「ああっ♡ 凄いっ♡ 今までの彼氏と全然違うっ♡」
芸術学講座の研究室で、西園楓が腰を振っていた。
普段研究に勤しむための神聖な場所で、かの女は一糸纏わぬ姿だった。
月明かりに照らされた肌は白く、多分Eカップぐらいある胸が縦横無尽に揺れる。
彼女が腰を振っているのは自らの秘部に怒張したペニスを咥えているからで、あのクールな女が額に汗を垂らして没頭しているのは紛れもなくセックスという行為だ。
私たちも二十一。彼氏とエッチだってする。むしろこの歳で処女だったらドン引きの対象。なのだけれど、
「あっ♡ 大介っ♡ 大介っ♡」
(あれ、類人猿の坂上大介じゃないの?)
西園楓が腰を振りながらしがみついている相手は、なんとあの坂上大介だった。
大学にいるありとあらゆる女子に告白し、こっぴどく振られ続けている非モテ隠キャ。
三ヶ月前に私も、この男に交際を申し込まれた。しかも、
『好きです! セックスを前提に付き合って下さいっ!』
およそ告白としては最低の部類に入る、最悪のフレーズで。
当然ながら、その瞬間私は全身が怖気立った。
だってそうでしょ?
この私がこの類人猿とセックス?
文学部四マドンナとして他大学の男子にまでちやほやされてきたこの私が、みんなの天使山中瑛里華が、こんな男のペニスを咥えるなんて、ありえない。
何かの間違いで去年のミスコンは西園楓に負けたけど、私は校内で一番可愛い女の子だ。
鮮やかな栗色に染めたゆるふわのセミロングに、小悪魔的で美麗な顔立ち。小物にまで可愛いを取り入れたファッションに、小動物よろしくの150そこそこの身長。
胸の大きさこそ西園楓に負けるけど、それでもDカップはある。むしろ意外に大きくて驚いたと歴代の彼氏には言われてきた。
そんな完璧美少女である私が、この類人猿とセックス?
絶対にありえない。
「ああっ♡ 大介のチンポ凄いっ♡ こんな気持ちいいセックスはじめてぇっ♡」
しかしあの西園楓が、私の最大のライバルであるあの女が、他でもない類人猿とセックスしている。
ありえない出来事に思考がついて行かない。しかも大介だなんて名前まで呼び捨てにして、男のセックスを賞賛してある。
あんたも、この男にひどい告白されたんじゃなかったの?
あんな男とセックスするなんて絶対にありえないって、顔青くしながら言ってたのに、
「ああっ、楓っ!」
「ああっ、来てっ♡ 大介の濃厚ザーメン、私の子宮にぶちまけてっ♡」
今ではあの男に、自分から膣内射精まで求めている。
いったい何があったの?
そんな疑問がぐるぐると頭の中を巡る傍ら、私は研究室の入り口で二人のセックスを食い入るように見つめていた。
そして、
「ああっ♡ いくっ♡♡」
甲高く、色っぽい声を上げて、西園楓が絶頂する。
演技でも何でもない。全身が痙攣しているし、何より声が本気だ。完全に男の全てを受け入れた、蕩け切った声をしている。
「僕もいくよ楓っ!」
「ああんっ♡ 来てぇっ♡」
そして容赦なく子宮に叩きつけられる、野蛮人のザーメン。
あなた正気?
本気でこんな男の子供を妊娠するつもりなの?
そう、叫びたかったけれど、全身全霊で男の膣内射精を受け入れるライバルの姿を見ていたら、それが些末な疑問に思えてくる。
あの顔、本当に中出しが気持ちいいんだ。
私や他の男子には絶対見せることない顔してるし、それだけこの男のセックスが凄いのだろう。
それに、
(何よ、あれ――)
西園楓から引き抜かれたペニスを見て、私は唖然とした。あの女の秘部から溢れ落ちる白濁液の量もさることながら、何より引き抜かれたペニスの形、大きさ。
(あんなの、白人ポルノ男優じゃない)
以前興味本位で見た、外国の無修正ポルノビデオ。西園楓から引き抜かれたペニスは、その時に見た白人ポルノ男優よりも大きかった。
大きいだけじゃなく、そり返り方も、エラの張り出しも、異次元。
こんなモノで貫かれたら、日本人の女なんてひとたまりもないじゃない。
(匂い、凄い……)
いったい研究室でどれだけの時間セックスしてたのか。数センチ開けただけのドアから凄い匂いが充満してる。
もちろん何%かは、憎きライバルの匂いもあるのだろうけど、その大半を占めるのが男の精液の匂いだった。
(間近で直接嗅いでるみたい……)
ザーメンの匂いが強すぎて、クラクラする。
二人との距離は数メートルは離れてるのに、すぐ目の前でザーメンの現物を嗅いでるみたいな匂いがする。
この位置でこんなに凄いんだから、実際に精液を浴びている西園楓はとんでもない臭気に充てられていることになる。
なのにあの、幸せそうな顔。
あのクール女西園楓が、まるで十年来の恋人に逢うみたいに、乙女の顔で男とソフトなキスをしている。
「あっ♡ あっ♡」
そして数分も経たずに再開される男とのセックス。
今度は正常位で、机の上に乗った西園楓に、男がペニスを突き込んでいる。
なんなのあの長いペニス。全部入り切ってないじゃない。
あんな逞しいカリで中擦られたら、どうなっちゃうの?
「あっ♡ やっぱりカリ凄いっ……」
そんな私の疑問に答えるかのように、西園楓が男を称賛する。女の方はすぐにでもイキそうだが、男の方は涼しげな表情で腰を振っている。しかもただ振るだけじゃなくて、西園楓の弱点を的確に捉えてそこだけにカリを擦りつけている感じだ。
机の軋む音がリアルで、いやらしい。この机が一回軋むたびに、西園楓はどれほどの快楽に襲われてるのだろう。
「あっ♡ 大介のチンポ、最高に気持ちいい……」
「楓のおまんこも最高だ」
「んっ――♡」
正常位で見つめ合った二人が、濃厚なキスをする。そのキスすらもあまりにいやらしくて、見ているこっちの顔が熱くなってしまう。
最大のライバルのセックスを見る気分は、複雑だ。
あんた、なんでこんな男のラブラブセックスしてんのよ?
あなたはこの山中瑛里華のライバル、西園楓じゃないの?
男の方も、気安く楓なんて呼ばないでよ。
この女は私以上の面食いだって、校内の女子では有名なんだからね?
「んっ、んっ……」
気付けば私は、はしたなくも自分の秘部を弄っていた。
秘部だけでなく、男が西園楓の乳首を摘むタイミングに合わせて、ブラの中にまで手を伸ばして。
西園楓のセックスがあまりにいやらしすぎて興奮したの?
それとも、ザーメンの匂いがあまりに強いから?
類人猿のペニスが、これまで見たことないくらい凄かったから?
わからない。
わからないけど、
私は今すぐにでも、あの二人に混ざりたい気分だった。
(最悪……さっきまぁくんとエッチしたばっかりなのに)
イケメン読者モデルの彼氏と、さっきまで私はエッチしていた。性的欲求不満なんて、絶対にあるわけないのに。
(なんであんなに逞しいの……?)
まぁくんとのラブラブエッチが、類人猿との想像上のセックスで上書きされていく。
まぁくんの二倍近くあるペニスで、私は男に何度も貫かれていた。
(あっ、イキそうっ――)
ただオナニーしてるだけなのに、私はあっという間に絶頂しようとしていた。
そもそも、オナニーでイッたことなんて一度もないのに。こんな強烈な匂いを嗅ぐだけで、あの逞しすぎるモノを見ているだけで、全身が敏感になる私がいた。
(あっ、イクっ――)
男の激しいスパートに合わせて、私は激しく絶頂した。
オナニーなのに、まぁくんとのエッチより気持ちいい。二人がぶつかり合う音を聞くだけで、こんなに激しく興奮できるだなんて――。
(あっ、また来るっ――)
一度目の絶頂も終わらないのに、二度目の昇天。だって西園楓がイッてもなお、男はピストンを止めないから。私もあの男とセックスしたらきっと、あんな風に何重にもイかされるってわかるから。
「ああっ♡♡ 大介のチンポでまたイクっ♡♡」
人生で最大のライバルが絶頂する声に合わせて、私は今日、三度目の絶頂を迎えていた。
まぁくんとのエッチでイけたかどうか、今はもう全然覚えていない。
◆ ◇ ◆
「あんた、ちょっと面貸しなさい」
「え?」
西園楓と類人猿のセックスを目撃してから一週間後。私はかの男を拉致していた。
拉致というか、単に声をかけて空き教室に呼び出しただけだけど。
類人猿、坂上大介。
三ヶ月前、私にとんでもない告白をしてきたこの男は、私にとっては忌避すべき存在だ。
だって公衆の面前で「セックスを前提に」だなんて、変質者以外の何者でもない。
現にこの三ヶ月間、私はこの男から逃げ回ってきた。
この一週間はとくにそうだ。校内で坂上大介、または西園楓を見かけるたび、私は逃げるようにその場を立ち去っていた。
『ああっ♡♡ 大介のチンポでまたイクっ♡♡』
ライバルと変質者の、あんな激しいセックスを見せつけられたのだ。
いったいどんな顔をして会えばいいかわからないし、かける言葉も見つからない。
ましてやそれを見て私もオナニーしただなんて、天地がひっくり返ったって言えるわけない。
類人猿のあの反り返ったチンポが、頭にこびりついて離れない。
体に纏わりつくザーメンの匂いに、何度股間に手を伸ばしそうになったかわからない。
ありえないありえないありえない。
そう思いつつも私は、気付けばあの男を呼び出していた。
よりによって、空き教室。つまり密室だ。
そんな場所に危険極まりない男を呼び出すなんて、私はどうかしてるとしか思えない。
案の定、類人猿本人もまた戸惑っていた。
だってそうでしょう。私自身、三ヶ月前にこっ酷くこの男を振った女の一人なのだ。
もちろん振られて当然の男だけど、それでも振った側からはコンタクトは取らないというのがマナーというか一般論。
それがわざわざ薄暗い密室に呼び出すなんて、この場で犯してくれと言っているようなものだ。
「あんた、西園楓とセックスしてたでしょ?」
「え?」
予想通り、男はどうしてそれを?といった表情をしていた。
ポーカーフェイスとは無縁の男。西園楓を鳴かせまくってるときは涼しい顔して腰振ってたのに、どうしてセックスの最中と普段とで、こうも態度が異なるのだろう。
「神聖なる研究室であんなことするなんて、獣にも程があるわ。西園さんもまさかあんなことする人だったなんて、同じミスコンファイナリストとして失望した」
「そ、そんな……」
自らの行為を咎められたことよりも、男は私が西園楓に失望したという点に多大な罪悪感を抱いているようだった。
他人に対する他人の評価なんて、本人には何ら関係はないのに、男は懲役十年の大罪を犯したような面持ちで、誰もいない空き教室で立ち尽くしていた。
もし私があの日の写真や動画を撮っていたら、男をゆすっていくらでもお金を搾り取れたかもしれない。
あのいけすかない西園楓を下僕にして、一生こき使えたかもしれない。
でも私はそうはしなかった。
あのときは自身の行為に没頭していたというのもあるけれど、そんなことであのライバルを貶めても、意味がない。
「ご、ごめん! 何でもするから、西園さんにだけは迷惑をかけないでくれ!」
その場で男がしたことは、土下座だった。
自分はどうなってもいいから、西園楓にだけは迷惑をかけたくない。
あの女のナイトにでもなったつもりかしら。
あなた、あの女の後に、私にも告白してるんだけど?
「脱ぎなさい。ズボンだけでいいわ。いつ誰が来るかわからないし」
本当は、この男を脅して好きなだけこき使うつもりだった。
この男を虐げて、弄んで、道具のように捨てるつもりだった。
でも必死になってあの女を守る男の姿を見て、冷めてしまった。
セックスして西園楓への情が移ったのなら、私への恋心などカケラも残っていないだろう。
すごく、気に食わないけど、私はただ私の目的を果たすだけだ。
「わ、わかったよ……」
男は戸惑いながらもジーンズのジッパーを下ろし、トランクス姿を披露した。
今時ボクパンじゃなくてトランクスなの?という嫌悪感を抱きつつも、股間の確かな膨らみに、私は意図せず視線を奪われていた。
(パンツの上からでも、これなの?)
まぁくんとは明らかに違う膨らみ。
まぁくんだけじゃない、中学生からの歴代の彼氏と比較しても圧倒的だ。
考えてもみれば、あの白人ポルノ男優クラスのモノが収まってるんだから当然だけど、こうして間近で見る男の膨らみは、圧倒的な存在感に満ちていた。表現が正しいかわからないけど、巨乳の女に圧倒される男の気持ちって、こんな感じなんだろうか。私は男でもないし巨乳でもないから、よくわからないけど。
「パンツも下ろして。そしてそのまま動かないで」
その指令に、当然男は戸惑っていた。
おそらく私がその情けない様子をスマホで撮影して、ネットか何かでばら撒くと思っているのだろう。
しかし愛する女を守るため、男は最後に残った布切れすらもズリ下げる。
とたんに、男の凶悪なモノが顔を出した。
(なんてデカさしてるのよ)
思わず目を逸らしたいと思うほど、男のモノは立派だった。
長さも太さも桁違いなのは言わずもがな。おちんちんの皮もズル剥けで、亀頭全体が顔を出している。
毛むくじゃらの陰毛に覆われた玉袋はとんでもない大きさで、この中に大量の精液を溜め込んでいることは、側から見ても明らかだった。
このペニスに、西園楓は籠絡された。
あの二人がセックスに至った経緯なんて知らないけれど、多分こういうことだろう。
西園楓は何かのきっかけでこの逞しいペニスを披露され、女としての本能を呼び覚まされた。
こんなもの出されたら目が離せなくなる。視覚の面からも嗅覚の面からも、このペニスは何かしらのものを訴えかけてくる。視覚と嗅覚が限界を迎えた後は触覚だ。この卑猥でグロテスクなモノがどんな感触をしてるのか、知りたくてたまらなくなってしまう。
「さすがは類人猿のペニスね」
私にできる抵抗は、そんな蔑みくらいだった。
正直もう、何をすればいいかわからない。
男の、雄としての迫力に圧倒され、身動きひとつ取れないでいる。
そして動かないでと命令した手前、相手もみじろぎ一つしない。
大学の空き教室でペニスを出すという醜態を晒したまま、男も何をすればいいかわからずにいる。
「勃たせてよ。西園楓を犯したときみたいに」
それが無理な命令だってことはわかってる。
こんな特殊なシチュエーションじゃ、男の子だって興奮できない。
でも私も、正直怖気付いて動けない。この状況を打開するには、男に動いてもらうしかない。
ここで触って欲しいとか舐めて欲しいとか言われても、できない。
女としての本能がこの男を恐れている。
ここでこの男のソレに触ったら、私はどうにかなってしまう確信があった。
でも、
(ホントに、オナニーしてる……)
そんなこと、この類人猿には杞憂だった。
大学生の空き教室というとんでもないシチュエーションにおいても、男は自らの陰茎に手を添え、ゆっくりとマスターベーションを始めた。
大学でオナニーするなんて正気?
そう叫びたいけれど、一週間前の記憶が呼び覚まされて、できない。
大学内でオナニーしたのは、この男も私も同じだ。
「どう……かな?」
かなりバツが悪そうになりながらも、男が半勃ちになったペニスを見せてくる。
正直、半勃ちの域では毛頭ない。そもそも勃ってない状態で最大時のまぁくんより凄いんだから、それが少しでも肥大したらどうなるか、想像くらいはついていた。
否、全然ついてなかった。
半勃ちでも反り返った男のペニスは、あの逞しいカリ首の片鱗を今の状態でも十分に晒していた。
匂いだって、あの日ほどではないけど既に漂ってる。
男のペニスの先っぽから、女を脱力させ、発情させるための香りが。
「まだ、完全じゃないでしょ?」
「そ、そうだけど……」
だったら完全になるまで勃たせないと言わんばかりの私の態度に、当然ながら男は困惑していた。
ここから先は一人では無理。
そう言いたいのはわかる。わかるから私は、
「まったく、野蛮人にも程があるわね」
男の半勃ちになったペニスを、自らの手で擦り始めていた。
(熱い……それになんて硬さなの……?)
男のペニスは、想像を遥かに超えてずっしりと重く、火傷すると錯覚してしまうほどの熱を帯びていた。
そして何より、石のように硬い。
こんなモノで中をかき回されたら、きっと西園楓みたいになるのね。
「あっ、瑛里華ちゃんっ――」
「気安く呼び捨てにしないで」
「ああっ――」
抗議の意味も込めて、男の竿を舐め上げる。舌先からも男の逞しさが伝わってきて、私は最初よりもずっと従順な気分になった。
「次はどこがいい? 亀頭? それともずっしり詰まった金玉?」
「ぜ、全部――」
あまりに欲張りな欲望に辟易してしまうが、不思議と叶えてあげたいという気持ちになってしまう。さっきよりも更に逞しくなった亀頭を舌先でこねくり回し、手のひらで垂れ下がった玉袋を丹念に揉み上げる。
重量感が、質量が凄い。
およそオスとしての差が全て露骨に顕れている。まぁくんのペニスは、こんなに私を圧倒して来ない。
「あぁ、瑛里華――」
あまりに太りそれを、私は口をいっぱいに広げて咥え込む。
あの類人猿への、フェラ。
ありえないと思いつつも、顎の動きが止まらない。血管の浮き出た裏筋がどくどくと脈打って、私の口の中で興奮を表現している。
「なによ、そっちはデカチンポ大介のくせに」
名前を呼び捨てにされた仕返しに、私も向こうを呼び捨てしてみる。亀頭全体へのフェラを続けながら、根元を大きく扱いて、コラーゲンみたいに弾力のある金玉を揉み揉みする。なんでまぁくんとこんなに違うのよ。これなら野蛮人ほどペニスが逞しくて、イケメンほど粗末ってことになるじゃない。
「そろそろ、出るんじゃない?」
十数分フェラする中で、この男の扱い方がわかってきた。
この男がどうすれば気持ちいいと感じるか。どうすれば男根をより逞しくするか。あの晩の西園楓以上に、私はこの男のペニスを理解した自信がある。
「で、出そう……」
「じゃ、このまま顔に出しなさい。最後のは舐めとってあげるから、ちゃんと言って」
当たり前のように、私は顔射を希望する。
この一週間、ずっとそのことだけを夢見てきた。
この男の精液を、直接顔面に浴びたいって。
そのことだけ考えて、私が何度オナニーしたことか、この男は知らないだろう。
「ああっ、出るよ瑛里華っ!」
「んっ――」
男の逞しい射精を、私は目を瞑って受け止める。一射、二射、三射、何度出ても衰えない精液は、私の可愛らしい顔をあっという間に穢らわしい白濁液で満たしていく。
やっぱり、勢いも匂いも凄い。
こんなの顔に浴びたら、それだけで準備万端になるって、よくわかる。
「全部出るよ瑛里華っ!」
男の要望に、私は口を開けて応える。
射精としては最後の余玉。それでもまぁくんの本射よりも勢いのある射精を、私は口の中で受け止めた。
(なんて濃厚なザーメンなの……)
あの類人猿の精液が、私の喉奥と舌の上に襲いかかる。まさか、この男の精液を受け止めることになるなんて。
そしてこれが、こんなにも幸せだと感じるなんて、思わなかった。
「んっ――」
そしてその大量の精液を、私はごくんと嚥下した。
その瞬間、体内の全てを男に支配された気分になる。
体内への直接のマーキング。
それを受けて、今さら女として抗うようなことはしない。
「こっちは準備できてるから、好きに挿れて。ゴムもしなくていい。私の身体好きなだけ射精のために使って」
「え、瑛里華ちゃん……?」
机の上で仰向けになってショーツを脱ぎ捨てた私に、坂上大介は大いに戸惑っていた。
奇しくも、あの日の研究室で私が見た西園楓の格好。
ずぶ濡れになった秘部を男に向けて、自ら挿入を懇願する。
とてもイケメン彼氏がいるミスコンファイナリストの行動には思えない。
しかも相手は類人猿。一部では文学部のアウストラロピテクスとまで呼ばれている男だ。
そんな男に挿入をおねだりするなんて、私もどうかしてると思うけれど、
「あっ、ああっ――♡」
こんな逞しいペニスを前にして、挿入を望まないことの方が異常。
この男の前では、それが当たり前のように思えた。
男の逞しい形が、決して広くはない私の穴に入り込んでくる。
奇しくもこれで、あの西園楓と竿姉妹になった形だけど、そんなことがどうでもよくなるくらい、男のペニスは逞しかった。
何もかもが異次元。
おまんこを押し拡げる圧迫感も、悠々と奥に届く長さも、膣壁を拡げて行く亀頭の大きさも、私のおまんこを自分の形に変えていく硬さも、全てにおいて圧倒的。
これが、類人猿坂上大介のペニス。
間違いなく文学部一、大学内一のペニスだ。
下手をすると全国でも一桁順位に入るようなペニス。そんなモノを決して経験が多いわけじゃない膣壁にねじ込まれて、私は心も体もどうにかなりそうだった。
「あっ♡ 長いっ♡」
いや、もうどうにかなってる。
だって坂上大介の亀頭が子宮口にキスした瞬間、私はこんなにも可愛らしい声を上げていたから。
彼氏でもない、好きでもない男に奥の奥まで生チンポ挿れられて、こんな風に幸せな気持ちになるなんて、私はもうどうかしているんだ。
「瑛里華ちゃん――」
坂上大介が、私と一つになった多幸感に包まれている。悔しいけど私も同じ気持ちだ。この男と一つになれたことが、こんなにも嬉しいなんて。
「瑛里華でいい。恋人みたいに呼び捨てにして――」
膣壁を限界以上に押し拡げられながら、私は男に嘆願する。彼氏よりも凄いペニスを挿入されて、彼氏みたいに振る舞えと要求する。
側から見たらとんでもない女かもしれない。
でも、無理。
こんな凄いの挿れられたら、どうやったって抵抗できない。
「あっ♡ 大介っ♡」
「瑛里華っ! 瑛里華っ!」
やがて、待ちに待ったセックスが始まる。
この一週間、ずっと夢見てきた激しいセックス。
本物のオスによる、メスまんこの蹂躙。
力強いピストンと、奥に叩きつけられるデカペニス。
もう、全てがどうでもいい。
この男と、未来永劫繋がっていたい。
「あっ♡ これ凄いっ♡ 想像してた百倍気持ちいいっ♡♡」
この男とのセックスを、この一週間で何度妄想したか。
大好きなまぁくんとのエッチですら、この瞬間を妄想するための呼び水だった。
なんて硬いチンポ。
なんで逞しいチンポ。
こんなので犯されたら、好きになるに決まってるじゃない。
「ああっ、瑛里華!」
「大介っ♡ 大介っ♡」
いつのまにかすっぽんぽんにされた私は、全身全霊を大介の大きな体に任せていた。
Dカップのおっぱいを乱暴に揉みしだかれ、様々な体位の途中でお尻の肉を叩かれても、それがこの上なく幸せなことだって思える。
だって好きな人になら、何されてもいいって思うでしょ?
私だって同じ。大介に命令されたら、多分どんなことだってすると思う。
だから私は、
「あっ、瑛里華そこ気持ちいいっ――」
大嫌いなはずだった類人猿のお尻の穴を、自ら四つん這いになって舐めていた。
表面や皺を舐めるとか、そんなレベルじゃなく、穴の奥まで舌を伸ばすレベルで、大介の性感帯を刺激する。
まぁくんにだってこんなことしない。歴代の彼氏にも、これからの彼氏にだってしない。
そんな行為を、お尻の穴舐め処女を、坂上大介という男に捧げる。
私がそうしたいから。
この男に、ありとあらゆるものを捧げたいから。
「ああっ♡ カリも亀頭も全部凄いっ♡」
でもやっぱり、最後は動物みたいな格好で犯されることを選ぶ。
だってメスは、本来そういうものだから。
逞しいオスにおまんこ捧げて、ただ中出しを願うだけの生き物だから。
だから私は、誰もいない教室で、あの坂上大介に立ちバックで犯されるのだ。
ショーツもブラも身につけず、生まれたままの姿で、おっぱいもお尻も激しく揺らして、大介が私の奥を突き上げる、激しい肉の音に耳を澄ませる。
あぁ、またイキそう。
本物のオスに犯されてまたイキそう。
西園楓と同じチンポに犯されて、西園楓以上に気持ちよくなりそう。
だって私たちはライバルだから。
西園楓が類人猿に犯されから、私も犯されなきゃ割に合わない。
こんな凄いセックスを独り占めなんて、私が絶対に許さないから。
「ああっ、そろそろイクよ瑛里華!」
ついに来る。
あの射精が。
逞しい大量精液が、私の膣内に。
この瞬間を、どれほど待ち侘びただろう。
女として生まれたからには、この瞬間を願わぬ者はいない。
すなわち、優れたオスに種付けされる瞬間。
私の場合は大介だった。
坂上大介。
私の運命のセックス相手。
セックスは西園楓に先を越されたけど、妊娠するのは私が先。
だってこんなにも子宮が降りてきて、大介からの種付けを願ってる。
そんな私が、今日のセックスで妊娠しないわけがない。
「ああっ♡ 来てぇっ♡ 大介の濃厚ザーメン、私の子宮にぶちまけてぇっ♡♡♡」
もはや恥も外聞もなく、私は中出しを懇願する。
彼のペニスに中出しされたい。
それが全て。
私の人生の全てだ。
「ああああああああっ――♡♡♡♡♡」
外の廊下に聞こえそうなくらいの大声で、私は絶頂する。
だってそうでしょ?
こんな激しい射精子宮にぶつけられたら、それぐらい激しくイクでしょ?
それの状態が今の私。
好きな男に精液を叩きつけられて、全身全霊でイク女の子が山中瑛里華なのだ。
「ああイクッ♡♡ イッてるのにまたイッちゃうッ♡♡」
彼の射精で果て、二射目でも激しく果てる。
それを一秒ごとに八回繰り返して、気付けば私は、立ちバックで繋がったまま気絶していた。
子宮には大量の精液。
膣壁には逞しいままの肉棒。
お尻には、愛おしい男の腰骨。
剥き出しのおっぱいにはゴツゴツした手のひら。
フックみたいなガチガチのチンポに固定されて、私は持続的に痙攣していた。
これが、本物のオスによるセックス。
本物のオスによる中出し射精。
そんな余韻に浸る暇もないまま、私はたちは激しく舌を絡め合う。
この凄すぎるセックスが終わったら言おう。
セックスを前提に付き合ってっていうあの告白、今なら受けられるって。
西園楓のビッチまんこより絶対私の方が気持ちいいって。
まぁくんには悪いけど、私はもう戻れないから。
まぁくんとのお遊びセックスには戻れないから。
だから今日から、この男のおまんこ奴隷になることを許して。
こんな凄いセックス知っちゃったら、女はそうするしかないから。
恨むなら、私が西園楓のライバルだった不運を恨んで。
あの女のライバルじゃなかったから、私がこんな凄すぎるチンポを知ることもなかったんだから――。