「これで……旅も終わりか」
シベリア鉄道の終着地、9,000kmという地球の四分の一の距離を越えてウラジオストク駅に降り立つと、もうすぐこの旅が終わるという感慨が湧いてくる。
僕が日本を出発してから、丸四十六日――。
本当は夏休みを丸々いっぱい使う予定だったけど、予想外の出来事があってだいぶ短縮した。
それでも一ヶ月半という海外の旅は、僕の人生に多大な影響をもたらした。
「まさか、こんなにもSEXすることになるとは……」
思い出しただけで、顔から火が出そうになる。
日本では女の子とセックスをしたい余りに百人の女の子に勇足で告白して、尽く全員に振られてきた。
その心の傷を癒すために訪れた海外の地で、まさか白人の女の子たちとSEX三昧の旅を送ることになるなんて。
ロサンゼルスのゴミ箱で出会った、名も知らない娼婦さん。
美人局だったサラ。
レストランで働くリズ。
トラック運転手のアマンダさん。
スタンレー農場のアリシアさんとキャロル。
ヒッチハイクで拾ってもらったステファニーさん。
コスタリカで僕を拉致したディアナさん。
パナマの漁船に乗っていたミア。
コロンビアの娼館で働く爆乳巨尻の娼婦さんたち。
CAのジェシカさん。
ロンドンのステイシーさんとシルビア。
フランスの広場で出会ったエミリー。
モスクワの人妻ソフィアさん。
シベリア鉄道のアレクサンドラさん、マリヤさん、アンナさん、ヴィクトリアさんとアリサちゃん、乗務員のアリーナさん、つい三十分前まで僕とSEXしてたエミリヤ。
そしてエストニアで結婚しようと決めた、エナ。
全員が美女・美少女。
しかもエナを除けば胸の大きな子ばかりだった。
フリーセックスの文化はあるとはいえ、日本とは真逆の性体験に、僕が興奮しなかったと言えば嘘になる。
しかし興奮して調子乗った結果、SEXした全員に中出ししてしまった。
そのうちの何人かはすでに日本に押し寄せてきており、僕はその責任を取ることを義務付けられている。
気が重い。
いや、全部自分のしでかしたことだ。
男らしく、彼女たちと生ハメSEXした責任を取らなければ。
予約した成田国際空港の飛行機の時間まで、まだ余裕がある。
せっかくロシアの果てまで来たので、僕は辺りを散策することにした。
途中、お父さんと二人で歩いていたエミリヤとすれ違ってウインクされた。
物凄く可愛いロシア人の美少女だけど、彼女の中にも罪の証を残してきたと思うと、とたんに足取りが重くなる。
彼女にも住所を聞かれたから、いずれ隣を歩く強面のお父さんと一緒に押しかけてくるに違いない。今はまだ、僕とエミリヤに何があったのかは知らないようだけど。
「ここはもう、日本海なんだな……」
広場にあったレーニン像を見物して、小高い丘まで歩くと、湾になったウラジオストクの街並みを一望できた。
細かい方角はわからないが、この先に僕の生まれ育った日本がある。
育った国や文化が違えば、当然ながら考え方は異なる。
そんな言葉すら通じない、様々な女性とSEXして、僕らは何かわかり合えただろうか。
少なくとも、SEXの最中は全てを投げ出して一つになれたと思っている。
言葉や文化が違っていても、僕は銃を突きつけて来た女性とすらも、SEXを通じて和解した。
肉体言語。
人間としての、本能のぶつかり合い。
出身国や人種も関係なく、僕らはSEXで分かり合った。
penisとpussyという器官で繋がり合って、互いの恥ずかしい場所で、快楽を極限まで高め合って、その結果生じたものが中出しという行為なら、いったい何を恥じることがあろうか。
もちろん、それは詭弁。
中出しした相手が一人ならともかく、僕はこれまで出会ってきた白人女性すべてに中出ししてきたのだ。
その中には、サラやアリサちゃんのような、小学生の女の子も含まれる。
到底、許される行為ではない。
場合によっては待っているのは刑事罰かもしれない。
それでも僕は、生まれ故郷の日本に戻る必要がある。
親友が待ってるから。
責任を取るべき女の子たちが待ってるから。
「ありがとう、地球」
湾とは反対を振り返り、僕が通過してきた国々の方角を見据える。
ロシア、エストニア、フランス、イギリス、コロンビア、パナマ、コスタリカ、アメリカ――。
みんないい国で、いい人たちばかりだった。
時には危険な目に遭うこともあったけれど、この四十六日間の旅路を、僕は生涯忘れない。
気を抜くとSEXのことばかり思い出してしまうが、知らない文化や知らない食事、知らない風景に触れるのは本当に尊い経験だった。
全てにおいてスケールが大きいアメリカ。
色々と激しかったコスタリカ。
二カ国連続で拘束されたパナマ。
娼館のお姉さんたちが素敵なコロンビア。
歴史ある街並みが優雅なイギリス。
文化の最先端を行くフランス。
小国でも気品溢れるエストニア。
世界一の国土面積を誇るロシア。
この旅での経験は、きっと僕にかけがえのないものをもたらしてくれる。
それでも最も鮮烈に記憶に残っているのが、白人女性たちのpussyの気持ち良さであることは否定しない。
とんでもなく迫力のあるBoobsの感触。
SEXへの情熱を隠さない文化。
連戦に次ぐ連戦。
女の子たちによる締め付けの数々。
童貞だった僕の男根も、かなり鍛えられたことだろう。
この旅で吐き出されたザーメンの量は、多分リットル単位で数えた方が早い。
それだけ、気持ちのいい日々だった。
日本に戻るとまた非モテの日々が待っていると思うと、なかなか気も進まないが、そもそもこれだけの白人女性とSEXできたこと自体が身に余る僥倖なのだから、終わりは素直に受け入れる。
今後、僕は二度と女性とSEXできないかもしれない。
でもいいんだ。
この旅で一生分射精したから。
一生分の精液を、巨乳ばかりの白人女性たちに注ぎ込んだから。
その思い出と感覚を胸に、僕は今日本に旅立つ。
生まれ育った国に戻るのではなく、新たな国に旅立つ感覚で、ユーラシア大陸の極東に位置する、日本国という島国へと急ぐのだ。
できるなら、拓真の家に押しかけた女の子たちが、これ以上増えていないことを願って――。
最終日 ウラジオストク駅→アエロエクスプレス→ウラジオストク国際空港→成田国際空港
【移動距離(陸路のみ)】34km
【手段】アエロエクスプレス、航空機
【所持金】19,528RUB(+$4,690)
【支出】
アエロエクスプレス自由席 -250RUB
出発前に買ったピロシキと炭酸水 -320RUB
成田国際空港行きに航空機チケット -$352
外国人女性たちとSEXした日々 priceless
【残金&両替】
$4,338→446,688円
18,958RUB→26,021円
合計472,709円
――――――――――――――
【全体総括】
合計46日間
アメリカ合衆国
ロサンゼルス国際空港→ロサンゼルス→フラッグスタッフ→ホルブルック→アルバカーキ→アマリロ→クリントン→オクラホマシティ→ダラス・フォートワース国際空港
(移動距離 2,426km)
中南米(コスタリカ、パナマ、コロンビア)
→フアン・サンタマリーア国際空港→サンホセ市街→コロン→コロンビア国境→メデジン→ホセ・マリア・コルドバ国際空港
(移動距離 1,305km)
ヨーロッパ(イギリス、フランス、エストニア、ロシア)
→ロンドン・ヒースロー空港→ロンドン市内→セント・パンクラス駅→パリ北駅→ガルニエ宮→【ロワシーバス】→シャルル・ド・ゴール空港→【エールフランス】→タリン空港→【トラム】→タリン旧市街→【LUX Express】→モスクワ市街→ヤロスラフスキー駅→【シベリア鉄道】→キーロフ駅→エカテリンブルク旅客駅→オムスク駅→ノヴォシビルスク駅→クラスノヤルスク駅→イルクーツク駅→ウラン・ウデ駅→チタII駅→ハバロフスクI駅→ウラジオストク駅(終着駅)→【アエロエクスプレス】→ウラジオストク国際空港
(移動距離 12,444km)
移動距離合計 16,175km(陸路のみ)
【残金】
手持ちの472,709円
口座に入ったままの803,567円
合計1,276,276円(Aliciaから借りたと思っている$10,000を含む)
ダイスケが旅の途中に抱いた白人女性
アメリカ合衆国
Catherine McBride(27)
Elizabeth Carter(18)
Amanda Tracy(26)
Alicia Stanley(34) 人妻
Carol Stanley(15)
Sarah Anderson(?)
Stephanie Reed(22) 彼氏持ち
コスタリカ共和国
Diana Socías(29)
パナマ共和国
Mia Armenta(17) 彼氏持ち
コロンビア共和国
Amelia Olivárez(26)
Jessica Clayton(27)
Camila Mardones(29)
Mireia Álvarez(21)
Juana Lucientes(23)
Lucía Riazuelo(24)
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリス』
Jessica Heathrow(24)
Silvia Stanton(12)
Stacy Stanton(30) 人妻
フランス共和国
Emily Claudel(18)
エストニア共和国
Ena Claus(22)
ロシア連邦
Sofiya Melnichenko(26) 人妻
Aleksandra Limanskaya(27)
Anna Bobrovsky(20)
Mariya Shurchkova(19)
Viktoriya Marchenko(29) 人妻
Alisa Marchenko(12)
Alina Barabanov(25)
Emiliya Lipnitsky(18)
合計28人