脱いだせいで、私は見てしまった。

 

 男の股間にぶら下がっていた、ありえないものに。

 

(なんなの……アジア人の男はみんなあんな形してるの……?)

 

 懐中電灯に照らされて一瞬だけ見えた男のペニスは、とんでもなく太く、長かった。あんなペニスを見るのは初めてだ。

 

(アジア人って、みんな短小包茎じゃないの……?)

 

 ネットで怖いもの見たさで視聴したアジア人のペニスは、お世辞にも逞しいとは言えない代物だった。

 白人の男に比べて粗末で、逞しさがなくて、何の魅力もないただのおぞましい生殖器。

 

 しかし目の前の男のペニスは、決して白人男のそれに劣らなかった。

 否、優っているとも言える。少なくとも恋人のマイクのそれに比べて、一回りも二回りも大きかった。

 

(何よ。大きさだけが全てじゃないでしょ……)

 

 私とマイクは、将来を誓い合ったフィアンセだ。付き合う前に家系図を見て、ちゃんと純粋なフランス人だって確かめて、その上で肉体関係を持った相手だ。

 

 いわゆる、血統書付きの白人。

 そのマイクが、何処の馬の骨かもわからないアジア人に劣るはずがない。

 

 しかし、

 

(なんで……あんな激しく揺れてるのよ)

 

 慣れた地下室で夜目が利く私は、シャワーを浴びる男の股間を凝視していた。

 見つめていると、段々と輪郭が浮かんでくる。ズル剥けになった亀頭と、太く長い肉の棒。玉袋だってあんなに大きくて、女を孕ませるための器官だって人目でわかる。

 

(だいたい、陰部の毛は処理するのがマナーでしょ?)

 

 少なくとも私とマイクは、陰毛と呼ばれるものはサロンで処理している。あんな毛むくじゃらの股間を見るのは初めてだ。

 

 ただただ野蛮。

 そんな感想しか抱かないのに、それが野性的で逞しいと見做し始める私が少なからずいた。何考えてるのエミリー。相手は人種的に劣るアジア人なのよ?

 

「アナタノナマエハ? ボクハダイスケデス」

 

 本当に片言の英語で、男は自己紹介してくる。こんな男の名前なんて知りたくもないのに、自己紹介を断る理由が見つからない。

 

「エ、エミリーよ」

 

 言ってから、この男に名前を呼ばれることのおぞましさに気付いた。名前なんて教えなければ、白人にしか呼ばせない大切な名前をこの「ダイスケ」とか言う男に呼ばれることもなかったのに。

 

「あなた、チャイニーズなの?」

 

 パリに来るアジア人はだいたいが中国人だ。パリに限らず世界中どこでもそうだと思うけど、この男もまた十億以上いる極東の民ではないかと考えた。

 

「ニホンジンデス。アナタハ、パリジェンヌ?」

 

 日本人。極東の最も東にある島国の名前だ。

 直近の第二次世界大戦の敵国であり、ヒトラーと手を組んだ野蛮な国。そんな印象しかなかったのに、男のペニス一つで印象が変わりつつある。

 

「……そう、パリの人間よ」

 

 本当なら、こんな互いの出自を言い合うなんて嫌なはずなのに、私は自然と男の質問に答えていた。その間も、私の視線はダイスケの股間に捕らえられている。ちょっとした動作のたびに逞しく揺れる男根は、もはや目の毒以外の何物でもない。

 

 早くサンドイッチの効果が出ろ、と思っても、男はあっけらかんとシャワーを浴びるばかりだ。この男は私が思う以上の野生児で、腐ったサンドイッチなんて物ともしないのかもしれない。確かにぶら下がったものは野生を象徴する存在感だ。あんなものに貫かれたら、簡単に理性を失うだろう。

 

「……あなた、付き合ってる人はいるの?」

 

 私の質問に、男は大いに狼狽えていた。言った本人である私も狼狽えた。こんな男相手にいったい何言ってるの私。

 

「イ、イナイデス!!」

 

 一生懸命に否定するダイスケに、私は密かに胸を撫で下ろした。

 

 おかしいと、自分でもわかっている。

 

 相手は日本人だ。

 本来関わり合うことすらない相手だ。

 私にはマイクというパリ生まれパリ育ちのフィアンセもいる。

 

 でも不思議と、ダイスケが彼女の存在を否定したことで、ホッとしている自分がいた。

 

 ここはパリの地下通路。

 絶対に人はやって来ない。

 ましてやマイクも、私の家族も現れない。

 

 だから私は――。

 

「わかったわ」

 

 何故だか着ていた服を全て脱ぎ捨てて、ダイスケと同じ姿になった。

 暗闇とはいえアジア人の男の前で全裸になるなんて、絶対にありえないと思っていたのに。

 

「ダイスケ」

 

 そのまま私は、男の元へ近づいていく。お互い全裸で、近づいたら何をされるかわからないのに、文字通り無警戒を体現した格好で、彼の前で跪く。

 

「ちょうだい、あなたの」

 

 男にわからないようにフランス語で、私はあられもない言葉を呟く。その言葉を紡いだ瞬間、胸の奥が熱くなるのがわかった。

 私の目の前には今、あのおぞましいペニスがある。

 

(太い……それに熱い)

 

 暗闇で警戒するダイスケを余所に、私は彼のイチモツを手に取り、そのボリュームに息を飲んでいた。

 

 マイクのと全然違う。

 マイクのは持った瞬間、こんなずっしりとは来ないのに、この男のそれは一瞬で質量の大きさがわかる。

 

「エ、エミリー」

 

 男に名前を呼ばれて、また胸の奥が熱くなる。太く、長いものを扱くうちに、ダイスケのそれが逞しさを増していく。

 

 勃起。

 

 白人の男だって勃起する。

 

 でもこんなに逞しくはならない。だって手の持った瞬間、石のように硬いってわかるから。

 形から大きさに至るまで、圧倒的だってわかるから。

 

 だから私は迷わず、ダイスケのそれを舐めていた。

 

(なに……これ……)

 

 ひと舐めしただけで、白人と全然違うってわかる。舌先を通じて伝わる男らしさの成分が、マイクのとは桁違いだ。

 

 マイクがひ弱なんじゃない。

 この日本人のペニスが、逞し過ぎるんだ。

 

 亀頭を舐めた舌先から、全身に高揚感が伝播する。まるでこの男のそれを受け入れるのが自然みたいに、私の思考が火照りを帯びる。

 

「ダイスケ、来て……」

 

 暗闇で、私は男に向かってお尻を差し出した。普段なら絶対しないアジア人との連結。

 私の身体は、どうしようもなくこの劣等人種の生殖器を望んでしまっていた。

 

 逞しいペニスを見たから?

 

 いや、本当はその前から心が高揚していた。

 この男と地下通路という狭小空間に押し込められた時点で、彼の股間が気になって仕方がなかったのだ。

 

 私が彼のペニスを目撃したのは事故?

 

 いいや、懐中電灯を消すのをわざと遅らせたからだ。男が股間を曝け出した瞬間にライトを消すよう、私はずっと待ち構えていた。

 

 フェロモン?

 麻薬?

 

 わからない。この男の近くにいると、いつの間にか欲情している私がいた。

 

 もう白人じゃなくていい。

 黒人でもハーフでもアジア人でもいいから、硬くなったペニスを私のpussyにぶち込んで欲しい。

 

「あ、ああっ――!!」

 

 ダイスケは迷いなく、その逞しいペニスを私の中に挿入して来た。

 

 なんて大きさ、なんて硬さなの?

 

 こんなにそり返ってて逞しくて硬いペニス、野蛮人でなければありえない。

 

 私の膣内が、かつてないほどに拡がって、奥の奥まで貫かれてる。

 

 これがペニス。

 本物の男性器なの?

 

「ああっ! ダイスケっ!!」

 

 ダイスケが腰を振り始めると、問答無用で喘ぎ声が漏れる。

 

 気持ちいい。

 

 相手はアジア人なのに。

 野蛮人のチンポなのに。

 なんでこんなに気持ちいいの?

 

「ああっ!! なんて日本人なのっ!?」

 

 後ろ向きで貫かれながら、両方のおっぱいを揉みしだかれる。本当だったらこんな男の汚い手、問答無用で振り解くのに、触り方が上手すぎて、乳首の摘み方があまりに卓越していて、私はただ喘ぎ声を漏らすことしかできない。

 

「ああっ! 私日本人に犯されてるっ!!」

 

 歴然とした事実を叫ぶことで、また体中が熱くなる。白人より明らかに劣った黄色人種。そのアジア人に犯されて、ゴムも着けないペニスを挿入されて、私はどうしようもなく喘いでいた。

 

「ああっ!! 日本人のペニス気持ちいいっ!!」

 

 私たち白人の女が、絶対に言ってはいけない言葉。異人種のペニスが気持ちいいなんて、口が裂けても言ってはいけないし、思ってはいけない。

 でもダイスケがピストンを早めたら、そう叫ばずにはいられなかった。だってダイスケのセックスは、信じられないくらい気持ちよかったから。

 

「日本人のくせに! ヨーロッパから出ていくべき猿のくせに! どうしてこんなにセックスが気持ちいいのっ!?」

 

 私はその気持ちを、怒りという形でダイスケにぶつけた。日本人は短小包茎じゃないといけないのに。セックスだって粗末じゃないといけないのに。こんなのってありえない。

 

「ああ!! このペニス凄い!! 日本人のペニス、信じられないくらい気持ちいい!!」

 

 しかしそんな私の抵抗も、ダイスケの優れたピストンにあっけなく打ち砕かれる。

 逞しくそそり立ったジャパニーズペニスが、私の気持ちいい部分を根こそぎ刮ぎとる。

 なんて硬さ、なんて長さなの。フランスの男なら普通中で柔らかく曲がるのに、この男は硬さを保ったまま奥まで余裕で入り込んでくる。

 

「あああ!! イク!!! 日本人のペニスに犯されて、全身でイっちゃう!!!」

 

 やばい。

 次元が違う。

 フランスの男と、セックスのレベルが全然違う。

 日本人の男は、本当にみんなセックスの達人なの?

 

「ああ!! またイク!! 三秒前にイったばかりなのに、日本人のペニスでまたイク!!」

 

 ダイスケの凄まじいピストンは、容赦なく私を連続絶頂へ導く。イっている最中にもお構いなく、理想のペニスを私の子宮口に叩きつけてくる。

 

「あああっ!!」

 

 その瞬間、私はアジア人の忌むべきザーメンを子宮に叩きつけられる。

 ビルなんて飲んでない。妊娠するリスクは十二分にあるのに。

 

(これ、めちゃくちゃ気持ちいいっ――)

 

 生まれて初めての日本人からの中出しに、私はそんなリスクを度外視していた。

 

 子宮に精液注ぎ込まれるの、信じられないほど気持ちいい。

 でも多分、マイクや他のフランス人じゃこうはならない。

 ダイスケが日本人だから。セックスに優れたアジア人だから、私はこんな風に天にも登る気持ちにさせられたんだ。

 

 これだけは、認めてあげる。

 お前たちアジア人は、世界でも最下級の底辺人種だけど、

 

 セックスに関しては、間違いなく世界一だと。

 

 この私が言うんだから、間違いない。

 なんなら世界中のアジア人を監禁して、私たち白人女への種付け家畜として飼育してもいいくらいだ。

 

 あんたらはそれぐらいしか能がないんだから、大人しく私たちの種付けディルドになり下がりなさいよ。

 

「ああっ――まだ出てるっ――」

 

 それから私は、数射に渡って濃厚な精液を注がれ続けた。

 その度に私はイかされて、中出しが終わった頃には、すっかり足腰が立たなくなっていた。

 

「ああ……信じられないセックスだったわ……まさか日本人にこんな才能があったなんて……」

 

 何もない地べたに、私はそのままへたり込む。地面が濡れているのは水のせいだけじゃなくて、私から溢れ出た愛液のせいもあるだろう。

 

 それだけ、異次元のセックス。異次元の絶頂だった。

 

「嘘……でしょ?」

 

 しかし顔を上げた私の目の前に、ありえない光景が広がっていた。

 暗闇の先、目を凝らすとわかる目の鼻の先で、ダイスケがまた、自慢のそれをそそり立たせていた。

 

 ありえない。

 

 日本人のペニスは一度や二度射精したぐらいじゃ衰えないの?

 それとも復活の早さが異次元なの?

 

 いずれにせよ、生殖能力において白人より遥かに優れているのは確かだ。

 マイクのペニスは一度射精すると、三十分は復活しないから。

 

「仕方ないわ、あなたが満足するまで、私のおまんこはあなたのものよ」

 

 ダイスケにペニスを押し付けられ、私はそれを咥え込む。

 こうなるともう、女の側に勝ち目はない。

 ただ逞しいペニスに従順に、付き従うしかないのである。

 

「日本人って、みんなあなたみたいに凄いの?」

 

 その問いに、フランス語のわからないダイスケは答えない。

 でも今更どうでもいい。

 私の中で、日本人への序列が確かに変わりつつある。

 

 私たち白人女の、セックス専用ペニス。

 

 これが今後のフランスにおける、日本人への格付けだ。

 

 これからフランスに来る日本人は、フランス語も、フランスの歴史も勉強しなくていい。

 

 その穢らわしい金玉の中に、たっぷりと濃厚なザーメンを溜め込んで来てくれれば、それで――。

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