※この作品はR-18です。

ロリコンのいない世界   作:かしわもち@ハーメルン

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花音④ 二人きりのイメージビデオ撮影① 〜花音のDVD鑑賞会〜

「吉野(よしの)さん、私の新作DVDが出たんで、一緒に鑑賞会しません?」

 

 そんな誘いを、知る人ぞ知るUー12アイドル・霧島花音(きりしまかのん)ちゃんから受ける。

 世間一般の人からすれば「誰ソレ?」という感じだろうが、僕のようなUー12アイドル愛好家――つまりロリータ・コンプレックス持ちからしてみればまさに夢のような話なのである。

 

 霧島花音ちゃん。

 黒髪ショートヘアの、小学五年生の女の子。

 アイドルというからにはかなりの美人さんで、いわゆる“普通の子”よりも容姿が優れていることは容易に想像できるだろう。

 

 でも彼女の主戦場はUー12アイドル。

 Uとはアンダーの略。要するに12歳以下のアイドルを指す。

 そして世のUー12アイドルの子たちは世間一般で思われているステージで歌って踊るアイドルとは違い、水着を着て「イメージビデオ」と呼ばれるメディア媒体に出演することが主な仕事となる。

 

 小学生が、水着。

 鋭い方はお察しかもしれないが、実質的には性的な意味合いを持つDVDである。

 もちろん被写体は小学生であるからヌードなんてことはありえない。でも正直、僕らから見ても「ギリギリ」を攻めたシーンが多いのが印象的だ。

 

 まあおそらく近い将来は法的に規制されるだろうことがわかりきっているが、今はまだ耐え凌いでいる斜陽の産業と言えばいいだろうか。そして霧島花音はそんな“斜陽の”芸能界に現れたスターであった。

 

 容姿が可憐。

 まあそれぐらいはどこにでもいるだろう。世の子役たちだって将来は美人になるだろうなという子が多いのだ。美人というのは世の中に溢れている。だからそれが価値を生むことはあっても、唯一無二を構成することはない。

 

 霧島花音ちゃんは容姿が端麗で可憐。

 そして先程も言った「イメージビデオ」と呼ばれる媒体と相性がいい。

 

 奇跡のEカップ小学生。

 彼女は業界ではそんな通り名で呼ばれている。

 花音ちゃんは要するに美人さんで、“おっぱいの大きい”小学生なのである。

 

 普通小学五年生の胸のサイズなんて、トリプルAカップやダブルAカップが普通。成人女性では貧乳の代名詞であるAカップでさえ、十一歳という年齢条件の中では十分巨乳の部類に入る。それがBカップやCカップなんてものになると、間違いなくクラスでも一番の巨乳さんだろう。

 

 でも花音ちゃんのおっぱいは、Eカップ。

 

 想像すればわかるだろう。小学生の低身長で華奢な体躯に、中高生でも巨乳の部類の胸が実っているのである。そんな子が水着がメインのUー12アイドル業界に現れたら、僕たちロリコンたちが“女神”として崇め奉るのはもはや必然と言っていい。このニッチな産業においても、霧島花音ちゃんのファンは僕も含めて数万人、あるいは十数万人いるとさえ言われていた。人気地下アイドルでさえそこまでのファンはなかなか獲得できないのに、いかに花音ちゃんが特別な存在かわかるだろう。

 

 そんな花音ちゃんと僕は今、個人的に連絡を取っている。

 

 人気アイドルと、いちファン。

 本来許されないことである。これを聞けばUー12アイドルなんて普通の人は知らないニッチな業界だからそれくらい“よくある話”なのだろうと思われるかもしれないが、さっきも言ったように霧島花音ちゃんは殿上人。本来僕ごときが口をきけるのは、最低一万円は出費する握手会のときぐらいである。それも剥し役と呼ばれるスタッフさんに引き剥がされるまでの数秒の間しか許されない。

 

 そんな花音ちゃんと僕が連絡を取り合っているのはなぜか。

 

 それは偶然にも僕が、区民センターのトイレでオナニーをする花音ちゃんに“遭遇”してしまったからである。

 公共の場の個室トイレで、小学生がオナニー。

 それだけでも驚きだが、

 

『んっ、武田さんっ、今日も私のDVDでオナニーしてきたんですかっ……私と握手したとき、おちんちん半勃ちでしたもんねっ……』

 

 彼女はなんと、直前の握手会に来ていたファンたちを“おかず”にして自慰行為をしていたのである。

 

『あぁんっ! 吉野さんのおちんちんほしいっ!』

 

 そしてその中に、僕の名前も含まれていた。

 彼女は握手会で僕と握手した手で、小学生のスジを慰めていたのである。

 

 そんな状況に遭遇して、霧島花音のファンである僕が、稀代のロリコンである吉野孝太郎が、我を忘れないはずがなく、

 

『このまま中で出すぞ! 花音も大人の勃起チンポ咥えたままみっともなくイけ!』

『ああっ! 凄いっ!! 大人のセックスチンポすごいっ!!』

 

 そのままの区民センターの個室トイレで、彼女とセックスしてしまったのである。

 小学五年生の女の子。しかも処女。

 

 僕らは大人と子供でありながら、お互いの欲望をぶつけ合い、ついでにおまんことチンポもぶつけ合い、お互いに気持ち良くなってしまったのである。

 

 あの霧島花音ちゃんの、隠された性癖。

 ファンであるロリコンたちの慰み者になりたいという願望。

 

『小学五年生のおっぱいにこんなチンポガチガチにするロリコンさん。そんなに私の乳首吸いながらおまんこの奥掻き回したいなら、この生チンポで好きなだけ私のおまんこ掻き回してもいいですよ?』

 

 そして小学生とは思えない、妖艶なSっ気。

 僕は花音ちゃんにロリコンをそしられながら、そのきつきつのおまんこでザーメンを搾り取られたのである。

 

 このときの出来事は、当然ながら僕らだけの秘密だ。

 

 花音ちゃんとしては、小学生でありながら大人と、しかも自分のファンと繋がった非行。

 

 僕としては雪乃ちゃんというれっきとした恋人がいながらも、別の女の子、しかもまだ小学生の子と性行為をしたという許されざる犯罪。

 

 僕らは秘密を共有し合う間柄になった。

 

 お忍びで二人でよく会って、ご想像の通り禁断のセックスをしまくっていたのである。

 

「あ、吉野さーん」

 

 駅前から少し外れたところで待ち合わせて、彼女と合流する。

 花音ちゃんは目深に被ったキャスケットにサングラスという“お忍び”スタイル。

 これはファンに見られたら不味いという意味合いもあるが、いくら人気アイドルと言ってもニッチなUー12アイドル業界。電気街とは遠く離れたこの駅でファンに遭遇する可能性は限りなくゼロに近いが、このカムフラージュにはもっと別の意味がある。

 

「この部屋、お洒落で可愛いんじゃないですか?」

 

 入り口のパネルで“部屋”を選ぶ。そう、僕らが来ているのはなんとラブホテルだった。

 

 小学五年生の女の子と成人男性が、ラブホテル。

 どう考えても犯罪だが、花音ちゃんの変装がそれを露見させない。

 

 顔立ちはどう考えたって子供。

 大人っぽい部分はあるが、まだまだ幼さを残している。その決定的な部分をサングラスで隠す。

 するとどうだろう。肝心要の顔は隠れ、外から視認できるのは彼女のスタイルだけになる。

 

 奇跡のEカップ小学生。

 そんな彼女のスタイルだけを見て、子供だと思う人間は多分いない。

 150センチと大人にはやや低身長だが、胸の膨らみが彼女を“子供”という用語から遠ざける。

 

 だから僕らは誰からも呼び止められず、ラブホテルの一室に侵入することに成功した。

 この方法で僕らは何度も、この“お忍びデート”を繰り返していた。

 

「ちょうど、大型のテレビもありますね」

 

 ラブホテルにはよくある大型液晶テレビ。その横のDVDプレイヤーに彼女の自身が映ったイメージビデオのDVDを差し込む。

 

 ラブホを利用したことのある人間ならわかるだろうが、この手のテレビにはオンデマンドでいくつかのアダルトビデオを再生する機能がある。

 それを見ながらカップルがプレイを盛り上げる。そういう光景は世の中に溢れているだろう。

 でもそのテレビにみずからが映ったDVDを映し出す女の子――しかもそれが小学生というのは、おそらく日本でも花音ちゃんぐらいかもしれない。そもそも小学生はラブホテルに入っちゃいけないけれど。

 

「はーい、お待ちかね、霧島花音ちゃんの新作でーす」

 

 新作DVDの鑑賞会。

 その名目の通り、僕らの前に彼女の新作イメージビデオが映し出される。

 僕は花音ちゃんの生粋のファンだ。彼女の新作DVDを予約購入しないわけがなく、このDVDをだって既に擦り切れるほどに視聴している。

 

 ラブホテルの大型テレビに、水着姿の花音ちゃんが映し出される。

 相変わらず見事なおっぱいだ。とても小学生には思えない。あるいは彼女のおっぱいがUー12アイドル業界を法的に終わらせるのではと言われているほどだ。

 

 イメージビデオは表向きにはただの水着撮影だが、実際は視聴者の“そういう用途”を見越して撮影されている。

 小学生の女の子が四つん這いになって膨らみかけの胸をアピールしたり、もっと露骨な内容で言うと、クッションボールの上に乗って、上下に跳ねるなんていうのはもはや定番だ。

 

 たが割と上品な内容の多い花音ちゃんのイメージビデオに、そういう露骨なシーンはあまり存在しない。まあもちろん最低限なものはあるが、世の中にはとても一般販売されるものとは思えない過激なイメージビデオも存在するから、それと比べれば霧島花音のDVDは清純派アイドルのそれに近かった。

 

 しかし今回のDVDは、僕たち霧島花音のファンの間で、物議を醸していた。

 いつもの花音ちゃんのDVDより、過激な内容が多いのだ。

 

 たとえば、この映像。

 

 花音ちゃんが少し緩めのTシャツを着て、ポージングをしている。

 そういうDVDであるから、もちろん胸の谷間は執拗に映される。相変わらず小学生とは思えない見事な胸の膨らみだ。しかしどう見てもこの花音ちゃん、中にブラも水着も着けていないのだ。

 

 正直、生乳にしか見えない。花音ちゃんのたわななEカップが、かつてないほど露わになっている。

 もちろん僕らは歓喜した。だが同時に、撮影しているカメラマンには乳首が見えているのでは?という物議が発生したのだ。たしかにこの格好、角度であれば、現場にいるカメラマンには花音ちゃんの乳首が丸見えでもおかしくない。

 

「吉野さんもそう思ってたんですかー? ニップレス着けてるに決まってるじゃないですか。こういう水着の撮影はニップレス必須ですよ。大人のグラビアイドルだってみんなそうしてるんですから」

「そ、そうなんだ……」

 

 なんだかホッとしたような、男としての夢を打ち砕かれたような、そんな気持ちだった。

 花音ちゃんの生乳首は無事だったとはいえ、世の花音ちゃんファンは知りたくない情報だろうな。念願のシャツの胸元を自由に覗き込めたとしても、そこに見えるのは霧島花音の生乳ではなく、無粋なニップレスなのだから。

 

 でもそれだけでは、物議と呼ばれるほどではない。

 Uー12アイドルのイメージビデオには、小学生なのに水着の乳首が浮いていたり、“食い込み”が映り込んでいたりするのが結構ざらだからだ。

 

 そして今回の花音ちゃんのDVDには、そういう決定的な“物議”があった。

 

 DVDの中盤。円盤を所持している人のために言っておくと、42分01秒のあたり。

 オレンジ色のビキニを着た花音ちゃんの右の乳首が、少しだけ浮いているように見えるのだ。

 

 もちろん、よく目を凝らさないとわからないレベル。しかも映ったのは数秒。

 だが“僕ら”はこういうDVDを絶えず目を凝らして見ている。生粋の花音ちゃんファンが見たら、初見でもこの“ぽっち”の存在には気付くだろう。

 

 ネットでは、軽く“祭り”になった。

 

 奇跡のUー12アイドル霧島花音がついに乳首ぽっち披露

 42分01秒付近、永久保存版

 小学生の乳首見たい奴必見

 霧島花音の新作イメビ、ロリコンにっての永久のバイブルと化す

 

 そんな内容である。

 

 ついに花音ちゃんの乳首ぽっちを拝めたと沸き立つ者。

 どうせ撮影ではニップレス着けてるんだから気のせいだろと嘯く者。

 一時期テニス選手で話題になった付け乳首だろというウルトラCを主張する者。

 

 様々な反応だったが、一瞬だけ映った乳首の感じがあまりにもリアルなので、あくまで事故的に霧島花音の乳首ぽっちが映って、偶然にも事務所の検閲をスルーして発売されたと考える人間が多かった。

 そして僕はおそらく唯一の彼女生乳首を見ている男だから、とくにその確信を強めていた。あの乳首は花音ちゃん本人のものだ。

 

「ここの乳首ぽっちの真相、知りたいですか?」

 

 その本人が、僕の目の前で嬉々として聞いてくる。

 そう。今のはあくまでネットでの噂に過ぎない。撮影現場にいなかった外野が何を言ったところで憶測の域を出ないだろう。

 

 でも今僕の目の前にいるのは、本人。

 

 現場にいたスタッフでもマネージャーさんでもない。被写体であった霧島花音本人が目の前にいるである。

 

 真相は、もちろん彼女が知っている。

 

 さっきみたいに夢を打ち砕かれる可能性もあるが、いずれにせよ「聞きたい」という僕の欲求は誤魔化せない。僕が無言のままに首肯すると、彼女は件のDVDを再生しながら、僕の耳元で囁くように、

 

「実はこのとき、片方だけニップレス外しちゃいました」

 

 衝撃的な事実を、彼女みずからが告白してしまった。

 

「え、ほんとに?」

 

 驚きだった。外れたではなく“外した”ということは、この乳首ぽっちは意図して引き起こされたものだということだ。でも霧島花音は清純派Uー12アイドルとして通っており、事務所がそんなことを許可するとは思えなかった。

 

「もちろんマネージャーさんには内緒ですよ。撮影中にこっそり外したんです。そしたらいい感じに乳首ぽっちが映るんじゃないかって。そしたらさすがはプロのカメラマン。いい感じの乳首ぽっち撮ってくれました。これ上手く明暗調整すると、乳輪の大きさまで結構わかるんですよ」

 

 実に満足そうに自分の作品(乳首ぽっちの映った水着映像)を絶賛する花音ちゃん。

 彼女は日頃から、自分のファンにもっと“過激な”映像を見てもらいたいと思っていた。

 でも事務所がそれを許してくれない。そういう不満を日頃から抱いていたという。

 

「撮影サイドは、実は過激なのを撮りたいんですよ。その方がDVDが売れるから。でもアイドル事務所は売り上げも大事だけど自社アイドルのイメージも守りたい。そこは水面下で駆け引きがあるんですよ。今回の撮影では乳首ぽっち、まんスジOKとか。アイスキャンディおしゃぶり有りとか」

 

 あまりにも生々しい内容が、小学五年生の口から語られる。まあ枕営業など当たり前と聞く芸能界の話だ。そんなやり取りがあっても不思議ではない。というかそういう意図や動きがなければ、そもそも小学生の乳首ぽっちを映したイメージビデオなんて発売されない。なかなか闇の深い業界だ。

 

「カメラマンさんとは事前に打ち合わせ済み?」

「まあそうですね。日頃からもっと過激なの撮りたいですって自分から言ってましたから」

 

 現場の人にはとんでもない小学生だなと思われていたに違いない。普通は隠したいはずの部分を、自分から撮られないなんて言っているのだから。しかも、こんな超絶美少女の巨乳小学生が。

 

「でも撮影中に外したって、どうやって?」

 

 撮影中しながら水着の中のニップレスだけを外すなんて、僕は女の子じゃないからわからないけど、ずいぶんと至難の業じゃないのかと思えた。いったん水着を脱ぐならともかく、そんなことをしたら現場で目を光らせているであるマネージャーさんにもバレてしまう。

 

「グラビア撮影って色んなポーズ取るんで、現場では結構水着がズレたりするんですよ。ニップレス越しにモロ乳とかわりとざらです。そのタイミング見計らって、マネージャーさんが見てないタイミングで剥がしちゃいました」

 

 悪戯っ子のような笑みを浮かべる花音ちゃん。やっていることはコンプラ違反だが、今回は彼女の企みが功を奏し、目論見通り映像が世に出た。

 おかげでネットは祭りになり、霧島花音は本当の意味で伝説のUー12アイドルになったのである。

 

「私なりのファンサービス、皆さんに届きましたか?」

 

 耳に息を吹きかけながら、僕の股間に手を伸ばす花音ちゃん。

 

 ファンサービス。

 そう。この子にとっては乳首ぽっちはファンサービスに過ぎないのだ。

 握手会で会ったファン一人ひとりに犯されるところまで妄想しているのだ。乳首ぽっちなんてわけない。

 

「も、もちろん、届いたよ……」

 

 服の上から、花音ちゃんが僕のチンポを揉みしだいてくる。正直DVDが再生された直後から半勃ちだった。だってそうだろう。小学生が水着を着てエッチなポーズを取っている映像の横で、その生身の本人が映像を解説していたのだから。

 

「私の乳首ぽっち見て、このロリコンチンポ、シコってくれました?」

「に、二十回は出したと思う……」

 

 雪乃ちゃんには悪いけど、真実だった。この疑惑のシーンを見て、僕はチンポが擦り切れるほどシゴいてしまった。

 

「吉野さんは私の生乳首いっぱい見てるじゃないですか」

「そうだけど、こういうハプニング的に映るのはまた別の良さがあって……」

「相変わらず変態さんですね」

 

 くすりと笑う小学生。その妖艶さは、とても普段ランドセルを背負う十一歳のものとは思えない。

 

「でも、だったらぽっち見せた甲斐あります。個人的には乳輪くらい映ってもよかったんですけどね」

 

 そんなことをしたら祭りを通り越して事件だ。霧島花音は映像媒体で乳輪を晒したEカップ小学生として、未来永劫語り継がれることだろう。

 

「たかが乳首ですよ? 男の人はプールでも平気で乳首晒してるじゃないですか」

「さすがにそれとこれとは……」

 

 花音ちゃんは本当に、ファンの男たちに自分の乳首を見られてもいいと思っている。というか、“見られたい”とすら思っているのだ。だからこそUー12アイドルなんていう特殊な道を進むし、ロリコンであるファンの一人ひとりに“特殊なファンサービス”をする妄想なんてするのである。

 

「本当だったらDVD発売記念の握手会でも、ファンの人たちに逐一感想聞きたいんですよ?」

 

 そんなことしても、いち大人のファンとしては「とても可愛かった」としか言えないだろう。まさか本人を目の前にして、しかも相手はれっきとした小学生で、そんな子相手に「相変わらずおっぱいが超エロかった」などとは口が裂けても言えない。

 

「でも吉野さんは、“そういう目的”で私のDVD見てるんですよね?」

「そ、そりゃあね」

 

 問い詰めるように、僕のチンポを握る力を強める花音ちゃん。

 DVDの被写体である本人に勃起チンポをシゴかれながら、綺麗事の下に隠された本音を引き出される。僕たちロリコンは、みんな花音ちゃんのおっぱいを見ている。服の上からでも僕らはその“膨らみ”が見たくて、わざわざお金を払って握手会に参加しているのだ。

 

「そういうところ、もっと大人も正直になればいいのに。被写体の女の子たちだって、購買者が自分の身体でシコってることなんてちゃんとわかってますよ」

 

 まあそうなんだろうなと、薄々勘付いてはいた。

 この子たちはどこまで“自分たちの業界”のことをわかっているのだろうと、疑問に思わないジュニアアイドルファンはいない。

 

 でもお互いに面と向かってそんなことは言わない。

 ある意味で暗黙の了解で成り立っている業界なのだ。でも花音ちゃんは珍しく、その暗黙の了解が“無粋”だと考える稀有な存在なのである。そしてそりにもよってその子が、現状Uー12アイドル業界を牽引している。

 

「私が握手会のときにファンの人に言ってほしいのは、『今回のDVDもいっぱい射精できたよ』っていう率直な感想なんです」

 

 彼女は包み隠ず、どストレートな言葉で語る。それが彼女、霧島花音だからだ。

 だからこそ彼女は何の外連味も、過激な撮影もなしで、この業界のトップまで上り詰めたのだ。

 

 ただそのいささかそのストレートすぎる本音は、現状の法律や道徳観念と照らし合わせても、ズレていると言わざるを得ない。

 

「そんな感想は言われたらなんて答えるんだよ」

 

 普通だったら、事案。

 剥がし役のスタッフに引き剥がされて即行で警察に通報される。相手は紛れもない小学生の女の子なのだから。

 

「もちろん『嬉しいです。これからも私のDVDでいっぱいシコって下さいね』って言いますけど」

 

 そう。これが彼女の本音である。

 

 前に彼女が言っていた。霧島花音の本当の夢は、今の年齢のままモザイク無しのアダルトビデオに出演することらしい。

 とんでもない夢だと思うが、彼女はそれだけ本気で、自分の身体でファンに“シコって”ほしいのである。

 

 霧島花音にとってファンとは、射精させるための対象。

 変態たちが金玉に溜め込んだ白濁液を、どれだけ射精させられるかが勝負だと思っている。

 

 でも事務所や社会通念や法律がそれを許さない。

 だからこそ彼女は区民センターの個室トイレでファンのことを想像して、オナニーするという“程度”のことで自分の願望を満たしていた。

 

「でも私の“推しファン一位”である吉野さんのおちんちんは、ちゃんと私の手で射精させてあげますからね」

「あぁ……」

 

 花音ちゃんにとって僕は、唯一直接“射精させてあげられる”ファン。

 奇跡のような巡り合わせで出会えた僕という“ファン”を、彼女が手放してくれるわけがない。

 

「すっごい……吉野さんのロリコンチンポ、びんびん」

 

 言葉通りびんびんになったチンポを、Uー12アイドルの指先で軽くデコピンされる。

 そして指先で裏筋あたりをなぞりながら、花音ちゃんはすでに生で露出させられた僕のペニスを手コキしていくる。

 

 伝説のUー12アイドル。

 つい先日DVDの乳首ぽっち疑惑でレジェンドまで昇格した彼女が、今は僕の怒張したチンポを手のひらでシゴいている。

 

「出したいなら、ちゃんと“おねだり”してくださいね」

「ああっ――」

 

 大人の鈴口から出たカウパーを潤滑油にして、最高に気持ちいい手コキを披露してくれる花音ちゃん。

 でも最近になって彼女は、僕を射精させるときに“ある要求”をしてくるようになった。

 いや、要求をさせられるのは僕の方だ。正確に言うと、おねだり。

 たとえば、

 

「ぼ、僕のロリコンチンポをっ、花音ちゃんの手のひらで射精させてほしいっ――」

 

 大人として“みっともない”、ロリコン犯罪者告白も兼ねたおねだりを要求するようになったのだ。

 

「吉野さん、今何歳でしたっけ?」

「さ、三十三ですっ……」

「三十三歳の大人が、小学五年生のおっぱいDVD見てこーんなにおちんちん勃起させてるんですかー?」

「そ、そうですっ」

「うわー、おちんぽがっちがち。先っぽからえっちなお汁出てますよ? みっともないって思いません?」

「お、思いますっ……」

 

 情けない。

 みっともない。

 

 自分でもそう思う。

 でもその“みっともなさ”が、ありえないほど気持ち良かった。霧島花音ちゃんの生手コキ、雪乃や明日香の百倍気持ちいい。

 

「じゃあいつものやつ言ってください。吉野さんは何者ですか? 小学生を自動車事故から助けた聖人君子さんですか?」

「ち、ちがいます……」

 

 雪乃ちゃんとのことは、花音ちゃんも既に知っている。僕がこれまで何人の小学生とセックスしたか、面白半分に聞き出された。というか、あれは吐かされたと言っても過言ではない。あのときの乳首コキは本当にありえないほど気持ちよかったけど。

 

「じゃあ何ですか? 言ってみてください」

 

 カウパー手コキの握り方を強めながら、花音ちゃんが催促してくる。もう射精させる気満々。そして、僕に“言わせる気”満々だ。

 

 だから僕は、もうすべての社会通念をかなぐり捨てて、

 

「僕、吉野孝太郎三十歳はっ、小学生の女の子とガチハメセックスしたいロリコン犯罪者ですっ!!!」

 

 僕の“本当の正体”が何であるか、みっともなく告白する。

 それを聞き届けた花音ちゃんは、

 

「はい、よくできました」

 

 小学生とは思えない、とんでもないどエロにぎにぎ手コキで、

 

「ああっ!!!」

 

 大人の僕のチンポを、いともたやすく射精させてしまったのである。

 

 睾丸から解き放たれた精液が尿道を通り、鈴口から中空に放出される。一射、二射、三射。その間、花音ちゃんは僕の金玉をマッサージするのを忘れない。

 

 僕という大人が、霧島花音というアイドルの一人のファンが、霧島花音でいっぱい射精できるように、精一杯アシストしてくれているのである。

 

 言うなればこれは、霧島花音のファンサービス。

 

 僕は霧島花音のファン代表として、花音ちゃん本人にチンポを握らせているのである。

 

 そして彼女は、僕の金玉を一度の放出ですっからかんになるまで射精させてから、

 

「霧島花音のとっておきの“イメージビデオ”、もちろん吉野さんも一緒に撮影してくれますよね?」

 

 持ってきた鞄から、最新型のビデオカメラを取り出したのだった――。

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